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世界柔道選手権48kg級プレビュー×組み合わせ展望

(2013年8月26日)

※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版8月26日掲載記事より転載・編集しています。
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世界柔道選手権48kg級プレビュー×組み合わせ展望
五輪落選劇から1年、存在証明かけて3連覇に挑む浅見八瑠奈
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(優勝候補最右翼は日本の浅見)

【日本代表選手】

浅見八瑠奈
年齢:25歳
所属:コマツ

10年東京、11年パリと世界選手権を2連覇。同年のグランドスラム東京ではライバル福見友子を「一本」で破りロンドン五輪代表が確実視されていた浅見だが、最終選考会の13年全日本選抜体重別ではまさかの一回戦敗退。土壇場で五輪代表落選という悲劇を味わった。

あれから1年、浅見は全日本実業個人(8月)、講道館杯(11月)、グランドスラム東京(11月)、グランドスラムパリ(2月)、そして選抜体重別(5月)と、そのキャリアからすれば「ドサ回り」と呼ぶべき大会から最高峰大会まで出るべき全ての大会に皆勤出場(代表決定後のワールドマスターズは出場せず)、そして全ての試合に勝利してきた。

休むことではなく、出続けること、そして勝ち続けることであの衝撃的な落選劇を乗り越えようともがいてきた浅見。メンタルに明らかな不安定さが見られた実業個人初戦を皮切りにここまで大会ごとにパフォーマンスは尻上がりに質を増しており、そしていよいよその「乗り越える」行為のまとめとも言える世界選手権の畳に臨む。

五輪の傷は、五輪でしか癒せない。しかし今の浅見に出来ることは、再び世界の頂点に立つことしかない。今回の世界選手権は五輪の畳に立てなかった浅見の存在証明、世界一の誇りを胸に再び五輪に挑むための通過儀礼だ。

組み手の巧さに足技、担ぎ技、寝技とオールラウンダーの浅見には死角が少ない。おそらく高い確率で金メダルを獲得してくれるのではないか。あの「傷」をふさぎ、乗り越えるために再び世界選手権の畳に上がる浅見。優勝インタビューの第一声に注目である。

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(写真:最大の敵は五輪王者メネゼス)

■有力選手

最大のライバルは五輪王者のメネゼス(ブラジル)。緩急自在の柔道テンポと鋭い小内刈が持ち味で、唯一浅見に迫りうる存在。ロンドン後はグランドスラム・パリでムンクバット・ウラントセトセグ(モンゴル)の柔術由来の巧みな寝技で抑え込まれて一本負けを喫し、5月のワールドマスターズ決勝では遠藤宏美(筑波大3年)に「指導1」敗退のアップセットを許した。グランドスラムモスクワでもキッチリ優勝はしたものの初戦でウングレアヌ(ルーマニア)のケンケン内股を受け損ねて「技有」を失うなど今期の戦いぶりは今一歩。ブラジルは大会1ヶ月前までツアーを続け最終戦のモスクワまで代表チームを引っ張りまわしており、その疲労が影響してくる可能性も低くない。まずは当日、序盤戦の出来を見守りたいところだ。

このメネゼスと浅見が他から頭一つ抜けた優勝候補。

距離を詰めての勝負が得意なパワーファイター・ファンスニック(ベルギー)クセルノビスキ(ハンガリー)が第2グループを形成。やや名前負けの感はあるが、ここのところの出来を買って前述のムンクバット・ウラントセトセグ(モンゴル)もここに割って入ると押しておきたい。ここまでが浅見相手にアクシデントを起こしうるクラスタ。

ほか、ロッセネウ(ベルギー)メストレアルバレス(キューバ)ペイエ(フランス)などが入賞候補。


■組み合わせ

シード選手はメネゼス、浅見、ファンスニック、クセルノビスキと順当。
プールA、Bに厄介な選手が回され、浅見は比較的戦いやすい組み合わせ。

→48kg級組み合わせ

【プールA】

メネゼスの山。3回戦(2試合目)でロッセネウ、準々決勝はペイエとまずまずの組み合わせ。いずれも波乱タイプの選手ではなく、メネゼスの勝ちあがりは堅い。

【プールB】

クセルノビスキとムンクバット・ウラントセトセグの一騎打ち。ランキングは前者が上だが組み合っての時間が長くなると、特に互いが消耗した後半戦は何が起こるかわからない。アップセットも十分在り得るカードだ。

【プールC】

浅見の山。2、3回戦は無風で、準々決勝のメストレアルバレス(キューバ)との戦いが最初の山。曲者タイプを量産し続けるキューバだが、この選手はさほどの難剣使いではない。手堅く追い詰めていきたい。

【プールD】

ファンスニックの山で、準々決勝はガルバドラフ・オトコンセトセグ(モンゴル)とクズネトソワ(ロシア)の勝者と対戦。おそらく前者と戦った上で、ファンスニックが出てくるだろう。

【準決勝-決勝】

準決勝はファンスニック、決勝はメネゼスとの対戦が濃厚。

いずれも浅見にとっては嫌な相手ではないが、浅見は技一発、パワー一発で圧倒的に勝負をつけるというタイプではなく、展開で優位を作り続けてチャンスを探し、ここぞというときに一気に差をつける型の選手。そういう意味では序盤のアクシデントで展開を失うことが何より怖い。まず、確実に優位を作って相手を追い詰める、いつもの浅見のペースで試合に入りたいところだ。

金メダルの可能性濃厚。初日に男女それぞれ「金」獲得は、十分ありうべきシナリオである。


※ eJudo携帯版「e柔道」およびeJudoメルマガ版8月26日掲載記事より転載・編集しています。
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