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全国高等学校柔道選手権・個人戦各階級展望

(2013年3月18日)


※eJudo携帯版「e柔道」3月17日掲載記事より転載・編集しています。

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全国高等学校柔道選手権・個人戦各階級展望

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写真:11年全日本カデ2位、
12年インターハイ2位の浅利昌哉が
優勝候補筆頭
■60kg級

主催者評価は第2シードだが、インターハイ2位の浅利昌哉(東海大四高)が優勝候補筆頭と見ていいだろう。技、スピード、思い切りの良さ、そして何よりいかにも軽量級の強者らしい向こうっ気の強さがある。まとうオーラーもチャンピオンの風格十分。

対抗は全日本カデ60kg級を圧勝で制した大島拓海(阿波高)。さらに第1シード配置の11年全日本ジュニア55kg級2位の平原佑多(京都共栄学園高)、10年全中1位でインターハイベスト8の小倉拓実(柳ヶ浦)、全日本ジュニア5位の中原諒人(比叡山高)、55kg級で全日本カデ連覇の平鍋達裕(福井工大福井高)、全日本カデ60kg級で大島と接戦を演じて3位に入賞した秋定礼(神戸国際大附高)らがいるが、浅利のインパクトにはいまひとつ及ばない印象だ。

組み合わせは平原の山に小倉と秋定がおりベスト8でその勝者と対戦する見込み。ただし小倉は初戦から日野賢明(東北高)と厳しい組み合わせ。浅利は3回戦で平鍋、大島は準々決勝で中原とそれぞれに山場がある。

ベスト4は平原と羽鳥弘伸(足立学園高)、浅利と大島というメンバーが有力。浅利が最後まで持ち前の強気を保ち続けられるかどうかが勝敗のカギを握る。

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写真:老成した柔道を見せる磯田範仁。
小外刈を中心とした足技が武器
■73kg級

インターハイ73kg級を制した磯田範仁(国士舘高)が優勝候補筆頭、もちろん第1シードに座る。同大会で決勝を争って2位入賞、全日本ジュニアでも3位に入った山本悠司(帯広農)が第2シードでこの2人が2強と見て良いだろう。

磯田は足技の巧者で特に相手の死角から放たれる左小外刈は取り味抜群。ハスピード、パワー、組み手、足技と崩しの巧さに寝技の強さと勝利の要件を高い水準で揃えて総合力で勝負する、完成度の高い選手だ。山本は背負投と大内刈が得手の思い切りの良さで勝負する選手。

磯田の山は無風でベスト4進出までは堅い。準決勝の相手は全日本カデ王者で第4シードに座る吉田優平(大垣日大高)と、末木貴将(近大福山高)の勝者か。

山本の山は、準々決勝で、木戸清孝(四日市中央工高)もしくは正木聖悟(天理)という好選手の対決が見込まれる。準決勝はインターハイ66kg級2位の水野隆介(大成高)と野村尚希(近江高)の勝者との対決となるが、ここは山本-水野の対戦の可能性が高い。いずれも強気を持って鳴る強者、好カードだ。

今期の磯田はここ一番の試合をことごとく左小外刈で切り抜けて実績を残してきた。研究に研究を重ねられるであろう今回、良くも悪くも柔道に破綻のない磯田が勝利のためにどのような試合を見せるのか。注目である。

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写真:昨秋から攻撃力の上積み著しい
尾方寿應
■81kg級

尾方寿應(東海大相模高)が優勝候補筆頭。もちろん第1シードだが、実績からも実力からもこのピックアップは妥当なところだろう。
尾方は10年全中66kg級で2位、11年全日本カデ73kg級優勝、12年は全日本カデ81kg級2位。徐々に階級を上げて来たのだが、昨秋団体戦のレギュラーに定着したあたりから攻撃力の上積みが著しい。かつては組み手の巧いテクニシャンタイプのイメージがあったが、荒々しく攻める新スタイルで団体戦でもポイントゲッターになりつつある。

人材豊富な81kg級で並み居る強豪を押しのけて第2シードに座ったのは向翔一郎(高岡第一)。向は富山県団体予選で準決勝、決勝で7人を相手にする奮闘を見せた。全国大会での上位入賞歴はないが「優勝は尾方か向のどちらか」と公言する関係者もおり、指導者間での評判が非常に高い。

尾方は準々決勝で12年高校選手権3位、インターハイベスト8の金山天地(柳ヶ浦)との対戦が濃厚。組み手がうるさく巻込技、捨身技と奇襲技にも長けた金山は簡単な相手ではないが今の尾方であればしっかり勝ち抜くだろう。準決勝で対決するかつての同僚、折原虹之介(東海大浦安)戦が大山場になると見る。

向は3回戦で東京代表の好選手竹中英士(足立学園高)と対戦する。ここが序盤戦最大の山場全国大会での経験値が少ない向に対し、圧倒的な稽古量と地の利を生かした試合経験の多さで鍛え上げてきた竹中は今大会有数の試合巧者で、後の先の一発も巧み。向にとってはまことに難敵だ。ここを勝ったほうが、準々決勝で昨年73kg級3位の三浦拓海と対戦する。

向井(竹中)の下側の山は選手がやや薄い。鳥居天凱(神戸国際大附)が勝ち上がりの有力候補だが、東北大会王者の佐藤佑樹(東海大山形)も大物感溢れる柔道を見せており非常に面白い存在。どちらもベスト4進出の大チャンスだ。

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写真:高校カテゴリの実績のなさから
シードには漏れたが、優勝争いの中心は
やはり江畑丈夫
■90kg級

強豪ズラリの激戦階級。優勝争いの軸は江畑丈夫(国士舘)、前田宗哉(東海大浦安)、眞砂谷幸弥(東海大相模)だが、それぞれに序盤から山場が待っている。

Aブロックは江畑と眞砂谷が同居。そして江畑は初戦で東海大仰星の副将格・小寺達と戦うという過酷なブロック。勝ち上がりの有力候補は江畑だが、準々決勝終了までに小寺と眞砂谷に連勝が義務づけられるという厳しい配置となった。

Bブロックは81kg級全日本カデ王者の白川剛章(福井工大福井)が勝ち上がりの最有力候補。準々決勝対戦候補は人材の密度が薄い感ありだが、佐藤圭将(前橋育英高)、安井司(豊栄高)あたりにチャンスありか。

Cブロックは薄い。広島県男子団体戦で大活躍した佐藤允哉(近大福山)が勝ち上がり最有力か。

Dブロックの勝ち上がり候補は前田宗哉(東海大浦安)だが、2回戦から下田将大(四日市中央工)という難敵といきなりマッチアップ。勝つと第3シード位置、粗削りながらスケール感抜群の柔道をする橋谷田雄登(山形工)と3回戦を戦うという配置で、ここは組み合わせが偏った。ここを勝ち上がった選手がそのままベスト4まで進むと思われる。

翌日の団体戦をより面白く観戦するためには、この階級での江畑、前田、眞砂谷の出来は見逃せない。特に江畑の復調具合、そして具体的な勝敗が団体戦に影響するところは計り知れない。

わけても注目されるのは、江畑と前田の決勝が実現した場合。
中学時代に無敵を誇った江畑の武器は踵でカットするような独特の右大外刈。その後ここ1年でのしあがって来た前田の武器も右大外刈。呆れるほどの強引さで上半身に覆いかぶさりながら脚を叩き入れて相手を落とす、これも独特の大外刈だ。

この「大外刈対決」に勝利するのはどちらか。江畑が勝てば復権、再び国際級への道が開かれる。前田が勝てばこの階級の主役は交代、江畑のスケールは高校1年生時代を頂点に、ジュニアクラスの選手として一旦固定されることになるだろう。

必見階級の一つだ。

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写真:役者の揃った大会、
第1シードはウルフアロン
■無差別

今年の無差別はまことに面白い。 優勝候補筆頭のウルフアロン(東海大浦安高)、田崎健佑(国士舘高)と団体戦でも優勝を争う両校のエースに、桐蔭学園のエースでこの世代の全中超級王者藤井靖剛、天理のワントップエースでインターハイ団体戦では田崎から背負投「技有」を奪って勝利した西尾徹、若潮杯でウルフから小外掛「一本」を奪った三村暁之(崇徳高)、そして井上康生以来の高校生全日本選手権出場者の栄誉を獲得したばかりの大物・佐藤和哉(静岡学園高)と多士済々。目の離せない階級となっている。

第1シード、Aブロックに配置されたウルフは準々決勝で名垣浦佑太郎(大成高)と戦うが、名垣浦は意外性を伴うタイプではなく、まずまず勝利は堅い。むしろ不気味なのは3回戦の大江和真(関西福祉大金光桐蔭高)。大阪府では1次予選、2次予選と村井慎太郎(東海大仰星高)に連勝(僅差)してきている実力者だ。とはいえ、破綻なく試合を進めればベスト4進出は間違いないだろう。

Bブロックは藤井と今大会屈指の好選手影浦心(新田)が2回戦で対戦、これは見逃せない好カード。勝利したほうが準々決勝で佐藤和哉との力比べに挑む。

田崎健祐がシードされたCブロックはベスト4勝ち上がりという観点からは無風。

Dブロックは2回戦で西尾と三村がぶつかるというこれも過酷なカード。どちらも、先手攻撃も後の戦も効くという強者。おそらくは強気の西尾が勝負を引っ張り、三村がいなしながら組み手をしっかり作り勝負どころで一機に寄ることを狙ってくるはず。迫力は西尾、巧さは三村だ。

この階級も90kg級同様、役者は揃った分その勝敗が団体戦に与える影響もまた大きい。

夏には明らかに未完成だった佐藤和哉が全日本進出を決め、果たしてどこまで成長しているのか、1人で東海大浦安を脅かすほどの地力を獲得している可能性はあるのか。

藤井とウルフは、団体戦での対戦で引き分けを織り込めるような力関係であり得るのか。
秋以降さらに実力を上積みした西尾と、復調気配で柔道の骨が太くなってきた田崎の再戦があった場合、その帰趨は。

そしてウルフと、国士舘でもっとも堅い駒である田崎が戦った場合の様相は。

ウルフが大本命だが、優勝の行方を揺らし得る人材はあまりに多い。見逃せない試合の多い階級だ。

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写真:インターハイを制した内尾。
絶対の候補がいない混戦の中、
第1シードを獲得した
■52kg級

インターハイ52kg級を制した内尾真子(桐蔭学園高)が優勝候補に挙がる。圧倒的な技の威力を持つわけではないが、試合巧者で総合力が高い。寝技の自信を背景に、崩れながらでも攻め続ける、先手のスタイルが信条。

実績的に次席に座るのが48kg級世界カデ王者、同2位の近藤亜美(大成高)。線は細さが不安要素だが、背負投に内股と取り切るための技種が幅広く、足技も切れる。2月のベルギー国際では20歳未満と20歳以上の2カテゴリを制するなど調子も上向き。組み負けなければ戴冠の可能性も十分。

以降は松尾美沙(南筑高)、長身選手の武居沙知(松商学園高)、中村くるみ(帝京高)、廣木あすか(大垣日大高)が有力と思われるが、この4人のうち、廣木以外の3人は全て近藤のいるCブロック。しかも初戦で近藤-中村、松尾-武居がそれぞれ対戦するという過酷な組み合わせだ。

ベスト4候補は内尾に、インターハイ52kg級ベスト8の川久保七彩(西京高)、岩下美沙(児玉高)のシード位置選手に、前述のCブロック勝ち上がりの選手。

パワーを前提として先、先に泥臭く攻めてくる内尾の攻撃を凌ぐにはどの選手もやや線が細い。内尾が優勝候補筆頭、近藤が対抗と、シード通りの様相で試合が推移しそうな気配だ。

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写真:東京都団体戦準決勝では
皇后盃3位の朝比奈沙羅を破る
大アップセットを演じた西尾直子
■57kg級

シード選手は全日本ジュニア王者の芳田司(敬愛高)、同2位の原田千賀子(夙川学院高)、インターハイ2位の西尾直子(帝京高)、1年生時に52kg級でインターハイを制した出口クリスタ(松商学園高)の4人でこの評価はまことに正当。続く勢力としては関東王者の丸山ちひろ(埼玉栄高)、全中3位の矢吹みずほ(阿蘇中央高)らを挙げることは出来るが、上記4人が一段上のステージにいる印象だ。

4人はどの選手も物凄く技が切れるわけではなく、消耗戦は必至。先手攻撃からの寝技攻撃を厭わない芳田、掛け数の中で角度のないところからの一発を狙い、寝技も強い出口、しぶとさが身上の原田、担ぎ技を連発しながら効かない場合でも後ろに抜けて優位な体制から寝技を始める西尾と、どの選手も地力の高さを「試合に勝つ技術」に注ぎこんでくるタイプで直接対決の様相は想像し難い。

芳田-出口の勝者の優勝確率がもっとも高く、決勝の相手は西尾と予想しておきたい。

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写真:シニアカテゴリで大活躍、
ブレイク中の津金恵
■63kg級

インターハイ、全日本ジュニア、そしてグランドスラム東京を制した津金恵(松商学園)を筆頭に、以下は第2シード池絵梨奈(東大阪大敬愛)、第3シード安沙好(埼玉栄)、インターハイ2位の鈴木夏海(新田高)と多士済々。

津金はシニアの最高峰大会を制したものの、グランプリ・デュッセルドルフではアグベニュー(フランス)とファンエムデン(オランダ)というスーパートップに連敗で5位。やや疲労もあるとの情報だが、もう高校生に負けるわけにはいかない立場になっている。勝つのが当然、と言われかねない状況でどんな試合を見せることができるのか、国際級への進出に向け、新たなステージの始まりだ。

津金は3回戦で月野珠里(大成高)と福添そのか(長崎明誠高)と対戦、準決勝では混戦のBブロックから土井雅子(阿蘇中央高)-橋本舞香(帝京)戦の勝者の挑戦を受けるが、本来の出来であれば決勝までは問題なく勝ち進むだろう。

Bブロックは池が順調に勝ち上がるはずだが、Dブロックのシード者安には3回戦で鈴木夏海戦という大山場が待ち受ける。どちらも強さに加えて意外性を持つ選手で、津金に何かを起こすことが出来るとすればこの勝者が勝ち上がった場合ではないか。要注目だ。

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写真:第1シードの森田智子が
優勝候補筆頭
■70kg級

この階級は人材不足の感ありで、予想がもっとも難しい。
全日本カデ王者森田智子(帝京)が優勝候補筆頭、勿論第1シードを獲得しているが、第2シードに配された佐俣優依(三浦学苑高)の前評判が非常に高い。インターハイこそベスト8に留まったが、以後は素質を生かして順調に成長。パワー抜群でグイグイ間合いを詰めてくる森田を凌ぐ可能性があるとすればこの人だけだろう。

ほか、橋高朱里(金沢学院東)、全日本カデ3位の永瀬貴子(沖学園高)ら名前を挙げることは出来るが、いったいにトーナメント全体が混戦模様。ベスト4、ベスト8争いの様相は混沌だ。

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写真:トーナメントは絶対の優勝候補、
朝比奈沙羅を中心に展開する見込み
■無差別

インターハイで決勝を争った朝比奈沙羅(渋谷教育学園渋谷高)と滝川真央(富士市立高)を軸に人材が集まった女子最激戦階級。

頭ひとつ抜けた優勝候補はもちろん朝比奈。昨年の皇后盃3位、インターハイと全日本ジュニア優勝、グランドスラム東京3位入賞と実績、実力は他を圧している。

続くのが前述の滝川、月波光貴穂(新田高)、岡史生(敬愛高)ら。滝川が第2シード、月波は第3シードに入った。

朝比奈は3回戦で荒巻有可里(夙川学院高)、準々決勝で岡、準決勝で78kg級インターハイ3位の新垣さつき(沖縄尚学高)、決勝で滝川というのが予想される対戦順。

朝比奈はインターハイ決勝で滝川に大苦戦してGS僅差まで持ち込まれての勝利、東京都女子個人決勝は井上舞子(淑徳高)にこれもGSの旗判定まで持ち込まれ、東京都団体戦準決勝の代表戦では57kg級の西尾直子(帝京高)にGS僅差で敗れたという経歴がある。
階級こそ違うが、いずれも共通するのは相手が担ぎ技の先手攻撃と掛け潰れを志向して戦ってきていたこと。離れた位置から担ぎ技に入り込んで掛け数を稼ぐのは重量級本格派に対する典型的な戦い方であり、滝川戦、西尾戦とも与えられるべき「指導」を審判が明らかに躊躇したという事情があったものの、結果からして対朝比奈戦ではこれを狙うことがもはや定番になりつつある。

この点から面倒な相手は3回戦の荒巻と、やはり決勝の滝川。いずれも先手の担ぎ、あるいは巻き込みでペースをつかんでくる選手だ。
対戦が予想される相手で「良い柔道」をするのは岡と月波で実力的にも高いが、こちらは朝比奈にとってはそれほどやりにくい相手ではないはず。先手の掛け潰れ、特に担ぎに対する潰れをどう朝比奈が捌くか、ここに焦点は集まる。荒巻は地力の差で押し切れそうだが、パワーのある滝川は厄介だ。

滝川の山は準々決勝でおそらく桒原佑佳(埼玉栄)、月波の山は同じくベスト8で山中満紀(大垣日大高)という山場があるが、ここは順当に両シード選手が勝ちあがるであろう。

準決勝の月波-滝川戦は、「対重量選手」というロジックで柔道を作り上げてきている滝川が有利。決勝は朝比奈-滝川となる可能性がもっとも高い。

インターハイ時の力関係のまま再戦を行えば朝比奈優位だが、藤原恵美(大成高3年)にインターハイ、皇后盃予選と連勝している滝川がどこまで力を伸ばしているか。一発目の滝川の担ぎ技に朝比奈が崩れるようだと試合の帰趨はもはやわからなくなる。決勝は序盤戦に注目だ。




※eJudo携帯版「e柔道」3月17日掲載記事より転載・編集しています。

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