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インターハイ柔道競技男子個人戦ひとこと展望②81kg級、90kg級、100kg級、100kg超級

(2014年8月2日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版8月2日掲載記事より転載・編集しています。
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インターハイ柔道競技男子個人戦ひとこと展望
②81kg級、90kg級、100kg級、100kg超級
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評価急上昇の正木聖悟。写真は団体戦2回戦、作陽高の鎌田魁翔から内股で「有効」

■81kg級

-選手権優勝の佐々木健志と急成長の正木聖悟が3回戦で激突-

優勝候補筆頭は金鷲旗大会で玄人達を唸らせる強さと上手さを見せつけた正木聖悟(天理高)と見る。正木と並んでAグループ評価をしておくべきは高校選手権の覇者佐々木健志(平田高)、青木雅道(宮崎工高)、そして有望選手多い1年生世代から昨年の全中王者藤原崇太郎(日体荏原高)の計4名。

正木と佐々木は同じ山に配置され、3回戦(Bブロック)で早くも激突する。度胸も投げの威力も素晴らしく、かつそれを生かす上から目線の組み立てが出来る正木に対して、しかし佐々木の柔道は強者を相手にしても力の出る体のもの。そしてまだ頂点に立った経験のない正木に対して、ありとあらゆるタイプを制して全国制覇を成し遂げた経験値と王者のメンタリティの獲得というところで佐々木が先を行く。対決の様相は想像しがたい。見逃してはいけない一番。

青木はAブロックに配されて鳥居天凱(神戸国際大付高)らとベスト4入りを競う。藤原はCブロック配置で組み合わせ上からも1年生ながら準決勝、決勝への勝ち上がりが有望。Dブロックは大混戦で、事前予測が困難。高校選手権でのパフォーマンスから岡田友徳(高知高)に注目しておきたい。

【Aブロック】
青木雅道(宮崎工高)、鳥居天凱(神戸国際大附高)
【Bブロック】
正木聖悟(天理高)、佐々木健志(平田高)、芦川泰隆(東海大相模高)、堤大志(四日市中央工高)
【Cブロック】
藤原崇太郎(日体荏原高)
【Dブロック】
岡田友徳(高知高)

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高校選手権優勝の白川剛章。攻撃力にさらに磨きが掛かった

■90kg級

-白川剛章と二見省吾軸に強豪密集の注目階級-

高校選手権覇者の白川剛章(福井工大福井高)と、春以降絶好調でいまだパフォーマンスの天井が見えない二見省吾(相洋高)を軸に、Aクラスの強豪を数え上げるだけでも安達健太(作陽高)、村岡大地(高川学園高)、貫目純矢(崇徳高)、新井輝(國學院栃木高)、川野義文(東海大五高)ら今季の高校柔道を代表するレベルの役者が多数。

【Aブロック】
川野義文(東海大五高)が2回戦で松垣渓太(大垣日大高)、3回戦で叶内大誠(新庄東高)と対戦し、逆側の山では貫目純矢(崇徳高)と新井輝(國學院栃木高)がベスト8入りを争う。実績ナンバーワンは貫目だが、最近は団体戦で手堅く勝ち抜く試合が多く個人戦向けの攻撃型柔道を披露する機会がなかなかない。攻撃型で大物食い要素も多分に持つ新井を相手に殴り合うのか潰しに行くのかその戦いぶりに注目。

【Bブロック】
最激戦区。白川剛章(福井工大福井高)は3回戦で釘丸将太(国士舘高)と高木育純(神戸国際大附高)の勝者と戦う。逆側の山は安達健太(作陽)と原田昌寛(四日市中央工高)による2回戦が山場。

【Cブロック】
前述の階級を引っ張るレベルの強豪の影がないエアポケットブロック。染谷涼央(東海大浦安高)、坂牛つばさ(東海大甲府高)、北山達也(小杉高)らは自身のキャリアにインターハイベスト4の栄光を刻む大チャンス。まだ線が細く未完成ながらも柔道に大物感漂う2年生、北山のパフォーマンスに注目。

【Dブロック】
二見省吾(相洋高)と村岡大地(高川学園)がなんと1回戦で激突。この勝者がブロック勝ち抜けと見てほぼ間違いないところ。下側のブロックでは植田蒼太朗(浜松商高)が上位進出を伺う。

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ここに来て躍進の川田修平が優勝候補筆頭

■100kg級

-本命川田修平・対抗古田伸悟の構図の中で吉良儀城、村田大祐らが後を追う-

高校選手権で見せた怪物級の地力に金鷲旗大会で見せた技術的な成長を考慮し、大会直前まで評優勝候補筆頭には古田伸悟(天理高)が挙げられていた。抜群の体幹、手首をしっかり使った柔らかい作りに、強く確実な一撃といかにも天理のポイントゲッターらしい王道選手。

ところがこちらも成長著しい川田修平(大成高)が団体戦初日の直接対決で大外刈一閃、古田を一回転半させる「スーパー一本」で完勝しこの事前評はリセット。優勝候補の大本命は川田、対抗が古田と見るのが妥当であろう。川田は持ち前の伸びやかな柔道にトップレベルも取りきる瞬発力を盛って一気に取り味が増した。近距離から高速で首を抱えながら放つ対相四つの左大外刈はおそらく投げられた相手いずれも「見えていない」飛び方。ありえないタイミング、ありえないスピードで放たれる一撃は注目だ。

この2人を追うのは学年が進むごとに難剣タイプの傾向を強めつつ確実に攻撃力を増した吉良儀城(国士舘高)、全国制覇二代でレギュラーを張った村田大祐(東海大浦安高)の2人。

以上挙げた4人のうち吉良と川田は3回戦で早くも激突する。川田は左組みには珍しく相四つが得意で、ケンカ四つ相手の展開力に難がある。吉良は左相四つ、しかし変則という。川田独特の瞬発力で相手を置き去りにする大外刈と内股が炸裂するか。それとも他人と違うタイミングと入射角から、それも足技含めて全てが「一本」取り得る投げを繰り出す吉良の変則一本柔道が正統派川田を凌ぐか。楽しみな一番。

古田はAブロック配置で序盤は3回戦の野地優太(作陽高)戦が山場。ターゲットを殺すことに掛けては随一の作陽、団体戦では同僚安達健太が古田を完封している。この中で送り込む野地がどのような柔道を見せるかに注目。

村田はBブロック配置で、準々決勝で太田竜聖(白鴎大足利高)-増本大輝(崇徳高)戦の勝者と対戦する。前代終盤から徹底マークに逢いむしろ今季はスケールダウンした感のある村田の復調具合が最大の焦点。太田、増本は団体戦では元気がなかったが、ともに名前のある選手にはむしろイキイキ勝負を挑んでくるやりにくいタイプであり、村田の地元開催に掛ける意気込みと仕上がりが問われる。

【Aブロック】
古田伸悟(天理高)、野地優太(作陽高)、牛丸了英(大垣日大高)
【Bブロック】
村田大祐(東海大浦安高)、太田竜聖(白鴎大足利高)、増本大輝(崇徳高)
【Cブロック】
石山潤平(神戸国際大附高)、加倉雅士(高川学園高)
【Dブロック】
川田修平(大成高)、吉良儀城(国士舘高)、大石智也(長崎日大高)、長谷川優(東海大相模高)

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高校選手権無差別王者の小川雄勢

■100kg超級

-怪物小川雄勢に挑む香川大吾、太田彪雅-

優勝候補筆頭は高校選手権無差別覇者の小川雄勢(修徳)。圧殺で状況を作り続けるスタイルは以後も変わらず、今大会は膠着に厳しい新ルール、かつそのスタイルがライバル達に徹底研究される中でいかに勝ち抜くかが問われる大会。担ぎ、巻き込みへの対応ミスに、腰を切ったところに食いつかれて裏を狙われるなど今季ここまでは失点の場面もあり、ライバルがそこをヒントに対策を考えてくることは確実。これを上回る地力、もしくは手立ての獲得が優勝の絶対条件。

追うのは香川大吾(崇徳高)、世界カデ王者の太田彪雅(白鴎大足利高)の2人。手堅さと取り味の高さということで共通項のある香川、状況の積み上げをクリアしてしまう投げ一撃のある太田とタイプは違うがいずれも頂点に立つだけの力を持っている。太田は超大型選手との対戦に備えて投げ技の種類を1つ積み上げているとの情報もあり、直接対決はどうしても見逃せない。

3番手グループは全日本選手権に出場した田中源大(高川学園)、再び存在感を発揮しつつある大物奥野拓未(東海大仰星)ら。

前半戦の山場は太田と明石将太(小杉高)が戦うBブロック1回戦、小川と奥野が対決するDブロック3回戦、田中と並里樹(天理高)によるCブロック3回戦、小川に1年生辻湧斗(東海大相模高)が挑むDブロック準々決勝。


【Aブロック】
新井滉燿(神戸国際大附高)
【Bブロック】
香川大吾(崇徳高)、太田彪雅(白鴎大足利高)、菊地盛(作陽高)
【Cブロック】
田中源大(高川学園高)、並里樹(天理高)
【Dブロック】
小川雄勢(修徳高)、奥野拓未(東海大仰星高)、並木泰雅(大成高)

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