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グランプリ・ブダペスト最終日男子各階級レポート

(2014年6月23日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版6月23日掲載記事より転載・編集しています。
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男子各階級レポート
グランプリ・ブダペスト最終日
■ 81kg級
-決勝の新旧ロシア勢対決をカルモルゼフが制す、サインジャルガルはシュミットに2度投げられて入賞なし-

【入賞者】 エントリー47名
1.KHALMURZAEV, Khasan(RUS)
2.MAGOMEDOV, Sirazhudin(RUS)
3.MOUSTOPOULOS, Roman(GRE)
3.SCHMITT, Alain(FRA)
5.CSOKNYAI, Laszlo(HUN)
5.KRIZSAN, Szabolcs(HUN)
7.BOTTIEAU, Joachim(BEL)
7.OTT, Marcel(AUT)

第1シードがランキング12位の地元選手サボールチュ・クリージャン(ハンガリー)。昨年フランスの第2代表で世界選手権3位に入賞しているアラン・シュミットらの参加はあるが、全体としては中堅クラスの選手でトーナメントが構成され、この時期としては少々人材薄い階級。

そんな中決勝に進んだのはいずれもロシア勢。2010年欧州選手権王者、27歳のシラズディン・マゴメドフと、昨年のロシアU-23選手権覇者で9月のグランプリ・リエカ大会でワールドツアーデビュー、見事優勝を飾った弱冠20歳のカサン・カルモルゼフの2名。北京-ロンドン期をピークにいまも活躍を続けるベテランと、ワールドツアーに参加し始めたばかりの若手選手による好対照の対決となった。

マゴメドフは2回戦でファン・デ・カメール(オランダ)を左小外刈「一本」(0:47)、3回戦でニャムスレン・ダグバスレン(モンゴル)を横落「技有」で下し、準々決勝は第1シードのクリージャンを豪快な左内股「一本」(1:52)、準決勝はこれも地元のラスズロ・クソクナイ(ハンガリー)を試合終了直前に奪った左内股「技有」で下して決勝進出。

一方のカルモルゼフは2回戦でマタス・ミルツホフスキー(スロバキア)を左内股「有効」の優勢、3回戦で第2シードのウサンジ・マーギアニ(グルジア)を腕挫十字固「一本」(4:26)に仕留め、準々決勝はマーセル・オット(オーストリア)を左内股「一本」(3:52)、準決勝は昨年のリオ世界選手権銅メダリストで今大会第3シードのアラン・シュミット(フランス)を「指導2」で下しての決勝進出。2つ目のワールドツアータイトルを狙って決勝の畳に挑む。

決勝は両者右組みの相四つ。「指導2」対「指導1」でカルモルゼフがリードした2分半過ぎ、寝技の攻防の中で背中側に食いついたカルモルゼフがマゴメドフの腕を引っ張りだして確保、脚を頭と腹に入れてめくり回し、腕挫十字固を狙う。

回転すること自体でフックが強まった、誰が見ても「これは極まる」という状況。カルモルゼフは悠々相手の腕のロックを剥がして極め切り2分38秒「一本」で試合終了。ロシア期待の若手カルモルゼフが昨年9月のリエカ大会以来の2つ目のIJFワールドツアータイトルを得ることとなった。

3位決定戦は翌日に世界選手権代表最終決定を控え、ピエトリに続く2枠目選出を狙うシュミットがヨアキム・ボットー(ベルギー)に一本勝ちして表彰台確保。もう1試合は、昨年大活躍したギリシャジュニアチームの1人、欧州ジュニア王者で世界ジュニア3位のロマン・モウストポロウスが「指導1」差ビハインドを残り数秒の内股「有効」で跳ね返し、クソクナイに逆転勝ち。昨年12月のグランドスラム東京でのワールドツアーデビュー以来5大会目でついに初めての入賞を勝ち取った。

グランドスラム・バクーに続いて81kg級にエントリーした73kg級の強者サインジャルガル・ニャムオチル(モンゴル)は3回戦敗退。1回戦はエンセンコ・セティック(スロベニア)に「指導2」対「指導1」で勝ち抜け、2回戦はトマス・ステバニャック(ポーランド)に左小外掛「一本」で勝利したが、3回戦のシュミット戦は左出足払「有効」、右背負投「一本」と立て続けに失い敗退。世界選手権ではどちらの階級に出るのか、次回の地元ウランバートル大会の様子を注視したいところだが、現状の出来では81kg級で上位を争うのは厳しいという印象だった。

■ 90kg級
-西山大希復活優勝、上から目線の柔道で他を圧す-

【入賞者】 エントリー30名
1.NISHIYAMA, Daiki(JPN)
2.TOTH, Krisztian(HUN)
3.KHALMURZAEV, Khusen(RUS)
3.VAN T END, Noel(NED)
5.ELMONT, Guillaume(NED)
5.RANDL, Milan(SVK)
7.GOGOTCHURI, Zviad(GEO)
7.VER, Gabor(HUN)

西山大希(新日鐵住金)が素晴らしい内容で優勝。1回戦は組み合わずに逃げるダビド・ケルシッチ(ハンガリー)を左足車に捕まえて一本勝ち(1:46)、2回戦はこれも組み手に拘るヴァディム・シンヤフスキー(ウクライナ)を局面ごとに逆に組み手で追い詰め続けて4つの「指導」を奪って勝利(2:40)。準々決勝はグランプリ・デュッセルドルフで敗れている本大会第1シードのノエル・ファンテンド(オランダ)と対戦。右組みから左に逆技を仕掛けたい相手の意図を、先に引き手から持ち続ける好組み立てで潰して主導権を確保、残り1分を切ったところで左大内刈で追い込み「技有」を奪う快勝でこの山場を乗り切る。

準決勝はミラン・ランドル(スロバキア)に3つの「指導」で勝利。
決勝は準々決勝でゴゴチュリ(グルジア)、準決勝でギヨーム・エルモント(オランダ)と強豪2人を立て続けに破った地元選手、昨年欧州U-23選手権王者のクリスチャン・トス(ハンガリー)と対戦。

この試合はケンカ四つ。低く構えて担ぎ技に片手技で掛け潰れ続ける相手を冷静に追い詰め、1分31秒経過の時点で早くも3つの「指導」を奪取。
さらに焦る相手の動きを落ち着いて見極め、2分12秒に左大外刈を引っ掛け、頭から畳に突き刺して決定的な「技有」を奪う。以後は掛け潰れながらチャンスを伺う相手を冷ややかにいなし続け、「技有」優勢で見事優勝を飾った。

2010年と2011年の世界選手権銀メダリストである西山は膝の手術による長期離脱から昨秋復帰。講道館杯3位、グランドスラム東京3位、グランプリ・デュッセルドルフ3位と続いた「慣らし運転」を経て、今大会はいよいよあの西山が畳に戻ってきたとファンの胸を躍らせるに足る、好内容の勝ち上がりであった。全試合通じて常に上から目線で戦い続け、一貫して試合の焦点は「いつ西山の投げが決まるか」にあった大会と評しても過言ではない出来。二本しっかり持った状態から威力のある一撃を放つという西山の王道スタイルの、新ルールに対する相性の良さを証明した一日でもあった。

【日本人選手勝ちあがり】

西山大希(新日鐵住金)
成績:優勝

[1回戦]
西山大希○足車(1:46)△ダビド・ケルシッチ(ハンガリー)

左相四つ。組み合わず逃げる相手に冷静に試合を運び、大外刈の形で足を引っ掛けてから豪快に回し投げて「一本」。

[2回戦]
西山大希○反則[指導4](2:40)△ヴァディム・シンヤフスキー(ウクライナ)

左相四つ。西山の圧力と引き手を嫌った相手が切る、両手で絞ると反則を繰り返し「指導」が累積。「指導4」で勝利。

[3回戦]
西山大希○優勢[技有・大内刈]△ノエル・ファンテンド(オランダ)

西山が左、ファンテンドが右組みのケンカ四つ。逆技ファイターで持ち技のほとんどが左技の相手に対して引き手を早く持つことで試合を優位に進める。残り時間1分を切ったところで左大内刈「技有」。GPデュッセルドルフで敗れた相手に見事リベンジ。

[準決勝]
西山大希○優勢[指導3]△ミラン・ランドル(スロバキア)

左相四つ。組み手で優位に立つもなかなか勝負に行ける状況を作れず、決め手を欠く。「指導」1つの差で勝利。

[決勝]
西山大希○優勢[技有・大外刈]△クリスチャン・トス(ハンガリー)

西山が左、トスが左組みのケンカ四つ。初手から掛け潰れてなんとか「指導」差で勝ちを拾いたい構えのトスに対して冷静に試合を運び「指導」3つを先行。2分12秒に左大外刈を引っ掛け、伸び上がって逃げる相手をめくり回して畳に突き刺し「技有」奪取。国際大会では2012年2月のワールドカップ・プラハ、IJF主催大会では2011年2月のグランドスラム・パリ以来となる久々のタイトル獲得決定。

■ 100kg
-グロルが経験値の高さ見せつけ優勝、羽賀龍之介は世界王者ママドフ破るも惜しくも2位-

【入賞者】 エントリー27名
1.GROL, Henk(NED)
2.HAGA, Ryunosuke(JPN)
3.GASIMOV, Elmar(AZE)
3.PACEK, Martin(SWE)
5.BLOSHENKO, Artem(UKR)
5.BORODAVKO, Jevgenijs(LAT)
7.MINASKIN, Grigori(EST)
7.WOJCIK, Jakub(POL)

優勝は世界選手権で銀メダル3回、五輪で銅メダル2回の希代のシルバーコレクター、ヘンク・グロル(オランダ)。
この日は第2シード。初戦(2回戦)はモルドバからの移籍選手イワン・レマレンコ(UAE)の支釣込足をハンドル操作で弾き返す浮落「技有」で勝利。3回戦はイェフゲニス・ボロダフコ(ウクライナ)を「指導4」で下し(4:23)、山場の準決勝はエルマー・ガシモフ(アゼルバイジャン)の右内股を左小外刈で返して「技有」を奪って勝利。順調まで決勝に勝ち進んだ。

決勝の相手は2回戦で世界王者エルハン・ママドフ(アゼルバイジャン)を破った羽賀龍之介。
グロルが右、羽賀は左組みのケンカ四つ。グロルが長い右腕を羽賀の腰に巻きつけて間合いを詰めに掛かり、一方の羽賀は釣り手操作で自分の間合いを作り出そうと試みるという攻防が続く。51秒、帯を持ち続けたグロルに「指導」。1分20秒過ぎからグロルいったん手立てを変えて両襟で押し込んで圧力を掛ける。スコアをタイに戻そうとの意図があったと思われるが状況は膠着し、1分41秒に双方に「指導」。羽賀の反則累積差「1」リードが続くが、1分53秒に襟を隠したとの判断で羽賀にも2つ目の「指導」が与えられる。

2分33秒、グロルとの接近戦を嫌った羽賀が一旦間合いを作り直し、体を開いて距離を作る。瞬間グロルはその動きに合わせて右釣り手で羽賀の首を抱えながら食いつき、右足を羽賀の後方に入れて谷落。「足取り」にならぬよう左ひじを羽賀の左脚の上に「置いた」この技、一瞬で密着された羽賀は逆らえず真後ろに吹っ飛んで「一本」。

膠着打開の手札の数で勝ったグロルが見事優勝、ワールドツアー通算6回目の優勝を決めた。技の切れ味が売りのグロルだが、この日は試合の巧さ、打てる手の多彩さとベテランらしさも見せて会心の勝利。世界選手権でも再び表彰台にあがるチャンスは十分だ。

羽賀は前述の通り2回戦でママドフを破るなど好内容での決勝進出、復調を感じさせる内容ではあった。ただし、ドンピシャリのタイミングで入ったはずの内股を足を高く上げて捌かれてしまうというここ2年来の歯がゆい状況は今大会も非常に多く見られ、未だ全開には至らずという印象。力が一段落ちるマーティン・パチェック(スウェーデン)戦での2度の投げはしっかり相手を前に引き出して崩しており、つまりはまだトップレベルの強者を引く力、崩す力が戻っていないという印象だ。乗り込んで押し込む「決め」の上手さで収支を合わせてはいるが、ファンと首脳陣が期待するのは羽賀らしい豪快な投げのはず。国際舞台で本来の力を発揮するには何が必要なのか、今後の努力に期待したい。

とはいえ、投げ切れないこと自体で自らペースを狂わせ、攻撃回数を減らしていった近年の悪い流れからは確実に脱却しつつあるように思われる。その点を考えるとメンタル面での上積み、現状の力を計算して冷静に試合を運ぶタフさの獲得が垣間見えた大会でもあった。

【日本人選手勝ちあがり】

羽賀龍之介(旭化成)
成績:2位

[1回戦]
羽賀龍之介○優勢[技有・大外返]△アレクサンドル・ムシュカラドゼ(グルジア)

左相四つ。相手の左大外刈を返して「技有」。その後も左右の組み手を使い分ける相手に対し左内股と左隅返を軸に攻め、主導権を握り続けたままタイムアップ。

[2回戦]
羽賀龍之介○優勢[技有・内股]△エルカン・ママドフ(アゼルバイジャン)

羽賀が左、ママドフ右組みのケンカ四つ。羽賀が両襟の小外刈で転がしかけた1分20秒、ママドフに「指導1」。羽賀は片手の左内股に大内刈でペースを作ると、思い切った左内股で相手を大きく浮かす。伏せかけたママドフの上に乗り込んでめくり2分18秒「技有」奪取。さらにママドフの前進を回り込んでいなし、ママドフには場外の判断で2つ目の「指導」が宣告される。
3分34秒、両襟を狭く絞って左内股を押し込み「有効」追加。4分22秒には「取り組まない」判断の「指導3」がママドフに与えられ、羽賀の一方的な優位のまま試合終了。

[準々決勝]
羽賀龍之介○反則[指導4](3:43)△グリゴリ・ミナシキン(エストニア)

ケンカ四つ。圧を掛け続けて相手を完封、「指導4」で勝利。

[準決勝]
羽賀龍之介○内股(3:15)△マーティン・パチェック(スウェーデン)

ケンカ四つ。1分過ぎに豪快な左内股を決めるがノーポイント。勢いがあり過ぎて一回転しており「スーパ一本」の適用ケースかと思われたが、手が離れたことでコントロールに難有りと判断された模様。

直後、左大内刈を押し込んで相手を背中から激しく畳に叩き付けて「技有」を奪う。最後は相手に組ませておき、頭を上げて状況を作り上げるなり豪快な左内股を決めて「一本」。「一本」を3回奪ったという体の試合であった。

[決勝]
羽賀龍之介△谷落(2:51)○ヘンク・グロル(オランダ)

ケンカ四つ。長い腕を腰に回して横から接近戦を挑むグロル、釣り手操作で間合いを作り出して投げを狙う羽賀という様相。
51秒、帯を掴み続けたグロルに「指導1」。グロルが両襟で圧力を掛けて両者膠着の1分41秒、双方に「指導」。1分50秒、襟を隠したとの判断で羽賀に「指導」。
2分51秒、羽賀が体を開いて空間を作ろうとしたところにグロルが抱きついて谷落。完全に上体を固定された羽賀、真裏に崩れ落ちて「一本」。

■ 100kg超級
-第1シードのオクルアシビリが優勝、対抗馬の上川大樹早期敗退でトーナメントは低調-

【入賞者】 エントリー27名
1.OKRUASHVILI, Adam(GEO)
2.PASKEVICIUS, Marius(LTU)
3.MATIASHVILI, Levani(GEO)
3.VOLKOV, Andrey(RUS)
5.BONDARENKO, Stanislav(UKR)
5.BOR, Barna(HUN)
7.CERAJ, Matjaz(SLO)
7.SHERRINGTON, Christopher(GBR)

王者テディ・リネール(フランス)が直前で出場を回避。ワールドランキング一桁台の選手は第1シードのアダム・オクルアシビリ(グルジア)のみとなり、大会最大の注目を浴びていたはずのこの階級の陣容は大きくスケールダウン。

そんな中、オクリアシビリに唯一対抗し得ると目されていた上川大樹(京葉ガス)が早々に敗退。2回戦で、欧州の中堅選手バルナ・ボル(ハンガリー)の組み手パズルに自分の柔道を合わせてしまう映えない展開。動的膠着を続けたまま「指導2」を取り合った末の試合終盤、ここが勝負どころという時間帯に負傷を抱えた足首を再び痛めてしばし立ち上がれず。競り合いから降りる形で3つ目の「指導」を失ってあっさりトーナメントから脱落した。

上川はこの故障のため、直前まで別メニュー調整を行っていたはず。このような貧弱なパフォーマンスしか出来ない状態で、それでも敢えて大会に出場する意味はあったのだろうか。あまりに覇気に欠けるその試合ぶりから、ポジティブな要素を見つけ出すことは難しい。世界選手権を前に「やっぱり上川は上川」と周囲にその不安定さを再度見せ付けることとなった今大会だが、不安定さや覇気のなさを見せ付けて餌を撒く、それ自体が目標であったのかと勘繰られても仕方のない出来。成果のない大会であった。

オクルアシビリは2回戦でオール・サッソン(イスラエル)を相手に小内刈「技有」を失うも大内刈で「技有」を取り返し、縦四方固で抑え込んで一本勝ち(3:14)。準々決勝はシェリントン・クリストファー(イギリス)を「指導4」(3:17)で下し、準決勝はボルから小外掛「技有」、大内刈「一本」(3:14)と連取して勝利。決勝は第2シードのマリウス・パスケビシャス(リトアニア)を縦四方固「技有」と3つの「指導」で下して優勝決定。決して良いパフォーマンスではなくスタミナの無さも相変わらずであったが、地力で他を圧しての順当な優勝であった。

【日本人選手勝ちあがり】

上川大樹(京葉ガス)
成績:2回戦敗退

[1回戦]
上川大樹○合技[払腰・後袈裟固](2:26)△マチェイ・サルナツキ(ポーランド)

右相四つ。序盤、両者に「指導」。2分過ぎに上川が右払腰で「技有」奪取、後袈裟固に繋いで合技「一本」。

[1回戦]
上川大樹△優勢[指導3]○バルナ・ボル(ハンガリー)

ケンカ四つ。ボルが前に出ると上川畳を割り、23秒上川に場外の「指導」。
49秒、袖釣込腰で潰れたボルに偽装攻撃の「指導」。
ボルが左奥襟を叩くと上川の頭が下がり、上川は下がりながら払腰を合わせることで状況を保つ悪い展開。
2分10秒、立ち位置を誤ったボルに場外の「指導2」。
3分19秒上川に「取り組まない」判断の「指導2」。
4分過ぎから双方出足払に燕返を小さく合わせる探り合い、ここで崩れた上川がなかなか立てず。負傷を抱えた足首を再度痛めた模様。直後の4分21秒、上川に「指導3」。
上川、足首を気にする様子でなかなかスクランブルを掛けず、残り12秒で仕掛けた右大内刈も追いきれずボルが返しを試みて途切れる。タイムアップと同時にボルは腕を突き上げて大喜び。優勝候補の上川2回戦で敗退決定。


文責:古田英毅
(writer:Hideki Furuta)

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