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千葉県が2年ぶり3度目の優勝、好調石川裕紀が"秒殺"一本勝ち連発・国民体育大会柔道競技成年男子

(2013年10月16日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版10月9日掲載記事より転載・編集しています。
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千葉県が2年ぶり3度目の優勝、好調石川裕紀が"秒殺"一本勝ち連発
国民体育大会柔道競技成年男子
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写真:決勝、千葉の先鋒石川裕紀が宮崎・宮田雄基を僅か21秒で内股「一本」に仕留める)

平成25年度国民大域大会柔道競技は7日、東京武道館(東京都)で最終日の成年男子決勝までの競技が行われ、千葉県が2年ぶり3度目の優勝を飾った。

了徳寺学園と京葉ガスの所属選手でメンバーを固めた千葉県は前日(6日)の2回戦では香川県を相手に2-0というやや大人しい出だしだったが、この日は3回戦で青森県を4-0、準々決勝で三重県を3-0と大差で下して順当に準決勝進出。

地元優勝に燃える東京都との準決勝ではこの日絶好調の先鋒石川裕紀(了徳寺学園職)が学生時代からのライバル山本浩史(ALSOK)を僅か30秒で腕挫十字固「一本」に仕留めて先制。次鋒戦も西岡和志(京葉ガス)が大束匡彦(旭化成)から「指導2」を奪い、失点を副将戦の1点に抑えて2-1の快勝。見事決勝に進出した。

大きな山場を越えた後の決勝戦は先鋒戦で石川裕紀がまたしても僅か21秒、宮田雄基(宮崎産業経営大)を相手に見事な左内股を決めて一本勝ち。

次鋒戦の引き分けを受けた中堅戦では下和田翔平(京葉ガス)が、後の先の強い西田泰悟(旭化成)を相手に我慢強く試合を進めて優位にたったが、残り1分半を過ぎたところで前に出たところに出足払を食って「有効」を失う。窮地に陥ったと思われた下和田だが、以後ギアを上げて西田を追い込み3分28秒「指導2」、そして残り10秒となった3分50秒に「指導3」を獲得して逆転勝ち。優勝に王手を掛けた。

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(写真:穴井亮平が垣田恭平の左大内刈を潰し、右内股に切り返して「一本」)

この良い流れを引き継いだのが副将の穴井亮平(了徳寺学園職)。4月の全日本柔道選手権3位、全日本実業個人90kg級王者の垣田恭平(旭化成)を相手に、垣田が得意の座り込むような左大内刈を仕掛けたところを潰し、めくりあげるような右内股で切り返す。3分50秒、低い軌道で職人・垣田を舞わせたこの一撃が「一本」となりこの時点で3-0。千葉県が見事優勝を決めた。

千葉県・山田利彦監督(了徳寺学園)は「勝因はチームワーク。今年はたまたま京葉ガス、了徳寺学園の同世代の選手達が集まってこの部分が非常に良かった。団体戦は一番まとまったところが勝つ競技ですから、実力云々よりもうちが一番まとまっていたということだと思います」と勝利の弁。「監督としてはホッとしています」と千葉県監督として3度目となる優勝に安堵した様子だった。

優勝を牽引したのは先鋒を務めた石川。8月の全日本実業個人では3度目の優勝、それもかつての一本背負投主体の柔道とは全く異なる内股を含めた両手技での「一本」を連発して勝利して周囲に大きなインパクトを与えたばかりだが、この日も秒殺「一本」を量産して絶好調継続。「後ろが強いから、流れを作ろうと思い切り試合をした」とのポリシーも勢いを後押し、大会MVPと評して差し支えない素晴らしい出来だった。世界選手権王者高藤直寿の独走気配漂う60kg級にあって以後どれだけの力を見せてくれるのか、非常に楽しみになところだ。

地元東京都は3位決定戦で神奈川県を下し3位を確保。男女総合では1位を獲得して面目を保った。

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(写真:成年男子優勝の千葉県チーム)

【決勝】

千葉県 3-1 宮崎県
(先)石川裕紀○内股(0:21)△宮田雄基
(次)西岡和志×引分×齋藤涼
(中)下和田翔平○優勢[指導3]△西田泰悟
(副)穴井亮平○内股(3:50)△垣田恭平
(大)岩尾敬太△隅落(1:08)○西潟健太

【入賞者】

優勝:千葉県
準優勝:宮崎県
第三位:東京都
第四位:神奈川県

千葉県・山田利彦監督のコメント
「監督を務めたのは2003年から。これで3度目の優勝ですが昨年は負けてしまいましたし、うれしいですね。チームワークが一番大事、強い選手が集まったのでいかにいい雰囲気で試合をさせるかに腐心しました。今回は京葉ガスと了徳寺学園の選手が同年代で集いましたので、この点うまく行ったと思います。石川は初戦で調子が悪かったのですが、開き直って落ち着いて試合が出来ました。地力はもともとあるのですが、精神面での成長がうれしいですね。穴井は(決勝の垣田戦は)追いかけると巴投などがあるので、良く我慢して前に引き出してしっかり取ってくれたと思います。いずれ団体戦は一番まとまったところが勝つ競技ですから、実力云々よりもうちが一番まとまっていたということだと思います」

千葉県・石川裕紀選手のコメント
「初戦は緊張して固くなってしまいました。膝を怪我していることもあり、(背負投だけでなく)内股、大内刈、大外刈で攻めることを心がけています。最近は自分の試合のビデオをしっかり見る習慣がつき、今日も1試合終わるたびに見て修正していました。初戦は釣り手が動いていなかったのでそこを早い段階で修正できたのが大きかったのではないかと思います。先鋒としてチームに勢いをつけるために勇気を持って攻めよう、後ろが強いんだから思い切りやろうと考えて試合をしました。年が近い選手が多かったので今回はとても楽しくやれました」  

千葉県・穴井亮平選手のコメント
「昨日は女子が優勝しましたし、狙っていました。前が取ってくれたので気楽に試合が出来ました。自分と西岡がチーム最年長なので、責任を果たせたかなと思います。(決勝の)内股は狙ったわけではなく、体が勝手に反応しました。」

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(写真:準決勝、宮崎・西田泰悟が神奈川・長澤憲大から掬投で「有効」)

【準々決勝】

東京都 3-0 愛知県
(先)山本浩史×引分×大竹裕也
(次)大束匡彦○合技(2:00)△伊藤裕介
(中)吉田優也×引分×中村龍平
(副)高橋和彦○大外刈(1:24)△佐藤和幸
(大)百瀬優○優勢[指導3]△鰐渕良則

千葉県 3-0 三重県
(先)石川裕紀○隅落(0:08)△川瀬英徳
(次)西岡和志○優勢[指導2]△木原啓伸
(中)下和田翔平×引分×中川裕喜
(副)穴井亮平×引分×佐藤武尊
(大)岩尾敬太○大内刈(0:25)△筒井友樹

宮崎県 4-1 新潟県
(先)宮田雄基△崩袈裟固(2:06)○椿龍憧
(次)齋藤涼○優勢[有効・支釣込足]△佐藤拓哉
(中)西田泰悟○掬投(3:25)△砂井進吾
(副)垣田恭平○優勢[指導3]△今井敏博
(大)西潟健太○優勢[指導2]△猪又秀和

神奈川県 3-2 兵庫県
(先)松﨑裕毅△裏投(1:06)○片山雄一朗
(次)吉田惟人△大外刈(0:41)○橋本大悟
(中)長澤憲大○優勢[技有・払腰]△浦瀬泰司
(副)王子谷剛志○内股(1:48)△齋藤俊
(大)白本周太郎○優勢[技有・小外刈]△小野勇輝

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(写真:準決勝、宮崎・西潟健太が神奈川・白本周太郎の大外刈にいち早く反応、右小外掛で一本勝ち)

【準決勝】

千葉県 2-1 東京都
(先)石川裕紀○腕挫十字固(0:30)△山本浩史
(次)西岡和志○優勢[指導2]△大束匡彦
(中)吉田優也×引分×下和田翔平
(副)穴井亮平△優勢[指導2]○高橋和彦
(大)百瀬優×引分×岩尾敬太

宮崎県 4-1 神奈川県
(先)宮田雄基△崩上四方固○松崎裕毅
(次)齋藤涼○優勢[指導2]△吉田惟人
(中)西田泰悟○優勢[有効・掬投]△長澤憲大
(副)垣田恭平○優勢[有効・出足払]△王子谷剛志
(大)西潟健太○小外掛△白本周太郎

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(写真:3位決定戦、吉田優也が長澤憲大の左内股をコントロール、内股透「有効」)

【3位決定戦】

東京都 ①-1 神奈川県
(先)山本浩史×引分×松﨑裕毅
(次)大束匡彦×引分×吉田惟人
(中)吉田優也×引分×長澤憲大
(副)高橋和彦△優勢[指導2]○王子谷剛志
(大)百瀬優○足車(1:45)△白本周太郎

【男女総合成績】

第一位:東京都 112点
第二位:千葉県 109点
第三位:神奈川県 75点
第四位:宮崎県 45点
第五位:京都府 55点
第六位:埼玉県 31点
第六位:静岡県 31点
第八位:兵庫県 30点
第八位:愛媛県 30点


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