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「狙って勝つ」ことの難しさ際立つ、高藤直寿、大野将平、山本杏ら期待の若手が次々に敗退・全日本選抜体重別選手権大会

(2013年5月17日)


※eJudo携帯版「e柔道」5月11日掲載記事より転載・編集しています。

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「狙って勝つ」ことの難しさ際立つ、高藤直寿、大野将平、山本杏ら期待の若手が次々に敗退
全日本選抜体重別選手権大会


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写真:60kg級準決勝、川端龍が
高藤直寿を巴投「一本」で破る
11日に開幕した全日本選抜体重別選手権大会、第1日は期待の若手が次々に破れる、波乱の幕開けとなった。
60kg級ではグランドスラム東京とグランドスラムパリに連続優勝、現時点で世界ランキング1位を張る高藤直寿(東海大2年)が準決勝で敗退。川端龍(了徳寺学園職)の巴投に対応を誤り、乗り回った相手に背中をつけられて終戦。一本負けで早々に畳を去ることとなった。
敗退直後の高藤は報道陣の前で人目も憚らず号泣。「思うように体が動かなかった」と語った通り、1回戦から明らかに動きが重く、調整失敗すら疑われる低調な出だしだった。巴投を食った場面については「いつもなら自分から1回転するのに、抑えようとしてしまった。自分の身体能力を信じれば良かった」と振り返り、「練習不足か、メンタルが弱いということ」「技術、体力、生活から見直していきたい」と的確に自らを評価してみせたが、その冷静な分析と低調な試合運び、敗退後の取り乱した態度はまさしく裏腹。若さを見せてしまったという印象だった。

高藤同様世界選手権代表候補一番手に挙げられていた57kg級の山本杏(国士舘大1年)は初戦で敗退。苦手の大友真貴子(コマツ)の強気の組み手を捌ききれずに「指導」失陥、以後も山場を作れずに淡々と試合を進めてしまい、2分26秒に左小内刈に飛び込もうとしたところを振り返されて「有効」を失う。そのままこれを取り返す気配すらなく終戦、僅か1試合で今年の選抜体重別を終えることとなってしまった。
「先に『指導』を取られて焦ってしまい、空回りした」「あまり緊張はなかった」と試合を振り返った山本だが、アグレッシブさが売りのはずの山本の大人しい試合ぶりは明らかに普段とは違っていた。代表レースのライバルである宇高も優勝を逃したためまだ可能性は残っているが、悲願の世界選手権代表選出は非常に厳しい状況となってしまった。

73kg級ではグランドスラム東京王者の大野将平(天理大4年)が決勝に辿り着けず。1回戦は東京世界選手権3位の粟野靖浩(了徳寺学園職)を横車「有効」、内股「一本」と圧倒、会場のため息を誘う強さを見せていたが、準決勝の西山雄希(筑波大4年)戦は意外なほどに淡白な試合に終始。仕掛ける技の威力は十分だが明らかに一発を狙いすぎて散発傾向、西山に「指導1」を先行されるとラッシュを掛けることなく時間を消費してしまい、そのまま敗退となってしまった。

世界選手権代表が有力視された上記3人の他にも48kg級では岡本理帆(国士舘大1年)が初戦で伊部尚子(常翔学園高教)の組み手の緻密さに翻弄されて「指導3」で敗退、グランドスラム東京王者の津金恵(松商学園高3年)が同大会で勝利した阿部香菜(三井住友海上)に内股「一本」で敗退するなど、全階級通じて若手にとっては非常に厳しい1日。

柔道自体の強さとは別の位相にある「狙って勝つ」ことの難しさ、誰もがどうしても勝ちたい世界大会の予選の厳しさ、ベテラン勢のメンタルの強さと経験値の蓄積の重要さが改めてクローズアップされた形の第1日となった。

※マッチレポートは後日、携帯版に掲載します!!




※eJudo携帯版「e柔道」4月29日掲載記事より転載・編集しています。

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