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金鷲旗高校柔道大会・男子有力校監督直前インタビュー

(2013年7月21日)

※ eJudo携帯版「e柔道」7月19日掲載記事より転載・編集しています。
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金鷲旗高校柔道大会・男子有力校監督直前インタビュー
東海大浦安高・竹内徹監督
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生徒たちも去年からずっと「2年連続三冠」と言い続けていますし、この金鷲旗大会ももちろん2年連続優勝しか考えていません。

チームの雰囲気ですか?高校選手権の前に比べると多少張り詰めたものを感じています。選手権の前は「試合を楽しもう」という雰囲気だったのですが、ちょっとピリピリしている感じですね。そして色々な人に三冠、三冠と言われる中で私自身もかなりプレッシャーを感じています(笑)。ただ、いままで勝ち続けていた人はこういう気持ちでやっていたのだろうし、人生の中で滅多に経験できることではありませんので、生徒ともどもこの状況を楽しもうという気持ちますね。

高校選手権以降どの選手も使える技の種類を増やしています。具体的な技はいえませんが、特に前田宗哉、ウルフアロン、村田大祐というポイントゲッター級の3人は研究されるということをしっかり考えたのか、優勝した後にすぐ練習を始めて、2つ、3つと勝負できる技を増やしている。それも大技です。県大会でもウルフなどはその技を試しながら試合をしていますし、大いに期待しています。

チーム状態は上向き、今にして思えば5月の関東大会で負けたことが良かった。勝ち続けているのでどこかで痛い目に合っておかないといけない。前の3人が73kg級という枠があるのでそもそも難しいなと思っていた大会ではありましたが、あの敗戦でチームが締まりました。県大会も全試合5-0を達成できなかったことで選手たちは不満そうな顔をしていましたし、意識は高いですよ。

関東ジュニアでどうなるのか心配だった部分もあるんですが、ウルフが圧倒的といっていい勝ち方をしてくれましたし、ちょっと調子を崩していた前田も技の切れが戻ってきた。金鷲旗はウルフ、前田、村田を軸に、折原虹之介や粟野孝平、山寺裕斗をうまく使いながら調子を上げていきたいですね。折原は相変わらず上手いですし、負けたくないという気持ちが強い。そして、いま粟野が凄く良くなっています。県大会では決勝で村田に負けてしまいましたが強豪に勝っていますし、このギリギリにきてかなり粘りが出てきました。

ポイントは村田とウルフが取るべきところでどのくらいの仕事を出来るか。特に村田がこちらが思っている以上の仕事、ここは引き分けと読むところを勝ってくるような試合が出来るかどうかが大きい気がします。

そして、金鷲旗は2人残っても3人残ってもウルフがいます。本人も「何人でも抜く」という覚悟を決めています。去年の「俺が俺が」という選手が7人も8人もいるというようなチームカラーではないですが、ウルフはそういう戦い方が出来る選手。やってくれると思っています。

金鷲旗はとにかくどんな形でも勝ちさえすれば、インターハイはいけると思っているんです。ですから三冠最大のポイントはこの金鷲旗。どんなことがあっても絶対に優勝します。


国士舘高・岩渕公一監督
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高校選手権でも勝つことができませんでしたし、この金鷲旗はなんとしても優勝したいと思っています。

私の学校の方の仕事が忙しくて、5月の関東大会や東京の個人戦(6月7日)はなかなか稽古にしっかりつけず選手のほうも調整不足で思わしくなかった。もうそういうことも言っていられません。朝のトレーニングも稽古と研究に切り替えて練習量を積み、4月以降ケガでずっと休ませていた田崎健祐もようやく本格復帰、インターハイの東京都予選ではしっかり優勝することが出来ました。この大会は無失点で勝てたことが大きかったですね。

特に吉良儀城がいま非常に良い。体もひとまわり大きくなって100kgを超えましたし、関東大会で負けてしまった小川君(雄勢・修徳高)やウルフ君(アロン・東海大浦安)とやらせてくれと言ってきますし、休ませようと思った東京ジュニアも長澤選手(憲大・東海大)とやりたいからと出場を直訴してきた。非常に頼もしいですね。私は「やってもきついよ」と言ってるんですが(笑)。

そしてこの直前に来て江畑丈夫が良い。春よりはるかに良いですし、自信もついてきました。稽古ではやはり強く、まともに組んでいれば一流選手とやってもかなりの勝負をする。ですから、金鷲旗のキーマンは江畑ですね。強い強いと言われながら試合ではなぜか下がるイメージがありますが、だからこそ江畑が本領を発揮して本来の強さを見せれば流れは間違いなくうちに来る。

チーム状態は上向いています。田崎健祐も6月下旬からガンガン練習できるようになりました。 勝利のシナリオは、まだわからないですね。勝っているときは決勝レベルで勝って、しかも次で負けないくらいのスタミナがある選手が揃っていましたが、春の大会では取って取られるという試合が続いて、うちらしくない内容だった。体力もトレーニングもまだまだ必要だと思ってやってきたのですが、完璧なラインまで仕上がったというわけではない。

もっとスタミナをつけたかったというのはありますが、勝っている年も完璧だったことはありませんし、目処がついたという感覚はあります。

田崎と江畑、吉良は計算が立ちますので、そのほか2人の活躍が優勝の条件ですね。選手権に出た磯田範仁と森翔平らをはじめこの枠の選手間の競争がものすごく激しい。これでチームに活気が出ています。

大学の試合では国士館が負けてしまいましたが、高校まで東海大勢に負けられない、選手も私もそういう思いで勝利を目指しています。あとは、こちらの予想の上を行くような活躍をする選手が出るかどうか。勝つときにはそういう選手が出てくるものです。それが当日生まれるように、残った時間でしっかり準備していきたいと思います。


東海大相模高・高橋洋樹監
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例えば東海大浦安のウルフアロン君のような飛びぬけたポイントゲッターはいないですが、チーム力はかなり上がってきたなと手ごたえを感じています。ひとりひとりが力を発揮しする展開を作り出して、総合力で優勝を狙っていきたい。

チーム状態は上向きです。いまにして思えば関東大会の神奈川県予選で負けたことでチームに危機感が生まれ、一段階段を上がれた気がしています。実は怪我人がかなり多くてなかなか追い込んだ稽古が出来なかったんですが、春日良太、眞砂谷幸弥のポイントゲッターの2人がなんとかインターハイイ団体予選に間に合いました。眞砂谷はインターハイイ予選の個人を、春日は神奈川ジュニアの出場を取りやめて団体戦一本に絞ってきました。あとは金鷲旗とインターハイに集中するだけです。

キーマンは主将の尾方寿應。しっかりした組み手に思い切りの良さと技の爆発力、センスの良さ、この持ち味に今年はパワーがプラスされて、ここのところの成長には目を見張るものがあります。4月の全日本カデも優勝しましたし、インターハイの団体予選、一階級上の国体予選、神奈川ジュニアとここのところ3週連続で試合があったんですが、ここで勝ち込んで来ているので自信も出てきました。関東ジュニアでも優勝しましたし、この尾方に春日、眞砂谷がしっかり取ることが勝利の条件になってくるでしょうね。

メンバーのあと2人、高校選手権では浅野未来と長谷川優が出場しましたが、いまは藤田圭一と1年生の早川佑斗まで入れて誰が出てくるかわからない状況。早川は思い切りが良い柔道をしますし、金鷲旗は地元・福岡での大会ということで気合が入っています。彼が一暴れしてくれるようだと非常に面白いんじゃないでしょうか。試験期間もかぶるので長い時間の練習は出来ませんでしが、教育実習で羽賀龍之介(東海大4年)が来て一緒に稽古してくれていますし、大学生も来てくれた。集中した、質の高い稽古で追い込むことが出来ました。

東海大学は6連覇を達成しましたが、うちはここ3年勝てていない。何とかここで一矢を報いたい。東海大浦安と国士舘を倒して、今年こそ優勝を掴みます。


桐蔭学園高・高松正裕監督
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インターハイ予選で残念ながら負けてしまい、これが団体戦では最後の大会です。なんとか挽回したい。優勝というより、東海大浦安と準決勝で戦う、そこまでしっかり勝ちあがること、そして勝つことが目標。これを目指すことで優勝が見えてくると思います。

重量級の藤井靖剛と根津信太の2人がポイントゲッターと言われていますが、どちらも常にケガとつきあいながらやって来ていますし、実際に藤井は神奈川県予選では出ることができませんでした。金鷲旗は2人とも出場しますが、この2人がどうこうというより総合力で勝っていきたいですね。八幡大輝と荒巻泰蔵がいま非常に伸びているので、本番では相当頑張ってくれるのではないかと期待しています。根津、藤井ともどこから投入するか組み合わせを見てある程度想定はしていますが、どこから入れるかどうかに関わらず、とにかく総合力勝負です。

東海大浦安との戦いでは、ウルフ(アロン)選手と根津がスコア五分五分で戦うという状態で勝負に送り出したい。そこまでにリードするというのはこちらが物凄く良い出来で向こうが低調というようにかなり条件が揃わないとなかなか難しいと思いますので、どうにかして五分五分で根津を戦わせたいですね。根津はウルフ選手と関東ジュニアで初めて対戦、組み手と体力で圧倒されてしまいましたが、その試合で見つかった課題を具体的に修正しながら、今まさに追い込んでいるところです。

生徒には、残り1週間で強くはなれなくとも、あきらめないで最善を尽くすことが大事だと話しています。試合になれば勝負はわからない、そして最後まで優勝を信じて戦ったもの、努力したものにしか勝負の神は微笑まないよ、と。今年のチームは間違いなくベスト4から優勝を狙える力のあるチームで、こういうチームはなかなか作れない。だから団体優勝を目指して欲しいんですが、チームの意識、力は私から見たらまだまだ。もっと本気で出来るはずなんです。なぜ120%出して稽古ができないのか、120%出せるはずだと、残った時間はこれを追求していきたいと思います。



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