PAGE TOP ↑

柔道1

柔道2
柔道4 柔道5

eJudoとは?情報募集・お問い合わせサイトマップ

60kg級は高藤直寿が初優勝、73kg級決勝の世界王者対決は大野将平が中矢力を「一本」で破る・全日本選抜柔道体重別選手権最終日

(2014年4月6日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版4月6日掲載記事より転載・編集しています。
ドコモ版QRコード
docomo版QRコード
KDDI版QRコード
au版QRコード
全日本選抜柔道体重別選手権最終日
60kg級は高藤直寿が初優勝、73kg級決勝の世界王者対決は大野将平が中矢力を「一本」で破る
eJudo Photo
60kg級1回戦、高藤直寿が「フロントスープレックス」で北原隆文を破る。決勝まで奔放な柔道を披露し続け初優勝を決めた

体重別で柔道日本一の座を争う全日本選抜柔道体重別選手権は最終日の5日、福岡国際センター(福岡市)で男女合わせて7階級の競技が行われ、男子は昨年の世界選手権で金メダルを獲得した3階級を含む、60kg級から81kg級までの軽量4階級で激戦が繰り広げられた。

60kg級は第1シードの世界王者高藤直寿(東海大3年)が初優勝。決勝は左相四つの石川裕紀(了徳寺学園職)に横落で「有効」を先行されたが、直後の3分13秒に腰の差しあいから腹を突き出して相手を持ち上げ、足を高く上げながら組み手とは逆の右側に投げ落とす移腰「技有」で逆転。相撲の「櫓投げ」と表現すべきこの大技で挙げたポイントを守りきって優勝を決めた。

本人が「今日は海外選手みたいな柔道で勝ってしまった」と認めたとおり、1回戦の北原隆文(筑波大4年)でも正面から腹をつけて持ち上げての「フロントスープレックス」(公式記録は抱分)で勝利するなど、国際大会と見紛うばかりの技と発想の多彩さ、IJF大会トレンドへの適応ぶりを発揮。海外勢との戦いで磨いた柔道で、これまでどうしても手の届かなかったシニア国内大会制覇を初めて達成した形となった。

eJudo Photo
73kg級決勝、大野将平が中矢力を浮落「一本」に仕留める

2010年東京大会王者秋本啓之(了徳寺学園職)、11年パリ大会王者中矢力(ALSOK)、13年リオ大会王者大野将平(旭化成)と3人の世界王者が顔を揃えた73kg級は大野が初優勝を達成。決勝は前戦で秋本を送襟絞「一本」に仕留めた中矢を相手に圧力を掛け続けて「指導3」まで奪取、直後攻めに出てきた中矢の右大外刈の戻りを振り返して浮落「一本」で勝負を決めた。

大野は「久々の試合で技術も体力もなかったが意地で勝った。今年は国内で勝って誰にも文句を言われることなく代表になりたかった」とコメント、代表選出ほぼ確実な今夏の世界選手権の2連覇達成に向けて、決意の高さをうかがわせていた。

eJudo Photo
81kg級決勝、永瀬貴規が長島啓太の右小外掛を捌き透かして「技有」奪取

81kg級は第1シードのグランドスラム東京王者、20歳の永瀬貴規(筑波大3年)が初優勝。初戦で苦手の海老泰博(旭化成)に内股透で「技有」をリードされるピンチを迎えたが、この試合を「指導」4つを奪っての逆転勝利で切り抜けると、準決勝では丸山剛毅(天理大4年)との消耗戦に「指導2」対「指導1」の反則累積差で勝利。決勝は前戦でロンドン五輪代表の中井貴裕(パーク24)を払腰「一本」で破っている長島啓太(日本中央競馬会)の左小外掛を透かして浮落「技有」を奪いって優勢勝ち。徹底マークを掻い潜って見事優勝を決めてみせた

「最初から思い切り行こうと思っていたが、全体的に慎重になり過ぎた」と反省の弁を口にした永瀬だが、昨秋以降に残した抜群の実績から世界選手権代表選出は確実。「81kg級で勝つのは厳しいと言われているが、なんとか優勝したい」と抱負を語ってやる気十分の様子だった。

eJudo Photo
66kg級準決勝、高市賢悟が海老沼匡から移腰で「技有」奪取

昨年の世界選手権金メダリストの海老沼匡(パーク24)と銅メダリストの福岡政章(ALSOK)がともに準決勝で敗れるという波乱の展開となった66kg級の決勝は、海老沼を破った高市賢悟(東海大3年)と、福岡を破った六郷雄平(了徳寺学園職)による若手対決。「指導2」対「指導1」の差で優勢勝ちを果たした高市が初優勝を決めている。

各階級の成績上位者と全試合の結果は下記。

◇      ◇      ◇
■60kg級

【成績上位者】
優勝:高藤直寿(東海大3年)
準優勝:石川裕紀(了徳寺学園職)
第三位:志々目徹(了徳寺学園職)
第三位:川端龍(了徳寺学園職)

【1回戦】

高藤直寿(東海大3年)○抱分(2:13)△北原隆文(筑波大4年)
川端龍(了徳寺学園職)○優勢[指導2]△山本浩史(ALSOK)
石川裕紀(了徳寺学園職)○腕挫十字固(2:50)△木戸慎二(パーク24)
志々目徹(了徳寺学園職)○優勢[指導3]△大島優磨(国士舘大2年)

【準決勝】

石川裕紀○横車(1:08)△志々目徹
高藤直寿○優勢[有効・巴投]△川端龍

【決勝】
高藤直寿○優勢[技有・移腰]△石川裕紀

■66kg級

【成績上位者】
優勝:高市賢悟(東海大3年)
準優勝:六郷雄平(了徳寺学園職)
第三位:海老沼匡(パーク24)
第三位:福岡政章(ALSOK)

【1回戦】

海老沼匡(パーク24)○小内刈(4:30)△小倉武蔵(了徳寺学園職)
高市賢悟(東海大3年)○背負投(3:27)△宮崎廉(日本通運)
福岡政章(ALSOK)○優勢[有効・出足払]△森下純平(了徳寺学園職)
六郷雄平(了徳寺学園職)○優勢[有効・巴投]△高上智史(旭化成)

【準決勝】

高市賢悟○合技[移腰・崩袈裟固]△海老沼匡
六郷雄平○優勢[技有・巴投]△福岡政章

【決勝】

高市賢悟○優勢[指導2]△六郷雄平

■73kg級

【成績上位者】
優勝:大野将平(旭化成)
準優勝:中矢力(ALSOK)
第三位:中村剛教(大阪府警)
第三位:秋本啓之(了徳寺学園職)

【1回戦】

大野将平(旭化成)○優勢[指導2]△西山雄希(了徳寺学園職)
中村剛教(大阪府警)○優勢[技有・内股]△太田慶一(了徳寺学園職)
中矢力(ALSOK)○腕挫十字固(1:49)△齋藤涼(旭化成)
秋本啓之(了徳寺学園職)○合技[腰車・背負投]△西岡和志

【準決勝】

中矢力○送襟絞(4:19)△秋本啓之
大野将平○反則[指導4](4:14)△中村剛教

【決勝】

大野将平○浮落(4:31)△中矢力

■81kg級

【成績上位者】
優勝:永瀬貴規(筑波大3年)
準優勝:長島啓太(日本中央競馬会)
第三位:丸山剛毅(天理大4年)
第三位:中井貴裕(パーク24)

【1回戦】

永瀬貴規(筑波大3年)○反則[指導4](4:21)△海老泰博(旭化成)
丸山剛毅(天理大4年)○内股(4:16)△黒田賢司(同志社大4年)
長島啓太(日本中央競馬会)○優勢[指導2]△山下諒輔(静岡県警)
中井貴裕(パーク24)○優勢[技有・払巻込]△小原拳哉(東海大2年)

【準決勝】

永瀬貴規○優勢[指導2]△丸山剛毅
長島啓太○払腰(4:03)△中井貴裕

【決勝】

永瀬貴規○優勢[技有・浮落]△長島啓太

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版4月6日掲載記事より転載・編集しています。
ドコモ版QRコード
docomo版QRコード
KDDI版QRコード
au版QRコード

→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る




supported by KAYAC 運営会社サイトポリシー  RSS copyright (c) 2005 ejudo all rights reserved.