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インターハイ柔道競技男子団体マッチレポート・1回戦~準々決勝

(2012年9月7日)


※eJudo携帯版「e柔道」8月7日掲載記事より転載・編集しています。

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インターハイ柔道競技男子団体マッチレポート
1回戦~準々決勝 1/2


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写真:小杉高・林孝樹主将による選手宣誓
インターハイ柔道競技は8月2日からアルビス小杉総合体育センター(射水市)で開幕。5日間に渡る激戦の幕が切って落とされた。
初日から2日間の日程で開催された男子団体戦の最大の焦点は3月の全国高校選手権大会と7月の金鷲旗高校柔道大会を制した東海大浦安高(千葉)による初の「高校三冠」達成なるか。そして果たしてこれを止めるチームが現れるのかどうかだ。

最大の焦点となる各校のオーダー順だが、「副将重視」が今大会のトレンド。東海大浦安・ベイカー茉秋、国士舘・江畑丈夫、國學院栃木・横山尭世、天理・石井湧磨、大牟田・大町隆雄らのエースがいずれも4番手に配置され激突した場合は食い合い必至。一方で東海大相模・小原憲哉は先鋒、大将の河端祥也と1番5番重視というやや他チームとは外した構成の布陣。

まずは1回戦と2回戦の勝ち上がりを、注目対決を中心に4つのブロックに分けて追いかけてみたい。

1回戦~2回戦

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写真:東海大相模の大将・河端祥也が
前田峻登を攻め込む
【Aブロック】

トーナメント全体を通じた注目対決が2回戦で現出。高校選手権と金鷲旗でともに3位の東海大相模高(神奈川)と東海ブロック総体王者の大成高(愛知)が激突した一戦だ。

東海大相模高 ②-2 大成高
(先)小原拳哉○内股返(1:56)△清水元輝
(次)秋吉俊汰△優勢[有効]○安田圭吾
(中)春日良太×引分×鎌田大輔
(副)高梨優也△優勢[有効]○名垣浦佑太郎
(大)河端祥也○優勢[有効]△前田峻登

東海大相模、このインターハイは先鋒にエースの小原拳哉、大将に河端祥也と高橋洋樹監督が最重要視する2ポジションにポイントゲッターを突っ込む布陣。おそらくは東海大浦安戦を意識した配置だが、2人に挟まれた3枚がこの試合で不安定さを露呈。次鋒の秋吉俊太が大成のエース・安田圭吾の突進を止められず残り21秒で「指導2」を失って敗退。エースで「指導2」しか得られなかった大成、頼みの秋吉がこの段で防弾幕の脆さを露呈した東海大相模とどちらにとっても痛い試合だったが、東海大相模は中堅の春日良太も「指導1」を失ったまま一進一退のやや落ち着きを欠く攻防の末に引き分け。副将の高梨優也も典型的な巨砲タイプの名垣浦佑太郎に「指導1」失陥の末に抱きつきの小外掛を食って「有効」で敗退し、ついにビハインドまで負ってしまう。

東海大相模は大将の河端が手堅く1分7秒に「指導」奪取、1分55秒にケンカ四つの腰の差しあいから小内刈を叩き込んで「技有」で勝利。これで事なきを得た。 大成にとっては秋吉が陥落寸前だった次鋒戦の中盤、春日に対して「指導」志向に切り替える前の中堅戦の序盤戦、いずれかであと「指導」一個の積み上げがあれば試合はどうなっていたかわからず、畳上に転がっていた勝機を拾えなかった形だが、ここはさすがに東海大相模、肝心のところで勝負を見る目は1枚上手だった。

しかし結果以上に東海大相模の意外とも言える試合運びの不安定さに試合場はざわつき。例年に比べて選手の鑢の掛かりぶり、仕上がりの粗さがここで明らかになったという印象の一戦だった。

東海大仰星高(大阪)と作陽高(岡山)による2回戦は作陽高が圧勝。作陽は圓山泰雄が相手のエース、村井慎太郎から「技有」で勝利するなど副将戦終了時点までにすべて優勢で3点を積み上げ、最後は大将の尾崎央達が小寺達に横四方固で一本勝ち。4-0で3回戦へと駒を進めた。ベンチの選手からも声が良く出、雰囲気の良さを感じさせる試合だった。

北海高は図太い柔道を披露して豊栄高(新潟)を4-0、水戸啓明高(茨城)を3-1と大差で下して3回戦に駒を進めた。

[1回戦]
日体荏原高 3-0 田村高
東海大相模高 5-0 箕島高
作陽高 3-1 佐賀工高
水戸啓明航 4-0 高知南高
北海高 4-0 豊栄高

[2回戦]
日体荏原高 5-0 杵築高
東海大相模高 ②-2 大成高
作陽高 4-0 東海大仰星高
北海高 3-1 水戸啓明高

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写真:延岡学園高の大将・橋口が
「技有」奪取後も必死で追いかける
【Bブロック】

上側のパートは勝ち上がり候補の國學院大栃木が2回戦で延岡学園高に大苦戦。先鋒のポイントゲッター中沢嵩史が新島毅之に「技有」で敗れてビハインド、次鋒田村優樹の「技有」、副将横山尭世の払腰「一本」で反撃して2-1とリードして大将戦を迎えたが、ここで大将の神尾啓太が66kg級インターハイ王者の橋口祐葵に食いつかれ袖釣込腰「技有」、さらに「指導」を奪われる冷や汗の試合展開。しかしなんとかここを耐え切って2対2の内容勝ちで3回戦進出。

このパートでは鶴来高(石川)が大逆転で強豪・京都学園を破って3回戦へ。中堅戦終了時点でいずれも「有効」で2点のビハインドがあったが副将の澤建志郎が梅井大地に「指導3」で勝利すると、大将の塚崎友太が田中和輝を相手に体を寄せ合っての勝負を挑み、3分23秒、場外際で相手が腰に乗ったところを思い切り内股で放り投げ「一本」、2対2ながら内容差で逆転し3回戦へと駒を進めた。

下側のパートは埼玉栄高が大暴れ。地元の小杉高(富山)、の四日市中央工高(三重)と選手権ベスト8校が2チーム詰められたマッチレースパートから、1回戦で四日市中央工高を3-0、2回戦では小杉高を相手に先鋒戦を落としながら次鋒金本力也が高波建吾から「指導3」の優勢勝ち、中堅戦で渡辺大樹が又場郁哉を引き分けで止めると、副将関根太三が追分渓太から合技「一本」を奪って2-1で勝利。各選手とも「仕上げてきた」としか言いようがない動きの良さと力強さを披露して3回戦進出を決めている。

[1回戦]
延岡学園高 5-0 東北高
京都学園高 5-0 八頭高
長崎日大高 4-1 比叡山高
小杉高 5-0 青森北高
埼玉栄高 3-0 四日市中央工高

[2回戦]
國學院大栃木高 ②-2 延岡学園高
鶴来高 ②-2 京都学園高
長崎日大高 3-2 新田高
埼玉栄高 2-1 小杉高

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写真:東海大浦安高のエース、ベイカー茉秋が
45kgの体重差を跳ね返し「一本」
【Cブロック】

上側のパートは崇徳高(広島)に前橋育英高(群馬)が順当に勝ち抜け。
下側も大本命の東海大浦安高(千葉)と、金鷲旗ベスト8で意気揚がる沖縄尚学高が順当に勝ち抜けを決めた。

東海大浦安高はベイカー茉秋を副将に置き、ポイントゲッターのウルフアロンと石神大志を先鋒、次鋒に連続配置する布陣。初戦で中堅鎌田嵩平が開始早々に一本負けするアクシデントがあったが、この1回戦で平田高(島根)に4-1で勝利、2回戦は地元の高岡第一高と対戦し5-0と2試合で9点を挙げる得点力の高さを見せて3回戦へ。注目のベイカー茉秋は135kgの今庄拓と対戦し、ガップリ背中を抱えて固定しておいてからの支釣込足で一本勝ち。僅か29秒。鋭い一撃ではなく、腹に乗せるがごとく、子供に稽古をつけるようなゆっくりとした一発。そのスローさで実力差がわかるという珍しい「一本」に場内はどよめきに包まれた。

東海大浦安高 4-1 平田高
(先)ウルフアロン○大内刈(0:57)△青山準
(次)石神大志○後袈裟固(0:55)△佐々木健志
(中)鎌田嵩平△一本背負投(0:11)○佐々木浩太郎
(副)ベイカー茉秋○小内刈(0:58)△松村文弥
(大)女良魁斗○上四方固(2:02)△原壮平

東海大浦安高 5-0 高岡第一高
(先)ウルフアロン○合技[内股・袈裟固](0:56)△樋川翔
(次)石神大志○大内刈(0:44)△向井翔一郎
(中)鎌田嵩平○合技[内股・小外刈](2:39)△石黒健太
(副)ベイカー茉秋○支釣込足(0:29)△今庄拓
(大)女良魁斗○片羽絞(3:48)△稲積大輔

[1回戦]
東海大熊本星翔高 2-1 佐久長聖高
静岡学園高 3-1 秋田高
徳島商高 3-1 近大附属高
高岡第一高 2-1 盛岡中央高
東海大浦安高 4-1 平田高

[2回戦]
崇徳高 4-0 東海大熊本星翔高
前橋育英高 3-1 静岡学園高
沖縄尚学高 4-0 徳島商高
東海大浦安高 5-0 高岡第一高

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写真:国士舘高の中堅・田崎健祐が
上四方固で一本勝ち
【Dブロック】

上側のパートは福井工大福井高(福井)、国士舘高(東京)が勝ち上がり。立ち上がりが注目された国士舘高は5-0、無失点の勝ち上がり。

下側のパートは大牟田高(福岡)と天理高(奈良)が3回戦での激突に向けて順当に勝ち上がりを決めている。

[1回戦]
明桜館高 2-0 英明高
報徳学園高 3-2 帯広農高
大牟田高 3-0 東海大甲府高
中京高 4-1 高川学園高

[2回戦]
福井工大福井高 ②-2 明桜館高
国士舘高 5-0 報徳学園高
大牟田高 3-1 山形工高
天理高 5-0 中京高

3回戦

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写真:日体荏原は中堅の長谷河雅也が
内股で一本勝ち
好試合が目白押しの3回戦、注目を集めたのはAブロックの東海大相模高-日体大荏原高、Cブロックの沖縄尚学高-東海大浦安高、そしてDブロックの大牟田高-天理高の3カード。

【Aブロック】

東海大相模高と日体荏原高の一戦が最大注目。お互いがトーナメント勝ちあがりの最大の山場と規定する一戦だ。

日体荏原高 3-2 東海大相模高
(先)岡田大希△肩固(3:01)○小原拳哉
(次)渕原槙一○優勢[指導2]△秋吉俊汰
(中)長谷河雅也○内股(1:22)△春日良太
(副)松村翼○小外刈(2:00)△高梨優也
(大)嶌田勝斗△総合勝(2:44)○河端祥也

東海大相模高は先鋒の小原が肩固「一本」と予定通りの出だし。
次鋒戦は日体荏原高のエース渕原槙一と秋吉俊汰がマッチアップ、日体荏原にとっては取りどころ、一方の東海大相模にとってもポイントゲッター格の秋吉を突っ込んだカギになるポジションだったが、ここは渕原が左内股を飛ばし続け、1分34秒に「指導1」奪取。直後の大事な時間帯も渕原が左内股、左朽木倒で秋吉を2度伏せさせて1分57秒に「指導2」まで奪取。秋吉は技を打ち返せないまま渕原の優勢勝ちで荏原が1点を返す。

「一本」取れなかった日体荏原、守れなかった東海大相模という試合で、まだまだ盤面は五分五分、やや東海大相模が優位というところだったがここから流れは雪崩を打って日体荏原へ。中堅戦で長谷河雅也が突進を続け、「指導1」奪取後の1分22秒に場外際で豪快な内股を決めて一本勝ち。

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写真:松村翼の小外刈「一本」で
日体荏原の勝利決定
2-1とリードを奪った後の副将戦も双方の「取り組まない」指導直後の2分、松村翼が高梨優也を小外刈で真裏に叩き落して「一本」、一気に勝利を決めた。

東海大相模は河端祥也が総合勝ちで一矢を報いたが時すでに遅し。東京都第二代表の日体荏原が3-2で東海大相模を下しベスト8入りを決めた。

東海大相模は東海大浦安戦を想定して先鋒、大将にポイントゲッターを置いたが、荏原の先鋒はサイズの一段落ちる岡田大希。相模は誰にでも勝てる可能性の高い大駒の小原をここに消費してしまうことになり、盤面に与えたインパクトは最小限。オーダー順がこの試合にかみ合わなかった。

とはいえ、大将に河端祥也という信頼感のある駒を置きながら、失点を重ねた次鋒、中堅、副将の3枚はあまりにも脆すぎた。「サイズの小ささが出てしまった。次鋒戦は取るつもりだったし最低でも引き分けで終わらなければいけない」と呻いた高橋洋樹監督の指摘の通り、ポイントは次鋒戦、「指導1」失陥後の時間帯だったがここで粘れなかったことで試合全体の流れが変わってしまった。

しかし何より、今年の東海大相模の選手は例年とは質的に違った。実力の高低、技術の巧拙やサイズではなく、言葉を探せば「戦闘力」に劣った印象だ。取り味もあるが失点もある、春の段階で「素材」だった選手たちが最後まで荒削り、戦士としてのヤスリがかからないままインターハイの畳にあがった印象だ。例年この期間の鍛錬期を経て手堅さと強さを獲得する、その最後のひと伸びで他校をひきはなしてきた「2強」の相模ならではの仕上がりがなかった。「この5人が今年の力」との高橋監督のコメントは本音だろう。

一方の日体荏原は大一番を制してベスト8進出決定。新人戦以来隠れた強豪として評判の高かった同校が、最後のインターハイでいよいよ陽の当たる舞台にあがってきた。

そしてこのブロックもう一つのベスト8勝ち上がりは作陽高。手堅さと勝負どころの見極めが武器の同校にとっては、地力の高さを押し立てて勝ち上がってきた北海高は比較的くみしやすい相手。中堅戦は落としたものの、またもや副将戦終了時点までにすべて優勢勝ちで3点を積み上げ、最後は尾崎央達が相木飛磨に後袈裟固で一本勝ち。3-1で今年も準々決勝へ駒を進めた。

[3回戦]
日体荏原高 3-2 東海大相模高
作陽高 3-1 北海高


東海大相模・高橋洋樹監督のコメント
「あれだけ失点したら勝てません。2回戦でも2点取られましたし、3回戦もありうる悪い方のシナリオが出てしまいました。次鋒戦がポイント、あそこで最低でも引き分けがほしかった。東海大浦安と戦いたかったが、この5人が今年の力。仕方がありません。」

【Bブロック】

ともに2回戦に山場のあった両校が順当に3回戦進出。
國學院栃木高は先鋒中沢嵩史、次鋒田村優が連続一本勝ち。中堅戦の引き分けを経てエース横山尭世が2回戦の殊勲者澤健志郎を内股「一本」で投げ捨ててベスト8入り決定。 埼玉栄高も先鋒戦の引き分けの後に金本力也、渡辺大樹、関根太三が3連続一本勝ちで一度も相手に流れを渡さないまま勝利決定。ベスト8へと駒を進めた。

[3回戦]
國學院大栃木高 3-0 鶴来高
埼玉栄高 3-1 長崎日大高

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写真:東海大浦安の先鋒・ウルフアロンが
小外刈で一本勝ち
【Cブロック】

金鷲旗でベスト8に入賞して勢いに乗っている沖縄尚学高が王者・東海大浦安高に挑む一番。

東海大浦安高 3-2 沖縄尚学高
(先)ウルフアロン○小外刈(1:44)△上原貴哉
(次)石神大志○合技(0:44)△山城太志
(中)鎌田嵩平△優勢[指導3]○神谷快
(副)ベイカー茉秋○上四方固(1:54)△小橋川幸一郎
(大)女良魁斗△優勢[有効]○稲積大輔

ウルフアロンの一本勝ちを経た次鋒戦で、沖縄尚学のキーマン・山城太志が石神大志の左大腰を返して両者もつれ落ちて「有効」を奪う。沖縄尚学には中堅にエースの重量選手・神谷快が控えるだけに一瞬浦安ベンチにも緊張が走ったが、石神は直後に右払腰を決めて「技有」を奪い返して逆転、そのまま抑えこんでの一本勝ちで傷口をふさぐと、中堅戦で1点を失った後の副将戦でベイカー茉秋がまたも隙を見せずに一本勝ち。この時点で勝負を決めた。

沖縄尚学は大将戦で稲積大輔が勝利、1点を返して、負けはしたものの通算3対2と追いすがった。終わってみれば次鋒戦が山場、東海大相模は金鷲旗で大きく成長した石神の得点力に救われた試合だった。

崇徳高は前橋育英高と戦い、中堅の香川健吾が細谷京亮から、副将の北岡宏樹が岡村力也からともに「有効」で勝利。両ポイントゲッターの挙げた得点を手堅く守りきり、2-0で危なげなくベスト8進出を決めた。

[3回戦]
崇徳高 2-0 前橋育英高
東海大浦安高 3-2 沖縄尚学高

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写真:2-2で迎えた大将戦、天理・大岩郁弥の
内股が炸裂「一本」
【Dブロック】

天理高-大牟田高による金鷲旗大会準々決勝の再現となる一戦がこのブロックの大一番。

天理高 3-2 大牟田高
(先)具志堅一宏△隅返(2:11)○佐藤正大
(次)長友幹斉○内股(3:34)△高尾翼
(中)西尾徹○横四方固(2:51)△田中力也
(副)石井湧磨△袖釣込腰(1:19)○大町隆雄
(大)大岩郁弥○内股(3:36)△森勇也

高校選手権3位の天理と金鷲旗3位の大牟田、ともに攻撃型のチームによるまさしく手に汗握る熱戦。金鷲旗大会では大町、佐藤の2枚看板が獅子奮迅の働きを見せた大牟田に対し、天理は同大会では出場しなかったエースの石井が登場、そして大町とマッチアップするというガチンコ対決だ。

先鋒戦は大牟田・佐藤正大がしっかり仕事を果たして隅返で一本勝ち。次鋒戦、中堅戦は天理の長友幹斉と西尾徹が一本勝ちで逆転、副将戦へと襷を繋いだ。
この石井-大町の対戦は本格派の石井に対してパワーがあって担ぎ技が武器の大町の柔道がかみ合い、1分19秒に袖釣込腰で大町が一本勝ち。2-2、ともに「一本」といういかにもこの両チームらしいスコアで、勝敗の行方は大将戦に委ねられる。

この試合は大岩郁弥が小外刈を連発して攻め込み、1分40秒に「指導1」奪取。しかしお互い決め手なく、残り時間は30秒を切る。両チームが代表戦に備え始めたこのタイミングで、大岩の腰を深く入れた内股に森がゆったりと乗ってしまう。大岩は場外際で思い切り腰を回してこれを決め切り「一本」。激戦を制した天理がベスト8進出を決めた。

上側の山は福井工大福井を相手に国士舘高が順行運転。4-0で勝利して順当に準々決勝へ。

[3回戦]
天理高 3-2 大牟田高
国士舘高 4-0 福井工大福井高

結果決まった準々決勝の4カードは

日体荏原高 - 作陽高
國學院大栃木高 - 埼玉栄高
崇徳高 - 東海大浦安高
国士舘高 - 天理高
となった。

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