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朝比奈沙羅が田代未来と橋本朱未を連破、東京代表は渋谷教育学園渋谷!インターハイ都道府県予選

2012年6月18日


※eJudo携帯版「e柔道」5月27日掲載記事より転載・編集しています。

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朝比奈沙羅が田代未来と橋本朱未を連破、東京代表は渋谷教育学園渋谷!インターハイ都道府県予選

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写真:決勝、
渋谷教育学園高・朝比奈沙羅が
淑徳高・田代未来から「技有」を奪う
インターハイ柔道競技(8/2~6、富山県・小杉総合体育センター)の都道府県予選が各地で始まり、26日は東京都で女子団体戦と男子個人戦が行われた。

女子団体戦は昨夏の金鷲旗で左膝靭帯断裂の重傷を負った10年世界ジュニア63kg級王者田代未来の復活なった淑徳高と、皇后杯3位の朝比奈沙羅が入学し戦力大幅アップの渋谷教育学園渋谷高、戦前2強と目された両校が予想通り勝ち上がって決勝で激突した。

先鋒戦は渋谷教育学園渋谷高・荻野香澄が淑徳高・橋本朱未の猛攻を「指導3」で凌ぎきって一本勝ちを許さず。
中堅戦の引き分けを受けた大将戦では朝比奈沙羅と田代未来という好カードが実現。試合は拮抗していたが1分半を過ぎたところで朝比奈の踏み込み深い支釣込足が出足払気味に田代の足を捕らえて「技有」。太田は朝比奈の抑え込みを4秒で解く気迫を見せたがその後試合を動かすことは出来ず、この試合は朝比奈の優勢勝ち。

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写真:代表戦、朝比奈沙羅が
橋本朱未から大内刈「有効」
試合は1対1のタイスコアのまま終了。勝敗の行方は代表者1名による決定戦に縺れ込んだ。

代表戦は朝比奈と橋本というこれも全国大会決勝レベルの好カード。この試合はガップリ組んで支釣込足で崩しあう拮抗した展開から、残り1分で橋本が猛攻。右大外刈から連携した支釣込足で朝比奈を伏せさせ、さらに右大外刈を仕掛け、返そうと粘った朝比奈との力比べに勝利して朝比奈を伏せさせる。残り24秒でついに「指導1」奪取。

ところが橋本の優位に展開が確定したこの直後、朝比奈が出足鋭く組み際の右大内刈に飛び込んで「有効」を奪取。そのまま寝技の展開に持ち込んで「待て」が掛かったときには残り時間4秒。橋本に取り返す時間はなく朝比奈が優勢勝ち、渋谷教育学園渋谷高が激戦区・東京を勝ち上がって24年度インターハイ代表の座を勝ち取った。

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写真:先鋒戦、荻野香澄は
「有効」と「指導3」を失いながら
「一本」を許さず
太田、橋本という2強を連破した朝比奈は見事という他はないが、試合のポイントは先鋒戦。場外で2度完全に「一本」で放り投げられながら橋本に「一本」を許さなかった荻野香澄が殊勲者だ。橋本に再三叩きつけられ鼻から出血。2度目の出血の際には「心が折れそうになった」そうだが、あくまで橋本に一本を取らせまいと食らいついた主将の執念が朝比奈に乗り移ったかのような勝利だった。

決勝はどちらに転がってもおかしくない試合だったが、この試合に至るトーナメントの組み合わせの妙も勝敗を大きく左右した。この日開示された当初のオーダーでは淑徳が田代、渋谷教育学園渋谷高が朝比奈を補欠に入れる偵察オーダー。この時点では決勝を意識して橋本を先鋒に置いた淑徳が優位に思われたが、淑徳は準々決勝で強豪修徳高と対戦。「ここに田代を使わないわけにはいかなかった」(酒井健弥・淑徳高監督)淑徳が出したオーダーを見て、渋谷教育学園渋谷は後出しで朝比奈の投入位置を決めることが出来た。戦力拮抗の両チームだったが、この日は渋谷教育学園渋谷高に風が吹いていたという印象だ。

渋谷教育学園渋谷高・古矢彰浩監督は「勝った以上は全国優勝を狙います。朝比奈以外をどこまで鍛えるかがカギ」とインターハイに向けてきっぱり決意表明。

一方の淑徳高は田代、橋本が1年生時の10年にこの2人が暴れまくって金鷲旗、インターハイを連覇。以後卒業まで全タイトルを獲ってもおかしくないと言われたが11年の高校選手権は震災のため中止、その後田代が負傷でタイトルには届かず、ついに3年次のインターハイには出場すら叶わないという不運。酒井監督は「金鷲旗で頑張るしかない」と気丈に語って会場を後にした。

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写真:優勝の渋谷教育学園渋谷高
【準決勝】

淑徳高 2-0 藤村女子高
(先)橋本朱未○反則勝(2:10)△宮崎志保
(中)井上舞子○内股(0:55)△堀口里佳
(大)田代未来×引分×玉置桃

渋谷教育学園渋谷高 2-1 帝京高
(先)荻野香澄○合技[小外刈・横四方固]△伊勢崎志乃
(中)柿澤史歩△大外刈○西尾直子
(大)朝比奈沙羅○袈裟固△森田智子

【決勝】

渋谷教育学園渋谷高 ①代-1 淑徳高
(先)荻野香澄△優勢[指導3]○橋本朱未
(中)柿澤史歩×引分×井上舞子
(大)朝比奈沙羅○優勢[技有]△田代未来
(代)朝比奈沙羅○優勢[有効]△橋本朱未

渋谷教育学園渋谷高・古矢彰浩監督のコメント
「厳しい試合でした。そしていい試合、どちらに転んでもおかしくない試合だったと思います。太田、橋本という日本を代表する2人に勝った朝比奈はもちろんですが、先鋒戦を『一本』取らせずに凌ぎきった荻野の頑張りがポイントだったと思います。朝比奈は『指導』が来たから逆に思い切っていけたが、その前に行けるようにするのがこれからの課題。そして全国大会は朝比奈以外をどこまで仕上げていくか、登録の4人全員でしっかり戦っていきたい。今日勝ったので(OGの中村美里が出場する)オリンピックに行くのは止めました。中村は私がいなくても勝ちますが、このチームは私が頑張らせないと。全国優勝を狙います」

淑徳高・酒井健弥監督のコメント
「橋本が『一本』取れなかった時点で厳しくなるのはわかっていました。色々ありますが、橋本が一本を奪えず、田代も負け、代表戦も負けた。向こうの力が上だったと言う事です。田代は3月の平和カップの練成から試合に復帰して、今は6割くらいの状態だと思います。金鷲旗でしっかり頑張りたいと思います」



※eJudo携帯版「e柔道」5月27日掲載記事より転載・編集しています。

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