PAGE TOP ↑

柔道1

柔道2
柔道4 柔道5

eJudoとは?情報募集・お問い合わせサイトマップ

金鷲旗高校柔道大会女子有力校インタビュー

(2012年7月22日)


※eJudo携帯版「e柔道」7月19、20日掲載記事より転載・編集しています。

ドコモ版QRコード KDDI版QRコード
 docomo版QRコード    au版QRコード


金鷲旗高校柔道大会女子有力校インタビュー

全国高校選手権、金鷲旗、インターハイと続く「高校3大大会」、女子はそれぞれの試合で大きくレギュレーションが異なるため、大会ごとに有力校の戦力分布図は大きく変わる。

そんな中、金鷲旗、インターハイで「絶対の優勝候補では」と関係者の評判が非常に高いのが重量級の選手をズラリと並べた福岡の雄・敬愛高。今回の女子有力校インタビューはこの敬愛高・吉元幸洋監督と高校選手権優勝の埼玉栄高・本松好正監督、さらにノーシード校から皇后盃3位のスーパー1年生朝比奈沙羅を擁して頂点を狙うダークホース・渋谷教育学園渋谷高の古矢彰浩監督の3人に大会に掛ける意気込みを語って頂いた。

敬愛高 吉元幸洋監督

24KSPV_W01yoshimoto_PC.jpg
写真:10年高校選手権の
制覇時吉元幸洋監督
優勝したのは平成19年大会が最後。何度か決勝まではたどりつくんですが、いつももう少しというところで悔しい思いをしてきました。優勝したいという思いは勿論毎年持っていますし、今年も気合が入っています。一戦一戦確実な戦いをして優勝を狙っていきたいと思います。

畑村愛恵、岡史生、堀歩未と重量級の選手が揃っていますが、私自身は誰が中心選手、ポイントゲッターというようなことは思っていません。全員が要所を押さえた勝負の駆け引きが出来て、ポイントゲッターとしての意識を持つこと。「全員がポイントゲッターの意識を持て」、選手にもこれをしっかり植え付けて試合に臨みたいと思っています。

畑村は中学からここにいたるまで、ジワリジワリと力をつけてきた選手。派手ではないですがパワーもありますし、立ち技から寝技への移行もしっかりしている。岡はまだまだ完璧な試合運びが出来るところまではいかないんですが、ミスをしては次でしっかり補うということを繰り返して九州ジュニアでも非常にいい試合をして結果を残しました。芳田司ら軽量選手も大きな選手と日ごろから練習していますし、団体でも十分戦える力があります。

毎年メンバーもチームカラーも変わりますが、今年のチームは特に団結力が強い。私も「必ず優勝する」というような飛び抜けたことは言いませんし生徒たちも口には出しませんが、練習をしていると選手全員が確実にその思いを共有しているなと感じます。その点手ごたえはありますね。 金鷲旗は九州の大会といわれますが、その括り以前に福岡の大会です。地元で優勝旗を「守る」、ではなく獲る、「奪回する」という気持ちでがんばります。

埼玉栄高 本松好正監督

本松好正・埼玉栄高監督
今春の高校選手権を
勝ち取った本松好正監督
高校選手権で優勝したということで第1シードという評価を頂いたのだと思いますが、体重無差別の5人制、そして抜き勝負というこの厳しい大会で勝ち上がるには、正直駒が少し足りないかなと思っています。重量級の小針由江は安定感がありますがここぞというときに抜けるかとなるとまだまだ。同じく重量級の桒原佑佳も先日の関東ジュニアで3位入賞、少しづつ良くなっていますがこの大会を足がかりに成長してインターハイで仕事が出来るようになるかな、というところです。63kg級の安沙好には中心選手として期待していますが持ち味の意外性が良い方に出るのか悪い方に転ぶのか蓋を開けてみるまでわからない(笑)。
与えられた位置は第1シードですが、大きい選手をたくさん揃えている学校もたくさんありますし、うちの金鷲旗は強豪に一泡吹かせるような試合が目標。オーダ順、流れ、選手の頑張り、すべてを駆使して食らいついていきたい。

「本松マジック」ですか(笑)?うーん。秘策というのはないですが、桒原がどこまでやれるかというのは一つのポイントになってくるかもしれないですね。前4人で一泡吹かせるような勝負が出来ればいいと思っています。 今年は埼玉のインターハイ予選の日程が遅く、県予選、ジュニアの県予選、関東ジュニア、国体予選と毎週試合が続くことになってしまいました。目標は全国大会ではありますがこれだけ試合が続くとさすがに調整させないわけにはいかないので、ここまではまだ詰めた練習が出来ていないところがあります。一昨日(インタビュー日は7/18)から本腰を入れ始めてようやく少しやりこめているかなというところ。金鷲旗も勿論狙わなければいけない大会ですが、うちはまだまだここからが勝負。大会の後も29日まで九州に残って合宿を張りますし、インターハイまでをトータルの勝負と考えてとにかく今年はガツガツ行こうと生徒には話しています。金鷲旗はガツガツ、です。


優勝候補筆頭の敬愛高・吉元監督と選手権覇者の埼玉栄高・本松監督にご登場願った金鷲旗高校柔道大会女子有力校インタビュー、最後は敢えてノーシード校から、渋谷教育学園渋谷高校・古矢彰浩監督にお話を伺いたいと思う。

明らかに混戦の今大会、強豪高の戦力構成は「ポイントゲッターが軽量」「大駒はいるが周辺戦力が薄い」「穴のない中・重量選手を揃えるが絶対のエースが不在」「大駒が負傷中でメンバーの額面通りの戦力が期待できない」と大きく4通りに分けられる。突出するチームがなくチームごとの対戦相性で大きく順位が入れ替わるであろうこの構図の中、同校は「大駒1枚」チームに仕分けされるがその駒が圧倒的。1年生ながら日本の最高峰の無差別大会である皇后盃全日本女子選手権で3位に入賞したばかり、高校カテゴリを突き抜けた成績を残している朝比奈沙羅を擁するのだ。昨年からオーダー順、戦力構成の質が大きく勝敗に影響し戦略性が非常に高くなっている高校女子だが、これを突き破るだけのパフォーマンスが朝比奈に期待できるかどうか。その意気込みのほどをお聞きしてみた。

渋谷教育学園渋谷高 古矢彰浩監督

24KSPV_W03furuya_PC.jpg
インターハイ東京予選制覇時
の古矢監督と朝比奈選手
以前金鷲旗大会で決勝に進んだときには前4人で勝負するチーム構成だったんですが、今年のうちは朝比奈(沙羅)のチーム。主将の荻野香澄をはじめとする4枚に大将の朝比奈という、後ろ重心のチームです。
朝比奈はまだ高校1年生ですので、甘いところもある。執念も足りない。何が何でも取り切るという気持ちが薄れることがあるし、凌ぐ試合を志向してきた中量、軽量選手に3分で確実に取り切れるかというとそこは怖い。しかしそこでもう一段の気持ちを出して欲しいし、朝比奈に関しては「皇后盃3位という成績に恥じない柔道をして欲しい」という言葉に尽きます。
朝比奈は自ら希望して五輪直前の全日本合宿に参加しています。これから連戦ですし、正直私は今回は遠慮したほうがいいのではと思ったのですが(笑)、午前午後とガッチリ練習できて柔道に集中できますし、五輪選手の緊張感を感じたいというのもあるだろうし、シニアの選手と稽古した感触を持って金鷲旗に乗り込みたいと、本人なりの考えがあったんでしょう。

他の選手も昨日まで3日間三井住友海上に通って鍛えてもらって、追い込んだ稽古が出来ています。いい時には自分のところの選手が皆良く見えてしまうのが僕の悪い癖なんですが(笑)、手ごたえは感じていますよ。 上位対戦での対戦分析をすると例えば前4人を3人で抑えて残り2人で朝比奈、というような皮算用はいくらでも出来るんですが、なんのかんので4人残っていようが5人残っていようが朝比奈には全部抜いて勝つだけの力があると思います。

勿論毎年優勝を狙って参加していますし、今年も日本一を狙います。



※eJudo携帯版「e柔道」7月19、20日掲載記事より転載・編集しています。

ドコモ版QRコード KDDI版QRコード
 docomo版QRコード    au版QRコード


→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る


supported by KAYAC 運営会社サイトポリシー  RSS copyright (c) 2005 ejudo all rights reserved.