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アルベールがポリング一蹴し連覇達成、ノーシードのヌンイラ華蓮が2位入賞の快挙・チェリャビンスク世界柔道選手権70kg級レポート

(2014年8月30日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版8月30日掲載記事より転載・編集しています。
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アルベールがポリング一蹴し連覇達成、ノーシードのヌンイラ華蓮が2位入賞の快挙
チェリャビンスク世界柔道選手権70kg級レポート
【成績上位者】 エントリー33名

1.ALVEAR, Yuri(COL)
2.NUN IRA, Karen(JPN)
3.CORTES ALDAMA, Onix(CUB)
3.KLYS, Katarzyna(POL)
5.MATIC, Barbara(CRO)
5.POLLING, Kim(NED)
7.MATNIYAZOVA, Gulnoza(UZB)
7.ZUPANCIC, Kelita(CAN)

ユリ・アルベール(コロンビア)が連覇達成。
2回戦はリン・モッソン(ルクセンブルク)を右大外刈「有効」、3回戦はバーバラ・ティモ(ブラジル)を右払巻込「有効」と立ち上がりは静かだったが準々決勝から加速。ケンカ四つのオニキス・コルテスアルダマ(キューバ)を右大内刈から右内股の連絡技で「技有」、さらに内股返「一本」(3:06)と圧倒して決勝ラウンド進出決定、準決勝ではトーナメント最大の好カード、第1シード選手キム・ポリング(オランダ)戦を迎える。

会場が息を呑んで見つめるこの一番はアルベール、ポリングともに右組みの相四つ。
ポリング開始早々に左一本背負投に掛け潰れる。明らかに向かない体勢からひとまず放ったこの技、状況の向き不向きに関わらず一番の得意技をとりあえず放つというこの煮詰まった選択にあるいは力関係はアルベールが上かとの観測が会場を包む。

続く展開、アルベールが釣り手を肩越しに入れた右大外刈。ポリング得意の裏投で迎え撃ち完全に相手の体を抱え上げるが、アルベールは釣り手を緩めず高空から乗り込み刈って「技有」を獲得、40秒。早くも後のなくなったポリングはもはやこれしかないとばかりに裏投を連発するがボディバランスの良いアルベールはことごとく畳に降り、むしろポリングは仕掛ける都度、着地した相手の前に自身が隙を見せることになるという苦しい様相。

ポリングまたもや思い切った裏投。アルベールは体捌き良くかわし、投げ切ろうと体を捻りながら膝をついたポリングを引き起こして右大外巻込「有効」、1分22秒。
もはや自分のパワーでは通じない、と観念したかのようにポリングは失速。1分57秒、アルベールの右外巻込が高い打点で決まって「一本」。パワー自慢のポリングをパワーで圧倒、「有効」「技有」「一本」と揃ったサイクルヒット状態で、アルベール見事決勝進出決定。

アルベールがダークホースのヌンイラ華蓮と対峙した決勝は、双方右組みの相四つ。
アルベール始まるなり上から目線の肩越しクロス、あるいは奥襟で相手の頭を下げておき、右大外刈、右払巻込と立て続けに仕掛けて一方的展開。
50秒過ぎ、アルベールが肩越しに釣り手を入れて右大内刈。裏投を狙ったヌンイラが背中に抱きつき、間合い一合。アルベールは踏ん張ろうとしたヌンイラが右足に重心を移すその機に合わせて右小内刈を滑り込ませる。タイミングドンピシャリのこの技にヌンイラはまっさかさまに畳に落ち「一本」。アルベールが見事に優勝を決めた。アルベールは2009年ロッテルダム大会、2013年リオ大会に続く2年連続3度目の世界選手権制覇。

敗れたヌンイラは大健闘。1回戦、2回戦ともにローランキング選手に「技有」を先行されるという苦しい試合だったが、集中を切らずにいずれも逆転の一本勝ち。準々決勝ではケリタ・ズパンシック(カナダ)も破り、見事世界選手権初出場で銀メダルを獲得した。

3位には田知本遥キラーとしておなじみのオニキス・コルテス アルダマ(コロンビア)と新鋭カタリナ・クリス(ポーランド)が優勝。キムはアルベール戦のショック抜けきらずといった様相で、3位決定戦はクリスの右小内巻込を棒立ちで受け損ね「技有」失陥。5位に沈んだ。

準決勝以降の結果とヌンイラの勝ち上がり詳細は下記。

【準決勝】

ユリ・アルベール(コロンビア)○外巻込△キム・ポリング(オランダ)
ヌンイラ華蓮○腕挫十字固(2:17)△バーバラ・マティッツ(クロアチア)

【3位決定戦】

オニキス・コルテス アルダマ(コロンビア)○内股(2:12)△バーバラ・マティッツ(クロアチア)
カタリナ・クリス(ポーランド)○優勢[技有・小内巻込]△キム・ポリング(オランダ)

【決勝】

ユリ・アルベール○小内刈(1:01)△ヌンイラ華蓮

■日本選手勝ち上がり

ヌンイラ華蓮(了徳寺学園職)
成績:

[2回戦]

ヌンイラ華蓮○横四方固(2:56)ニアン・アッスマー(モロッコ)

ヌンイラ右、ニアン左組みのケンカ四つ。
ヌンイラ両襟から内股、大内刈と放って気合十分。1分48秒で「指導2」まで得る。
しかし2分14秒、アッスマーが組み際に放った隅返に捕まり「技有」失陥。
しかしヌンイラ被って抑え込み。足を絡まれて2度「解けた」が宣告されるが抑え直して一本勝ち。

[3回戦]

ヌンイラ華蓮○大外返(2:34)△ゾウ・チャオ(中国)

ヌンイラ両襟。16秒、ゾウはその袖をずらして右袖釣込腰「技有」を失う。
中盤ヌンイラ思い切った右大内刈「技有」。スコアをタイに戻す。

徐々に攻めのパターンの少なさがハッキリしてきた相手に対しヌンイラ小外刈を中心にジリジリ前進。
2分34秒、追い詰められた相手が両袖の右大外刈。ヌンイラ呼び込んで刈り返し「一本」。

[準々決勝]

ヌンイラ華蓮○優勢[技有・浮落]△ケリタ・ズパンシック(カナダ)

ケンカ四つ。腰の差しあいが続く。
1分36秒、ズパンシックが斜めから低く左小外刈。ヌンイラ躱して、潰れた相手と一瞬正対。押し込んで「技有」。
ズパンシック追撃。残り18秒でヌンイラに偽装攻撃の「指導3」が入るが、なんとか逃げ切り時間。

[準決勝]

ヌンイラ華蓮○腕挫十字固(△バーバラ・マティッツ(クロアチア)


[決勝]

ヌンイラ華蓮△小内刈(1:01)○ユリ・アルベール(コロンビア)

右相四つ。アルベールが釣り手をクロスに入れて右大内刈。背中を抱いて食いつくが小内刈に変化されるとついていけず、真裏に転がり「一本」。

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