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GPウランバートル・女子各階級概況×詳細

(2013年7月31日)

※ eJudo携帯版「e柔道」7月15日掲載記事より転載・編集しています。
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GPウランバートル・女子各階級概況×詳細
第1シードのムンクバットが余裕の優勝
48kg級
【入賞者】
(エントリー6名)
1.MUNKHBAT, Urantsetseg(MGL)
2.GALBADRAKH, Otgontsetseg(MGL)
3.LEE, Seyoung(KOR)
3.MAGSARJAV, Dolgorjav(MGL)
5.BATSUKH, Altantsetseg(MGL)
5.LUI, Wing Yin(HKG)

エントリー選手6名で、うちモンゴル選手が4名。国際級と呼べるのは第1シードに配されたランキング10位のムンクバット(モンゴル)のみで、当たり前のようにこの選手が優勝。

しかし互いの手のうちを良く知るガルバトラフ(モンゴル)との決勝は相手がムンクバットの寝技を徹底警戒して、「指導1」のみしか差がつかず。トーナメント全体を通して、見どころは準決勝でムンクバットがリー・セヨン(韓国)から腕挫十字固で一本勝ちして得意の寝技技術の高さを見せた1試合のみと言って良い、いささか寂しいトーナメントであった。

17歳のパク・ダソルが好調アディヤサンブを破る
52kg級
【入賞者】
(エントリー7名)
1.PARK, Da Sol(KOR)
2.ADIYASAMBUU, Tsolmon(MGL)
3.BALJINNYAM, Bat-Erdene(MGL)
3.CHINTOGTOKH, Azzaya(MGL)
5.GANBAATAR, Saranzaya(MGL)
5.TSUI, Shuk Ki(HKG)
7.MOLCHANOVA, Polina(RUS)

韓国の新星、17歳のパク・ダソルが快進撃。決勝で現在ランキング5位、5月のワールドマスターズで2位入賞と躍進中のアディヤサンブ(モンゴル)を破って見事優勝を飾った。

パクは2回戦でガンバートル(モンゴル)を背負投「有効」、準決勝でバルジンヤム(モンゴル)に背負投「技有」といずれも得意の担ぎ技で勝利して決勝進出。決勝も距離を詰めようとするアディヤサンブに対し先んじて片襟の背負投で攻め続け、アディヤサンブは序盤に得意の肩車を潰されて偽装攻撃の「指導1」、中盤には消極の「指導2」を立て続けに失う。
結局最後までペースを落とさず攻め切ったパクが優勝、この日唯一となるモンゴル勢以外の優勝を飾った。

3位はバルジンヤム、チントグトフといずれもモンゴル勢。チントグトフは8日にロシア・カザンで開催されたユニバーシアードに参加(7位)したばかり。今大会に掛けるモンゴル勢の意気込みが伝わる強行日程でのエントリー、そして入賞だった。

ドルジスレンが2試合一本勝ちで順当に優勝、世界選手権の第2シードをほぼ確定
57kg級
【入賞者】
(エントリー7名)
1.DORJSUREN, Sumiya(MGL)
2.KIM, Jan-Di(KOR)
3.ALTAI, Batzul(MGL)
3.BAZARRAGCHAA, Narantuya(MGL)
5.KWOK, Kit Fong(HKG)
5.SAIIMOVA, Gulzhaz(KGZ)
7.ERDENEBAATAR, Enkhubuyan(MGL)

ワールドランキング2位のドルジスレン(モンゴル)が順当に優勝。第2シードに配されたキム・ジャンディ(韓国)と合わせてIJFトーナメントの常連はこの2人のみというメンバー構成であったが、当然のようにこの2人が決勝で激突、ドルジスレンが一本勝ちで勝利して優勝を飾った。
この階級のワールドランキングは現在パヴィア(フランス)が独走中。しかしドルジスレンも3位以下を今大会開始前の時点で500ポイント近く引き離しており、これでどうやら世界選手権は第2シードがほぼ確定。トーナメントのレベルは高くなかったが、ドルジスレンにとっては意味のある優勝だった。

ツェンドアユシュが優勝、決勝は格の違い見せ付ける
63kg級
(エントリー7名)
【入賞者】
1.TSEND-AYUSH, Tserennadmid(MGL)
2.YOU, Jeyoung(KOR)
3.BALDORJ, Mungunchimeg(MGL)
3.MARTIN, Hannah(USA)
5.AMGALAN, Saranzul(MGL)
5.TUMEN-OD, Battugs(MGL)
7.LEUNG, Po Sum(HKG)

第1シードがランキング20位のハンナ・マーチン(アメリカ)、第2シードがランキング33位のツェンドアユシュ(モンゴル)という、参加者のレベルとしてはこの日もっとも苦しいトーナメント。

第2シードのツェンドアユシュが、2回戦でチュメンオド(モンゴル)に「指導4」の反則勝ち(3:09)、準決勝はバルドルジ(モンゴル)に腕挫十字固で一本勝ち(4:54)と順応に決勝進出。決勝は前戦でマーチンを「指導2」で食ったランキング105位のヨウ・ジュエン(韓国)に貫禄を見せつけ終始試合を支配。叩き落とすような内股「技有」でしっかり優勝を決めて見せた。

強豪が小差でひしめくこの階級であるが、世界選手権の勢力図にはあまり影響があるとは考えられない、「コンチネンタルオープン」かそれ以下というレベルの階級だった。

第1シードのキムセンヨンが優勝、大野陽子は3位に終わる
70kg級
【入賞者】
(エントリー9名)
1.KIM, Seongyeon(KOR)
2.TSEND AYUSH, Naranjargal(MGL)
3.ONO, Yoko(JPN)
3.ROBRA, Juliane(SUI)
5.EIGLOVA, Alena(CZE)
5.MOREIRA, Antonia(ANG)
7.SUKHBAATAR, Adiltsetseg(MGL)
7.TSENDSUREN, Tserenkhand(MGL)

第1シードのキム・センヨン(韓国)と大野陽子(コマツ)が対決する準決勝が最大の山場。
この試合は序盤にキムが肩車「有効」で先行、大野の焦りに乗じて左一本背負投「技有」も追加して快勝。勢いづいたキムは決勝もツェンドアユシュ(モンゴル)を相手に2分26秒に横落「技有」、3分に左一本背負投「技有」と積み上げて一本勝ち。見事優勝を決めた。

大野はまたしても国際大会での優勝ならず。3位決定戦は一本勝ちで表彰台を確保したものの、勝利の後も首をかしげて不本意そうな表情を浮かべていた。

【日本人選手勝ちあがり】

大野陽子(コマツ)
成績:3位

[1回戦]
大野陽子○崩袈裟固(0:48)△ウルジバヤル(モンゴル)
[準決勝]
大野陽子△優勢[技有・一本背負投]○キム・センヨン(韓国)
[3位決定戦]
大野陽子○崩袈裟固(5:00)△ウルジバヤル(モンゴル)

日高美沙希惜しくも2位、強気の柔道続けられず大チャンス逸す
78kg級
【入賞者】
(エントリー7名)
1.BATTULGA, Munkhtuya(MGL)
2.HIDAKA, Misaki(JPN)
3.JUNG, Da Woon(KOR)
3.TURBAT, Baasanjav(MGL)
5.MYAGMAR, Sugar(MGL)
5.PINTO, Keivi(VEN)
7.MUNKH-ERDENE, Uuganjargal(MGL)

エントリーは7名のみ、しかも絶対の強者は見当たらず。まだ国際大会に出始めて1年目、もちろん優勝もない日高美沙希(大阪体育大3年)にとってはグランプリ大会優勝という勲章を得ることが十分現実的な、これ以上ない大チャンス。

日高は180cmの長身を生かし強気の柔道を見せる。ムンクエルデン(モンゴル)との2回戦は奥襟で圧をかけ続け、窮した相手が抱きついて大内刈を仕掛けようとした瞬間に上から浴びせ落として一本勝ち。準決勝はターバット(モンゴル)が捨身技を仕掛けようとしたところに大外刈を合わせ「技有」奪取、優勢勝ちで決勝進出を決めた。

決勝の相手はアジア選手権3位のバトトルガ・ムンクフツヤ(モンゴル)。頭ひとつ以上大きい日高は右相四つの相手に上から圧を掛け続けて1分20秒「指導1」を奪取。優勝に向けて視界良好だったが、2分過ぎ、バトトルガが上下にあおって日高の頭が下がったところに右払巻込を仕掛けるといきなり様相が変わり始め、前に出ることが出来なくなる。嫌がる日高を見て勢いづいたバトトルガは組み手が完成する前の不完全な状態から右方向への巻き込みを連発。組み手に慎重になった日高にこの作戦が嵌り、2分21秒、3分54秒と日高に2つの「指導」が宣告されて試合終了。バトトルガの優勝が決まった。

日高は序盤1分の戦い方を続ければ問題なしと思われたが、一発目の巻き込みを危うくかわした後、過度にこの技を怖がり、またそれを露骨に相手に見せてしまうことで自滅した感。恵まれた体格や技の威力といったストロングポイントとなり得る要素以上にメンタル面でのポテンシャルに疑問符をつけざるを得ない、拙い試合ぶりだった。


【日本人選手勝ちあがり】

日高美沙希(大阪体育大3年)
成績:2位

[1回戦]
日高美沙希○小外刈(2:29)△ムンクエルデン(モンゴル)
[準決勝]
日高美沙希○優勢[技有・大外刈]△ターバット(モンゴル)
[決勝]
日高美沙希△優勢[指導2]○バトトルガ(モンゴル)

キム・ナヨンがオール一本で優勝、準決勝で市橋寿々華を破る
78kg超級
【入賞者】
(エントリー7名)

1.KIM, Na-Young(KOR)
2.ODKHUU, Javzmaa(MGL)
3.BLANCO, Giovanna(VEN)
3.ICHIHASHI, Suzuka(JPN)
5.DORJGOTOV, Tserenkhand(MGL)
5.GARMAA, Gantogos(MGL)
7.JARGALSAIKHAN, Byambajav(MGL)

第2シードに配されたキム・ナヨン(韓国)が頭ひとつ抜けた実力者。2回戦はジャガルサイハン(モンゴル)の背負投を潰して横四方固に抑え込んで一本勝ち(1:05)、準決勝も市橋寿々華(大阪府警)をわずか35秒の払腰「一本」で仕留めて順当に決勝に進出。迎えた決勝はオドクー(モンゴル)に圧力を掛け続け、相手が右小外掛に抱きついてきたところを呼び込んで左内股に切り返して「技有」を奪う。そのまま崩袈裟固に抑え込んだところで諦めたオドクーが畳を二度叩いて「参った」のゼスチャーを示し、3分1秒「一本」でキムの優勝が決まった。

日本の市橋は前述の通りキムに破れたが3位決定戦を制して表彰台を確保。逆サイドからは第1シードの大ベテラン、ジョバンナ(ベネズエラ)が3位入賞を果たした。

【日本人選手勝ちあがり】

市橋寿々華(大阪府警)
成績:3位

[1回戦]
市橋寿々華○崩上四方固(2:43)△ドルジゴトフ(モンゴル)
[準決勝]
市橋寿々華△払巻込(0:34)○キム・ナヨン(韓国)
[3位決定戦]
市橋寿々華○払腰(4:04)△ガルマー(モンゴル)


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