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全国少年柔道大会団体戦マッチレポート

2012年5月19日


※eJudo携帯版「e柔道」5月8日掲載記事より転載・編集しています。

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全国少年柔道大会団体戦マッチレポート 1/3

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写真:開会式、優勝旗返還は
4連覇中の朝飛道場・賀持喜道
少年柔道日本一を争う全国少年柔道大会が今年も5月5日の「こどもの日」に全国各地の予選を勝ち抜いた精鋭48チームが東京・講道館に集って開催された。

大会最大の焦点は昨年前人未到の4連覇を成し遂げた朝飛道場(神奈川)の五連覇なるか、そして戦力充実で優勝候補筆頭に挙がる春日柔道クラブ(東京)をはじめとする各チームがそれを阻止しうるかどうかだ。

有力チームの勝ちあがりを中心に熱戦の様子を1回戦からレポートしたい。

1回戦

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写真:脩柔舘の副将・素根輝は
僅か3秒の左内股「一本」で勝利、
これが決勝点となる
1回戦最大の注目カードはベスト4勝ち上がりに最有力と目された2チーム、九州個人王者5人で固めた脩柔舘(福岡)と板野町柔道クラブ(徳島)が初戦で激突したBブロックの試合だ。

脩柔舘 ②-2 板野町柔道教室
(先)吉田泰生△合技(1:58)○池田凱翔
(次)立石大士○払腰(0:07)△岩本龍弥
(中)下城直生×引分×岡本泰崇
(副)素根輝○内股(0:03)△小川英二
(大)野田隆世△優勢[技有・袖釣込腰]○坂東虎之輔

この試合は脩柔舘が辛勝。1点ビハインドを受けた次鋒立石大士があっという間の払腰「一本」でスコアをタイに戻すと、中堅下城直生は体重差30kgの試合を「指導1」で凌ぎきって引き分け。下城の頑張りを受けた副将のエース・素根輝が僅か3秒の内股「一本」で逆転すると、大将野田隆世は坂東虎之輔の猛攻に「指導1」、袖釣込腰「技有」、さらに「指導2」まで失いながらもなんとかこらえきって試合終了。2対2の内容勝ちでこの試合を勝利した。

勝負のポイントは中堅戦、板野町柔道教室の5年生ポイントゲッタ-岡本泰崇に下城直生が引き分けた試合。体格に大きく勝る岡本の袖を先んじて抑え、奔放に釣り手を叩いてくる相手に合わせての一本背負投を掛け続けて試合をさせなかった。板野町としてはここで「有効」ひとつでも得ておけばというところだったが、副将の大駒・素根を控えたチーム構成をよく弁えた脩柔舘の戦いぶりに惜しくも涙を呑むこととなった。

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写真:春日・今田と精道館・塙が接戦。
写真の塙の大内刈「有効」も試合は今田が勝利
ほか、滑り出しが注目された春日柔道クラブは精道館道場(佐賀)と対戦し、5-0のパーフェクトゲームで圧勝。
4人の「一本」を受けた大将戦では今田光星がかつて東京地区でライバルだった塙元輝と対戦。この試合はまず今田が塙の払腰を返して谷落「技有」を奪取、終盤猛攻を見せた塙が大内刈「有効」を取り返して最後まで攻め続けたが追加ポイントを奪うには至らず、今田が優勢で勝利している。

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写真:弥刀少年柔道クラブ・伊藤大輔が
杉本康平の支釣込足を
左小外掛で切り返して一本勝ち
鶴来坂田道場(石川)は小牧柔道会山北(愛知)との好チーム同士の対戦を2対2の代表戦で競り勝って2回戦進出。大将戦の再現となった代表戦では渕田が富山との攻め合いを粘りきって僅差判定2-1で勝利、小牧山北の初出場初勝利の夢を砕いた。

弥刀少年柔道クラブ(大阪)も清水町柔道会(静岡)と接戦。2-2、内容差リードで迎えた大将戦は体重90kgの伊藤大輔が97kgの杉本康平との巨漢対決を2つの「有効」と大外刈「技有」で圧倒。最後は小外掛「技有」を加えての合技一本勝ち、合計3-2で2回戦進出を決めた。

マルちゃん杯近畿少年柔道大会を制して前評判の高い橿原市柔道クラブ(奈良)は先鋒からの3連勝で河内柔友会(広島)を圧倒、3-0で勝利と良い滑り出しを見せた。

優勝候補の一角に挙がるつくばユナイテット柔道(茨城)は東北の強豪、小友唯心塾(秋田)と対戦。先鋒旭征弥から副将村尾三四郎まであっという間の「一本」4つで勝利を決めた。大将戦で相手のポイントゲッター今野太智に合技「一本」を許したものの、4-1と危なげなく2回戦に駒を進めている。

1回戦の結果は下記。

【1回戦結果】
松前柔道塾(東京②) 5-0 清心館(滋賀)
芦塚柔道場(宮崎) 4-1 大崎柔道クラブ(宮城)
弥刀少年柔道クラブ(大阪) 3-2 清水町柔道会(静岡)
開示塾(長野) 4-0 高橋道場(山形)
まるや接骨院柔道教室(山梨) ②-2 諏訪ノ森柔道教室(長崎)
剛柔館藤田道場(青森) 3-1 中家塾(山口)
花柔会西野柔道少年団(北海道) 4-0 MD柔道クラブ(群馬)
脩柔舘(福岡) ②-2 板野町柔道教室(徳島)
春日柔道クラブ(東京) 5-0 精道館道場(佐賀)
津沢柔道スポーツ少年団(富山) 2-1 明心館関本道場(千葉)
羽島柔道少年団(岐阜) 4-1 かわなべ柔道スポーツ少年団(鹿児島)
橿原市柔道クラブ(奈良) 3-0 河内柔友会(広島)
森義塾柔道教室(熊本) 1-0 川口市柔道連盟クラブ(埼玉)
鶴来坂田道場(石川) ②代-2 小牧柔道会山北(愛知)
東方館(京都) 3-0 栗林柔道スポーツ少年団(香川)
つくばユナイテッド柔道(茨城) 4-1 小友唯心塾

2回戦

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写真:春日柔道クラブ・藤永龍太郎が
昨年個人王者の毛利允弥に
左払腰「一本」で勝利
2回戦16試合のうち、特に注目を集めたカードは2試合。

まず、春日柔道クラブに、昨年は優勝した朝飛道場を最も苦しめた姫路中央柔道教室(兵庫)が挑んだ試合。姫路中央柔道教室は五年生枠の次鋒に、昨年大会史上初めて4年生で個人戦5年生の部を制した毛利允弥を擁する強豪だ。

春日柔道クラブ 5-0 姫路中央柔道教室
(先)グリーン・カラニ・海斗○優勢[有効・内股]△藤原秀奨
(次)藤永龍太郎○払腰(1:23)△毛利允弥
(中)西願寺哲平○掬投(2:00)△堀田るあ
(副)高橋瑠璃○横四方固(2:14)△藤原直生
(大)今田光星○崩上四方固(1:05)△清水姫香

ところが春日柔道クラブの勢いは全く止まらない。
先鋒戦の1点リードを受けた次鋒戦では、藤永龍太郎が毛利の払腰の戻りに合わせて左払腰一閃、「一本」を奪い、意気消沈したか以後の姫路中央柔道教室は完全に沈黙。
春日柔道クラブは怒涛の4連続「一本」でこの試合も5-0に圧勝。会場に「春日強し」とどよめきの起きる一戦だった。

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写真:つくばユナイテッド柔道、
村尾三四郎が左体落で相手を崩し、
上四方固で一本勝ち
つくばユナイテッド柔道と昨年2位のUSA s・j・cがマッチアップしたBブロックのカードも非常な注目を集めた。

つくばユナイテッド柔道 4-1 USA s・j・c
(先)旭征哉○小外刈(0:06)△有瀬心里
(次)藤井俊輔○優勢[有効・隅落]△村上さくら
(中)広瀬太一△谷落(0:56)○高橋慧
(副)村尾三四郎○上四方固(1:24)△渡辺天翔
(大)横田俊后○袈裟固(2:28)△土谷颯太

この試合は先鋒戦、つくばユナイテッド旭征哉の電光石火の小外刈「一本」で幕開け。2-1で迎えた副将戦でつくばユナイテッドはエースの村尾三四郎が全く隙を見せずに一本勝ちしてあっさり試合を決めた。接戦必至と思われた試合だったが、つくばの前2枚にやや毒気を抜かれたUSA s・j・cは後半戦で持ち前の粘りを発揮できず。
結果は4-1と意外な大差。つくばユナイテッド柔道の強さばかりが際立つ試合となった。

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写真:朝飛道場の副将藤鷹裕大は
「腹包み」からの崩袈裟固で
一本勝ち
朝飛道場 4-0 松前柔道塾
(先)朝飛真実×引分×冨永雄太郎
(次)秦七伎○送足払(1:05)△安藤健志
(中)長友優樹○背負投(0:18)△井浦光翔
(副)藤鷹裕大○崩袈裟固(1:29)△塚原康平
(大)賀持喜道○横四方固(0:36)△森井浩太

4連覇中の朝飛道場はこの2回戦からの登場。
東京2位の強豪・松前柔道塾を相手に先鋒戦を引き分けで終えると、次鋒戦からはオール一本の圧勝。最後は大黒柱の賀持喜道が森井浩太を横四方固で下し、4-0と文句なしの立ち上がりを見せた。

ほか、脩柔舘は松江少年柔道クラブ(和歌山)に先鋒吉田の背負投、副将素根の上四方固と2つの一本勝ちで2-0で勝利。弥刀少年柔道クラブ、羽島柔道少年団、橿原市柔道クラブ、つくばユナイテッド柔道と有力と目されたチームはそれぞれ順当に3回戦へと駒を進めた。

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写真:弥刀少年柔道クラブは
大将伊藤大輔の一本勝ちで
この試合も競り勝った
【2回戦結果】
朝飛道場(神奈川) 4-0 松前柔道塾
芦塚柔道場 2-1 伊予柔道会(愛媛)
弥刀少年柔道クラブ 2-1 与那原署スポーツ少年団若駒励心会(沖縄)
福岡道場(岡山) ②-2 開示塾
實心館仲安道場(福井) 3-0 まるや接骨院柔道教室
剛柔館藤田道場 3-1 久居柔道教室(三重)
花柔会西野柔道少年団 3-1 白根柔道連盟鳳雛塾(新潟)
脩柔舘 2-0 松江少年柔道クラブ(和歌山)
春日柔道クラブ 5-0 姫路中央柔道教室(兵庫)
津沢柔道スポーツ少年団 ②-2 和田道場(高知)
羽島柔道少年団 3-0 野木町柔道クラブ(栃木)
橿原市柔道クラブ 3-0 郡山市柔道会(福島)
川口市柔道連盟クラブ 3-1 久慈市立三船十段記念館(岩手)
鶴来坂田道場 4-0 大山柔道クラブ(鳥取)
東方館 3-0 橋南柔道教室(島根)
つくばユナイテッド柔道 4-1 USA s・j・c(大分)

3回戦

関西の強豪が沈む番狂わせが2試合。
まず、東海地区の雄、羽島柔道少年団とマルちゃん杯近畿王者の橿原市柔道クラブがベスト8を競った一戦。

羽島柔道少年団 4-1 橿原市柔道クラブ
(先)小林大輝○優勢[指導3]△中村真人
(次)吉本法弘○優勢[指導3]△浅倉優馬
(中)田中翔太○優勢[有効・小外掛]△杉村晃希
(副)二宮悠斗△袈裟固(1:40)△松井創紀
(大)三輪魁星○優勢[指導2]△村上涼紀

この試合は前3人が勝利した羽島があっさり勝ち抜け。
先鋒小林大輝、次鋒吉本法弘の2人で6つの「指導」を奪うという相手にとっては一本勝ち以上に圧の掛かる試合振りで2勝、中堅戦では橿原市柔道クラブのポイントゲッター杉村晃希を田中翔太が小外掛「有効」で破って勝利を決めると、大将戦ではエース三輪魁星も「指導2」で勝利して4-1の圧勝、見事ベスト8に駒を進めた。

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写真:福岡道場の近藤悠瑞が豪快に
一本勝ち、会場の注目を一身に集めた
福岡道場 ①-1 弥刀少年柔道クラブ
(先)今岡天太×引分×古志侑樹
(次)西村亜矢△合技(1:08)○岡田恵理佳
(中)西村欣矢○合技(1:58)△檀野芽紅
(副)加藤韻×引分×中村洸登
(大)近藤悠瑞×引分×伊藤大輔
(代)近藤悠瑞○跳腰(0:07)△伊藤大輔

福岡道場の大将、近藤悠瑞の大物ぶりとその強さが際立った一戦。
この試合は先鋒戦の引き分けを受けた次鋒戦では弥刀少年柔道クラブ・岡田恵理佳が背負投「技有」から横四方固に抑え込んで一本勝ちを果たすが、中堅戦では福岡道場・西村欣矢が出足払「技有」から崩上四方固に決めて勝利しスコアはタイ。

大将戦は福岡道場・近藤悠瑞91kg、弥刀少年柔道クラブ・伊藤大輔は93kgの巨漢対決。本戦は引き分けに終わったが、同カードで争われることになった代表戦では開始早々に近藤の跳腰が炸裂。足が触れた瞬間に爆発するように相手が吹っ飛ぶ豪快な一撃で文句なしの「一本」、劇的な幕切れで試合を決めた。試合場4面の注目が一機に近藤に集まる素晴らしい切れ味の技だった。

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写真:春日柔道クラブ・西願寺哲平が
背負投「有効」、そのまま
押し込んで袈裟固で一本勝ち
朝飛道場、春日柔道クラブの2強は3回戦も圧倒的なスコア。両チームとも4つの「一本」を並べて無失点、4-0でベスト8進出を決めた。

朝飛道場 4-0 芦塚柔道場
(先)朝飛真実×引分×吉村眞央
(次)秦七伎○合技(1:34)△染矢兼玖
(中)長友優樹○崩上四方固(1:25)吉岡正晃
(副)藤鷹裕大○袈裟固(2:03)△河野兼斗
(大)賀持喜道○支釣込足(2:53)△橋本太征

春日柔道クラブ 4-0 津沢柔道スポーツ少年団
(先)グリーン・カラニ・海斗○崩袈裟固(1:21)△舟戸唯人
(次)藤永龍太郎○横四方固(1:20)△高橋佑輝
(中)西願寺哲平○袈裟固(3:00)△柴田利樹
(副)高橋瑠璃×引分×四ツ島颯
(大)今田光星○払腰(0:32)△青嶋優

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写真:春日柔道クラブ・今田光星が
払腰で一本勝ち
【3回戦結果】
朝飛道場 4-0 芦塚柔道場
福岡道場 ①代-1 弥刀少年柔道クラブ
剛柔館藤田道場 3-1 實心館仲安道場
脩柔舘 2-1 花柔会西野柔道少年団
春日柔道クラブ 4-1 津沢柔道スポーツ少年団
羽島柔道少年団 4-1 橿原市柔道クラブ
鶴来坂田道場 2-0 川口市柔道連盟クラブ
つくばユナイテッド柔道 3-0 東方館

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