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第29回皇后盃全日本女子柔道選手権大会・全試合経過(上)1回戦~2回戦

(2014年4月22日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版4月21日掲載記事より転載・編集しています。
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第29回皇后盃全日本女子柔道選手権大会・全試合経過
(上)1回戦~2回戦
■ 1回戦
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畑村亜希が裏投「一本」

畑村亜希(日本エースサポート)○裏投(2:48)大住有加(JR東日本)

畑村右、大住左組みのケンカ四つ。
畑村両襟で前へ。大住いなしながら腰を切っての前技を重ねる。いずれも見せ技に留まるが目論見通り手数が評価され1分15秒畑村に「指導」。以降も大住が先手志向、しかし2分20秒に大住の内股を待ち構えた畑村が谷落に捕らえてあわや「有効」、空気が変わり始める。
直後、大住が左内股に足を伸ばして探ったところを畑村が捕まえて引きずり落とし裏投「一本」。

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古屋梓が片手の左内股で攻める

古屋梓(筑波大3年)○優勢[指導2]△西川真帆(龍谷大4年)

西川が右、古屋は左のケンカ四つ。
引き手争い、腰の差し合いから古屋が左体落を仕掛け続けて1分39秒、さらに3分13秒と2つの「指導」を奪取。
西川、片手の右背負投で反撃。古屋も息が切れ始めるが股中に落とす左体落に左内股を交えて最後までペース落とさず、そのまま決着。

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吉村は再三寝技で攻撃

吉村静織(三井住友海上)○優勢[有効・大外刈]△山崎裕子(九州旅客鉄道)

両者左組みの相四つ。序盤は山崎が内股フェイントの大外刈、大外刈フェイントの内股で試合を引っ張り1分36秒に「指導」獲得。寝技狙いの吉村は後手に回るが、山崎が疲労した中盤から盛り返し、相手の反応が鈍った4分3秒、組み際の左大外刈に飛び込み「有効」獲得。山崎は以後息を吹き返して支釣込足に大外刈と攻め返すが時すでに遅し。

■ 2回戦
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谷村が左内股で再三攻める

谷村美咲(帝京科学大3年)○反則[指導4](5:54)△上野巴恵(自衛隊体育学校)

左相四つ。谷村が圧力を掛けての左内股を連発、上野反撃の左大外刈も都度谷村が左内股に吸収して攻勢継続。左小内刈に出足払と足技も良く出る谷村の前に上野は試合を作り直すことができず、1分7秒「場外」、2分19秒「両手で組み手を切り離す」、3分32秒「積極的戦意に欠ける」、そして残り6秒で「場外」と次々反則が累積。谷村、無差別に強い上野に見せ場を作らせず完勝。

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中盤以降は中村が攻勢

中村優(仙台大3年)○優勢[指導3]△能智亜衣美(筑波大1年)

中村右、能智は左組みのケンカ四つ。中村は身長169cm、体重105kgの大型選手、能智は63kg級インターハイ3位の強豪。
序盤は能智が引き手を確保、強気に奥襟を叩いて1分6秒「指導」を獲得して攻勢。しかし中盤以降は体格差が出始め、両襟を掴んで前進する中村がペースを握る。中村が右払腰を仕掛け、能智が腹を出して受けて右大車の形でお互いが粘り合うというシーンが次々現出。2分39秒に消極的「指導」、3分53秒に「取り組まない」判断で「指導」、残り14秒で再び消極の「指導」と能智に次々反則が累積、「指導」差2つで中村の優勢勝ちとなる。

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市橋の「ハンドル投げ」が「技有」

市橋寿々華(大阪府警)○上四方固(4:28)△井坂希望(山梨学院大3年)

右相四つ。市橋前進、井坂は右払腰に右大内刈と放つが市橋根が生えたように動ぜず、井坂を前に弾き飛ばしながら前進継続。
井坂の攻撃は見せ技に留まるが粘り強く、かつ衝動軽く出し続けた攻めの意欲が功を奏し、1分58秒、市橋の支釣込足を右払巻込に切り返すことに成功。見事「有効」を得る。

井坂は3分48秒に「指導」を受けるものの終盤まで試合を持ち込む健闘。アップセットの予感漂い始めるが、市橋が支釣込足で崩し、伏せた井坂の首を極め、めくり返して上四方固。4分28秒、逆転の「一本」。善戦の井坂力尽きる。

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梅木の左内股を稲森が返しに掛かる

稲森奈見(三井住友海上)○優勢[指導2]△梅木真美(環太平洋大2年)

稲森が右、梅木が左組みのケンカ四つ。
梅木奥襟を叩いて左内股を連発するが、稲森釣り手を巻き返しての裏投、右小外掛という大技でリスクを厭わず応戦。ケンケンで追う梅木の執念、腹を出して迎え撃つ稲森の強気がかちあうエキサイティングな試合。

梅木に対するペナルティというよりは稲森の攻勢が評価される形で、展開に差をつけるべく2分30秒、3分47秒と2つの「指導」が梅木に累積。稲森、終盤は右内股で2度梅木を伏せさせるが梅木も引かず、最後まで互いに攻めあったまま決着。

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新井の左体落が「技有」

新井千鶴(三井住友海上)○合技[体落・崩袈裟固](1:14)△清水真琴(愛媛県警察)

今大会の活躍次第では世界選手権2枠目代表選出がありうる新井は気合十分。場外際に清水を追い詰めると、釣り手を絞らせたまま体を捻って左体落、つまずいて崩れた相手の体を押し込み「技有」。いったん場外の判断で両者立ち上がるが、「待て」は取り消され、投げた後の形に戻り崩袈裟固で抑え込み、そのまま一本勝ち。

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橋本が左内股で攻める

橋本朱未(淑徳大2年)○優勢[有効・小外掛]△佐藤杏香(東海大第四高3年)

佐藤は左、橋本が右組みのケンカ四つ。
序盤から橋本が両襟を握り、腰の入れあいから右内股で攻めまくり攻勢。しかし、自身が相手を場外際に追い込んだにも関わらず、場内に回りこむ動作を怠ってしまい18秒に橋本に場外の「指導」宣告。

1分25秒、佐藤に「指導」。以後もなぜ「指導」が宣告されないのか不思議なほどに橋本が攻め続けるが、中盤を過ぎると佐藤の慣れと橋本の疲労がクロス、佐藤が得意の内股で盛り返し試合は動的膠着。

4分1秒、橋本またしても回り込み動作を怠り場外の判断で2つ目の「指導」。
残り30秒を過ぎて橋本猛攻、耐えかねた佐藤が放った左内股を体を捨ててめくり返して「有効」。残り12秒に奪ったこのポイントを持って橋本の勝ち抜け決定。冷や汗の勝利。

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月野の右内股が見事に決まり「一本」

月野珠里(山梨学院大1年)○内股(2:54)△小野華菜恵(松商学園高3年)

月野は右、先輩津金恵の負傷により代役で皇后盃出場の栄を得た高校生・小野は左組みのケンカ四つ。
月野が距離を出し入れしながら右内股で振り回し、フェイントの右小外刈を交えながら終始攻勢。小野は得意の左背負投で打開を図るが月野しっかり右内股に吸収して攻勢権確保。
2分43秒、小野に「指導1」。直後月野組み付きながら右内股、見事に決まって「一本」。

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田知本愛が支釣込足で畑村を蹴り崩す

田知本愛(ALSOK)○優勢[指導3]△畑村亜希(日本エースサポート)

田知本は左、畑村は右組みのケンカ四つ
序盤は双方両襟を握って極めて静かな試合。43秒双方に「指導1」。
以後も静かな展開、畑村前に出ようとする間を田知本が支釣込足で蹴り崩す。2分7秒、畑村に場外の「指導2」。3分54秒、畑村が両襟から釣り手を奥襟に変えた瞬間、田知本が支釣込足で蹴り崩し、直後畑村に「指導3」。
畑村終盤は引き手で袖、釣り手で奥襟を確保する良い組み手から右内股を連発、激しく追いかけるがエンジンを掛けるのが遅すぎ、そのまま「指導3」対「指導1」の反則累積差「2」で決着。

膠着の中、田知本が的確にギャップを作り出した試合。とはいえ選抜体重別決勝の敗戦を払拭して波に乗りたいはずの田知本、煮え切らない初戦の試合内容。

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岡村、体格差をものともせず大外刈で投げ切り「一本」

岡村智美(コマツ)○大外刈(3:40)△村瀬晴香(ヤックス)

岡村は左、村瀬は右組みのケンカ四つ。
開始早々、村瀬は体を捨てながらの左内股。岡村そのまま振り回し返して15秒、内股返「有効」。
岡村はその後も終始村瀬の頭を下げさせ優勢。
岡村、3分40秒に左大外刈。村瀬こらえるが岡村は体重差をものともせずそのまま強引に投げ切り「一本」。

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長身の日高、組み手厳しく安松を完封

日髙美沙希(大阪体育大4年)○優勢[僅差2-1]△安松春香(ALSOK)

日高が右、安松が左組みのケンカ四つ。
長身、かつ階級が上の日高の方が、安松の引き手を徹底警戒。
25秒、日高に場外の「指導1」。30秒、日高が釣り手で肩越しに背中を叩いて安松を潰し、安松に「指導1」。
以後日高は両襟圧殺の膠着、もしくは組み手で一方的優位の時のみに仕掛ける徹底したリスク回避戦術で安松との対話を徹底拒否。安松はこの壁を突破できずほとんどまともに技を仕掛けられない。

2分51秒、「取り組まない」判断で双方に「指導2」。4分2秒、日高の両襟圧殺のブロッキングに捕まった安松に対し、「極端な防御姿勢」の判断で「指導3」。

様相変わらないまま試合終了、旗判定は2-1で日高の勝利決定。日高が戦術志向に徹し安松の一発を完封した一戦。

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出口、開始早々に得意の右大内刈で「有効」

出口クリスタ(松商学園高3年)○合技[小外刈・内股](4:50)△鈴木真佑(仙台大4年)

右相四つ。出口開始早々に右大内刈「有効」、1分50秒には自身が沈み込んでおいての右小外刈「技有」と鈴木を圧倒。
中盤さすがに出口もペースダウン、鈴木は袖釣込腰を打ち込んで反撃するが、4分50秒に出口が鈴木の低い左袖釣込腰を右内股に捕まえて転がし「技有」を獲得、決着。

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白石のどかが得意の左釣込腰から内股巻込に連絡「技有」

白石のどか(JR東日本)○合技[内股巻込・崩袈裟固](4:16)△古屋梓(筑波大3年)

左相四つ。白石の地力に古屋組み手のうまさで対抗。白石は背中を掴んで再三得意の左釣込腰を放つがことごとく釣り手が切れて決まらず、中盤まで拮抗。1分20秒古屋に「指導1」、2分8秒、片襟の「指導2」。

4分過ぎ、白石、釣り手を巻き込む動作のフェイントから軌道を変えて肩越しに釣り手を掴み、首を乗り越えて奥襟の形で組み手完成。ここで思い切った左釣込腰、古屋が耐えると内股巻込に連絡して「技有」、そのまま抑え込んで一本勝ち。

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烏帽子美久の左内股が「有効」

烏帽子美久(JR東日本)○優勢[有効・内股]△下田美紗季(自衛隊体育学校)

烏帽子左、下田が右組みのケンカ四つ。
下田が右大外刈、右内股と良く攻め1分1秒「指導1」先行。
烏帽子は散発傾向ながらも、引き手争いから左内股を仕掛け、受けた下田をそのまま宙に浮かせた直後の1分41秒下田に「指導1」。

以後も下田が手数を重ねるが、3分44秒、下田がひときわ思い切って右大外刈。これまでの見せ技ではなくリスクを冒して深く入った一撃だが、これを烏帽子は見逃さず、戻り際を左内股に捉え「有効」。

下田は「指導3」まで追いすがるも、ポイント失陥の轍を踏むまいと警戒したかいま一歩踏み込めず、さらに深く入る都度烏帽子にカウンターを狙われ攻撃意欲は徐々に減退。残り21秒、下田に2つ目の「指導」が与えられてそのまま終戦。
下田がうまく拮抗を作り出したが、攻めることでかえって地力の差が出たという印象の一戦。東京王者の烏帽子は初戦からかなりの消耗戦で苦しい立ち上がり。

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月波が開始早々に左小外掛「一本」

月波光貴穂(帝京大1年)○小外掛(0:55)△吉岡優里(旭川大3年)

月波は左、吉岡は右組みのケンカ四つ。
55秒、吉岡の右内股の戻りに合わせて月波が左小外掛。吉岡残せず背中から畳に落ち「一本」。

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菅原の左内股「一本」

菅原歩巴(つくばユナイテッド)○内股(0:59)△中江美裕(大成高2年)

菅原が左、中江が右組みのケンカ四つ。
中江が展開の優位を狙って片手の右内股、次いで右小内刈の形で斜めから脚を相手の股中に差し込んで探りを入れる。しかし菅原その戻りに左内股を引っ掛けて体を捨てる。回旋力十分の一撃は「一本」。中江の牽制技を勝負技に変換した、見事な一撃。

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山部、隙なく吉村を攻め込み続ける

山部佳苗(ミキハウス)○反則[指導4](2:47)△吉村静織(三井住友海上)

山部は右、吉村は左組みのケンカ四つ。
山部がジワリと前進、的確に攻撃と油断なく試合を進める。吉村の内股もことごとく透かして自身の攻撃に変換、「消極」「取り組まない」「場外」「偽装攻撃」と次々反則が累積し、決着。

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