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平成26年全日本柔道選手権 全試合写真入り詳細 ②二回戦

(2014年4月30日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版4月30日掲載記事より転載・編集しています。
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平成26年全日本柔道選手権 全試合写真入り詳細
②二回戦
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鈴木誉広が組み手とは逆の左大外刈で田中源大を攻める

鈴木誉広(山梨学院大)○優勢[旗判定3-0]△田中源大(高川学園高)

鈴木右、田中左組みのケンカ四つ。高校生田中、怖じずに前に出て鈴木に常に場外を背負わせる気迫の柔道を見せて場外の「指導」3つを先行するが、中盤以降は鈴木の圧力が効いて様相一変。鈴木は右内股に右小外刈、逆技の左大外巻込も交えて攻勢。「指導」3つまで追いつき、判定は鈴木に旗が揃う。

反則累積経過は49秒鈴木に場外の「指導」、1分19秒鈴木に「取り組まない」判断で「指導2」、2分47秒鈴木に場外の「指導3」。3分48秒田中に消極の「指導」、5分3秒田中に消極の「指導2」、5分33秒田中に消極の「指導3」。

田中は健闘もカデ選手権決勝と同じく後半失速、スタミナという課題を克服できず。

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吉永慎也が左一本背負投で辻玄太から「有効」獲得

吉永慎也(新日鐵住金)○優勢[有効・一本背負投]△辻玄太(旭化成)

辻は左、吉永右組みのケンカ四つ。巨漢辻は釣り手で奥襟を叩く圧力志向、対抗する吉永は釣り手をたたみ、伏せ、突いてと間合いを巧みに操作、2分52秒に左一本背負投を引っ掛け転がし「有効」。辻の圧力に「指導3」失陥も直後の5分2秒再び左一本背負投「有効」追加。「両手で組み手を切り離す」「極端な防御姿勢」「消極」と3つの「指導」を受けるも逃げ切る。業師吉永の面目躍如。

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野村幸汰が安田知史を片手で振り崩す

野村幸汰(三光不動産)○優勢[指導3]△安田知史(福岡県警)

野村は右、安田は左組みのケンカ四つ。
体格に大きく勝る野村は両襟の圧力に片手の右内股を連発し、安田の担ぎ技を終盤まで完封。野村が片手内股を連発した51秒安田に「指導」、出足払を2連発して右払腰に繋げた2分59秒安田に「指導2」、片手の右内股で掛け潰れた直後の4分7秒安田に「指導3」と次々反則が累積。4分14秒に野村が偽装攻撃の「指導」を受けるが野村の展開優位は変わらず。

安田、中盤は担ぎ技ではなく左内股、さらに組み手をスイッチして右引き手で奥襟を叩く工夫を見せるが、肝心の担ぎ技をほとんど仕掛けられないまま残り時間は1分。ここからラッシュを掛けて左背負投、左大内刈を仕掛けてこの試合初めて優位に立ち、得意の高い右一本背負投に入り込むことに成功するが、野村が逆側に抜け落ちて防いだ時点で残り時間は僅か2秒。そのまま「指導3」対「指導1」で決着。

野村はうるさい安田を完封。安田終盤のラッシュは迫力十分、早い段階で一度これを見せて流れを掴みたかった、悔しい試合。

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上川大樹の見事な右払腰、一瞬で宙に浮かせた猪又秀和を垂直に叩き落し「一本」

上川大樹(京葉ガス)○払腰(3:47)△猪又秀和(東京学館新潟高教)

両者右組みの相四つ。猪又は座り込みの右背負投、釣り手を振っての牽制とゆさぶりを掛けるが上川ほとんど表情を変えず、じっくり組み手を整えながら、にじるように前へ。1分15秒猪又に「指導」。

上川、支釣込足一撃で猪又を伏せさせ、右小外刈の形で猪又の左膝裏に足指を当てながら引き手を襟から袖、さらに釣り手を高く、とジワジワ自分の形を作り続ける。呼吸が整った2分13秒、右払腰一閃。入った瞬間に猪又宙に大きく浮き、上川は腰を切り返して相手ほとんど垂直、股中に叩き落してフィニッシュ。打点は高いが軌道は鋭角、滞空時間は僅少という投げ込みのような「一本」、上川ファーストアタックで勝負を決めた。

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影浦心が齋藤俊に左小外刈、釣り手一本で相手を制して「技有」

影浦心(東海大)○優勢[技有・小外刈]△齋藤俊(新日鐵住金)

影浦は左、斎藤は右組みのケンカ四つ。組み手の上手さと力で斎藤が圧倒、右内股、右小内刈と組み手の手順と攻撃が一体となった斉藤の老練さの前に、影浦には次々反則が累積。1分15秒(消極)、2分11秒(取り組まない)、4分2秒(消極)とあっという間に「指導3」が積み重なり、もはや勝負がついたかに思われた。

しかし5分19秒、斎藤の片手技に反応した影浦が猛進。両足を刈る勢いで左足を伸ばし落として斎藤を真裏に崩し、身を捻って逃れようとする相手を釣り手一本で押さえつけ左小外刈「技有」獲得。突如窮地に追い込まれた斎藤、最後まで攻め続けるがあと1つの「指導」が届かずタイムアップ。大学1年生の影浦、全日本選手権初出場初勝利達成。詰めを誤った斎藤は思わず天を仰ぐ。

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西潟健太が中井貴裕から小外刈「有効」

西潟健太(パーク24)○袈裟固(0:39)△中井貴裕(旭化成)

双方左組みの相四つ。巨漢の西潟、手堅く右構えからスタート。軽量の中井は動き良く西潟の周囲を回りながら様子を伺う。
右構えが生きた西潟、先んじて引き手で左襟を確保。続いて左釣り手で奥襟を叩くと中井は首を抜きながら左体落。いったん戻ると首を抜いたままの形で左大外刈を引っ掛けるが西潟動きを止めずに釣り手の肘を上げ左小外刈、中井の軸足を刈り込んで「有効」。

そのまま袈裟固で抑え込んで「一本」。試合時間僅か39秒、西潟2試合連続の早期決着で3回戦進出。

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七戸龍が羽賀龍之介を時計回りに捻り捨て「技有」

七戸龍(九州電力)○優勢[技有・小外刈]△羽賀龍之介(旭化成)

ファン注目の一番。七戸は右、羽賀は左組みのケンカ四つ。
引き手争いから羽賀が片手の左内股、七戸が伏せると羽賀は横三角を試みる。七戸は羽賀が狙っている右腕を外に出してしまうミスを犯すが、体の力で耐え切って「待て」。

1分20秒過ぎ、七戸が釣り手で外側から奥襟を掴み、片手のまま回転半径の大きい右内股。振り回された羽賀大きく浮いて伏せる。前段の三角の攻防、この片手の攻防を見る限り七戸の地力がやはり上。

直後、七戸組み際に引き手で襟、釣り手で奥襟を引っつかむと、飛び込んで右小外刈。時計回りに捻って羽賀を投げ捨てる。両手は離れたが、羽賀は突き転ばされるように畳に吹っ飛び、背中から畳に着地、バウンドの勢いあまってそのまま体幹を軸に一回転。これは「技有」。

以後覚悟を決めた羽賀が左内股で攻め込み、残り32秒の時点で「指導3」まで追いすがるが七戸片手技でいなし、最後は両襟の圧力で羽賀を組み潰してタイムアップ。七戸、力の差を見せ付けて3回戦進出決定。

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加藤博剛が長尾翔太を左小外刈「一本」に仕留める

加藤博剛(千葉県警)○小外刈(2:02)△長尾翔太(兵庫県警)

長尾、「始め」の声を聞くなり肩を左右に振る独特のパフォーマンス。度々加藤の技を引き落とし、40秒には加藤の「韓国背負い」の潰れ際を引き落とし甲高く「ヤー!」と声を上げての攻勢アピールで会場を沸かし、学生時代からおなじみの曲者ぶりを発揮。55秒、襟を隠して持たせないとの判断で加藤に「指導1」が宣告される。

1分50秒過ぎにも加藤の巴投に長尾が被って大声で攻勢アピール。しかしこの攻防から試合が再開された2分2秒、加藤が組み際の釣り手争いから長尾の右腕を上から抱え込んで殺し、抱きつきながらの左小外刈。加藤は右手で脇を差して最後まで密着を確保、力の逃がしようがない長尾はこの技に屈し「一本」。

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永瀬貴規が熊代佑輔を右小外刈「一本」で下す

永瀬貴規(筑波大)○小外刈(1:50)△熊代佑輔(ALSOK)

永瀬が右、熊代が左組みのケンカ四つ。
熊代が引き手を得て攻勢、38秒永瀬に「指導1」。
再び熊代が引き手を得、優位を確保したまま場外際で長い攻防。
熊代が左大外刈、双方場外に出掛かり、熊代が場内に戻ろうとしたところに永瀬の右小外刈一閃「一本」。

選抜王者対決は81kg級の永瀬に凱歌。熊代は無念の初戦敗退、今大会の上位進出が条件だった世界選手権100kg級代表選出の可能性は潰えた。

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吉田優也が右体落で165kgの青山正次郎を畳に叩きつけ「一本」、場内はこの日一番の大歓声

吉田優也(旭化成)○体落(2:07)△青山正次郎(福岡県警)

右相四つ。吉田は釣り手で片襟を握っての右背負投で攻め込み、巨漢の青山に対抗。20秒吉田に「襟を隠した」判断で「指導」、1分28秒青山に消極の「指導」。

2分過ぎ、吉田が釣り手で片襟を握り右小内刈、次いで右体落に繋ぎ、体重165kgの青山を自身の体のない虚空めがけて大きく崩す。吉田の仕掛けた右足の罠に右足をつまずかせた青山の巨体は一回転、地響きを立てる勢いで畳に落ちて「一本」。場内割れんばかりの大歓声。公式記録は背負投、次いで体落に訂正。

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香川大吾が藤田武志の背負投を固め返して「有効」

香川大吾(崇徳高)○優勢[有効・隅落]△藤田武志(石川県警)

左相四つ。釣り手の殺し合いから香川は思い切った左内股、藤田は左小内刈からの左背負投を打ち込んで展開を留保。

2分17秒、藤田が右背負投。背筋を伸ばして受け止めた香川は藤田の上体を固めたまま仰け反らせて返し「有効」奪取。以後も香川は左払腰、片襟の左大内刈、左小内刈と攻撃意欲衰えず、終盤明らかに疲労もそのままフィニッシュ。現役高校生香川、全日本選手権初勝利なる。

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高橋和彦の左払巻込が楢崎誠を捉えて「有効」

高橋和彦(新日鐵住金)○優勢[有効・払巻込]△楢崎誠(佐賀県警)

楢崎が右、高橋が左組みのケンカ四つ。双方両襟志向と楢崎の腰の重さから攻撃機会の少ない難しい試合が想起されたが、1分9秒の双方への「指導」を経て1分31秒高橋が左払巻込で「有効」を獲得。

以後楢崎は両襟、逆構え、引き手折込み、脇差しと手立てを繰り出して堅陣構築。高橋これを突破するだけの投技は放てなかったが、消耗戦の末2つの「指導」を奪い試合は終盤。残り3秒で自身も「指導」を受けるが、勝利決定。

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王子谷剛志が右小外刈で橋本憲宗に一本勝ち

王子谷剛志(東海大)○小外刈(1:38)△橋本憲宗(岩手県警)

王子谷が右、橋本左組みのケンカ四つ。
橋本が上から奥襟を叩き、王子谷は下から前襟を握って対峙。
王子谷は引き手を襟、袖と持ち替えるなどやや戦い方に迷いが見られたが、橋本の左払腰で腹が決まり、その戻りを捉えて右小外刈を叩き込む。見事な「一本」。

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大野将平が右大外刈で穴井亮平を攻める

大野将平(旭化成)○優勢[旗判定3-0]△穴井亮平(了徳寺学園職)

右相四つ。序盤から大野が強気の奥襟を交えて粘り強く組み手を続け、右大外刈に左袖釣込腰、内股フェイントの巴投で攻める。穴井は崩れこそしないものの組み手の優位確保と大野の技を潰すことに腐心し過ぎた感ありで、具体的な攻撃が遅れ気味。41秒双方に消極の「指導」、1分46秒穴井に消極の「指導」、3分9秒双方に消極の「指導」。累積反則は大野が「2」、穴井が「3」で試合は終盤へ。

後半は穴井が右大内刈に右支釣込足で攻勢を取るが、穴井の中盤までの慎重さが影響したか、旗判定の結果大野の勝利が決定。接戦と思われたが旗3本が大野に揃った。

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原沢久喜が森本翔太を蹴り崩し、腕を固めて隅落「有効」

原沢久喜(日本大)○袈裟固(1:49)△森本翔太(札幌山の手高教)

右相四つ。原沢が引き手で袖、釣り手で上から背中を握って悠揚と試合を引っ張る。48秒森本に「極端な防御姿勢」で「指導」。
1分19秒、引き手で脇下、釣り手で背中を握った原沢が支釣込足で森本を蹴り崩す。森本が崩れて膝を着くとその腕を抱えてほとんど肘を極めながら追い込み、相手の体をまたいで押さえつけて「有効」。そのまま横四方固、袈裟固と繋いで一本勝ち。

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増渕樹が右一本背負投、上田轄麻を転がし「技有」奪取

増渕樹(旭化成)○合技[一本背負投・崩上四方固](5:29)△上田轄麻(明治大)

左相四つ。パワーに勝る上田が両襟の圧力に左内股、肩越しに釣り手を入れておいての支釣込足による蹴り崩しで試合を引っ張り、48秒、1分28秒と主審は増渕に対し立て続けに「指導」を宣告。

しかし増渕慌てず。終盤、上田が釣り手で背中を掴んで良い形を作り出すが、増渕は脇を突いて間合いを確保すると、反時計回りの運動から左大外刈。嫌った上田が自ら釣り手を切り、出足払を打ちながら前に押し込んできたところに座り込みの右一本背負投を呉れる。一瞬で上田の股中に潜り込むと伸び上がりながら背中で押し付け鮮やかな「技有」獲得。宣告を聞いた上田が動きを止めるとみるや、握った右袖を離さずに引き寄せ横四方固に移行。上田慌てて逆エビで場外に逃れるが、増渕は崩上四方固に連絡して抑え切り「一本」。

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