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グランドスラム・パリ最終日各階級ひとこと展望

(2013年2月10日)


※eJudo携帯版「e柔道」2月10日掲載記事より転載・編集しています。

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グランドスラムパリ・最終日各階級ひとこと展望

→各階級組み合わせ

中堅選手44人のサバイバルトーナメント
対照的なスタイルの中井、長島が新ルールに挑む
81kg級


【日本人出場選手】

中井貴裕(流通経済大4年)、長島啓太(日本中央競馬会)

第1シードはグランドスラム東京の活躍で一気にその名を知らしめた実力派ペナウベル(ブラジル)、第2シードはカバチロフ(ロシア)、第4シードが中井。
こう書くとトップの参加が少なく感じられるかもしれないが、エントリー者は実に44人。トップから中堅まで実力派がギッシリといういかにもこの階級らしいトーナメントとなった。

パワー、技術、身体能力、スピードとすべてが高い平面で揃う選手の多いこの階級は、誰が新ルールにアジャストするかが大きな焦点。

参加者のうち新ルールと相性が良いと思われるのは長島とペナルバー。一方戦術的な組み手と組み際の大技を組み合わせて戦う中井は普通に考えればモデルチェンジが必要。海外選手はもちろんだが、日本の期待を背負う2人が新ルールを背にどのような化学変化を起こすか、ここに注目したいところだ。

加藤博剛、背水の2連戦開始。
イ・ギュウオンへのリベンジなるか。
90kg級


【日本人出場選手】

加藤博剛(千葉県警)

国内での圧倒的な実績の一方国際大会で成績を残せないと言われている加藤はこのヨーロッパシリーズが世界選手権出場の最後のチャンス。異例の日程セパレート派遣で、このグランドスラムパリとグランプリデュッセルドルフという最重要2大会の枠を2つともに与えられた。国内で勝っている加藤に対して強化サイドが最大限の配慮をしたということであり、逆にもしここで失敗した場合には言い訳の出来ない厚遇、加藤にとっては背水の陣でもある。

トーナメントの第1シードはゴンザレス(キューバ)、第2シードがリパルテリアニ(グルジア)、続いてチョリエフ(ウズベキスタン)、グランドスラム東京を制したイ・ギュウオン(韓国)。ゴンザレスはともかく、以降の3人がトーナメントの中では頭ひとつ抜けていると言っていい。

加藤はチョリエフの山で、準々決勝での対決までに障害となる選手はなし。バランスの良いチョリエフ、準決勝でパワーのリパリテリアニを倒し、決勝でイに東京大会のリベンジを果たしたい。

ふたたびイリアディス超え狙う業師小林。組み合わせ恵まれた熊代は準決勝が山場
100kg級


【日本人出場選手】

熊代佑輔(ALSOK)、小林大輔(ALSOK)

シード順はサイドフ(ウズベキスタン)、テムーレン(モンゴル)、グロル(オランダ)、ヌネス(ブラジル)。これにまたもや100kg級でのエントリーを敢行したイリアディス(ギリシャ)、クリパレク(チェコ)なども絡んで、参加者28名ながら非常に見ごたえのあるトーナメント。

グランドスラム東京優勝の内股師・小林大輔は新ルールに「向いている」と目される選手の1人で非常に期待がかかる。ただし配されたのはこれも「技」で立つタイプのグロルの山で、対決が見込まれる準々決勝が最大の山。勝てば準決勝でイリアディスとグランドスラム東京決勝のリマッチが待ち受けている。

熊代が配されたのはヌネスの山で、準々決勝のクリパレク戦に勝ってのベスト4入りは現実的なところ。パワーのあるサイドフとの準決勝が山場だ。

リネール、シウバ、キムが参戦。七戸は準々決勝でリネールに挑む
100kg級


【日本人出場選手】

七戸龍(九州電力)

第1シードは地元の大スター、リネール(フランス)。第2シードにシウバ(ブラジル)、以降キム・スンミン(韓国)、オクロアシビリ(グルジア)と続き、上位候補の密度は濃い。
優勝争いという観点では、リネールに対してアップセットを起こしうる選手は僅少。不確定要素を敢えて言えば日本の七戸ということになるだろう。

その七戸はリネールの山。リネール以前の試合は無名選手との1試合のみで、対戦するところまでは間違いない。長身で手足の長さを生かして戦う七戸だが、リネールは数少ない同タイプの格上。距離をとっても戦える七戸がどんなプランで、どう戦うか、興味は尽きない。

デコスが絶対の優勝候補、準々決勝でアップセット狙う今井
70kg級


【日本人出場選手】

今井優子(了徳寺学園職)

地元の英雄・王者デコス(フランス)が第1シードに座り、以下第2シードにコルテス(キューバ)、第3シードにズパンシック(カナダ)、第4シードにツェンドアユシュ(モンゴル)というシード順。
日本時間2/9時点で欠場の情報が入っていない田知本遥だが、エントリーシートには名前がない。

今井優子は実力からして上位進出の可能性は十分だが、デコスの山に入ってしまう不運。2戦目(準々決勝)で対戦濃厚だが、デコスは五輪の後試合を踏んでおらず調整具合は未知数。投技で勝負できる今井に大アップセットを期待したいところだ。

チュメオ、緒方、佐藤の強豪3人がマッチレース。
いずれも最初の壁は同国対決
78kg級


【日本人出場選手】

緒方亜香里(筑波大4年)
佐藤瑠香(コマツ)

参加選手僅か16名。しかし第1シードにチュメオ(フランス)、第2シードに緒方、第3シードにジョー(ハンガリー)が入り、日本からは復帰なった佐藤瑠香も参戦と上位選手のレベルは高い。
緒方と佐藤はともにプールCに配され、2回戦で早くも対戦。この勝者が決勝でチュメオと戦うと見てまず間違いないだろう。

チュメオも2回戦は同国のロウテ(フランス)と潰しあう。勝てば準決勝でプリシチェパ(ウクライナ)とジョンギョンミ(韓国)の勝者と対戦、最後はおそらく日本勢が待ち受けることとなり、と第1シードに似つかわしくないなかなか厳しい組み合わせとなった。

オルティスと田知本の決勝対決が唯一最大の見せ場
78kg超級


【日本人出場選手】

田知本愛(ALSOK)

第1シードの五輪王者オルティス(キューバ)と第2シード田知本愛の一騎打ち。
田知本はグランドスラム東京では出色のパフォーマンスを披露、掛け潰れを図るオルティスを片手絞で切って落とし優勝を飾ったばかりだ。 オルティスは前週なぜか育成大会の位置づけのはずのベルギー国際に参加、もちろん優勝を飾っており調整自体は十分と思われるが、田知本が12月に見せた実力をしっかり出せれば勝利は濃厚。国内の大騒ぎがメンタルに与える影響がひたすら心配。勝利を祈りたい。


※eJudo携帯版「e柔道」2月10日掲載記事より転載・編集しています。

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