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グランドスラムパリ・各階級概況×詳細 1/2

(2013年3月1日)


※eJudo携帯版「e柔道」2月14日掲載記事より転載・編集しています。

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グランドスラムパリ・各階級概況×詳細 1/2

60㎏級
高藤直寿オール一本で優勝、ランキング1位に躍り出る

【入賞者】
1.TAKATO, Naohisa(JPN)
2.JANG, Jin-Min(KOR)
3.MUDRANOV, Beslan(RUS)
3.PAPINASHVILI, Amiran(GEO)
5.KITADAI, Felipe(BRA)
5.MILOUS, Sofiane(FRA)
7.KIM, Won Jin(KOR)
7.SHUKVANI, Betkili(GEO)

【概況】
五輪王者のガルスチャン(ロシア)はその後試合出場なし、五輪以前の両巨頭であるソビロフ(ウズベキスタン)は66kg級転向、同じく転向が噂されるザンタライア(ウクライナ)も試合には出ておらず、平岡拓晃も長期離脱中。

この状況下、ムドラノフ(ロシア)、シュクバニ(グルジア)、キタダイ(ブラジル)、キム・ウォンジン(韓国)、ジャンジンミン(韓国)と世界選手権に向けた勢力再編の主役たちが今大会はほぼ出揃った感。
そんな中第1シードに配された高藤直寿(東海大2年)がオール一本勝ちで優勝。準々決勝でキム・ウォンジン、準決勝でムドラノフ、決勝でジャンジンミンと倒した相手も強豪揃いでまさしく文句のない優勝だった。
決勝は手数を稼ごうとするジャンジンミンを相手に「指導」を失ったが、相四つ横変形で守る相手を足技で追い詰めて主導権を取り返す。2分2秒、追い詰められたジャンが仕掛けた支釣込足を、ハンドル操作で振り返すように弾き返して「一本」奪取。

今大会から試行される「足取り完全禁止」の影響が心配された高藤だが、完璧と言って良い出だしで、12月の東京大会に続きグランドスラム2連勝。これでランキングも1位となり、リオ世界選手権の下馬評では五輪王者ガルスチャンの対抗馬ナンバーワンの座に躍り出たと言っていいだろう。

ただし、長身の巻き込み選手を苦手とする高藤はザンタライアに奥襟を叩かれ、掬投でこれに打ち勝ってきた経緯がある。日本のライバル山本浩史も含めこれら長身奥襟タイプとどう戦うかが今後の課題。
また今大会はパワーが売りのモンゴル勢が参加していない。ダバドルジは66kg級に転向した様子だが、ガンバットとチメッドヨンドンはおそらく健在。掬投の打ち合いの様相となっていたこれらの選手たちと新ルール下でどう戦うかも今後の見もの。ダフチャン(アルメニア)も含め、今シリーズでは各国のパワーファイターの戦いぶりをしっかり見極めておきたいところだ。

【日本人選手勝ちあがり】
高藤直寿(東海大2年)
成績:優勝
[1回戦]
高藤直寿○横四方固(2:25)△ボスティゴス(ペルー)
[2回戦]
高藤直寿○小内刈(1:18)△メレトゲルディエフ(トルクメニスタン)
[3回戦]
高藤直寿○横落(2:12)△キムウォンジン(韓国)
[準決勝]
高藤直寿○横四方固(4:52)△ムドラノフ(ロシア)
[決勝]
高藤直寿○隅落(2:02)△ジャンジンミン(韓国)

66㎏級
第1シード森下はルール変更に嵌り初戦敗退、地元ラローズが優勝浚う

【入賞者】
1.LAROSE, David(FRA)
2.DAVAADORJ, Tumurkhuleg(MGL)
3.CHO, Jun-Ho(KOR)
3.TAKAJO, Tomofumi(JPN)
5.DRAGIN, Dimitri(FRA)
5.FARMONOV, Mirzahid(UZB)
7.LIM, Sergey(KAZ)
7.MUKANOV, Azamat(KAZ)

【概況】
12月のグランドスラム東京で大技を連発、圧勝Vを飾ったばかりの森下純平(筑波大4年)が衝撃の初戦敗退。カルファオイ(チュニジア)を相手に順調に攻撃を重ねていたが、左大内刈を仕掛けた際のフィニッシュで思わず相手の足に手を触れてしまう。
相手は横倒しでポイントなく攻防は継続。主審はスルーし以後30秒以上にわたって攻防が続いたが、ビデオ検証の結果物言い。合議の末に「反則負け」が宣告され森下の敗退が決まった。足取りの「制限」から「全面禁止へ」、まさしくその変更部分に嵌った形での反則負けだった。

第1シードの森下が欠けた混戦を制したのは第3シード、地元のラローズ(フランス)。準々決勝でリム(カザフスタン)、準決勝でチョ・ジュンホ(韓国)、決勝でダバドルジ(モンゴル)と名だたる強豪に3連続一本勝ち。文句なしの優勝だった。

高上智史(日体大3年)は順当に勝ち上がるも、60kg級から転向してきたダバドルジに準決勝で苦杯。3位決定戦でドラガン(フランス)に勝利して銅メダルを確保した。

【日本人選手勝ちあがり】
森下純平(筑波大4年)
成績:2回戦敗退
[2回戦]
森下純平△反則(2:45)○カルファオイ(チュニジア)

高上智史(日体大3年)
成績:3位
[1回戦]
高上智史○袖釣込腰(4:36)△シクハリザタ(アゼルバイジャン)
[2回戦]
高上智史○小外掛(4:07)△ブローチ(フランス)
[3回戦]
高上智史○反則(2:28)△ファルモノフ(ウズベキスタン)
[準決勝]
高上智史△優勢[技有・大外刈]○ダバドルジ(モンゴル)
[3位決定戦]
高上智史○横四方固(2:26)△ドラジン(フランス)

73㎏級
73kg級に早くも適応、ツァガンバータルがビッグタイトル獲得。大野将平は「一本」連発もツァガンバータルに苦杯で3位

【入賞者】
1.KHASHBAATAR, Tsagaanbaatar(MGL)
2.MENDONCA, Bruno(BRA)
3.ELMONT, Dex(NED)
3.ONO, Shohei(JPN)
5.DARBELET, Benjamin(FRA)
5.VAN TICHELT, Dirk(BEL)
7.REKHVIASHVILI, Zebeda(GEO)
7.URANI, Florent(FRA)

【概況】
66kg級のもと世界王者ツァガンバータル・ハッシュバータル(モンゴル)がビッグタイトル獲得。転向以来苦戦が続いていたがついに結果を残した。
直近に配された第2シードのレグランド(フランス)、8シードのコドゾコフ(ロシア)が相次いで敗れる幸運にも恵まれたツァガンバータルは山場の準決勝で大野将平(天理大3年)からGS延長戦の末に隅返で「技有」を奪って勝利。決勝はメンドンカ(ブラジル)の腰車で「有効」を奪われたが脇を差しての力技で振りまわし「技有」奪取で逆転、見事優勝を決めた。

大野は勝負どころと目されたファンティシェル(ベルギー)との準々決勝を大外刈「一本」で快勝。ここまで3試合連続一本勝ちでグランドスラム東京に続く連続優勝に向けて視界良好だったが、ツァガンバータルを相手に思わぬ敗退となった。3位決定戦ではドラガン(フランス)を僅か11秒の内股「一本」で投げつけて3位を確保したが、大会後に腰の負傷が発覚し遠征離脱を表明。前評判の高さに比すると悔しい結果で、今年度のヨーロッパツアーを終えた。

【日本人選手勝ちあがり】
大野将平(天理大3年)
成績:3位
[1回戦]
大野将平○内股(0:29)△アルカラズ(スペイン)
[2回戦]
大野将平○合技(2:30)△コバセビッチ(セルビア)
[3回戦]
大野将平○大外刈(1:37)△ファンティシェル(ベルギー)
[準決勝]
大野将平△GS技有・隅返(GS0:28)○ツァガンバータル(モンゴル)
[3位決定戦]
大野将平○内股(0:11)△ダルベレ(フランス)

81㎏級
大混戦を制したのはイマモフ。長島は3位入賞も中井は初戦で散る

【入賞者】
1.IMAMOV, Yakhyo(UZB)
2.TCHRIKISHVILI, Avtandil(GEO)
3.NAGASHIMA, Keita(JPN)
3.PENALBER, Victor(BRA)
5.CSOKNYAI, Laszlo(HUN)
5.KHABACHIROV, Murat(RUS)
7.ATTAF, Safouane(MAR)
7.KHUBETSOV, Alan(RUS)

【概況】
キム・ジェブン(韓国)やビショフ(ドイツ)、ギヘイロ(ブラジル)、ニフォントフ(ロシア)といったロンドン五輪期を引っ張った主役級は出場を回避。もともと層の厚いこの階級、中堅選手が実に44人エントリーするというサバイバルトーナメントという様相になった。

そんな中優勝を果たしたのはイマモフ(ウズベキスタン)。準々決勝でクソクナイ(ハンガリー)、準決勝では本命のカバチロフ(ロシア)に連続一本勝ち。決勝もチリキシビリ(グルジア)に一本勝ちと圧勝と言って良い勝ちぶりで大混戦を制した。

グランドスラム東京で出色のパフォーマンスを見せていたペナウベル(ブラジル)は第1シード。しかしチリキシビリに準々決勝で「技有」を奪われて敗退。3位決定戦でカバチロフに優勢勝ちを収めて3位は確保した。苦杯は喫したものの戦いぶりは安定しており、今後はギヘイロとともにランキング上位に居座る可能性は十分。

日本勢は長島啓太(日本中央競馬会)が3位入賞。組み合うことが推奨された新ルールを追い風に順調に勝ち上がり、準決勝はチリキシビリに「指導」2つで敗れたものの3位決定戦はクソクナイに一本勝ちで3位入賞。5戦4勝、4一本勝ちと新ルールへの相性の良さを見せた大会となった。

一方、ロンドン五輪代表の中井はまさかの初戦敗退。
中堅選手のマバルジョビッチ(モンテネグロ)に対し開始早々に「有効」失陥。逃げる相手を追いかけ続けて試合を立て直したかに見られたが、2分過ぎににクロスの組み手からの左払巻込を食い、抱きついたまま足を取れずに躊躇、その間に体を捨てられ2つ目の「有効」を奪われてしまう。
直後に足を深く差し入れる「小内掛」から体を捨てて「技有」を奪い逆転、これで事なきを得たかと思われたが2分46秒に事態は暗転。一方的に押し込まれ、中井の体のみが完全に試合場外に出たところから不用意に場内に戻ろうとしたところに膝車を当てられてしまい、理合いドンピシャリのこの技に全く抗えず「一本」。受けの不安定さにリードを得てからの判断ミスと全く中井らしからぬ試合ぶりで、見せ場なく大会を終えた。

【日本人選手勝ちあがり】
長島啓太(日本中央競馬会)
成績:3位
[1回戦]
長島啓太○内股(4:04)△マルティネス(キューバ)
[2回戦]
長島啓太○大内刈(4:08)△セデジ(スロベニア)
[3回戦]
長島啓太○一本(3:06)△クベトソフ(ロシア)
[準決勝]
長島啓太△優勢[指導2]○チリキシビリ(グルジア)
[3位決定戦]
長島啓太○裏投(3:48)△コソクナイ(ハンガリー)

中井貴裕(流通経済大4年)
成績:2回戦敗退
[2回戦]
中井貴裕△支釣込足(2:48)○マバルジョビッチ(モンテネグロ)

90㎏級
優勝はリパルテリアニ、加藤は3位入賞も評価の難しい内容

【入賞者】
1.LIPARTELIANI, Varlam(GEO)
2.GONZALEZ, Asley(CUB)
3.CHORIEV, Dilshod(UZB)
3.KATO, Hirotaka(JPN)
5.IDDIR, Alexandre(FRA)
5.SULEMIN, Grigorii(RUS)
7.GOBERT, Ludovic(FRA)
7.NABIEV, Khurshid(UZB)

【概況】
優勝は第2シードのリパルテルアニ(グルジア)。準々決勝でゴバート(フランス)、準決勝でチョリエフ(ウズベキスタン)、決勝でゴンザレス(キューバ)と対戦が予想されたシード選手をキッチリ全員倒しての戴冠、文句なしの内容だった。

王者イリアディス(ギリシャ)が12月のグランドスラム東京、1月末のヨーロッパオープントビリシ、そして今大会と100kg級にエントリーしてどうやら本格的に転向の可能性が出てきており、この階級も勢力図再編の只中。この勝利でランキング1位に抜け出したリパルテリアニ、まず一歩抜け出した形だ。

グランドスラム東京で優勝、再び存在感を示しつつあったイ・ギュウオン(韓国)は3回戦でイディール(フランス)に敗退。国内に五輪王者ソン・デナムが君臨する中、連勝を達成すればランキングでソンを抜き去る可能性があっただけに世界選手権出場に向けてはまことに痛い一敗。泥臭い柔道と変則組み手からの担ぎ技が売りのイが新ルール下でも戦っていけるかどうかは階級全体の力関係を左右する、今後注視すべきテーマの1つ。次戦を楽しみに待ちたい。

躍進の続くロシア勢は、グランドスラム東京2位のヴォプロソフではなく、今大会もトップレベルを避けてスレミンを送り込んできた。スレミンは期待に応えてイディールを倒して準決勝進出、しかしゴンザレスに「有効」を奪われ敗退、3位決定戦も加藤博剛(千葉県警)に優勢負けで5位にとどまった。

国内の圧倒的な実績に配慮する形で今大会、そしてグランプリ・デュッセルドルフと異例のハイレベル2大会派遣という待遇を受け、背水の陣で臨んだ加藤は3位入賞。ひとまず結果を残したという見方も可能だが、今大会での加藤の戦いが首脳陣に良い評価を残したと考えるのは難しい。

加藤が挙げた4勝のうち、本戦の2人と敗者復活戦のランドルは無名と言って良い選手で、3位決定戦で勝利したスレミンもワールドカップクラスの選手でネームバリューはない。率直に言って加藤が今大会で勝った選手に強豪は1人もいないのだ。

その一方、メダルに絡むレベルのチョリエフ(ウズベキスタン)には全く良いところなく敗退。相四つのチョリエフは「組み手さえ間違えなければ」とばかりに自信満々、先に引き手で袖を得て押し込み1つ目の「指導」を奪うと、あとは悠々形を変えながら圧殺を続け、加藤に何もさせないまま実に4つの「指導」を奪って勝利している。成績、対戦相手もさることながら、かつては名声の高さの割に日本人相手にはあっさり星を献上する「おいしい相手」だったチョリエフが加藤に対して苦手意識を持たず、むしろ余裕しゃくしゃくで勝ちきったこの内容が非常に気にかかる。前戦で吉田優也を食うなどチョリエフの日本人相手の成績がここのところ上がっていることは考慮すべきだが、もはや海外選手にとっては加藤は「楽な相手」として認識されつつあるのではないだろうか、そんな危惧すら抱かせる順行運転の試合振りだった。

次で勝たねばいかに国内で勝利を続けても、世界選手権の代表選手は難しい。加藤にとってグランプリ・デュセルドルフはまさしく正念場だ。

【日本人選手勝ちあがり】
加藤博剛(千葉県警)
成績:3位
[1回戦]
加藤博剛○送襟絞(4:45)△トス(ハンガリー)
[2回戦]
加藤博剛○小内刈(1:51)△ランドル(スロバキア)
[3回戦]
加藤博剛△指導4(4:33)○チョリエフ(ウズベキスタン)
[敗者復活最終戦]
加藤博剛○後袈裟固(4:20)△ゴベルト(フランス)
[3位決定戦]
加藤博剛○優勢[指導2]△スレミン(ロシア)

100㎏級
クリパレクが抜群の内容で優勝、イリアディスは初戦敗退に終わる

【入賞者】
1.KRPALEK, Lukas(CZE)
2.BATTULGA, Temuulen(MGL)
3.GROL, Henk(NED)
3.MARET, Cyrille(FRA)
5.KUMASHIRO, Yusuke(JPN)
5.PACEK, Martin(SWE)
7.LORIASHVILI, David(GEO)
7.QURBONOV, Soyib(UZB)

【概況】
優勝はクリパレク(チェコ)。もと世界ジュニアチャンピオン、ロンドン五輪では穴井隆将を抑え込んで名を挙げたパワーファイターがついにビッグタイトルを獲得した。全試合「一本」、決勝は力自慢のテムーレン(モンゴル)から隅返で「有効」奪取そのまま体を制し続け、腕挫十字固に仕留めるという、有無を言わせぬ圧勝だった。

2位は準決勝でグロル(オランダ)に一本勝ちを果たしたテムーレン。

日本の熊代佑輔(ALSOK)は準々決勝でクリパレクの隅返に屈したものの、敗者復活戦を勝ちあがり3位決定戦に進出。しかし業師グロルには対抗できず、小外刈「有効」、払腰「一本」と立て続けに奪われて敗戦、5位に終わった。

グランドスラム東京ではイリアディスを得意の内股で投げつけて優勝、内外に鮮烈な印象を残した小林大輔は2回戦であっさり敗退。無名選手と言って良いクルバノフ(ウズベキスタン)に大外刈で一本負けを喫した。新ルール下の早い反則適用についていけずにあっという間に3つの「指導」を失い、後がなくなって前に出たところに一発食うという悪い展開。収穫の見えない大会だった。

注目のイリアディスは1回戦でピータース(ドイツ)に「技有」「一本」と立て続けに失って終戦。存在感のないまま畳を後にしている。

【日本人選手勝ちあがり】
小林大輔(ALSOK)
成績:2回戦敗退
[1回戦]
小林大輔○優勢[指導3]△クレンメント(フランス)
[2回戦]
小林大輔△大外刈(3:49)○クルバノフ(ウズベキスタン)

熊代佑輔(ALSOK)
成績:5位
[1回戦]
熊代佑輔○一本(4:44)△ジュリシク(セルビア)
[2回戦]
熊代佑輔○優勢[指導2]△ヌネス(ブラジル)
[3回戦]
熊代佑輔△隅返(2:01)○クリパレク(チェコ)
[敗者復活最終戦]
熊代佑輔○内股(3:03)△ロリアシビリ(グルジア)
[3位決定戦]
熊代佑輔△払腰(1:54)○グロル(オランダ)

100㎏超級
リネール圧勝!七戸はシウバにリベンジで3位に食い込む

【入賞者】
1.RINER, Teddy(FRA)
2.KIM, Sung-Min(KOR)
3.CHO, Guham(KOR)
3.SHICHINOHE, Ryu(JPN)
5.BRAYSON, Oscar(CUB)
5.SILVA, Rafael(BRA)
7.BATAILLE, Matthieu(FRA)
7.BOLDPUREV, Sugarjargal(MGL)

【概況】
リネール(フランス)の強さばかりが際立つ大会だった。
それが当たり前であるかのように全試合を一本勝ち。準々決勝では七戸龍(九州電力)を開始13秒の右内股で秒殺、決勝でもタフさが売りのキム・スンミン(韓国)を追い詰め続け、キムが息も絶え絶えとなった3分15秒に右内股一閃。見事な一本勝ちで地元の期待に応えて見せた。

日本の七戸は前述の通りリネールには完敗だったが、3位決定戦でシウバ(ブラジル)に勝利して銅メダルを確保。グランドスラム東京で敗れたシウバに主導権を渡さず、幾度か訪れた試合が揺れる節目を丁寧な組み手と足技でしのぎきって「指導2」で勝利。
リネールが圧倒的、以下はシウバ、キムスンミンら強豪数名がダンゴ状態というこの階級にあって、世界選手権でのメダル獲得にはシード順の獲得が重要。その中で七戸がシード候補の一角を崩し、一段階段を上った大会となった。

【日本人選手勝ちあがり】
七戸龍(九州電力)
成績:3位
[2回戦]
七戸龍○大内刈△エルマルキ(モロッコ)
[3回戦]
七戸龍△内股○リネール(フランス)
[敗者復活最終戦]
七戸龍○優勢[指導3]△ボルドプレク(モンゴル)
[3位決定戦]
七戸龍○優勢[指導2]△シウバ(ブラジル)


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