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インターハイ柔道競技男子団体戦マッチレポート①1回戦~3回戦

(2014年8月17日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版8月17日掲載記事より転載・編集しています。
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①1回戦~3回戦
インターハイ柔道競技男子団体戦マッチレポート
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選手宣誓は地元千葉代表・東海大浦安高の村田大祐

高校柔道の最高権威大会であるインターハイ柔道競技は8月2日に成田市中台運動公園体育館で開幕。5日間に渡る激戦の幕が切って落とされた。

もっとも注目を浴びる男子団体戦の優勝候補筆頭は東京都第一代表の国士舘高(東京)。1週間前の金鷲旗高校大会では決勝で修徳高(東京)に敗れ2位だったが、その戦力の厚みは他を圧するものがある。

追いかけるグループがこの時点で高校二冠を達成している修徳高、金鷲旗大会で骨太の柔道を披露して3位入賞した天理高(奈良)、同じく金鷲旗3位でエース川田修平の成長著しい大成高(愛知)、高校選手権準優勝の白鴎大足利高(栃木)、昨年のインターハイ覇者崇徳高(広島)、昨年準優勝で今季は高校選手権と金鷲旗でベスト8入賞の作陽高(岡山)、インターハイと同じ点取りレギュレーションの若潮杯武道大会で準優勝して高校選手権でもベスト8に進出した神戸国際大附高(兵庫)ら。

そしてこれらのチームのうち、白鴎大足利、大成、天理、作陽の4チームが一つのブロックに集められて「死のブロック」を形成。3回戦までにこの4チームが潰しあい、ベスト8に進めるのは僅か1チームという超高密度のAブロック、第1試合場の試合に会場の視線は集中した。

さらに、大会前日の監督会議の時点で正式に公開されたオーダー順で明らかになった今大会の中堅重視トレンドがこの激戦模様に拍車を掛ける。天理の古田伸悟、大成の川田修平、白鴎大足利の太田彪雅、作陽の安達健太とAブロックの勝ち上がり候補4チーム全てがエースを中堅に配置したのだ。最高到達点の高さと総合力、全てが求められる厳しい戦い。この4チームによって繰り広げられるAブロックの3試合を中心に、まず序盤戦を振り返ってみたい。

■ 1回戦~3回戦
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浅野大輔が左への背負投で古賀颯人を攻める

【Aブロック】

誰もが注視する「死のブロック」。2回戦の第1試合では白鴎大足利-大成、第2試合では作陽-天理と大一番が連続して組まれた。

白鴎大足利高 - 大成高
(先)浅野大輔 - 古賀颯人
(次)山中勇希 - 神鳥剛
(中)太田彪雅 - 川田修平
(副)太田竜聖 - 並木泰雅
(大)柳原尚弥 - 前濱忠大

勝敗をハッキリ読めるカードが少ない。中堅戦のエース対決は高校選手権の対戦で太田が一本勝ちを果たしている顔合わせだが、川田修平の急成長と、金鷲旗で見せた太田の意外なまでの元気のなさを掛け算すると事前予測としては引き分けと見積もるのが妥当。両者とも順行運転の予測を一撃で上回る意外性と爆発力のある選手ではあるが、ここでいずれかの勝利を事前に織り込んで戦うことは難しい。
先鋒戦で組まれた浅野-古賀の対戦も、12月の黒潮旗大会に始まるこれまで数度の対戦を鑑みるに、事前予測の段階で引き分け以外の結果を見積るには無理がある。ただし、逆に言えばこの2戦でいずれかが得点を挙げることになればそれはイコールチームの勝利に直結する得点になるはずだ。

不確定要素が多い顔合わせの中で、白鴎大足利が得点ポイントと見積もるべきはチーム結成以来のエース格柳原尚弥が急成長の「新顔」である2年生の前濱忠大と対戦する大将戦、一方大成は上り調子の並木泰雅が金鷲旗でこれも意外な疲労感を見せていた太田竜聖とマッチアップする副将戦。双方ここでの得点をテコに勝ち抜けを考えていきたいところ。ただし、金鷲旗大会の出来を見る限り上り調子の大成は選手全員が春より一段骨太になっており、一方の白鴎大足利は全体として疲労感漂い少なくとも一週間前の時点はチームは緩やかな下り坂にあるように見受けられた。5戦通じての平均値の高さと勢いは大成にあると見ておくべきであろう。順行運転だけで試合が進めば、勢いを背にした大成にジリジリ試合の流れが傾いていくのではないかという見立てが可能な一番だ。

先鋒戦は白鴎大足利・浅野大輔と大成・古賀颯人によるケンカ四つの攻め合い。浅野は右背負投、右体落と左袖釣込腰、古賀は左内股を連発して激しく攻め合うものの双方試合を壊しにいく気配はなし。どちらかというと、より具体的な成算を持って投げに掛かっている古賀に対し、手持ちの札の範囲内で全力を尽くす浅野という印象のままあっという間に4分が経過し、この試合は引き分け。

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白鴎大足利・山中勇希が神鳥剛から左払巻込「技有」

次鋒戦は白鴎大足利の巨漢山中勇希と大成の神鳥剛、ともに左組みの相四つ。
引き手で襟を得た山中、釣り手を高く中空に上げて神鳥を牽制。もっとも防ぐポイントが少なくなる角度である真上から釣り手を降らせる構え。
34秒、山中釣り手を降らせながら思い切り左払巻込。170kgの山中渾身の一撃を神鳥捌き損ねてまともに食い、抵抗する暇もなく畳に舞い落ちる。これは「技有」。
山中、主審のジャッジを目視すると体の下の相手を袈裟固に固め直し、合技「一本」、51秒。
神鳥が攻防に慣れる前、警戒水域を定める前のファーストアタックに渾身の力を込めた山中のプランと度胸の勝利。白鴎大足利、まことに貴重な一点を先制。

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太田彪雅はまず脚を差し入れて止め、次いで踏み込み直す二段の内股を企図

中堅戦のエース対決は白鴎大足利の太田彪雅が右、大成・川田修平が左組みのケンカ四つ。
太田は、先に足を差し入れて相手を固定する「サリハニ状態」に近い形を作り上げてから一歩踏み込み直して投げに掛かる、ケンカ四つ相手に得意とする二段の内股を再三放つが、川田中盤からは完全に見切り、太田の踏み込み直しに合わせて釣り手側に重心をずらして潰すことを続ける。

1分35秒双方に「指導1」。太田はフェイントの小外刈を交えながら3分過ぎまで緩やかな攻勢を保つが、終盤は太田の攻撃をことごとく完璧に防ぎ続けた川田に主導権が移行。川田が鋭い内股を数度放ち、最終盤に太田の左一本背負投を振り返したところでタイムアップ。この試合は引き分けに終わった。

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前濱忠大は再三左背負投、相手の目が慣れたところで左体落に飛び込む

副将戦は白鴎大足利・太田竜聖と並木泰雅ともに右組みの相四つ。横変形に組み合うと太田の頭が下がるが、それでも太田は小外刈を打ち返して展開を留保。
40秒過ぎ、引き手で相手の袖を織り込むことに成功した並木が突進、太田が右一本背負投の形で流したところで主審は太田に「取り組まない」判断の「指導1」を宣告。経過時間は51秒。

「指導」の差2つ以上が勝敗を決めるポイントとなる高体連レギュレーションを考えれば、ここが太田にとっては一番の我慢のしどころ。しかし太田は再開直後支釣込足を入れるなり、払巻込で自ら畳に伏せるミスを犯してしまう。主審見逃さず偽装攻撃を採り、1つ目の「指導」から僅か12秒で太田に2つ目の「指導」が累積。

こうなれば並木のやるべきことは一つ。並木は横変形の噛み殺し合いに太田を誘導し、1分43秒双方に「指導」。累積警告は太田が「3」、並木が「1」。
もはや自身上位の力関係を確信した並木は両襟を握って圧を掛けてひたすら前進。太田は支釣込足に内股と抵抗を試みるが並木の前進揺るがず場外際に追い詰められ、3分0秒、審判団合議の末太田に4つ目の「指導」が宣告されるに至る。

太田竜聖の反則負けにより、並木泰雅の勝利決定。大将戦を前に大成が1-1とついに追いつくことに成功。

大将戦は白鴎大足利・柳原尚弥が右、大成・前濱忠大が左組みのケンカ四つ。
柳原は身長177cm、体重133kg。対する前濱は身長168cm、体重85kg。

柳原ガッチリ圧を掛けるが前濱一呼吸で反転、左背負投で柳原の足元に深々と潜り込む。
柳原は腰の入れ合いで前濱に担ぎ技のチャンスを与えるリスクを避け、ケンケンの右内股で追い込んで相手を伏せさせ、さらに腰を切っての内股フェイントを数度。前濱は技が止まってしまい、1分10秒に前濱に「指導」。

再開直後、前濱ノーステップで座り込みの左背負投。柳原の股中に腰が入る深い技に一瞬満場息を呑むが、柳原潰して「待て」。
この技の深さに毒気を抜かれたか、柳原この時間帯は一転慎重。一方の前濱は左背負投を2連発、さらに左体落を放つ。背負投と同じタイミングで座り込みながら、相手が逃げる先の左方向に足を伸ばして罠を張る好組み立て。ここに至って主導権は前濱に移り始める。

柳原は前濱の左背負投を待って右内股で切り返しを試みるがこれは不発。白鴎大足利ベンチからは「自分から!(仕掛けろ)」と大きな声が飛ぶ。

展開緩やかに前濱優位の時間帯だが、ここで前濱は同側の袖を握り続けるミスを犯してしまい、2分29秒前濱に2つ目の「指導」が宣告される。

このままタイムアップを迎えれば白鴎大足利の勝利決定だが、柳原は体力が切れたのか、それとも圧を掛けてもクルリと足元に飛び込んで来る前濱の背負投を怖れたか、自分からアクションを起こさない。前濱が左背負投を仕掛け続けるうち、3分32秒には柳原に「取り組まない」指導が宣告されて「2差」の反則アドバンテージは消滅。残り時間は28秒とまだ十分であったが柳原は試合を壊さず順行運転、前濱も無謀な仕掛けを謹んで試合終了。この試合は引き分けに終わり、勝敗の行方は代表1名による決定戦へと持ち越されることとなった。

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代表戦は延長に突入、川田修平が大内刈を仕掛けて前進

代表戦の顔合わせはもちろん中堅戦の再現、太田彪雅と川田修平のエース対決だ。

太田は右、川田は左組みのケンカ四つ。
引き手争いから川田が左大内刈でダッシュするが、太田が下がると自ら崩れ落ちてしまい「待て」。
互いに出足払で前進のタイミングを探り、1分30秒には太田が右大外刈、さらに右内股から右小外刈と繋いで川田を伏せさせ、直後川田も相手の腰を切る牽制に合わせて思い切り左大外刈を放ち、太田を転がし伏せさせる。太田もケンケンの右内股に飛び込みの右払腰と取り味のある技を放って、3分過ぎまで試合は拮抗、やや太田が優位という様相。

しかし残り1分を過ぎたところで川田が左内股から左体落と繋ぐ好組み立てを見せると、以後突如太田の攻撃が止み、3分22秒太田に「指導1」。

川田、これまで角を矯めていたかのようにペースアップ。左大内刈に小外刈、さらに組み際の左体落で太田を伏せさせたところで終了ブザーが鳴り響く。GS延長戦突入決定だが、太田は膝に手を当てて疲労困憊の様子。

それでも太田は開始の声と同時に突進、鋭い出足払で攻撃するが川田これをあっさり左内股に吸収。川田が前に出て太田を場外際に追い詰めると、太田なかなか回り込めずに場外を背にした防御行動が続く。
川田が左大内刈を放ち、太田が一歩下がりながら小外刈に絡めて返す得意の形を見せたところで主審は「待て」を宣告して合議を招集。結果、太田に2つ目の「指導」が宣告されて試合終了。この試合は川田の優勢勝ちに終着して大成の勝利決定、高校選手権準優勝チームの白鴎大足利は初戦で姿を消すこととなった。

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白鴎大足利は2回戦で敗退、太田彪雅は膝に手を当てて悔しがる

大成高 ①代-1 白鴎大足利高
(先)古賀颯人×引分×浅野大輔
(次)神鳥剛△合技(0:56)○山中勇希
(中)川田修平×引分×太田彪雅
(副)並木泰雅○反則[指導4](3:00)△太田竜聖
(大)前濱忠大×引分×柳原尚弥
(代)川田修平○GS指導2(GS0:26)△太田彪雅

大成はトレードマークの投げ一発を見せることは出来なかったが要所要所を抑え、副将戦と代表戦で合計6つの「指導」ポイントを獲得しての勝ち抜け。試合を見る目の確かさはもちろん、力とスタミナという地力、チームとして練ってきた戦力平均値の高さ、前線兵力の長さと厚さで勝ち抜いたという印象。

一方の白鴎大足利。「地方からの全国制覇」を掲げて昨秋以来主役チームの一つとして今季の高校柔道シーンを牽引してきたが、その長い旅はこの試合を以て終了。全国大会の入賞は高校選手権の2位と金鷲旗大会のベスト8の2つで、ついに頂点には手が届かなかった。

敗因の一は、やはり金鷲旗大会でも見られた「太田彪雅頼み」の傾向が今大会でも払拭出来なかったこと。川田と太田が中堅対決で潰しあうというオーダー順、そして金鷲旗大会では天理とのエース対決で太田が敗れていてこの構図が絶対ではなくなったいう状況を踏まえた上でも、なおこの傾向は改まることがなかった。

先鋒の浅野は激しく攻め立てたが、昨冬以来これまでの4度の対戦を全て引き分け(高校選手権個人はGS僅差で古賀が勝利)ている古賀に対し、率直に言って、現実的に取りに行っている勝負の仕方には見えなかった。相手が浅野の柔道を理解していることを踏まえた技や組み立て、はたまた古賀の柔道や癖を利用した技、あるいは異次元の強気や連続攻撃でというパースペクティブであってもいい。そこに明らかな「これまで以上」の上積みがない限り、古賀からの勝利は難しいことはおそらく自身も良くわかっていたはずだ。少なくともその試合内容から「自分が取らないかぎりチームの勝ちはない」という危機感や切迫感、「俺が一番強い」という白鴎大足利出世の因となった上から目線の強気を感じることは出来なかった。激しい攻めという殻を被った順行運転、古賀との「引き分けでいい」という無言のコンセンサス形成に乗っかったと評すべき4分間であった。

副将戦の勝負どころで我慢が利かなかった太田竜聖も同様の病に侵されていたように見受けられたし、なにより残念なのは大将の柳原尚弥の大人しさだ。「指導」2つをリードしながら「指導1」を受けてこのままでは引き分けという状況。これを抗わずに受け入れてしまったところから、代表戦延長の崩壊劇はスタートしていたと言って良い。
前濱の背負投は、怖い。投げられることこそなかったが、圧を掛けても潰しても「なぜか」クルリとジャストタイミングで足元に入ってくるその技はまことに厄介、捌き損ねれば一撃で試合を壊しかねないもので慎重にならざるを得ない気持ちもわかる。しかし、単純に考えて自身が前濱からあと1分でもう1つの「指導」を得ること(もしくは残り1分半で「指導2」を守り切ること)と、終盤劣勢だった太田彪雅と川田修平をもう一度戦わせて勝利を得ることのいずれの難易度が高いかを考えたら、どう考えてもここは肚を括って勝負に行くべきであったはずだ。
もともと白鴎大足利の面々はこの手の大局観が優れている選手の集まりではない。ただ、蓬田監督が冬季に説き続けていた「理由のない強気」で個々が攻めることで、局面局面が優位に転がり「結果オーライ」の連続で自軍優位の盤面が出来上がっていたのだ。
チーム結成時の朱雀杯で代表決定戦の畳に上がっていたのは、太田ではなく夏に披露したふてぶてしい柔道で注目された柳原であった。あの時の柳原のメンタリティは、あと「指導」1つを得れば自軍の勝利が決まる状況で矛を収めるようなナイーブなものではなかったはずだ。

実は、ことごとく太田が勝負を決めて決勝まで上り詰めた高校選手権の準優勝は、選手にとって「悔しさ」ではなく、太田に任せれば勝てるという「成功体験」として肉体に刻まれてしまっていたのではないか。そう思えてしまうような、意外なまでの足利チームのおとなしさであった。

もう一つは、地力とコンディションの両面で、わかっていてもこれが出来ない状況に選手が陥っていたのではないかということである。
ありとあらゆる合同稽古や招待試合に出まくって実力を磨き、直接矛を交えることによって全国の強豪に「足利強し」と名を売った冬季と打って変わり、高校選手権準優勝以後の白鴎大足利は、自軍の道場に籠った。「ジックリ力を練る」という目的ももちろんあったであろうし、怪我を怖れたという事情もあるだろう。

あくまで仮説であるが、ここで白鴎大足利は、全国の強豪が一段力を伸ばす仕上げ期に、単純に、力的に乗り遅れてしまったのではないだろうか。名だたる強豪校、わけてもそのエース級たちは軒並み大学や警察の稽古に参加、猛稽古をこなしたという情報が聞こえてくるが、白鴎大足利に関しては、もちろん冬季の活発さが目立っていたゆえという事情はあるが、こういった話が聞こえてくることはほとんどなかった。

そんな中久々全国の強豪と矛を交える金鷲旗大会、足利の面々に「どこまでやれるのか」という一抹の不安があったであろうことは想像に難くない。そののっけの第一戦の先鋒戦で先鋒の一年生長島立弥、レギュラー格の佐俣楓が立て続けに一本負けを喫して、おそらく各人に心中の少なからず動揺はあったであろう。その中で組み合い、勝ち負けを繰り返す中で、もともと圧倒的な地力を有するというわけではないこのチームの面々が心を強く保つのは難しかったのではないか。以下は仮説の段重ねであるが、もし、組んでみて「高校選手権の時ほど自分たちは強くない」と感じたとしたら、それでも成績を残さねばならない状況下、あの金鷲旗の意外とも言える慎重な試合振り、傷つくこと、突き付けられることを怖れるかのような意外なおとなしさは説明がつく。

最後に、金鷲旗からチーム全体に見えていた疲労感も指摘しておきたい。いかにも地方チームらしい馬力で押していたこのチームだが、柳原のふてぶてしさや太田竜聖の人を食ったような大技などは精神的なタフさがないとそもそも企図できないもので、肉体的な消耗がこのチームの長所であるそのタフさ、圧倒的に強いというわけではないこのチームが上位に勝ち上がる最大の所以を殺してしまっているようにも見えた。強いチーム、一度成績を残したチームを地方からもう一段押し上げることのむずかしさを痛感させた、白鴎大足利の「旅の終わり」であった。

長文、かつ高校生にとっては厳しい分析であろうと思うが、昨秋以来優勝候補としてこのチームを追いかけ続けて来た経緯と、「地方」代表としてこのチームに掛けてきた期待に免じてご容赦願いたい。まだこのチームには栃木県代表として選手数名が参加する国体少年の部という活躍の場がある。最後に足利らしい、ふてぶてしい試合と結果を期待したい。

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作陽・岩崎恒紀が天理・田中慎太郎の内股巻込の掛け潰れを逃さず両手を絞ってめくり返し「有効」

天理高 3-1 作陽高
(先)田中慎太郎△優勢[有効]○岩崎恒紀
(次)正木聖悟○大内刈(3:47)△鎌田魁翔
(中)古田伸悟×引分×安達健太
(副)山崎壱盛○大腰(2:21)△高橋恭平
(大)並里樹○優勢[有効]△野地優太

2回戦もう一つの強豪対決は天理高が勝ち抜け。

先鋒戦は体格に勝る作陽・岩崎恒紀がケンカ四つの田中慎太郎を相手に釣り手を上から絞って斜め方向からの右内股、右小外刈と攻め続ける。2分9秒に田中の忍耐が切れ、襟を隠したという判断で「指導1」。直後、田中が左内股巻込で体を捨てる判断ミスを犯し、これを待っていた岩崎は相手の釣り手側に体を捨ててめくり返し「有効」奪取。岩崎は田中の反撃を残り39秒の「指導」一つに抑えて優勢勝ち。試合は作陽ペースで滑り出す。

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天理・正木聖悟が鎌田魁翔から左内股で「有効」を奪う

次鋒戦は天理・正木聖悟と作陽・鎌田魁翔のポイントゲッター対決。とはいえ、金鷲旗で見せた正木の抜群のパフォーマンスを見る限りではここは作陽にとっては防衛ポイント、天理にとっては是が非でも一点欲しいポジション。
正木が左、鎌は右組みのケンカ四つ。鎌田釣り手で下から背中を抱えての出し投げと内股で正木に攻めさせず展開保をつが、1分1秒双方に「取り組まない」判断の「指導1」。

鎌田は右内股、右大外刈に右大内刈、さらに肘を抜いた右背負投で巧みに攻めて拮抗を作り出す。正木は釣り手の形を変えながら左内股、左小外刈でジワジワ力を出し始め、技出しの早さで展開を流す鎌田の本丸に徐々に歩み寄っていく。
2分49秒、「取り組まない」判断で鎌田に「指導2」。あと1つの「指導」で勝敗に関わる「2差」を作り出せるところまで迫った正木は釣り手を振りながら鋭い左内股を仕掛けてペースアップ。鎌田としては少々苦しい状況。

残り40秒を切ったところでついに鎌田が陥落。正木が釣り手を振り立てながら遠間から思い切り刈り足を伸ばしての左大外刈、鎌田が一歩下がって辛くも逃れたところに間髪入れずに左内股。腰がぶつかるところまで深く入ったこの一撃に鎌田は畳と並行に宙に浮き、正木が体を捨てながら回旋を呉れるとこれは「有効」。

後方配置を考えるとたとえ内容差でもリードを保って試合を進めたい作陽、川野一道監督の指示にもこのスコアを保留というニュアンスが見え隠れするが、鎌田は一発逆転狙いの勝負を選択。残り16秒、鎌田が乾坤一擲の抱きつき小外刈。完璧に決まった、と体を捨てた一瞬しかし正木はギリギリで体を切り返して浴びせ返し、鎌田の背中を畳に押し付ける。ドウと激しい音がしてこれは正木の「一本」。天理が1点を返し、内容差でリードを得るに至る。

中堅戦のエース対決は研究十分の作陽・安達健太が左相四つの古田伸悟に力を出させず、動的膠着に持ち込んで双方「指導2」を奪い合った末、目論み通りの引き分け。1-1、内容差で天理がリードしたまま勝負の襷は副将戦へ。

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天理・山崎壱盛が高橋恭平から大腰「一本」

副将戦は作陽・高橋恭平が左、天理・山崎壱盛が右組みのケンカ四つ。
開始するなり体格に勝る高橋が引き手で襟、釣り手で奥襟をパチンと叩いて完璧な形を作り出す。作陽ベンチからは高橋を鼓舞するかのように「よっしゃ!」と一声。

しかし左脚に負傷を抱える高橋はここからなかなか具体的な技が出ず、山崎が右内股を掛け潰れて脱出、さらに釣り手をたたんでの右大外刈と技を積み上げて1分0秒高橋に「指導1」。
高橋は再び完璧な形を作り出すがやはり技出しが遅く、1分26秒には双方に「取り組まない」判断の「指導」が与えられる。

ここから高橋ギアを上げ、スローな動きながら左大外刈を連発。山崎はやや腰高のこの技を乗り越えて右大外刈で対抗する。

2分10秒過ぎ、高橋が巻き込みの上体操作で相手を引き寄せ、釣り手で背中を深く掴む。そのまま圧を掛けると山崎が下がり双方の体は場外へ。主審は「待て」を宣告。ところがこの宣告後に山崎は前に出てきた高橋を右大腰に捕まえて思い切り放り投げる。高橋の巨体地響きを立てて背中から畳に落ち、場内は大歓声。主審は形式上合議を招集した上で、審判委員への確認に走る。

ルール上は止めるべきではなかった場面だが、既に「待て」が宣告された後でありここはノーポイントが妥当。しかし審判委員はなぜか攻防継続を支持し、場内に戻った主審は改めて「一本」を宣言。

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天理は大将並里樹が払巻込「有効」を奪ってフィニッシュ

場内騒然。しかし当然判定は覆らず、この時点で天理の勝利が決定。
この結末の衝撃を引きずったまま行われた大将戦は天理・並里樹が払巻込で「有効」を獲得して試合終了。作陽ペースで滑り出した試合は次鋒戦で大きく曲がり、そして副将戦でそのルートが決定づけられ、結果的には3-1という大差で天理の勝利に終わった。

分水嶺は次鋒戦、正木聖悟が一発勝負を掛けた鎌田魁翔に一本勝ちを果たした試合。身体能力抜群で際に絶対の自信を持つ正木にとっては願ってもない場面であり、かつ、自身が「有効」を得て優位であること、残り時間が僅かであること、そして鎌田が金鷲旗大会の修徳戦で全く同じ判断の末に一本負けを喫していること、とこれだけ準備の材料が揃っていれば逃すはずのない場面でもあった。鎌田は試合を壊しにいったつもりであったかもしれないが、そのタイミングは正木との肉体的対話のコンセンサス内に収まるものであり、実は試合の流れに逆らうものでは全くなかった。

川野監督は、高橋の理不尽な一本負けに一切抗議の声を上げなかった。自身を抑えたというよりも、次鋒戦で既に試合が壊れていたことを自覚していたのだろう。

昨年、規格外の成長と「行けと言えばどんな状況でも躊躇せず行く」(川野監督)勝負度胸の良さと、ベンチと選手の大局観の共有率の高さで決勝まで上り詰めた作陽だったが、今年は好メンバーを揃えながらもストロングポイントであったはずの、勝負どころを抑える力を発揮できず。2回戦敗退という悔しい結果でインターハイの畳を去ることとなった。

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3回戦、古賀颯人が田中慎太郎を攻め、僅差の優勢勝ちで大成に貴重な先制点をもたらす

大成高 4-0 天理高
(先)古賀颯人○優勢[僅差]△田中慎太郎
(次)神鳥剛×引分×正木聖悟
(中)川田修平○大外刈(1:18)△古田伸悟
(副)並木泰雅○小内刈(0:34)△山崎壱盛
(大)前濱忠大○優勢[有効]△並里樹

そして注目の3回戦、「死のブロック」最終戦は意外な大差で決着。

大成は先鋒の古賀颯人がケンカ四つの田中慎太郎を相手に気迫十分、相手を前に連れ出しながら、そして釣り手方向に引き寄せながらとタイプの違う右内股と右体落で的確に山場を作り、「指導」2つを奪ってまず先制。

そして次鋒戦は状況をわきまえた神鳥剛が正木聖悟を相手に手堅く試合を展開。釣り手を開いて得意の内股を仕掛ける作りを行いたいはずの左相四つの正木を両襟で封殺、ケンケンの大内刈に小内刈と正木の好む「際」の出現を最小限に抑える選択で攻め続け、双方「指導」1つずつを失ったままタイムアップ。この試合は神鳥の目論見通り引き分けに終着する。

しぶとく先制、我慢の引き分けと理想の筋書きを静かに進めた大成のシナリオは中堅戦で完成。川田修平が相四つの古田伸悟を相手に攻め合いながら試合を進め、1分18秒、古田の左大外刈の直後に体ごと飛び込みながらの左大外刈。脚を先に入れ、釣り手を叩き入れながら刈り取る超高速の一撃に古田の体は一回転半、投げた川田も勢いでそのまま場外まで走り抜ける豪快なこの技はもちろん「一本」。まさしく「スーパー一本」と呼ぶにふさわしいこの一撃で大成はまことに貴重な2点目を獲得。

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前濱忠大が左背負投で2つ目の「有効」を獲得

盤面配置を考えるとほぼこの時点で大成の勝利は確定。緊張の糸が切れた天理を相手に大成は副将並木泰雅が山崎壱盛から僅か34秒で小内刈「一本」で勝利、大将戦も前濱忠大が左背負投で2つの「有効」を奪って並里樹を下し、最終スコアはなんと4-0。

「死のブロック」を勝ち上がったのは大成。
骨太の選手を揃え、優秀候補国士舘打倒の一番手に挙げる声も多かった天理は3回戦で畳を去ることとなった。
敗れたりとはいえ、今夏の天理のパフォーマンスは素晴らしかった。育成力の高さはもちろん、よりマクロに言えば、組み合って釣り手操作でチャンスを作り一撃強烈な投げを放つという天理の柔道の新ルールへの相性の良さが高校カテゴリでも確認できたシーズンであった。

下側の山からベスト8に勝ち上がりを決めたのは福井工大福井高(福井)。1回戦で水戸啓明高(茨城)との大接戦を2-2の内容差で制すると、2回戦は前戦で京都学園高(京都)を降すアップセットを演じた秋田工高(秋田)を3-1、3回戦は佐賀商高(佐賀)を5-0と試合を経るごとにスコアを伸ばして、会心の準々決勝進出。

[Aブロック1回戦]

大成高(愛知) 5-0 旭川龍谷高(北海道)
天理高(奈良) 4-0 国東高(大分)
佐賀商高(佐賀) 2-1 桐生第一高(群馬)
福井工大福井高(福井) ②-2 水戸啓明高(茨城)
秋田工高(秋田) 3-1 京都学園高(京都)

[Aブロック2回戦]

大成高(愛知) ①-1 白鴎大足利高(栃木)
天理高(奈良) 3-1 作陽高(岡山)
佐賀商高(佐賀) 2-1 高知高(高知)
福井工大福井高(福井) 3-1 秋田工高(秋田)

[Aブロック3回戦]

大成高 4-0 天理高
福井工大福井高 5-0 佐賀商高

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2回戦、東海大浦安・田島優人が東海大翔洋・塚本瑠羽を袖釣込腰「一本」に仕留める

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1回戦、修徳・原澤脩司が新庄東高・間宮裕弥から払巻込で「技有」を奪う

【Bブロック】

地元・千葉の第一代表の東海大浦安高と、今季高校二冠に輝く修徳高(東京)が順当にベスト8勝ち上がり決定。

東海大浦安は2回戦から登場し、東海大翔洋高(静岡)を3-1、3回戦では松本第一高(長野)を同じく3-1で降して大過なく準々決勝進出決定。

修徳高は1回戦からのスタート。先鋒から順に佐藤竜、小川雄勢、増山香輔、原澤脩司、伊藤祐介という陣容で、1回戦の新庄東高(山形)戦は先鋒佐藤竜がポイントゲッター叶内大誠と引き分けた以後は4連勝を果たし通算スコア4-0で勝利。2回戦の津幡高(石川)戦は中堅を坂口真人に入れ替えて小川の内股「一本」、原澤の大内刈「一本」、伊藤の僅差優勢勝ちを以て3-0で勝利。3回戦は簑島高(和歌山)を5-0で仕留める完璧な試合でベスト8へと名乗りを挙げた。

[Bブロック1回戦]

松本第一高(長野) 3-2 青森山田高(青森)
東海大翔洋高(静岡) 3-1 上宮高(大阪)
修徳高(東京) 4-0 新庄東高(山形)
延岡学園高(宮崎) 3-1 高松商高(香川)
簑島高(和歌山) 4-0 倉吉北高(鳥取)

[Bブロック2回戦]

松本第一高(長野) ②-2 九州学院高(熊本)
東海大浦安高(千葉) 3-1 東海大翔洋高(静岡)
修徳高(東京) 3-0 津幡高(石川)
簑島高(和歌山) 3-1 延岡学園高(宮崎)

[Bブロック3回戦]

東海大浦安高 3-1 松本第一高
修徳高 5-0 簑島高

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1回戦、国士舘・吉良儀城が四日市中央工高・山口純を小外刈「一本」に仕留める

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3回戦、東海大相模の大将辻湧斗が新田・大尾光星から支釣込足「一本

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1回戦、小杉の大将坂田豊志が大牟田・浜野大生から内股「一本」で勝利、小杉は2-2の内容差で逆転勝ちを決める

【Cブロック】

国士舘高(東京)と東海大相模高(神奈川)が順当に勝ち抜け。

国士舘は先鋒から順に飯田健太郎、磯村亮太、竹村昂大、吉良儀城、山田伊織と1回戦からベストメンバーを組んでこのインターハイを滑り出す。初戦は四日市中央工高(三重)を全試合一本勝ちの5-0という完璧なスコアで下し、2回戦は高川学園高(山口)のエース田中源大を竹村昂大が引き分けで止めてこれも4-0と快勝。

3回戦では、1回戦で金鷲旗ベスト8の大牟田高を降した強豪小杉高(富山)と対戦。先鋒の1年生飯田健太郎が相手のポイントゲッター明石将太を合技「一本」で下すと、中堅戦で竹村昂大が北山達也に引き分けた試合を挟んで勝ちを積み上げ、最終戦は山田伊織が坂田豊志を払腰「一本」に下す完勝で終。4-0で最初の山場を乗り越え、大過なく準々決勝へと駒を進めることとなった。

1回戦で新田高(愛媛)が代表戦(伊藤好信が奥野拓未を「指導3」で降す)の末に東海大仰星高(大阪)を下すというアップセットがあった下側の山の勝者は東海大相模。
2回戦から登場の東海大相模の布陣は先鋒から飯島俊佑、長谷川優、芦川泰隆、浅野未来、辻湧斗。2回戦の盛岡中央高(岩手)戦は飯島が引き分けた後、長谷川が横四方固、芦川が支釣込足、浅野が内股と一本勝ちを3つ並べて3-1で勝利。

3回戦の新田戦は高校選手権81kg級準優勝者の飯島が一階級下の立川新に「有効」で敗れる苦しい出だしとなったが、長谷川が崩袈裟固「一本」、芦川が伊藤好信を引き分けで止め、浅野未来の崩上四方固「一本」、辻湧斗の支釣込足「一本」で完勝。この試合も3-1で勝ち抜け、ベスト8進出を決めている。

[Cブロック1回戦]

国士舘高(東京) 5-0 四日市中央工高(三重)
小杉高(富山) ②-2 大牟田高(福岡)
盛岡中央高(岩手) 3-1 平田高(島根)
東海大甲府高(山梨) 4-1 明桜館高(鹿児島)
新田高(愛媛) ②代-2 東海大仰星高(大阪)

[Cブロック2回戦]

国士舘高(東京) 4-0 高川学園高(山口)
小杉高(富山) 3-0 近江高(滋賀)
東海大相模高(神奈川) 3-0 盛岡中央高(岩手)
新田高(愛媛) 3-2 東海大甲府高(山梨)

[Cブロック3回戦]

国士舘高 4-0 小杉高
東海大相模高 3-1 新田高

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3回戦、神戸国際大附の大将石山潤平が崇徳・貫目純矢から豪快な袖釣込腰「一本」

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崇徳・香川大吾が神戸国際大附・光明駿を内股「一本」に斬って落とす

【Dブロック】

神戸国際大附高 2-1 崇徳高
(先)高木育純×引分×増本大輝
(次)新井滉燿○合技(2:11)△一面護
(中)鳥居天凱×引分×山本健太
(副)光明駿△内股(0:59)○香川大吾
(大)石山潤平○袖釣込腰(0:22)△貫目純矢

3回戦で、神戸国際大附高(兵庫)が昨年王者の崇徳高に勝利。1-1で迎えた大将戦で、石山潤平が呼吸を整えるなり左袖釣込腰一閃、高い打点で貫目純矢を腰に載せて投げ落とし「一本」、ファーストアタックで勝負を決めてみせた。

神戸国際大附は正面突破での快勝。相手の弱点を突いての優位確保で勝ちを拾いに行くのではなく、刃の入れどころはここしかないという次鋒戦で新井滉燿が一面護に一本勝ち、大駒香川大吾には一本勝ちを許したがものの、最後は石山潤平がもと全日本カデ王者貫目純矢を思い切り投げつけての「一本」で勝ち越し。昨年来貫目はトータルファイターとしての性格を強めて来ており、その優位確保の手立ての多さ確かさと受けの強さは当代随一。ここ2年、貫目が取れない場面はあっても吹っ飛ぶ場面などついぞ見られたことはない。その貫目を正面から投げつけての勝利はまさしく「強い」と評する他はない。ゲームとしての柔道競技ではなく「柔道」そのもので王者崇徳を凌いだ神戸国際大附、堂々のベスト8進出決定。

神戸国際大附は1回戦で埼玉栄高(埼玉)と2-2の内容差という大接戦を制し、2回戦では沖縄尚学高(沖縄)を3-0で降している。埼玉栄は蓜島剛、今入晃也、長濱快飛と1年生3人を起用しての善戦で、来季の躍進が期待される内容であった。

Dブロックからの準々決勝進もう一校は、大垣日大高(岐阜)。エース吉田優平の2試合連続一本勝ちをテコに2回戦で木更津総合高(千葉) を2-2の内容差、3回戦は長崎日大高(長崎)を4-1で下し、大熊政彦監督が選手として活躍した昭和59年大会以来のベスト8進出決定。

[Dブロック1回戦]

長崎日大高(長崎) 2-1 東北高(宮城)
木更津総合高(千葉) 2-1 阿波高(徳島)
神戸国際大附高(兵庫) ②-2 埼玉栄高(埼玉)
崇徳高(広島) 3-1 北海高(北海道)

[Dブロック2回戦]

長崎日大高(長崎) ②代-2 豊栄高(新潟)
大垣日大高(岐阜) ②-2 木更津総合高(千葉)
神戸国際大附高(兵庫) 3-0 沖縄尚学高(沖縄)
崇徳高(広島) 3-0 田村高(福島)

[Dブロック3回戦]

大垣日大高 4-1 長崎日大高
神戸国際大附高 2-1 崇徳高

結果決まった準々決勝のカードは、

大成高(愛知) - 福井工大福井高(福井)
東海大浦安高(千葉) - 修徳高(東京)
国士舘高(東京) - 東海大相模高(神奈川)
大垣日大高(岐阜) - 神戸国際大附高(兵庫)

となった。

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版8月17日掲載記事より転載・編集しています。
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