PAGE TOP ↑

柔道1

柔道2
柔道4 柔道5

eJudoとは?情報募集・お問い合わせサイトマップ

白川剛章が高校選手権に続く2冠達成、他を圧する地力の高さ見せつける・インターハイ柔道競技90kg級レポート

(2014年9月14日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版9月14日掲載記事より転載・編集しています。
ドコモ版QRコード
docomo版QRコード
KDDI版QRコード
au版QRコード
白川剛章が高校選手権に続く2冠達成、他を圧する地力の高さ見せつける
インターハイ柔道競技90kg級レポート
eJudo Photo
2回戦、玉置玉が貫目純矢を袖釣込腰で巻き込み投げて「技有」を奪う

もと全日本カデ王者の貫目純矢(崇徳高3年)が初戦敗退。2回戦で玉置玉(旭川大高3年)を相手に「指導」一つをリードしてゆったりと試合を進めていたが、終盤にで背負投を思い切り食って転がり「技有」失陥。前日の団体戦で食った一本負けをイメージさせるような豪快な一撃だった。この時点で残り時間は僅か22秒、状況を積み上げることで勝負するタイプの貫目にもはや取り返す時間はなく、無念の敗戦となった。

eJudo Photo
3回戦、長田治親が安達健太から右大内刈で「技有」を奪う

高校選手権準優勝の安達健太(作陽高3年)は3回戦で敗退。ここまで2試合を一本勝ちしているダークホース長田治親(秋田高3年)を相手に「指導」をリードしていたが、長身の相手の執拗な右大内刈に体勢を崩し、終盤に痛恨の「技有」失陥。そのまま抑え込まれて合技「一本」(3:20)で畳を去ることとなった。

決勝に進出したのは白川剛章(福井工大福井高3年)と二見省吾(相洋高3年)。上記の番狂わせはあったが、決勝は予想通りの強者対決となった。

eJudo Photo
2回戦、白川剛章が田中大勝を右内股「一本」に仕留める

高校選手権王者の白川の勝ち上がりは抜群。2回戦は田中大勝(青森北高3年)を内股「一本」(1:53)、3回戦は前戦で高木育純(神戸国際大附高3年)を「指導1」優勢で凌ぐと、準々決勝は前述の長田治親を横四方固「一本」(2:06)、準決勝は九州王者川野義文(東海大五高3年)を「指導2」優勢で降して決勝進出。徹底マークを跳ね除け、高校二冠を狙って臨む総まとめの試合。

eJudo Photo
1回戦、二見省吾が村岡大地の首をロックし浮落とし「一本」

一方の二見は高校選手権3位。同大会は不調だったが、神奈川県予選を全て秒殺「一本」で勝ち抜くなど一段スケールを増して臨んだ今大会は本領を発揮、1回戦の強敵村岡大地(高川学園高3年)戦は開始早々に袖釣込腰「有効」、さらに57秒浮落「一本」で勝利。2回戦はテンギスバトサイハン(日本航空石川高)3年を合技(2:35)、3回戦は立石勇太(延岡学園高2年)を裏投(0:39)、準々決勝は植田蒼太朗(浜松商高3年)を内股(2:35)、準決勝は鷹野仁(佐久長聖高3年)を合技(1:28)と5試合全てを一本勝ち、素晴らしい内容で決勝まで辿り着いた。

eJudo Photo
二見横落に打って出るが、白川余裕を持って潰し「待て」

決勝は白川が右、二見が左組みのケンカ四つ。
白川が押し込み、二見が回り込むという構図が続き、26秒双方に「指導」。
直後二見は横落に打って出るが潰れて「待て」。

引き手争いが続く中、1分28秒双方に「取り組まない」判断の「指導2」宣告。スコア上はタイだが、一貫して白川が攻撃志向、二見は意外なほどに慎重。

続く展開、白川はガップリ組んで右外刈、さらに激しく上下にあおりを呉れる。二見は釣り手をロックして対処するが白川は動き良くこれを寄せ開き、右小外刈、支釣込足、右大内刈と繰り出しながらいつでも大技に飛び込める位置、間合いを整え続ける。圧に耐えかねた二見は引き手を切り離し、2分15秒二見に3つ目の「指導」が宣告される。

eJudo Photo
白川が右大外刈で攻める

自信を得た白川は組み手の優位を確保しつつ支釣込足を放ち続け、1分6秒には二見大きく体勢を崩して畳に落ち「待て」。

残り30秒を切ったとこどえまたもや白川に押し込まれた二見、両袖の組み手から両腕を捻り、自身が天井を向く形の横落に打って出るが、この技の直後審判団が合議。技を仕掛ける以前に犯した「場外」の反則が適用されて、二見に4つ目の「指導」宣告。二見の反則負けにより3分28秒試合終了、白川の優勝が決まった。

一発の威力抜群と思われた二見だが、反撃のきっかけすら掴めぬまま、武器を振るう機会を伺ったままという印象で敗退。決勝では白川の前進の前に仕掛ける技はほとんどすべてが下がりながら、潰されながらの技で、持ち味を発揮することが出来なかった。釘丸戦、川野戦と勝負どころと思われた試合いずれも「指導」で勝ち抜いた白川の空恐ろしいほどの地力の強さがこの決勝も発揮された恰好で、白川は高校選手権に続く高校2冠達成。技の威力を怖れられて徹底マークにあった白川が、地力を上積みすることで重囲を突破したという形の階級であった

eJudo Photo
高校2冠達成の白川剛章

【入賞者】

優 勝:白川剛章(福井工大福井高3年)
準優勝:二見省吾(相洋高3年)
第三位:川野義文(東海大五高3年)、鷹野仁(佐久長聖高3年)
敢闘賞:池上大貴(東海大仰星高2年)、長田治親(秋田高3年)、近藤優貴(国東高3年)、植田蒼太朗(浜松商高3年)

白川剛章選手のコメント
「期待に応えようと頑張りました。まだ組み手も甘いし、技出しも遅い。このあたりが次の課題です。国際大会に出てみて、海外選手は手足が長くてやりにくいなというのが正直な感想ですが、そういうことも言っていられない。ひとつひとつ勝って、克服していきたい。将来はオリンピックに出たいです」


【準々決勝】

川野義文(東海大五高3年)○内股(0:32)△池上大貴(東海大仰星高2年)
白川剛章(福井工大福井高3年)○横四方固(2:06)△長田治親(秋田高3年)
鷹野仁(佐久長聖高3年)○上四方固(4:20)△近藤優貴(国東高3年)
二見省吾(相洋高3年)○内股(2:35)△植田蒼太朗(浜松商高3年)

【準決勝】

白川剛章○優勢[指導2]△川野義文
二見省吾○合技(1:28)△鷹野仁

【決勝】

白川剛章○反則[指導4](1:28)△二見省吾

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版9月14日掲載記事より転載・編集しています。
ドコモ版QRコード
docomo版QRコード
KDDI版QRコード
au版QRコード

→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る




supported by KAYAC 運営会社サイトポリシー  RSS copyright (c) 2005 ejudo all rights reserved.