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金鷲旗高校柔道大会女子マッチレポート・準決勝~決勝

(2012年8月29日)


※eJudo携帯版「e柔道」7月25日掲載記事より転載・編集しています。

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金鷲旗高校柔道大会女子マッチレポート
準決勝~決勝 1/3


準決勝

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写真:敬愛高の先鋒・芳田司が
商瑠羽から大外巻込で「有効」を奪う
敬愛高○2人残し△帝京高
(先)芳田司○優勢[有効・大外巻込]△商瑠羽(先)
(先)芳田司○大内刈(3:00)△橋本舞香(次)
(先)芳田司×引分×西尾直子(中)
(次)西田未来×引分×伊勢崎詩乃(副)
(中)堀歩未×引分×森田智子(大)
(副)畑村愛恵
(大)岡史生

敬愛は満を持して先鋒に全国高校選手権57kg級2位の強豪・芳田司を先鋒に投入。芳田は期待に応えて強豪・商瑠羽を相手に1分2秒、左大外巻込でフワリと浮かせて「有効」を奪取。ケンカ四つの商に対し、突如組み立てを変えて釣り手でまず袖を殺し、次いで奥襟に持ち替えて放った巧みな一撃だった。芳田は組み際の足技と組み手の巧みさで商をコントロール、技の効く立ち位置に全く入れさせずこのまま優勢勝ち。

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写真:芳田は
切れ味鋭い大内刈を決めて2連勝
芳田は続く試合もケンカ四つの橋本舞香に粘り強い組み手でそのパワーをいなし続け、残り1分、組み際に突如スピードアップして呼び込みの左大内刈。橋本全く反応出来ずストンと背中から落ちて文句なしの「一本」。膠着の気配が漂い始めた試合終盤のとば口という絶妙のタイミングでのペースチェンジ、切れ味鋭い一撃に橋本は全くついていけず。高校入学以来やや伸び悩んでいる感のあった芳田、久々その強さではなく非凡な投技の「才」を感じさせる一発を披露し2連勝。

芳田は3試合目の全国中学大会57kg級王者・西尾直子戦も中盤以降にペースを完全に握り、一進一退の攻防を演出しながらしっかり引き分け。

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写真:堀歩未が森田智子を相手に前に出る
この時点ですでに2人差のリードを得た敬愛はもはや慌てる必要はなく、中堅西田未来は組み手のド突き合いを交えながらリスク少なく試合を進め、後半伊勢崎詩乃にペースを握られながらもしっかり引き分け。副将堀歩未も森田智子にチャンスを与えず1分16秒の「指導1」失陥のみで試合をまとめて引き分け。敬愛は畑村愛恵、岡史生の両エースを残して勝利を決め、決勝へと駒を進めた。

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写真:新田高先鋒の佐藤史織が
柿沢史歩から背負投「技有」奪取。
いったんは「一本」と宣告された
強烈な一撃だった
渋谷教育学園渋谷高○延長戦△新田高
(先)山下実咲季△優勢[指導2]○佐藤史織(先)
(次)柿沢史歩△優勢[技有・背負投]○佐藤史織(先)
(中)伴美弥子○優勢[指導2]△佐藤史織(先)
(中)伴美弥子×引分×内藤かりん(次)
(副)荻野香澄×引分×鈴木夏海(中)
(大)朝比奈沙羅○大外刈(0:58)△鶴岡来雪(副)
(大)朝比奈沙羅×引分×月波光貴穂
(延)朝比奈沙羅○優勢[指導2]△月波光貴穂

先鋒戦は新田高・佐藤史織が山下実咲季を相手に開始から片襟を握ってあおり、引き落とし続けて狙い通りに僅か40秒で「指導1」奪取。以後は小内刈と背負投で攻めるが取りきれないと見るとまたもや片襟であおりまくるシークエンスを作って1分55秒には2つ目の「指導」を奪取。佐藤は気を抜かずに攻め切って山下の追撃を許さず優勢勝ち。続く柿沢史歩戦も開始早々の20秒、ファーストアタックの右片襟背負投で「技有」を奪い圧倒的優勢。疲れの出てきた残り18秒で「取り組まない」判断の「指導1」をもらったものの大過なく凌いで優勢勝ち、この時点で2人差リードを奪った。

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写真:伴美弥子が
左体落で内藤かりんを崩す
しかし渋谷教育学園渋谷はまたもや中堅の伴美弥子が大仕事。疲労の見えるケンカ四つの佐藤を左小外刈から足首を握る朽木倒で崩しまくって消耗させ、佐藤は50秒に「取り組まない」判断の「指導1」、1分36秒には片手の背負投に座り込んでしまい偽装攻撃の「指導2」失陥。この試合は2つの「指導」リードを得た伴が優勢勝ち。
伴は続く内藤かりん戦、1分7秒に「取り組まない」判断の「指導1」を受けたが、奮起してケンカ四つの内藤と引き手を争いながら左体落、左小内刈からの朽木倒で立て続けに伏せさせて「指導1」を取り返して引き分け。実力以上の仕事ぶりで1人差までスコアを詰める。

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写真:朝比奈沙羅が
鶴岡来雪から大外刈「一本」
渋谷教育学園渋谷の副将・荻野香澄と新田の中堅・鈴木夏海の実力者対決は中盤に荻野に「指導1」が宣告されたのみで拮抗、引き分けに終わりいよいよ渋谷教育学園渋谷は大将の朝比奈沙羅が畳上に姿を現す。

朝比奈は軽量の鶴岡を相手に落ち着いて試合を進め、58秒に遠間から右大外刈を引っ掛けるとおもむろに踏み込んでこれを決め「一本」。大将の月波光貴穂を引っ張りだした。

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写真:朝比奈と月波の
大将対決
朝比奈右、月波左組みのケンカ四つ。
この試合は泥沼の消耗戦。ガップリ組んで前に出続ける月波は人の字の形で朝比奈に圧を掛け、朝比奈が技を仕掛けようと片足になる度にさらに踏み込んで朝比奈を崩しにかかるという徹底した前進志向柔道。もともと受けが強い月波にこれを徹底され、なかなか技が効く間合いで踏み込めない朝比奈だが、2分過ぎから支釣込足、小外刈、内股と技を集めて対抗。
残り1分では右内股を押し込んで伏せさせるなどしたが、月波の受けの強さを突破できずこの試合はタイムアップ。試合は大将同士による延長戦へと縺れ込んだ。

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写真:朝比奈は月波の前進に屈せず
技を積み上げる
勝負どころを弁えた朝比奈、疲労困憊ながらも開始から釣り手を突いて前に出、大外刈、内股、内股と技を集中。攻撃の途絶えた月波に1分3秒「指導1」が宣告される。
直後の朝比奈の両襟を握った右大内刈は月波に振り返されて自ら伏せてしまうが、朝比奈は攻撃姿勢を緩めず腰を切っての小外刈、大外刈と攻め、朝比奈の大外刈で両者が拮抗、朝比奈が払巻込に変化して潰れた直後の2分12秒、ついに月波に「指導2」宣告。朝比奈はその後も下がることなく試合を進めて終了ブザーを聞き試合終了。朝比奈の延長戦「指導2」による優勢勝ちでこの試合は終了。ノーシードの渋谷教育学園渋谷、ついに決勝まで辿りついた。

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写真:鍛えこまれた柔道を披露、
ベスト4入りの新田高
敗れはしたが、新田はベスト4の大健闘。20kgの減量を果たしたという月波をはじめめ全選手が実に鍛えこまれている印象で、その稽古量と質の高さが伺われる内容だった。月波以外は軽量だが、1週間後のインターハイも非常に期待の持てるチームだ。

結果決まった決勝カードは、

敬愛高 - 渋谷教育学園渋谷高

という予想通りの対決となった。

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※eJudo携帯版「e柔道」7月25日掲載記事より転載・編集しています。

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