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全国少年柔道大会個人戦マッチレポート

2012年5月20日


※eJudo携帯版「e柔道」5月10日掲載記事より転載・編集しています。

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全国少年柔道大会個人戦マッチレポート 1/2
秦七伎が団体戦の雪辱果たして優勝、毛利允弥は3位に終わる・5年生の部


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写真:準決勝で本命の
毛利允弥を降して決勝進出の秦七伎
決勝に進出したのは秦七伎(朝飛道場)と藤永龍太郎(春日柔道クラブ)の2人。
団体戦決勝の本戦、代表戦に続くこの日三度目の顔合わせ。ともにこの日実に12試合目となる一番だ。

秦は1回戦で大場遥加(鳥取・大山柔道クラブ)を崩上四方固(0:53)、2回戦で上原賢哉(沖縄・与那原署スポーツ少年団若駒励心会)を開始早々の体落(0:17)と団体戦の疲労をものともせずに連続一本勝ちの立ち上がり。
3回戦は小林翔太(長野・開示塾)を僅差3-0、準々決勝は大槻大志(熊本・森義塾柔道教室)から体落「一本」で勝利して準決勝進出。昨年4年生でこの部門を制した優勝候補の毛利允弥(兵庫・姫路中央柔道教室)と攻め合いの末に僅差2-1で勝利。見事決勝進出を決めた。

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写真:オール一本で個人戦も
決勝に駒を進めた藤永
一方の藤永は1回戦で大宮秀太(岩手・三船十段記念館)を払腰(0:11)、2回戦は不戦、3回戦で中村真人(奈良・橿原市柔道クラブ)を払腰(0:10)とこちらも秒殺「一本」連発の立ち上がり。
準々決勝も溝依郁人(高知・和田道場)を出足払と横四方固の合技で一本勝ち(2:20)、準決勝も今市凌太(山梨・まるや接骨院柔道教室)を袈裟固「一本」で下して勝利。オール一本という圧倒的な成績で決勝へと駒を進めた。

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写真:序盤は体落を
連発する藤永が攻勢
決勝は秦、藤永ともに左組みの相四つ。
この試合も団体戦を引きずった流れでスタート、藤永が支釣込足から左体落、思い切って巻くと秦は肩から落ちかかり辛うじて伏せる。

30秒過ぎ、秦は左体落を放つも外側に捌き動いた藤永に掛け足が届かず。50秒過ぎから藤永は体落、支釣込足、左払腰と手数で攻勢、秦の払釣込足も左内股巻込に切り返し、続く左小内刈も自身の左払腰に再び切り返して展開を切る。双方攻めあう試合だが、ここまでは藤永がやや攻勢。

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写真:秦は中盤に深い左体落、
この技をきっかけに潮目が変わる
2分を過ぎ、藤永が左払腰。かわした秦は左小外刈を仕掛け、その一連の攻防から藤永が横移動するところに深々と左体落。久々見せた秦の大技に藤永崩れ潰れてこれは秦の大きなポイント。

この攻防が分水嶺、大きな技に一発飛び込むことで流れを呼び込んだ秦は完全に持ちなおし、得意の支釣込足で藤永を崩しては左体落で深く進入。残り15秒で左体落、これは潰れてしまったがさらに再開直後には再び左体落を仕掛け、受けた藤永は耐え切れず伏せ潰れてしまう。

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写真:吹っ切れたように
後半戦も攻め続ける秦
このまま試合は終了。旗判定は2本が秦、1本が藤永を支持して試合は決着。秦が藤永に団体戦の雪辱を果たし、見事個人戦日本一の座を獲得した。

試合は前半が藤永、後半は秦が攻め返すという展開だったがより評価に繋がりやすい後半戦に疲労した藤永の技が止まったことと、有効打という観点から秦に旗の支持が振れたという印象だ。

「おっとりでぶきっちょ、だけど真面目」という朝飛大監督の評通り、エンジンが掛かるのが遅かった秦だが思い切った体落で藤永を崩して以降は完全にペースに乗った。昨年王者の毛利を直接対決で下していることもあり、まさしく優勝に相応しい戦いぶりだったと言えるだろう。

秦の父親は朝飛道場でもコーチを務める光秀さんで、なんとこの全国少年柔道大会第1回大会(昭和54年)の個人戦五年生の部で優勝している。親子二代に渡る優勝はもちろん大会史上初。試合後、カメラマンに親子での撮影を申し込まれ「お父さんは憧れの選手。結構尊敬しています」と満面の笑みを見せていた。

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写真:優勝の秦と父親の光秀さん
秦七伎選手のコメント
「団体戦で負けて、リベンジをしてやろうと思っていた分の差で勝てたんじゃないかと思います。自分のところからは旗が1本ずつしか見えなかったのでドキドキしました。全体的に足がよく出せて動けていた日だと思います。お父さんは昔大きな大会で優勝していたりして結構尊敬しています(笑)。自慢話をすることもありますけどそれも励みになる。好きな選手は羽賀龍之介選手とお父さんです。」

【入賞者】
優勝:秦七伎(神奈川・朝飛道場)
準優勝:藤永龍太郎(東京・春日柔道クラブ)
第3位:毛利允弥(兵庫)、今市凌太(山梨)
敢闘賞:吉岡正晃(宮崎・芦塚柔道場)、大槻大志(熊本・森義塾柔道教室)、岡本泰崇(徳島・河内柔道会)、溝依郁人(高知・和田道場)

【準々決勝】
毛利允弥○横四方固(0:49)△吉岡正晃
秦七伎○体落(1:13)△大槻大志
今市凌太○反則勝△岡本泰崇
藤永龍太郎○合技(2:20)△溝依郁人

【準決勝】
秦七伎○優勢[僅差2-1]△毛利允弥
藤永龍太郎○袈裟固(0:40)△今市凌太

【決勝】
秦七伎○優勢[僅差2-1]△藤永龍太郎


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