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イリアディスが王座返り咲きで3度目の優勝、若手グループからはトートが大躍進の2位・チェリャビンスク世界柔道選手権90kg級レポート

(2014年8月30日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版8月30日掲載記事より転載・編集しています。
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イリアディスが王座返り咲きで3度目の優勝、若手グループからはトートが大躍進の2位
チェリャビンスク世界柔道選手権90kg級レポート
【成績上位者】 エントリー48名
1.ILIADIS, Ilias(GRE)
2.TOTH, Krisztian(HUN)
3.LIPARTELIANI, Varlam(GEO)
3.VOPROSOV, Kirill(RUS)
5.DENISOV, Kirill(RUS)
5.JURAEV, Sherali(UZB)
7.ELMONT, Guillaume(NED)
7.NHABALI, Quedjau(UKR)

優勝候補筆頭のヴァーラム・リパルテリアニ(グルジア)が準々決勝でトーナメントから脱落。今季躍進著しい20歳のクリスティアン・トート(ハンガリー)との壮絶な抱え合いの末に「指導2」対「指導1」で苦杯を喫した。3位決定戦はシェラリ・ジュラエフ(ウズベキスタン)を釣込腰「一本」に仕留めて銅メダルは確保したが、試合後は目に悔し涙。実力ナンバーワンと評されながら昨年決勝の敗退に引き続き、またしても世界選手権制覇はならなかった。

金メダルを浚ったのは27歳の「柔道小僧」イリアス・イリアディス(ギリシャ)。2回戦はメルビン・ロドリゲス(ベネズエラ)を浮腰「一本」(3:05)、3回戦はセリオ・ディアス(ポルトガル)を「指導3」まで追い詰めて脇を差しての右払腰で「一本」(4:58)、準々決勝はギオム・エルモント(オランダ)を組み手で圧倒して「指導4」の反則(4:11)で勝ち抜け、準決勝はシェラリ・ジュラエフ(ウズベキスタン)から右釣込腰で「有効」を奪っての優勢勝ち。

トーツと対峙した決勝はクロスグリップで帯を掴み、自身の右大外刈から始まった攻防を右外巻込で締めて見事な一本勝ち。2010年東京大会、2011年パリ大会に続く世界選手権3度目、2大会ぶりの優勝を決めた。

戦後イリアディスは「リパルテリアニが強いと思っていたが、今日は私に運があった。これが柔道だ」とにこやかにインタビューに応え「王者に返り咲くのは本当に難しいと思っていた。だから試合や稽古でもハードワークを続けた。今はひとまず休みたいの一言」と激戦を振り返っていた。

トートは前述の通り準々決勝でリパルテルアニに勝利し、準決勝ではキリル・ヴォポロソフ(ロシア)に移腰で一本勝ちを果たすなど今大会の台風の目。極めて体力を消耗するはずの「やぐら投げ」を仕掛け続けて強豪に連勝、決勝でも幾度もこれを試みてイリアディスの心胆を寒からしめた。世界ジュニア王者のベカ・グビニアシビリ(グルジア)が2回戦でヴォプロソフに出足払であっさり一本負け、グランドスラム東京王者のベイカー茉秋が2回戦でトーナメントから姿を消すなど前評判の高い同世代選手が次々畳を降りる中で、次世代のリーダーとして完全に一歩抜け出す大活躍だった。

若手では21歳のセリオ・ディアス(ポルトガル)も非常に目立っていた。2回戦ではベイカーをパワーで圧倒し真っ向からの大外刈で一本勝ち。3回戦ではイリアディスのインサイドワークの前に「指導」を重ねられ、一か八かの一発勝負に出た残り2秒で払腰を食ってしまったが、内容は一歩も引けを取っていなかった。

準決勝以降の結果とベイカーの勝ち上がり詳細は下記。

【準決勝】

クリスチャン・トーツ(ハンガリー)○GS有効・移腰(GS1:53)△キリル・ヴォプロソフ(ロシア)

イリアス・イリアディス(ギリシャ)○優勢[有効・釣込腰]△シェラリ・ジュラエフ(ウズベキスタン)

【3位決定戦】

ヴァーラム・リパルテリアニ○釣込腰(3:18)△シェラリ・ジュラエフ(ウズベキスタン)
キリル・ヴォプロソフ(ロシア)○棄権△キリル・デニソフ(ロシア)

【決勝】

イリアス・イリアディス(ギリシャ)○外巻込(2:04)△クリスティアン・トーツ(ハンガリー)



■日本選手勝ち上がり

ベイカー茉秋(東海大2年)
成績:2回戦敗退

[1回戦]

ベイカー茉秋○横四方固(2:54)△ヴァディム・シンヤフスキー(ウクライナ)

ベイカーが右、シンヤフスキーが左組みのケンカ四つ。「指導2」対「指導1」でベイカーリードの中盤、シンヤフスキーが左小外刈。ベイカー透かして乗り込み、横四方固で一本勝ち。


[2回戦]

ベイカー茉秋△大外刈(1:55)○セリオ・ディアス(ポルトガル)

ケンカ四つ。長身の相手に組み手がかみ合わず苦しい攻防、「指導」2つを失う。
1分55秒、ディアスが左大外刈。まず刈り足で相手の動きを止め、踏み込んで
真裏に投げるお手本のような技は豪快に決まって「一本」。ベイカー、次で待ち受けるイリアディスとの手合せ叶わず。

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版8月30日掲載記事より転載・編集しています。
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