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【ROAD TO 高校選手権】水田三喜杯争奪高校柔道大会・女子マッチレポート

(2013年1月20日)


※eJudo携帯版「e柔道」12月30日掲載記事より転載・編集しています。

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水田三喜杯争奪高校柔道大会・女子マッチレポート

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写真:開会式の様子
第12回水田三喜男杯争奪選抜高等学校は26日、城西国際大学スポーツ文化センター(東金市)で行われた。

41校が参加した女子の部で決勝に進出したのは千葉明徳高(千葉)と東大阪大敬愛高(大阪)の2校。

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写真:3回戦、長崎明誠の中堅・福添そのか
が千葉明徳の荘司由香里から
内股で「技有」奪取
千葉明徳高は今大会の台風の目。1回戦で大宮工高(埼玉)に2-0で勝利すると、2回戦は第1シード、昨年村山のどかを擁して優勝を飾った市立沼津高(静岡)にこれも2-0で快勝。
3回戦は優勝候補の長崎明誠高(長崎)と対戦。先鋒の52kg級千葉県新人王者西眞澄が同じ52kg級の光永菜世から右小外刈で「有効」を奪って先制すると、中堅戦は相手のポイントゲッター福添そのかから内股「技有」を奪われたが荘司由香里が粘りきって一本負けを回避、試合を大将戦に繋ぐ。

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写真:千葉明徳は大将の山口実穂が
崩上四方固で一本勝ち、2-1で
長崎明誠を食う
1-1、内容差ビハインドで勝利以外にチームの勝ちはないという難しいミッションとなったが、ここで山口実穂が加賀谷花野から崩上四方固で一本勝ち。寝技が得意な長崎明誠のお株を奪い、この大一番を2-1で勝利、この時点で優勝候補の一角として会場の注目を集めるに至った。

準々決勝は水戸葵陵高(茨城)に2-0で順当勝ち、修徳高(東京)との準決勝は先鋒の西が48kg級インターハイ3位の高橋瑠衣に内股で一本勝ち、大将の山口もサイズの差を生かし、57kg級の強者大畑柚香を大外刈「一本」に屠り、2-1で決勝進出を決めた。

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写真:準々決勝、池絵梨菜が
宮内未希から合技で一本勝ち
一方の東大阪大敬愛は第2シードで優勝候補の一角。昨年全国中学大会で団体、個人で優勝した米澤夏帆と池絵梨菜を軸に押し立てて2回戦は白鴎大足利高(栃木)を1-0、2回戦は西武台千葉高(千葉)を2-0で下すと、勝負どころの準々決勝、八千代高(千葉)戦を迎える。

この試合は中堅の池が合技で一本勝ち、大将戦で八千代のポイントゲッター女良いこまを米澤がしっかり抑えて1-1の内容差で勝利。準決勝は横須賀学院高を米澤、池の一本勝ちで2-0と一蹴、順当に決勝まで勝ち上がってきた。

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写真:決勝、
米澤夏帆が西眞澄の巴投を潰す
東大阪大敬愛高 - 千葉明徳高
(先)米澤夏帆 - 西眞澄
(中)池絵梨菜 - 渡邉優菜
(大)氏家杏華 -山口実穂

東大阪大敬愛のプランは米澤、池による2点先取以外にありえない。

一方、千葉県70kg級新人王の荘司由香里を下げた千葉明徳は苦しい布陣。大将に配したポイントゲッターの山口実穂が米澤、池とズレており、ここで1点取るほか勝算がないが、78kg級の山口に対しマッチアップする氏家杏華は102kgの大型選手。サイズを生かしたこれまでの取り味を発揮することは難しい。
それでも前2つを凌いで山口で取るしか勝利のシナリオはない。東大阪大敬愛は2点連取、一方の千葉明徳は2戦引き分けて大将戦に繋ぐ、と目指すミッションは明らか。

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写真:池が袖釣込腰で一本勝ち、
チームの勝利を決める
先鋒戦、気合十分の米澤は開始早々に西が放った巴投を潰すと、素早く寝技を選択。一瞬対応が遅れた西の足を捌いて頭側に進出すると横四方固、西が足を絡めるとこれを引き抜いて縦四方固、バランスが悪いと感じたかさらに袈裟固に降りて取り切り「一本」。経過時間は1分3秒。東大阪大敬愛、シナリオ通りの1点先制。

中堅の池も開始から猛進、内股で「有効」を奪うと窮した相手を右袖釣込腰で持ち上げ、あっという間に叩き落して「一本」。ここまでの2戦で2分掛からず、東大阪大敬愛の優勝決定。

大将戦は氏家が山口と攻め合い、寝技を駆使して優位に試合を進めたまま引分け。東大阪大敬愛圧勝、5戦通じて失点僅かに「1」という危なげない勝利だった。

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写真:優勝の東大阪大敬愛
東大阪大敬愛高の平田勝美監督は「1年生が中心のチームですが、3番手が不安定なのが課題。失敗が必要なので、試しながら、個々に課題を見つけさせる」とこの冬の関東遠征の目当てを説明。「今日はすごくいい発見、いい刺激があった。氏家らにとってはこんなに悔しい優勝はなかなかない。心に感じるものがあったと思う」と手ごたえを掴んだ様子だった。

現在の主力は池、米澤という香長中出身の1年生2人だが、池は夏以降明らかにパフォーマンスを落としていた。実は7月の金鷲旗大会の序盤戦で肩鎖関節を痛め、以後は詰めた稽古が出来る状態になかったという。肩を開けず小さい柔道しか出来なくなっていたそうだが、「それでも地味にそこそこ試合が出来てしまう」(同監督)ことが周囲の低調との評価に繋がっていた。

復調後、大きな大会はこれが初。団体、個人で代表権を獲得した高校選手権大阪予選に引き続き池が好パフォーマンスを見せたことで、同校の高校選手権での活躍には大いに期待して良いだろう。池、それにこの日尻上がりに調子を上げた米澤に続く3番手選手の成長次第では非常に面白い存在になりそうな気配だ。

【入賞者】
優勝:東大阪大敬愛高(大阪)
準優勝:千葉明徳高(千葉)
第三位:修徳高(東京)、横須賀学院高(神奈川)
優秀校:八千代高(千葉)、水戸葵陵高(茨城)、藤枝順心高(静岡)、桐蔭学園高(神奈川)

最優秀選手:池絵梨菜(東大阪大敬愛高)
優秀選手:米澤夏帆(東大阪大敬愛高)、西眞澄(千葉明徳高)、鈴木双葉(桐蔭学園高)、栗原千尋(横須賀学院高)、山本幸(水戸葵陵高)、大畑柚香(修徳高)、高木茜(八千代高)、吉長桃子(藤枝順心高)

【準々決勝】

千葉明徳高 2-0 水戸葵陵高
(先)西眞澄○体落△金子悠紀菜
(中)荘司由香里×引分×山本幸
(大)山口実穂○崩上四方固△打越優希

修徳高 2-0 桐蔭学園高
(先)高橋瑠衣○優勢[有効・内股透]△内尾真子
(中)義村真由×引分×鈴木双葉
(大)大畑柚香○背負投△中山侑香

東大阪大敬愛高 ①-1 八千代高
(先)中村優里△優勢[有効]○高木茜
(中)池絵梨菜○合技△宮内未希
(大)米澤夏帆×引分×女良いこま

横須賀学院高 1-0 藤枝順心高
(先)渡邊貴子×引分×益子楓彩奈
(中)栗原千尋○一本△鈴木楓
(大)岡田彩加×引分×吉長桃子

【準決勝】

千葉明徳高 2-1 修徳高
(先)西眞澄○内股△高橋瑠衣
(中)荘司由香里△優勢[指導3]○義村真由
(大)山口実穂○大外刈△大畑柚香

東大阪大敬愛高 2-0 横須賀学院高
(先)池絵梨菜○払腰△渡邉貴子
(中)氏家杏華×引分×栗原千尋
(大)米澤夏帆○一本△岡田彩加

【決勝】

東大阪大敬愛高 2-0 千葉明徳高
(先)米澤夏帆○袈裟固△西眞澄
(中)池絵梨菜○袖釣込腰△渡邉優菜
(大)氏家杏華×引分×山口実穂

※公式記録ママ




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