PAGE TOP ↑

柔道1

柔道2
柔道4 柔道5

eJudoとは?情報募集・お問い合わせサイトマップ

全日本カデ柔道体重別選手権女子レポート 40㎏級~52㎏級

2012年4月16日


※eJudo携帯版「e柔道」4月8日掲載記事より転載・編集しています。

ドコモ版QRコード KDDI版QRコード
 docomo版QRコード    au版QRコード


全日本カデ女子レポート 40㎏級~52㎏級
1/2


40㎏級
全国大会初出場の坂上綾、迫力の攻めで優勝飾る


120408kade_40_1.jpg
写真:決勝に進出した斉藤優奈
昨年の全国中学大会で行われた「全日本カデ予選」のファイナリスト2人は決勝に進めず。優勝者の橘叶(浦川第一中)は当日欠場、同予選での攻撃的な柔道で橘以上との関係者の評もあった山内穂乃花(京都学園高1年)も準決勝で姿を消した。

決勝に進出したのは斉藤優奈(大山口中3年)と坂上綾(夙川学院中3年)の2名。

斉藤は1回戦で藤井優利花(富田中3年)から横四方固で「有効」を奪って勝利、準決勝は松田紗穂(貫井中3年)に攻め込まれて苦戦したが残り3秒で背負投「技有」を獲得。見事決勝の畳に駒を進めた。

一方の坂上は1回戦で田尾有里恵(矢渕中3年)を相手に払腰「有効」、さらに3つの「指導」を奪って快勝。準決勝、山内穂乃花との大一番は本戦1分2秒に「指導1」を獲得し、GS延長戦の末に僅差3-0でこの試合をモノにして決勝進出を決めている。

120408kade_40_3.jpg
写真:決勝、劣勢の斉藤は
左袖釣込腰で「有効」を奪う
決勝は斉藤、坂上ともに右組みの相四つ。
序盤は長身の坂上優勢。右釣手で奥襟を叩いては度々あおって斉藤を引き落としては寝技を狙い、さらにケンケンの右大内刈で攻める。

しかし1分、坂上がこの圧倒的攻勢を背に一機に前に出たところに斉藤が左袖釣込腰を合わせて「有効」を奪取。形勢は一気に変わる。

120408kade_40_5.jpg
写真:坂上が攻めを継続、
「指導3」まで奪って逆転勝ち
奮起した坂上、右大内刈に右背負投、左袖釣込腰で激しく攻め、さらに釣り手で奥襟を叩いては激しく斉藤をあおる。守勢となった斉藤は為す術がなく、1分31秒に「極端な防御姿勢」との判断で「指導1」、1分48秒に場外の「指導2」、そして2分30秒にはついに「指導3」が与えられる。

以後も試合の様相は変わらず、斉藤はひざをついての右一本背負投で反撃を試みるが、坂上のケンケンの右大内刈を止めることができずそのまま時間。「指導3」による優勢勝ちで坂上が見事全日本カデ王者の座を射止めた。

120408kade_40_6.jpg
写真:40kg級入賞者。左が優勝の坂上
坂上綾選手のコメント
「1回戦から苦しい試合が続きましたが、優勝できたのでうれしい。先生、先輩、両親のおかげだです。全国大会に出ること自体が初めてで緊張しましたが、勇気をもって前に出たことが良かった。もっと強くなって世界で活躍できるような選手になりたいです」

【入賞者】
優勝:坂上綾(夙川学院中3年)
準優勝:斉藤優奈(大山口中3年)

【1回戦】
松田紗穂(貫井中3年)○不戦△橘叶(浦川第一中3年)
斉藤優奈(大山口中3年)○優勢[有効・横四方固]△藤井優利花(富田中3年)
山内穂乃花(京都学園高1年)○横四方固(1:45)△小原彩華(湖西高1年)
坂上綾(夙川学院中3年)○優勢[指導3]△田尾有里恵(矢渕中3年)

【準決勝】
斉藤優奈○優勢[技有・背負投]△松田紗穂
坂上綾○GS僅差3-0△山内穂乃花

【決勝】
坂上綾○優勢[指導3]△斉藤優奈


44㎏級
辻田愛佳は欠場、全中2位の浅岡美名が戴冠


s-120408kade_44_1.jpg
写真:決勝に駒を進めた天野夏美
この階級も大本命、全国中学大会王者の辻田愛佳(高田中3年)が当日欠場。 決勝には天野夏美(香長中3年)と浅岡美名(大成中3年)の2人が進出した。 天野は昨年の全国中学大会3位。1回戦は下向瑶寧(秀岳館高1年)から帯取返で「有効」を奪って優勢勝ち。準決勝は藤山未来(川之江北中3年)から試合終了間際の横四方固で一本勝ちを果たして決勝の畳に上がる権利を得た。

第2シードの浅岡は全国中学大会準優勝者。1回戦は田中沙季(湯浅中3年)をGS延長戦の末に小外刈「一本」(GS0:48)、準決勝は大村美葵(大山口中3年)から大内刈で「有効」を奪って優勢勝ち、決勝へと駒を進めている。

120408kade_44_3.jpg
写真:決勝、浅岡が
左大外刈で天野を叩き落とし「有効」
決勝は天野、浅岡ともに左組みの相四つだが、天野は短躯でガッシリした体型、浅岡は長身で懐が深くタイプ的には好大将。
天野はいきなりの左小外刈、長身の浅岡は左内股に左大内刈、さらに寝技で攻めて攻勢。左体落も仕掛けて主導権を得る。

2分を過ぎたあたりから両者袖を絞りあって膠着。
2分46秒、浅岡が釣手で背中を持って、引き手を内に折り込みながら深々と左大外刈。まわすように仕掛けたこの技に天野転がって「有効」。浅岡そのまま縦四方固を狙うが天野が絡めた脚が抜けず「待て」。

120408kade_44_4.jpg
写真:浅岡はリードを背に
天野の技を巧みに捌く
奮起した天野、左体落に右一本背負投と仕掛けるが浅岡巧みに捌いてこれを寄せ付けず。浅岡は最後まで左大内刈を仕掛けて時間を消費してスコアは動かないままタイムアップとなり、「有効」による優勢勝ちで浅岡が見事全日本カデタイトルを獲得した。

120408kade_44_5.jpg
写真:44kg級入賞者。左が優勝の浅岡
【入賞者】
優勝:浅岡美名(大成中3年)
準優勝:天野夏美(香長中3年)

浅岡美名選手のコメント
「初めは緊張して自分の柔道ができなかった。一本を取る柔道をしたかったが出来なくて残念です。次の目標は全国中学大会で辻田さんに勝って優勝することです。ものすごく緊張するタイプなので、精神面を強くしていくことが課題です」

【1回戦】
藤山未来(川之江北中3年)○不戦△辻田愛佳(高田中3年)
天野夏美(香長中3年)○優勢[有効・帯取返]△下向瑶寧(秀岳館高1年)
浅岡美名(大成中3年)○GS小外刈(GS0:46)△田中沙季(湯浅中3年)
大村美葵(大山口中3年)○内股(1:00)△田中芽生(奈良育英高1年)

【準決勝】
天野夏美○横四方固(4:00)△藤山未来
浅岡美名○優勢[有効・大内刈]△大村美葵

【決勝】
浅岡美名○優勢[有効・大外刈]△天野夏美


次へ




※eJudo携帯版「e柔道」4月8日掲載記事より転載・編集しています。

ドコモ版QRコード KDDI版QRコード
 docomo版QRコード    au版QRコード


→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る


supported by KAYAC 運営会社サイトポリシー  RSS copyright (c) 2005 ejudo all rights reserved.