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いよいよ初優勝に挑むポリングの出来に注目。ヌンイラ華蓮は組み合わせに恵まれ表彰台狙う・チェリャビンスク世界柔道選手権70kg級展望

(2014年8月29日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版8月29日掲載記事より転載・編集しています。
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いよいよ初優勝に挑むポリングの出来に注目。ヌンイラ華蓮は組み合わせに恵まれ表彰台狙う
チェリャビンスク世界柔道選手権70kg級展望
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初代表のヌンイラ華蓮

■日本代表選手
ヌンイラ華蓮(了徳寺学園職)
23歳 ワールドランキング38位

主な戦績:2013年、2014年全日本選抜体重別優勝、2013年講道館杯優勝
最近の成績:2014年2月ヨーロッパオープン・ローマ1位、2014年6月グランプリ・ブダペス3位

■有力選手×階級概況

キム・ポリング(オランダ)の力が一段抜けている。2013年に「組み合う」新ルールが試行されるや大ブレイク、世界選手権までのハイレベル大会全てに優勝して一気に階級の主役へと躍り出た。キムは昨年8つの国際大会に出場して6大会で優勝、年間わずか2敗しかしていないが、そのうちの1つがこの世界選手権。最強選手ポリングが唯一取り逃したこの世界選手権で今度こそ優勝を飾ることが出来るかどうか、というのがこの階級最大の見どころ。
ポリングはパワーを生かしての接近戦が得意。奥襟を持って接近、まず圧力を掛けて内股と大内刈で投げに掛かり、相手が嫌って逃げの技を仕掛ければ腰を抱いての強引な裏投、それでもダメならこの戦い方が相手に刷り込まれたところで逆方向への一本背負投で獲り切る、という三段構えを採っており、その戦い方は非常にロジカル。単なる「力任せ」の選手におさまらないしっかりした手立てを持った選手でもある。軸がなかなかブレない受けの強さもあり、少なくとも立ち勝負でこの人を攻略するのは容易ではない。昨年キム・センヨン(韓国)の担ぎ技で手数を稼ぐ作戦に嵌って準決勝で敗退(3位)したが、今年もポリング対策としてポイントゲームを仕掛けて勝ちを拾おうという作戦を仕掛けてくる強者が必ず出てくるはず。山場はその試合になるはずだ。調整大会として参加したグランドスラム・チュメンでも勝利して調子は上向きと見る。

対抗馬は2009年ロッテルダム大会、2013年リオ大会と2度世界選手権を制しているベテランのユリ・アルベール(コロンビア)。大会にコンディションを合わせてくるかによって大きくパフォーマンスの変わる選手であるが、無理やり引っ張り出された形のグランドスラム東京の後、今年は欧州遠征に出ずに調整に専念。7月、8月とパンナム地域の大会に出て優勝しており、本番に向けた調整は万全と予想される。
右組みの選手だが、左に組み替えての逆技も厭わず、勝負どころで決めるのはむしろ左技。左右にスイッチしながら的を絞らせず、腰の強さを生かした技で締めるのが必勝パターン。

続く勢力はラウラ・ファルカスコッホ(ドイツ)、ケリタ・ズパンシック(カナダ)、サリー・コンウェイ(イングランド)らツアー皆勤でランキングを上げてきた選手たち、それに前述のキム・センヨン、もと世界王者エマヌに変わって代表を務める若手のファニー・エステル・ポスヴィト(フランス)らが食い込まんと虎視耽々と上位を狙う。このダンゴ状態の中、若手ではイリヤナ・マルツォク(ドイツ)が非常に力を伸ばしており、調整次第ではこの集団から一気に抜け出す可能性もある。要注目。
日本代表のヌンイラ華蓮(環太平洋大)は最新のワールドランキングが38位(8月5日時点)で世界的にはまさしく無印。奥襟を叩いて組み勝ち、得意の大内刈を叩きいれて大外刈で仕留める「上から目線」の柔道が持ち味。まだ表彰台を狙うレベルの強豪からの勝利はないが、良くも悪くもこの柔道を貫くしかヌンイラの生き残る道はない。シード権はなく、入賞に絡む位置まで勝ち上がれるかどうかはトーナメントのどの位置に入るかに掛かる。
現実的な目標は入賞、組み合わせ配置が大きくその運命を分ける。

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ポリングは悲願の初優勝なるか

■組み合わせ

【Aブロック】

ポリングの山。直下にイリナ・ガジエワ(ロシア)がいるが勝ち上がりが揺れることはなさそう。
Bシードにキム・センヨンがおりツェンドアユシュ・ナランジャルガル(モンゴル)がいるが、ここを勝ち抜けば準々決勝はポリング-キムの因縁カードの実現となる。ポリングは昨年キムの手数攻撃で敗れたが以後の対戦では全勝。昨年のトラウマの払拭なるか。

【Bブロック】

ユリ・アルベールの山。逆側はサリー・コンウェイ(イギリス)とコルテスアルダマ(キューバ)、エカテリーナ・デニセンコワ(ロシア)のマッチレース。出来不出来の激しいアルベールの特徴もあり、勝ち上がりを読むのが難しいブロック。

【Cブロック】

2回戦でAシードのラウラ・ファルカスコッホとファニー・エステルポスヴィト(フランス)が激突する。Bシードにベルナデッテ・グラフ(オーストリア)がいるが、この一番を勝ち上がったものがそのままベスト4進出と踏んでおくべきではないだろうか。

【Dブロック】

ズパンシックの山。ヌンイラは比較的攻略しやすいズパンシックのブロックの、さらに下側の山に配されるという幸運。初戦のアッセマ・ニアン(モロッコ)を突破すればベスト8進出までは現実的な線だ。

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版8月29日掲載記事より転載・編集しています。
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