PAGE TOP ↑

柔道1

柔道2
柔道4 柔道5

eJudoとは?情報募集・お問い合わせサイトマップ

全日本実業団体対抗大会マッチレポート・男子第2部

2012年7月16日


※eJudo携帯版「e柔道」6月21日掲載記事より転載・編集しています。

ドコモ版QRコード KDDI版QRコード
 docomo版QRコード    au版QRコード


全日本実業団体対抗大会マッチレポート・男子第2部

1206ZJD_m2_2.jpg
写真:準決勝、九州電力の七戸龍は
高宮接骨院の山口真史を
落ち着いて払腰「一本」に仕留める
24チームがエントリーした男子第2部、激戦の末決勝進出を決めたのは東レ滋賀と九州電力という古豪2チーム。

東レ滋賀は2回戦で東京消防庁を5-0、準々決勝で戸高鉱業社を4-1で下す好スタート。勝負どころと目された準決勝ではパーク24と対戦、中堅の青木和明が今期全日本選手権に出場した平尾譲一と本戦で引き分け、代表戦で「有効」を奪って勝利する殊勲で1-1の代表勝ち。見事決勝へと駒を進めた。

一方の九州電力は全日本選抜体重別100kg超級優勝と頂点を極めたばかりの七戸龍を擁する優勝候補筆頭。2回戦は三菱化学物流を5-0、準々決勝は三菱重工名古屋をこれも5-0、準決勝は高宮接骨院を3-0と他を寄せ付けずに圧倒的な強さをみせつけての決勝進出。

1206ZJD_m2_3.jpg
写真:九州電力・近藤雅和が
右背負投に座り込み電光石火の「一本」
九州電力 - 東レ滋賀
(先)近藤雅和 - 河井修二
(次)七戸龍 - 角明典
(中)山本泰三 - 青木和明
(副)川波慎太郎 - 黒澤平
(大)森俊介 - 増子洋平

先鋒戦は九州電力・近藤雅和、東レ滋賀・河合修二ともに右組の相四つ。
河合は奥襟を叩いて主導権を握ろうとするが地力に勝る近藤はこれを許さず、29秒、釣手を激しく振っておいてからの低い右背負投一閃「一本」。九州電力は最高の形で先制。

1206ZJD_m2_4.jpg
写真:七戸龍が右内股を押し込んで「一本」
次鋒戦は七戸龍が登場。東レ滋賀の角明典はなんとか粘ろうと担ぎ技に両襟の左大外刈を繰り出してしぶとく戦うが、1分15秒「取り組まない」との判断で「指導1」。
直後の展開。七戸引き手からまず掴んで奥襟を得ると、軽く足を後ろに振り上げておき、おもむろに右内股。掛け足が高々と上がり、足を上げて股中で捌こうとした角の片足は七戸の高い腰に乗り上げてしまう。七戸ハンドル操作で押し込むと角はたまらずバランスを崩して右後隅に背中から落ち、これは文句なしの「一本」。九州電力この時点で早くも2点のリード。

1206ZJD_m2_6.jpg
写真:川波慎太郎が巧みに
相手の突進を捌いて引き分け、
九州電力の勝利が確定した
中堅戦は東レ滋賀のポイントゲッター青木和明が登場。しかし九州電力の山本泰三は両袖を引き落として青木の力を殺しながら巧みに試合を進めてこの試合は引き分け。

副将戦は東レ滋賀の黒澤平が相四つの川波慎太郎に対して奥襟、片襟を巧みに使いながら左大内刈で攻める。しかし「引き分ければチームの勝利確定」というバックグランドを背負った強豪の川波を崩すほどの地力はなく、この試合も両者ポイントなく引き分け。この時点で九州電力の勝利が確定した。

1206ZJD_m2_7.jpg
写真:大将戦、東レ滋賀の増子洋平が
払腰「一本」で一矢を報いる
大将戦は東レ滋賀・増子洋平と九州電力・森俊介が対戦。左相四つ、両者への同時「指導」を経た1分45秒、森が奥襟を叩き突いてきたところを増子が巻き返すような動作で引きずり込んで左払腰「一本」。なんとか一矢を報いたが時既に遅し、2-1で九州電力が優勝を決めた。

九州電力 2-1 東レ滋賀
(先)近藤雅和○背負投(0:29)△河井修二
(次)七戸龍○内股(1:39)△角明典
(中)山本泰三×引分×青木和明
(副)川波慎太郎×引分×黒澤平
(大)森俊介△払腰(1:45)○増子洋平

1206ZJD_m2_8.jpg
写真:優勝決定の九州電力チーム。
ベテランと若手の力が融合した好チームだった
試合のポイントは先鋒戦。次鋒戦で九州電力の得点が濃厚な試合の趨勢はこの試合でほぼ決した。強気に奥襟を叩いて流れを作ろうとする相手に柔道をさせず、あっという間の「一本」奪取、前2人で2点というミッション完遂に貢献した近藤がこの試合のMVPだろう。

江上忠孝・九州電力監督も「前回の優勝は私の入社前」と振り返った通り、2部優勝は平成7(1995)年以来。「1部定着を狙うし、しっかりやれば1部でも上位を狙える戦力が揃う」と手ごたえ十分の様子だった。

3位には高宮接骨院と、吉田秀彦監督率いるパーク24が入賞。パーク24は来期からの1部参戦が決定した。

1206ZJD_m2_9.jpg
写真:優勝の九州電力
九州電力・江上忠孝監督のコメント
「30代の選手が2人いますが、七戸を核に、そして新戦力の帆高純平と近藤雅和を加えてバランスの良いチームができたと思います。近藤が良い働きをして波に乗ったのが大きかったですね。決勝は前2人の若い選手で取ってベテランが守る、良い試合が出来たと思います。西日本実業大会で負けてしまったんですが、うまくこの2週間で立て直してこれました。選抜体重別王者がチームにいるということも浮上する原動力になったと思います。来年は七戸虎という新戦力も加わりますし、しっかりやれば一部でも上位を狙える。一部定着を目指して頑張ります」

【入賞者】
優勝:九州電力
2位:東レ滋賀
3位:高宮接骨院、パーク24

優秀選手賞:七戸龍(九州電力)、川波慎太郎(九州電力)、青木和明(東レ滋賀)、朝比奈竜太郎(高宮接骨院)、延城啓和(パーク24)

【1回戦】
東京消防庁 ②-2 日経サービス
月形刑務所 5-0 ひらた接骨院クラブ
近畿通関 3-2 K.Ksports
自衛隊体育学校 2-1 豊田自動織機
JAKE・JAPAN 2-1 トヨタ自動車
三菱化学物流 3-1 北関東綜合警備保障
日本通関 1-0 日本エースサポート

【2回戦】
東レ滋賀 5-0 東京消防庁
戸高鉱業社 3-2 月形刑務所
近畿通関 3-1 十全会聖明病院
パーク24 2-0 自衛隊体育学校
まるや接骨院 3-1 JAKE・JAPAN
高宮接骨院 3-1 MMGミヤザワメディカルグループ
九州電力 5-0 三菱化学物流
三菱重工名古屋 2-1 日本通運

【準々決勝】
東レ滋賀 4-1 戸高鉱業社
パーク24 4-0 近畿通関
高宮接骨院 4-0 まるや接骨院
九州電力 5-0 三菱重工名古屋

【準決勝】
東レ滋賀 ①代-1 パーク24
(先)河井修二×引分×小林雅司
(次)角明典○優勢[有効]△村上祐二
(中)青木和明×引分×平尾譲一
(副)黒澤平×引分×吉井健
(大)増子洋平△優勢[有効]○延城啓和
(代)青木和明○優勢[有効]△平尾譲一

九州電力 3-1 高宮接骨院
(先)近藤雅和△朽木倒(1:00)○朝比奈竜太郎
(次)七戸龍○払腰(1:42)△山口真史
(中)山本泰三○優勢[指導2]△竹森龍也
(副)川波慎太郎○優勢[指導3]△吉永浩徳
(大)森俊介×引分×阪本雄大

【決勝】
九州電力 2-1 東レ滋賀
(先)近藤雅和○背負投(0:29)△河井修二
(次)七戸龍○内股(1:39)△角明典
(中)山本泰三×引分×青木和明
(副)川波慎太郎×引分×黒澤平
(大)森俊介△払腰(1:45)○増子洋平



※eJudo携帯版「e柔道」6月21日掲載記事より転載・編集しています。

ドコモ版QRコード KDDI版QRコード
 docomo版QRコード    au版QRコード


→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る


supported by KAYAC 運営会社サイトポリシー  RSS copyright (c) 2005 ejudo all rights reserved.