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世界柔道選手権81kg級プレビュー×組み合わせ展望

(2013年8月29日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版8月29日掲載記事より転載・編集しています。
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世界柔道選手権81kg級プレビュー×組み合わせ展望
ニフォントフら有力選手ギッシリ、
正当派柔道の長島はワールドマスターズ2位の実績テコに表彰台を狙う
【日本代表選手】

長島啓太
年齢:25歳
所属:日本中央競馬会

日本の弱点と呼ばれる81kg級。つごう3回世界大会代表を務めた変則ファイター・中井貴裕に続いて今回日本が送り込むのはタイプ一変、正統派選手の長島啓太だ。

大内刈を中心とした投技の威力と丁寧な組み手が持ち味。近年大きなタイトルはないが、代表決定後の5月に送り込まれたワールドマスターズではこのストロングポイントを存分に生かし、世界選手権に向けて実験をするがごとくの冷静な柔道で見事決勝進出、2位入賞を果たしている。強者ひしめく81kg級だが長島の実力の最高到達点は十分メダルクラス。表彰台を期待したい。

■有力選手

体格的にパワー、身体能力、技術が高い平面で揃い易いこの中量級は有力選手がギッシリ。実績ナンバーワンのキム・ジェブン(韓国)はエントリーしておらず絶対の存在はいないが、有力候補が非常に多いレベルの高い階級だ。

わけても優勝を狙うクラスタにあると思われるのが09年世界選手権王者、今期のワールドマスターズ優勝で完全復活を印象付けたニフォントフ(ロシア)、前任者のギヘイロに替わって技、パワー、スピードに組み手技術と全てを高い水準で揃えるペナウベル(ブラジル)、これにパワールァイターのチキラウリとチリキシビリのグルジアコンビと長島を加えた5人。第2グループはロンドン五輪3位のバロア・フォルティエ(カナダ)、トマ(UAE)、ヴォロベフ(ロシア)ら。前者2人は総合力が高く、小外刈ファイターのヴォロベフは爆発力がある。上位クラスタに割って入る可能性があるのはヴォロベフか。

■組み合わせ

→81kg級組み合わせ

【プールA】

ペナウベルの山。3回戦がピエトリ(フランス)、準決勝はトマとヴォロベフ、いずれかとの対戦が待ち受ける。勝ち上がりの最有力候補はペナウベルだが、世界大会が初めてのこの選手がどれだけ実力を発揮できるか。力関係をひっくり返す一発のあるヴォロベフが来た場合は要警戒。昨年のグランドスラム東京で日本代表を3人抜きしたヴォロベフは、日本的な柔道をすると評されるペナウベルには相性が合うはずだ。

【プールB】

ワールドマスターズの好結果が効いて長島がシード権を確保。序盤の山場は3回戦のマルジャノビッチ(クロアチア)戦だが、準々決勝まではあっさり進むことが出来そうだ。

準々決勝はチキラウリが待ち受ける。長島はワールドマスターズ1回戦でこの強者を組み手と技の出し入れの見極めの良さで完封、「指導2」を奪って勝利している。
チキラウリは前回の戦いを踏まえて奥襟圧殺、それが出来ずば、体の力の差がダイレクトに生きる密着の乱戦を志向してくるはずだ。丁寧さだけではクリアしきれないチキラウリのスクランブル状態が訪れたときに、長島がここに何を用意しているのか。それがこの試合の見どころだ。


【プールC】

チリキシビリの山。準々決勝までは無風に近いラインナップ。
逆側の山はシード選手がバロア・フォルティエ、対抗馬としてスティーブンス(アメリカ)、マレシュ(ドイツ)、シュミット(フランス)らが配されているが寝技ファイターのスティーブンス以外はいずれも柔道が比較的まともで、波乱要素のある選手がいない。チリキシビリの勝ち上がりを推したい。

【プールD】

ニフォントフの山。配された選手はいずれも中堅選手で少なくとも事前予想の段階でニフォントフの勝ち上がりを阻むと計算すべき選手はいない。

【準決勝-決勝】

ペナウベル、長島、チリキシビリ、ニフォントフという「4つ角」シード選手がぶつかると読んでおきたい。

ペナウベル-長島。長島は前任者のギヘイロに、「日本的な」柔道で完敗を喫している。互いに奇襲というよりは丁寧な組み手にしっかりした技を繋げる正統派タイプで、試合は地力比べ、総合力勝負となると見る。

ニフォントフ-チリキシビリは様相が読みがたいが、ニフォントフはワールドマスターズで立ち姿勢から繋ぐ腕挫十字固を極めまくっており、「巴十字」で長島を沈めている。寝技に注目。

長島はパワーファイターを捌いてストロングポイントの投げを生かす、とういうステージから、このペナウベル戦は良くも悪くもごまかしの効かない「柔道の力」の対決ということになる。相手は、勝負に来る。戦いとしては噛み合うはずだ。最初の一分が拮抗なら十分戦えるだけの地力が練れたということ。期待したい。


※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版8月29日掲載記事より転載・編集しています。
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