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全国高校柔道選手権女子個人マッチレポート・52㎏級~63㎏級

(2013年5月2日)


※eJudo携帯版「e柔道」4月13日掲載記事より転載・編集しています。

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全国高校柔道選手権女子個人マッチレポート
52㎏級~63㎏級 1/3


内尾真子が順当に優勝、インターハイに続く全国制覇決める
52kg級

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写真:2回戦、近藤亜美が
中村くるみから払巻込で
「技有」を奪う
最序盤で優勝候補同士の潰しあいが2つ。1回戦の松尾美沙(南筑高)と武居沙知(松商学園高)の試合は武居が「有効」優勢で勝ち抜け。2回戦、第2シード配置の近藤亜美(大成高)の初戦に中村くるみ(帝京高)が配されたカードは近藤が右払巻込で「技有」を奪って勝利している。

大山場を乗り切った近藤と武居は準々決勝でぶつかり、GS延長戦の末に近藤が「有効」を奪って勝利。しかし近藤は決勝まで辿りつけず。

決勝進出を果たしたのは内尾真子(桐蔭学園高)と森由芽香(清水ヶ丘高)の2人。

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写真:準決勝で近藤を仕留め、
初の全国大会決勝の
畳に望む森由芽香
内尾は昨夏のインターハイ王者でもちろん今大会は第1シード。この日は2回戦で野中咲希(高松商)から小内刈で一本勝ち(0:44)と上々のスタート。3回戦は米田愛理子(津幡高)から「有効」優勢で勝ち抜け、渡辺愛実(白鴎大足利高)との準々決勝は終盤に相手の内股を返して一本勝ち(2:45)。準決勝では杉本祐海(阿蘇中央高)から小外刈で「技有」を奪って快勝、順当に決勝進出を決めている。

森は11年全日本カデ3位、10年全国中学大会ベスト8。この日は比較的人材の薄いDブロックに配され、2回戦で赤荻冴(総和高)から僅差の旗判定で勝利、3回戦は倉部愛咲美(札幌山の手高)を相手に得意の寝技に持ち込み横四方固で一本勝ち(0:52)、シード選手の岩下美沙(児玉高)との準々決勝は2つの「指導」を得て勝ち抜け、大一番の準決勝は近藤亜美(大成高)から内股「一本」を奪う快勝。見事決勝の畳へと辿りついた。

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写真:内尾が森の立ち際に引込返、
森は1回転も伏せて耐え切る
決勝は内尾、森ともに右組みの相四つ。昨夏のインターハイでは2回戦で対戦し、内尾が「指導2」優勢で勝利しているカードだ。

引き手から持った内尾が森の右後隅を狙って右大外落に座り込み、森が伏せるとすかさず食いついて寝技を選択。横三角に森が対応して足を抱えると見るや、すぐに手立てを変えて下に潜り込んでの引き込み返し。森は立ち上がって逃れようとするが、この動作で頭が下がったところを内尾に蹴られて1回転。しかし再びすぐに伏せ、内尾に腕を抱えられたまま耐え切り「待て」。経過時間は33秒。

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写真:内尾が変形の右内股
内尾は引き手で右襟、釣り手で左袖を握る左組みの形から、右袖釣込腰の形に腕を流し捌いて右内股。森が崩れて伏せると素早い動作で横について寝技を選択。森の左から密着して右脇を差し、脚を森の下半身に差し入れながら体の下にもぐりこむ。

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写真:内尾が縦四方固を狙う
右横にローリングさせると森の体が捲れ、内尾はその上に覆いかぶさって左肩を押さえての縦四方固。森は脚を絡み、「解けた」が宣告されるが内尾は慌てずに足を抜き、森の右側面に降りて横四方固に連絡。

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写真:内尾が激しく抵抗する森を抑え切り、
横四方固で一本勝ち
森はブリッジ、さらに内尾の右足を持ち上げ、左脇が緩んだと見るや右に抱きつきながら身を捻って、と激しく抵抗するが内尾細かく体を捌きながら上体を制し続けて「一本」、1分39秒。

内尾がインターハイに続く高校カテゴリ2大会連続制覇を成し遂げた。

決勝は相手に何もさせない快勝。内尾は組み手と連動した崩し技に寝技という総合力で勝ちあがるタイプ。組み手の形にこだわらない投技で崩し、優位な体勢で得意の寝技に持ち込むことを続け、かつしっかり取りきったこの試合は内尾のスタイルの真骨頂だった。

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写真:インターハイに続く
優勝を決めた内尾真子
【入賞者】
優勝:内尾真子(桐蔭学園高)
準優勝:森由芽香(清水ヶ丘高)
第三位:杉本祐海(阿蘇中央高)、近藤亜美(大成高)

敢闘賞(ベスト8):渡辺愛実(白鴎大足利高)、川久保七彩(西京高)、武居沙知(松商学園高)、岩下美沙(児玉高)

内尾真子選手のコメント
「気持ちで負けない、ということをしっかり自分に言い聞かせて試合をしました。勝つことができたのでまたゼロからやり直して、自分の柔道をもっと磨きたい。日々の稽古をしっかし頑張ります」

【準々決勝】
内尾真子(桐蔭学園高)○内股返(2:45)△渡辺愛実(白鴎大足利高)
杉本祐海(阿蘇中央高)○横四方固(2:32)△川久保七彩(西京高)
近藤亜美(大成高)○GS有効(1:17)△武居沙知(松商学園高)
森由芽香(清水ヶ丘高)○優勢[指導2]△岩下美沙(児玉高)

【準決勝】
内尾真子○優勢[技有]△杉本祐海
森由芽香○内股(0:59)△近藤亜美

【決勝】
内尾真子○横四方固(1:39)△森由芽香


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※eJudo携帯版「e柔道」4月13日掲載記事より転載・編集しています。

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