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インターハイ柔道競技男子個人戦ひとこと展望①60kg級、66kg級、73kg級

(2014年8月2日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版8月2日掲載記事より転載・編集しています。
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①60kg級、66kg級、73kg級
インターハイ柔道競技男子個人戦ひとこと展望
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高校選手権王者の永山竜樹

■60kg級

-永山竜樹と大島拓海の2回戦が事実上の決勝、他は大混戦の功名地獄-

3月の全国高校選手権で決勝を争った永山竜樹(大成高)と大島拓海(阿波高)が2回戦(Dブロック)で対戦するという無慈悲極まりない組み合わせ。ともに世界カデ王者経験者という実績面は勿論、実力もこの2人が他選手から頭一つ抜け出しており、この2回戦を事実上の決勝と見積っておいてほぼ間違いないだろう。見逃せない一番。
高校選手権の対戦は僅差2-1で永山が勝利しているが、厳しい組み手パズルと組み際の技の出し合い、とほぼフルタイム厳しい鍔迫り合いが続き、わずかなきっかけや手順の違いで試合がどちらに転んでもおかしくな僅少さの争いであった。しかしこの対戦で永山のあわやポイントという大外刈一発が決定打となった通り、系の異なる技のバリエーション数、地力、そして無理やりにでも相手の体を固定する手だての多寡を考えると、一定時間の中でより大きなチャンスを掴む可能性が高いのは永山であるかと思われる。いずれ、ここを勝ち上がったほうがそのまま優勝まで駆け上がる可能性が非常に高い。

続く勢力としては昨年の全日本カデ50kg級王者で今季近畿ジュニア55kg級王者、金鷲旗大会ではこの体格で5人抜きを成し遂げた梅北亘(京都共栄学園高)、巣山太智(松本第一高)ら若年カテゴリで活躍した選手を挙げることは出来るが、この階級は能力差が即結果に反映しにくい軽量級ということもあり、永山と大島がぶつかるCブロック以外の上位進出争いは大混戦である。インターハイベスト4という人生に誇り得る栄光を手にするのは誰か、出場者は大チャンス。

【Aブロック】
杉本颯(比叡山高)
【Bブロック】
巣山大智(松本第一高)
【Cブロック】
永山竜樹(大成高)、大島拓海(阿波高)
【Dブロック】
梅北亘(京都共栄学園高)

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獲るべきタイトルを総ナメ、運動能力抜群の天才児・阿部一二三

■66kg級

-阿部一二三の勝ちぶりに注目、みどころは準決勝の福岡克仁戦-

大会全体を通じた今年度の主役の1人、今季の高校選手権73kg級王者阿部一二三(神港学園神港高)の実績と実力、そして才能が他を圧している。体幹の強さと運動能力の高さという己の長所を確信しきった上で組み立てるその柔道スタイルは「戦うことに向いている」と評するほかはなく、対抗馬を探すより阿部の勝ちぶりに注目するのがこの階級の正しい楽しみ方ではないか、と思わず考えこんでしまうほど、その試合ぶりはモノが違う。少なくとも競技力においては、この世代数年をまたぐ、日本を代表する選手に成長する可能性が大だ。

今大会阿部の勝ち上がりの一番の見どころは福岡克仁(関西)と対戦することが濃厚な準決勝。福岡は名刀の切れ味とでも表現すべき鋭い内股で昨年インターハイ準決勝まで勝ち上がった、こちらは雑食系の阿部とは異なる技術系、正統派の天才肌選手。受け損なえばおしまい、という威力の一発をさらす福岡に天才・阿部がどうアプローチするか。楽しみな一番。

ほか、この階級は地力で阿部に迫り得るもの、アップセット要素を孕むものともに大物は見当たらず、大枠混戦。逆側の決勝進出候補にはダークホースの日野賢明(東北高)を推したい。

【Aブロック】
阿部一二三(神港学園神港高)、一面護(崇徳高)
【Bブロック】
福岡克仁(関西高)、檜貝幹太(東海大浦安高)、
【Cブロック】
日野賢明(東北高)
【Dブロック】
泊耕大(足立学園高)、成田俊(青森山田高)

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昨年来地力の上積み著しい古賀颯人

■73kg級

-人材豊富な激戦階級、吉田-込山、浅野-伊藤、古賀-立川の3戦が前半の山場-

人材集まった激戦階級。高校選手権準優勝者で今年度の全日本カデ選手権を制したばかりの古賀颯人(大成高)と昨年インターハイ2位の吉田優平(大垣日大高)、66kg級で全日本カデ準優勝を経験して昨年神奈川県の国体優勝の原動力となった込山龍哉(相洋高)、もと全日本カデ王者立川新(新田高)の4人が優勝争いの軸だ。

追う勢力は栃木の吶喊ファイター浅野大輔(白鴎大足利高)、北信越王者で試合運びのクレバーな伊藤悦輝(藤島高)、高校カテゴリでも才能を発揮しつつある佐藤晃輔(安田学園高)、田島優人(東海大浦安)、鳥羽潤(松本第一高)ら。

そして上記「軸」に挙げた4人と、浅野・伊藤までを入れた6人はすべて同側、A-Bブロックに詰め込まれた。Aブロックでは吉田と込山が2回戦で、Bブロックでは浅野と伊藤が2回戦で、古賀と立川が3回戦で対戦する。

もっとも骨の太い柔道をするのは吉田で実績と攻撃力からすればこの人を優勝候補筆頭に挙げるべきだが、受けとメンタルコントロールにまだ難がある印象。担ぎと小内刈をローテーションする回転数の速さと一発の強さが売りの込山、体の強さと鉈を振るうような一撃の威力で勝ちにく立川、業師タイプに羽化しつつありスタイルの終着点が見えつつある古賀、と軸の4人はそれぞれ持ち味が違うが、相手への対応力と試合の上手さでは古賀に一日の長がある感。優勝候補筆頭は古賀で、軸の4人から優勝者が輩出されると予想しておきたい。

ダークホースは伊藤。試合展開に応じた技の選択が巧みで、隅返などの捨身技を厭わずアップセットを起こす要素をそのスタイル自体に孕むタイプ。台風の目となる可能性も十分。


【Aブロック】
吉田優平(大垣日大高)、込山龍哉(相洋高)
【Bブロック】
古賀颯人(大成高)、立川新(新田高)、浅野大輔(白鴎大足利高)、伊藤悦輝(藤島高)
【Cブロック】
田島優人(東海大浦安高)、佐藤晃輔(安田学園高)
【Dブロック】
鳥羽潤(松本第一高)

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