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海老沼匡が3連覇達成、地元ロシアは表彰台に2人を送り込む・チェリャビンスク世界柔道選手66kg級レポート

(2014年8月27日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版8月27日掲載記事より転載・編集しています。
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海老沼匡が3連覇達成、地元ロシアは表彰台に2人を送り込む
チェリャビンスク世界柔道選手66kg級レポート
【成績上位者】 エントリー64名
1.EBINUMA, Masashi(JPN)
2.PULYAEV, Mikhail(RUS)
3.KHAN-MAGOMEDOV, Kamal(RUS)
3.ZANTARAIA, Georgii(UKR)
5.KORVAL, Loic(FRA)
5.TAKAICHI, Kengo(JPN)
7.MA, Duanbin(CHN)
7.SOBIROV, Rishod(UZB)

2011年パリ大会、2013年リオ大会に続く3連覇を狙う海老沼匡が見事優勝。準々決勝のゲオルギー・ザンタライア(ウクライナ)戦は投げても投げても一回転して腹から落ちるザンタライア独特の受けと、審判委員からのインカムによる「技有」取り消し指示にフリーズして以後のジャッジの主体性を欠いた主審の鈍い動きに苦しんで大消耗戦。しかし攻めを緩めずGS延長戦1分11秒に2つ目の「指導」を奪ってなんとか勝ち抜け。
準決勝はこの日絶好調のロイック・コーバル(フランス)に「指導」2つを奪って勝利すると、決勝は地元ロシアの期待を背負うミハエル・プルヤエフ(ロシア)から鮮やかな左内股「一本」を奪って勝利。見事金メダルを獲得した。

試合後海老沼は「(決勝は)狙っていた形」と笑顔でインタビューに応え、「(前日に行われた60kg級の)高藤選手でも負けることがあるんだな、と肝に銘じて試合をしました」とコメント。立って、寝てと隙なく攻め続けたこの日の激戦6試合を振り返っていた。

3位には地元ロシアの中堅選手カマル・カンマゴメドフとザンタライアが入賞。

デヴィド・ラローズを押しのけて代表の座をモノにしたベテランのロイック・コーバル(フランス)は前述の通りこの日素晴らしい出来であったが、3位決定戦でカンマゴメドフに仕掛けた一本背負投を抱分に切り返され「有効」失陥で惜しくも敗戦。5位に終わった。

優勝候補筆頭と目されたチャールズ・チバナ(ブラジル)は初戦から動き悪し。4回戦ではもと60kg級世界王者のリショド・ソビロフ(ウズベキスタン)と消耗戦を繰り広げた挙句、残り26秒で肩車を食って一本負け。動きは重く、発想硬く、技に入っても決め切るだけの体の強さなく、僅か1か月前のグランドスラム・チュメンで見せた素晴らしい柔道が幻であるかのような煮詰まったパフォーマンスだった。前日に48kg級のサラ・メネゼス、60kg級のフェリペ・キタダイと五輪メダリスト2人が初戦敗退しているブラジルの不調、ここに来て極まった感あり。

ソビロフは敗者復活戦で実現したザンタライアとの60kg級世界王者対決をGS延長戦払巻込「有効」で落として7位。しかし階級転向2年にして初の入賞、ようやく存在感を示した大会となった。

日本の第2代表高市賢悟は強豪の影薄いブロックを順調に勝ち上がったが、準決勝でプルヤエフ、3位決定戦でザンタライアに連敗して5位に終わった。

準決勝以降の結果と日本選手の勝ち上がり詳細は下記。

【準決勝】

海老沼匡○優勢[指導2]△ロイック・コーバル(フランス)
ミハエル・プルヤエフ(ロシア)○優勢[技有・隅落]△高市賢悟

【3位決定戦】

ゲオルギー・ザンタライア(ウクライナ)○優勢[指導1]△高市賢悟
カマル・カンマゴメドフ(ロシア)○優勢[有効・抱分]△ロイック・コーバル

【決勝】

海老沼匡○内股(1:52)△ミハエル・プルヤエフ

■日本選手勝ち上がり

海老沼匡(パーク24)
成績:優勝

[2回戦]

海老沼匡○片手絞(1:49)△ジェイム・マタ(アルバ)

海老沼が左、マタは右組みのケンカ四つ。海老沼の右一本背負投、両者潰れたところから海老沼足を抱えて片手絞「一本」

[3回戦]

海老沼匡○優勢[技有・小内巻込]△ヒョン・ソン チョル(北朝鮮)

左相四つ。海老沼左一本背負投に左背負投で度々相手を投げ上げるが、着地の段で決めきれずなかなかポイントとならない。
2分55秒、組み際に左小内巻込に入り込み「技有」奪取。

[4回戦]

海老沼匡○合技(4:02)△セルゲイ・リム(カザフスタン)

海老沼が次々ポイント奪取。1分9秒組み際の左大外刈「有効」、1分53秒右袖釣込腰「有効」、2分55秒左背負投「技有」。
4分2秒に海老沼が左腰車。相手の頭が畳についたのち一回転「技有」。快勝。

[準々決勝]

海老沼匡○GS指導2(GS1:11)△ゲオルギー・ザンタライア(ウクライナ)

投げても投げても自分から回って腹から落ちるザンタライアを相手に大消耗戦。
攻めまくる海老沼、残り1分の左一本背負投はザンタライアが肩から落ちたかのように思われたがノーポイント。
残り10秒でザンタライアに「指導」。しかしザンタライアは走り寄ると両袖で海老沼を引き落とし、海老沼に「指導」。試合はGS延長戦へ。1分11秒、ザンタライアに「指導」で試合決着。

[準決勝]

海老沼匡○優勢[指導2]△ロイック・コーバル(フランス)

両袖から左右の大外刈と右一本背負投を飛ばしてくるコワルに手を焼くが終盤加速。ケンケンの左大内刈に左背負投と攻め込んで「指導2」奪取。残り13秒の左小内巻込「有効」は取り消しとなったが、そのままタイムアップ。本日絶好調のコワルを突破。

[決勝]

海老沼匡○内股(1:52)△ミハエル・プルヤエフ(ロシア)

左相四つ。海老沼ペースで試合が推移。1分41秒プルヤエフに「指導」。
直後、釣り手で首を捕まえた海老沼が左腰車。相手が持ち上がると左脚を振り上げて加速、左内股の形で投げ切って「一本」。


高市賢悟(東海大3年)
成績:5位

[2回戦]

高市賢悟○袖釣込腰(2:51)△ベンス・ザンボリ(ハンガリー)

右相四つ。序盤袖口を絞り込んだ行為と偽装攻撃でザンボリに2つの「指導」。ザンボリ、巻き込んでは両手を離し自ら前に跳ぶ勢いで潰れ続けるが主審はスルー。少なくとも2つの「指導」を見逃した末1分31秒高市の側に「指導」を宣告する。
ザンボリ以降も自ら前にダイブする掛け逃げを続ける。2分51秒高市が両袖の右袖釣腰で一本勝ち。ザンボリに少なくとも6つの「指導」が与えられるべき試合であった。

[3回戦]

高市賢悟○優勢[指導3]△スゴイ・ウリアルテ(スペイン)

高市片袖を押し込み、あるいは両袖を握って場外際まで押し込むアクションを続ける。次々「指導」が累積しタイムアップ。

[4回戦]

高市賢悟○優勢[有効・背負投]△コリン・オーツ(イギリス)

ケンカ四つ。釣り手一本の右背負投で相手が左に抜け落ち「有効」。その後「指導」2つを失うが逃げ切り。

[準々決勝]

高市賢悟○背負投(2:29)△マー・ドワンヒン(中国)

右相四つ。両袖を絞る相手に苦戦し「指導」を先行されるが、組み勝った瞬間を逃さず背負投「一本」。

[準決勝]

高市賢悟△優勢[技有・隅落]○ミハエル・プルヤエフ(ロシア)

ケンカ四つ。組み手で不利をかこち「指導」失陥。試合終了間際、背負投を読まれて後ろに引きずり落とされ「技有」失陥。

[3位決定戦]

高市賢悟△優勢[指導1]○ゲオルギー・ザンタライア(ウクライナ)

中盤ザンタライアがベースを上げ、小外掛、腰車と繋ぐと1分58秒高市に「指導」。
この反則ポイントが最後まで残り、終戦。

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