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【eJudo's EYE】全国高等学校柔道選手権組み合わせ抽選直前、今年も「eJudo版シード校」発表!

(2014年2月15日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版2月13日掲載記事より転載・編集しています。
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【eJudo's EYE】
全国高等学校柔道選手権組み合わせ抽選直前、今年も「eJudo版シード校」発表!
■男子

高校柔道の新シーズン最初の日本一を決める全国高等学校柔道選手権大会は3月20日、21日の両日に日本武道館で開催される。

近年、「混戦」と評されるのが恒例となりつつあるこの大会だが、今年はその傾向に拍車が掛かりまさしく20年に一度の大混戦。純戦力の均衡ぶりもさることながら、一昨年大会に始まった東海大浦安高(千葉)の「高校三冠」獲得、そして昨夏の崇徳高(広島)によるインターハイ制覇によって「地方でも全国制覇が狙える」との感触を得た地方の指揮官、選手たちが中央の強豪撃破を現実的な目標に据えている、その意識の変化がこの混戦を後押ししている感ありだ。

その大混戦のさなか、注目の組み合わせ抽選会がいよいよ今週末、2月15日に行われる。

詳しい戦力分析は直前の大会展望の際に改めて行いたいと思うが、まずは抽選会直前、恒例のシード8校予想を試みてみたい。

今期男子でシード校8校に入る力があると目されるのは14校~16校で、かつ評者によってその評価は大きく異なるはず。最大公約数的な戦力評だけでシード校を決めることは至難の技だ。

例年、「eJudo版シード校」として純戦力的な番付を発表してきたこの企画だが、今回の大混戦で純戦力評に踏み込むと膨大な紙数が要る。戦力評は最低限に留め、あくまで「主催者はこう出るのではないか」という観点の、「シード校予想」という形で稿を進めてみたい。

まず、純戦力的な評価だが、シードに値すると思われるレンジに入ってくるチームは以下。

【A】

崇徳高(広島) [若潮杯優勝]
修徳高(東京) [松尾杯優勝][全国選抜三春大会優勝]
白鴎大足利高(栃木) [朱雀杯優勝][水田杯優勝]

【B】

国士舘高(東京) [東京予選優勝]
大成高(愛知) [黒潮旗優勝]
天理高(奈良)
神戸国際大附高(兵庫)

【C】

桐蔭学園高(神奈川) [神奈川県予選優勝]
東海大浦安高(千葉) [前年度優勝]
小杉高(富山)
作陽高(岡山)
高川学園高(山口) [吉岡杯優勝]


ほか、四日市中央工高(三重)、東海大仰星高(大阪)、大牟田高(福岡)、仕上がりの良さを見せている大垣日大高(岐阜)も有力だが、ひとまずはここで線を引いて稿を進めたい。

【四つ角シード】

上記「A」に挙げたチームのうち、昨夏のインターハイ優勝チームであり、かつ各種招待試合のうち高体連が最重要視すると思われる若潮杯を制している崇徳高は四つ角シードが確実。第1シードが現実的だろう。

そして四つ角の一枠に確実に絡むであろうチームが白鴎大足利高。最重要大会である若潮杯には出場していないが朱雀杯、水田杯とハイレベル大会を2つ制しており、かつ松尾杯で国士舘高、水田杯で崇徳高に修徳高とシード候補を次々倒していることを考えるとむしろ四つ角は当確ラインと思われる。

悩ましいのは戦力ナンバーワンの評がある修徳高の扱いで、招待試合の成績と昨夏インターハイの3位という実績を勘案すれば"四つ角"は確実なはずだが、チームの波が底に落ち込んだ東京都予選で国士舘高に完敗しているという事情がある。オフィシャルゲームでありかつレギュレーションが同一である予選の成績を当然主催者は重視するはずで、ということは修徳高への高評価は国士舘高の評価をも相対的に上げ、場合によっては修徳高のシードランクを一段下げる可能性もある。

おそらく主催者には東京からの一校のほかに東海大相模高を四つ角に入れるという腹積もりがあったのではないかと思うが、間違いなく4シードレベルの戦力を有していた同校は神奈川県予選で敗退し今回の出場はなし。そして東海大相模を破った桐蔭学園高は招待試合で成績を残しきれず、負傷の岡田武志らが復帰した三春大会でもベスト8で東海大浦安に屈している。恒例の「神奈川からの一枠」を駆使することは難しいかと思われる。

仮に、四つ角シードが

崇徳(中国地区)、白鴎大足利(関東地区)、
修徳(東京地区)、国士舘(東京地区)

となった場合は東日本勢への偏りが懸念されるが、では先ほど「B」にランクしたチームから地域バランスを考慮した上で引き上げるべきチームがどれかを考える。

大成は黒潮旗優勝で戦力も充実、十分優勝を狙えるチームだが東海地区は新人戦のブロック大会がなく、かつ大成は若潮杯以降ハイレベル招待試合に出場していない。たとえ全国優勝に値する地力を養っていたとしても、各委員が客観的に大成を推せる材料が「地方バランス」以外にないということは言える。

神戸国際大附高は若潮杯2位で大きなインパクトを残したが、近畿大会の準々決勝(事実上の決勝であったが)で天理高に敗れ入賞を果たしていない。2週連続で戦った近畿大会の疲労を残したまま参加した全国選抜三春大会では3位で地力の高さを見せたが、逆に若潮杯で見せた圧倒的なパフォーマンスがコンディション調整に大きく左右されるという面を見せたという感もあり。

近畿大会優勝という「実力の証明書」を獲得した天理高はこの点引き上げやすいところがあるが、若潮杯では3位に終わっており、かつ今回4つ角シード候補の修徳高と白鴎大足利高が同大会には不参加であったという事情も重なり、なかなか評価が難しいところ。四つ角に入ってもおかしくないが、ともに若潮杯3位ながら今回実力的には四つ角確実と思われる修徳に国士舘が勝利しているというねじれた事情を主催者がどう消化するか。

ここで思い出されるのは昨年。東海大相模高と桐蔭学園高という同一県代表を、「他に決定打がない」という事情からともに四つ角シードに置き、その観察どおりに両校がベスト4に進出したという実績だ。地方バランスは考慮されるが、引き上げるべき決定打がなく候補の地方チームが競っている場合は、実力評価で同一県チームが引き上げられる可能性もある。中国地区から第1シードをピックアップしているという事情もこの論理を後押しするのではないか。

ということで、四つ角シードは異例ながら、

崇徳高(広島)、白鴎大足利高(栃木)、修徳高(東京)、国士舘高(東京)

と読んでおきたい。

【8シード】

天理高(奈良)、大成高(愛知)、小杉高(富山)、大牟田高(福岡)

と予想しておきたい。

近畿からは天理に神戸国際大附と当確をつけておきたいチームが2つある。前述の通り天理は修徳(または国士舘)と入れ替わって四つ角シードに入る可能性もあり。しかしここまでの混戦の中、フ゛ロック優勝校以外からいかに最重要大会とはいえ若潮杯2位一発で力を示した形の神戸国際大附を、地域ハ゛ランスを崩してまで押し切れるか。少々難しいのではないかと思われる。

大成は地域ハ゛ランスからも黒潮旗優勝の実績からも、少なくともシート゛入りは確実ではないだろうか。


小杉高は北信越という地域性考慮の「地の利」もあるが、全国選抜三春大会での明石将太、坂田豊志、北山達也の3枚の仕上がりの良さを見る限り純戦力だけでも堂々8シードを張る力がある。近畿、中国に複数シードに値するチームがあるさ中で北信越からの「1枠」が消滅する可能性ももちろんあるが、これもeJudoとしては当確を出しておきたいチームだ。

残りの1枠が悩ましい。力的には作陽、高川学園、桐蔭学園、東海大浦安を推したいところだが後者2校はここまでの7校に関東勢が3校入る中で、この数字のバランスを覆すだけの決定的な材料に欠ける。桐蔭学園、東海大浦安ともチームが仕上がったのは1月以降で招待試合で強さを見せ付けるにいたらなかったという事情もこれを後押しするのではないか。
作陽、高川学園も実力は明らかだが中国地区から第1シードに崇徳が座る中で同地区から2校という「度胸」を主催者が持てるかどうかは微妙だ。

ここで思い起こされるのが、これまで当然のように「1枠」が割り当てられてきた九州ブロック。九州に一定のリスペクトを置くのは今大会の伝統でもあり、全九州新人大会を取った大牟田がここに配される可能性は高い。

というわけで大混戦の今大会のシード校、下記の通り予想したい。

[四つ角シード]

崇徳高(広島)、白鴎大足利高(栃木)、修徳高(東京)、国士舘高(東京)

[ベスト8シード]

天理高(奈良)、大成高(愛知)、小杉高(富山)、大牟田高(福岡)

もちろんこれだけの混戦、「大外れ」の可能性もあり。例えば近畿から2校が入ることはもちろん、中国から3校のピックアップがあったとしても、関東と東京から合計「5」枠が行使されたとしても周囲は十分飲み下すだろう。

例年の通り、高校選手権を楽しむためのひとつの材料、「話のネタ」としてお笑い下されば幸いだ。

■女子

合同稽古が強化の中心になっていて招待試合の文化が薄く、かつ高校選手権レギュレーションの試合が県予選(ブロック大会)しかない女子は毎年予想が非常に難しい。

しかし今年度の四つ角シードはほぼ間違いなく大成高(愛知)、東大阪大敬愛高(大阪)、埼玉栄高(埼玉)、沖学園高(福岡)の四校と見る。

この4チームは上位対戦でも計算の立つ選手が複数以上いるのが特徴。この点で他のチームとは一段差があると評してまず間違いないだろう。

8シード候補はエース1枚の力が高い桐蔭学園高(神奈川)、帝京高(東京)、抜きん出た選手はいないが選手の錬度の高い創志学園高(岡山)、エース新垣さつきに加えて70kg級の島袋玲美を63kg級にコンバートして選手権に備える沖縄尚学高(沖縄)、世界カデ57kg級2位の村上栞菜が52kg級に転向、黒潮旗で早くも優勝している夙川学院高(兵庫)など。予選を欠場した模様の武居沙知が戻れば松商学園高(長野)もこの枠に入ってくるだけの力がある。新田高も例年のチーム作りの確かさから考えれば、十分上位を狙えるはず。

予想は、下記としておきたい、

[四つ角シード]

大成高(愛知)、東大阪大敬愛高(大阪)、埼玉栄高(埼玉)、沖学園高(福岡)

[ベスト8シード]

桐蔭学園高(神奈川)、帝京高(東京)、創志学園高(岡山)、夙川学院高(兵庫)


こちらは、戦力不明瞭ながらおそらく「揺れ」は2、3校に留まるのではないか。

15日に抽選があったとして、例年通りであれば関係者への周知は即日、主催者発表は翌朝。発表を楽しみに待ちたい。


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