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ワールドカップワルシャワ・各階級概況×詳細

2012年3月13日


※eJudo携帯版「e柔道」3月2日掲載記事より転載・編集しています。

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ワールドカップワルシャワ・各階級概況×詳細

48kg級 (エントリー33名)
ブランコがオール一本勝ちで優勝、2位はコンドラチェヴァ


【入賞者】
1.BLANCO, Oiana(ESP)
2.KONDRATYEVA, Nataliya(RUS)
3.CHUNG, Jung Yeon(KOR)
3.WU, Shugen(CHN)
5.JEONG, Bo Kyeong(KOR)
5.MESTRE, Dayaris(CUB)
7.ENTE, Birgit(NED)
7.GABRIELLI, Scarlett(FRA)

日本勢が強すぎるこの階級、ワールドカップとはいえ日本が選手を派遣しないこの大会は各選手にとって高得点獲得の大チャンス。

この「狩場」を制したのはワールドマスターズ5位、グランプリ・デュッセルドルフ5位のブランコ(スペイン)。ベスト8シードとシード順は高くながったが、準決勝でジョン・ボギョン(韓国)、決勝で第2シードのコンドラチェバ(ロシア)から一本勝ち。5戦オール一本という好成績で優勝を決めた。

第1シードのウ・シュウゲン(中国)は準々決勝でジョン・ボギョンに「指導2」で敗れたが、敗者復活戦で、本戦で第4シードのボグダノヴァ(ロシア9を破ったガビリエリ(フランス)に一本勝ち、さらに3位決定戦でメストレ(キューバ)を僅差で破り3位を確保。

準々決勝でメストレに敗れた第3シードのチャン・ジュヨン(韓国)も、レペチャージでエンテ(オランダ)、3位決定戦でジョン・ボギョンを撃破して3位。結果、上位の顔ぶれはまずまず飲み込みやすい範囲の結果となった。


52kg級 (エントリー42名)
アン・クンメ参戦!強豪揃った大会制す


【入賞者】
1.AN, Kum Ae(PRK)
2.FORCINITI, Rosalba(ITA)
3.BERMOY, Yanet(CUB)
3.TARANGUL, Romy(GER)
5.KIM, Kyung Ok(KOR)
5.KRAEH, Mareen(GER)
7.CHITU, Andreea Stefania(ROU)
7.GOMEZ R, Laura(ESP)

日本勢の金メダル獲得が濃厚なこの階級、数少ない波乱要素、「ジョーカー」であるアン・クンメ(北朝鮮)が突如参戦。第1シードにカラスコサ(スペイン)、第2シードにベルモイ(キューバ)、第3シードにゴメス(スペイン)、ほかアンドレア・チツ(ルーマニア)、タラングル(ドイツ)、ケラー(ドイツ)、ムンクバット(モンゴル)、キム・キョンオク(韓国)ら強豪がズラリと並んだトーナメントを見事勝ち上がって優勝を飾った。3回戦でムンクバットに「一本」、準々決勝はチツに「技有」、決勝はフォシンティ(イタリア)から「有効」と「指導2」を奪っての優勢勝ちという内容だった。

これでアンのワールドランキングは22位。ワールドランキングによる五輪の直接参加権獲得枠は14位までだが、大陸枠では現時点で出場圏内にある。五輪はアンの参戦、そして早い段階での対戦の可能性を織り込んで対策を考えておく必要がありそうだ。

第1シードのカラスコサは初戦で無名のウクライナ選手ヘヴォンディアンに一本負け。ヘボンディアンは次戦でチツに当たり前のように一本負けしてしまい、ムンクバットとアンクンメをも抱えたプールAは大荒れだった。

第2シードのベルモイはプールファイナルでフォシンティを相手に「有効」を奪いながらも逆転一本負け。レペチャージでゴメスに「一本」、ケラーに「技有」で勝利して3位は確保した。


57kg級 (エントリー35名)
第6シードのウェクターが優勝、ベロリンを一本で破る


【入賞者】
1.WAECHTER, Viola(GER)
2.DORJSUREN, Sumiya(MGL)
3.FERNANDEZ, Isabel(ESP)
3.LOKO, Sarah(FRA)
5.BELLORIN, Concepcion(ESP)
5.WANG, Hui(CHN)
7.PODOLAK, Arleta(POL)
7.ZABLUDINA, Irina(RUS)

優勝はベスト8シードのウェクター(ドイツ)。プールファイナルで第2シードのザブルディナ(ロシア)に「指導2」で勝利すると、山場の準決勝は前戦でロコ(フランス)に一本勝ちで勝ち上がってきたベロリン(スペイン)に一本勝ち。勢いをそのままに決勝ではドルジスレン(モンゴル)も「一本」に降して優勝を決めた。

第1シードのルペティ(キューバ)は3回戦でポドラック(ポーランド)に敗退。

3位には、レペチャージでザブルディナとワン・フイ(中国)を破ったロコと、3位決定戦でベロリンを破ったエルナンデス(スペイン)が滑り込んだ。


63kg級 (エントリー51名)
エマヌが参戦、決勝ラウンドの苦戦乗り切って優勝


【入賞者】
1.EMANE, Gevrise(FRA)
2.ABEL, Yaritza(CUB)
3.AHRENS, Claudia(GER)
3.BEDZETI, Vlora(SLO)
5.DICINTIO, Maelle(FRA)
5.KOMLOSIOVA, Ivana(SVK)
7.JOUNG, Da-Woon(KOR)
7.ZOUAK, Rizlen(MAR)

11年8月の世界選手権以来国際大会の出場がなく、地元の一大イベントであるグランドスラム・パリをも出場回避していたエマヌ(フランス)がシリーズ最終戦のワルシャワに参戦。当然ながら第1シードに配され、予選ラウンド3戦をオール一本勝ちで勝ち抜けると、準決勝はダークホ-スのベドゼティ(スロバニア)と「指導3」対「指導4」の泥沼に嵌った優勢勝ち、決勝も第3シードのアベル(キューバ)と「指導2」を取り合った末の僅差判定勝ちと苦戦はしたものの結果としては順当に優勝を決めた。

エマヌはポイントを100点上積み、ワールドランキングは1位上野順恵(1662点)、2位エマヌ(1552点)、3位ゾルニール(1232点)で上位の順位には変動なし。上野の五輪でのエマヌとの対戦は決勝となる公算が大だ。

エマヌのコンディションは定かではないが、準決勝のベドゼティ、決勝のアベルとエマヌを苦しめた2人に関しては今後の戦い方を注視したいところ。特に前者はまったくの無印だが同国にはゾルニールという第一人者がおり、これを追いかけることで強者が養成されている可能性も皆無ではない。

前週にグランプリ・デュセルドルフというビッグタイトルを獲得したジョン・ダウン(韓国)は第2シードに配されたがプールファイナルでノーシードのアレンス(ドイツ)、敗者復活戦でコムロシオヴァ(スロバキア)と無名の2選手に連敗。表彰台には届かず7位で大会を終えている。


70kg級
北朝鮮選手ソイ、ファンイスルを破って優勝飾る


【入賞者】
1.SOI, Kyong(PRK)
2.POLLING, Kim(NED)
3.ALVEAR, Yuri(COL)
3.HWANG, Ye-Sul(KOR)
5.BERNABEU AVOMO, Maria(ESP)
5.PASQUET, Marie(FRA)
7.CONWAY, Sally(GBR)
7.PORTELA, Maria(BRA)

第1シードのファンイスル(韓国)が大本命、これにアルベール(コロンビア)とコルテス(キューバ)が絡む程度でほか出場選手のレベルは高くないと思われていたが、優勝を飾ったのはまったくのダークホース、北朝鮮のソイ・キョング。

3回戦でギボンス(イギリス)、プールファイナルが前戦でズパンシックを食ったバーナベウ(スペイン)、決勝がポリング(オランダ)と対戦相手のレベルが高くなく実力は未知数だが、準決勝ではファン・イスルから「技有」と「指導2」を奪うという戦闘力を見せており、この試合から推測するにランキング一桁台のトップレベルと伍する力は十分にあると見てよいだろう。

幸い、北朝鮮は最も期待できる52kg級のアン・クンメに、国ごとに1枠しか行使できない大陸枠を消費する見込みで、おそらく五輪へのソイの参加はない。しかし今後の国際大会をウォッチしていく上でマークすべき選手であることは間違いなさそうだ。

2位のポリングは3回戦で第3シードのコルテス、準決勝で第2シードのアルベールを降す活躍を見せての決勝進出。

3位決定戦はファンイスルがパスケ(フランス)に「技有」と「有効」を奪って圧勝、アルベールもバーナベウに勝利して3位を確保した。


78kg級
チュメオが順当にV飾る、2位はジョンギョンミ


【入賞者】
1.TCHEUMEO, Audrey(FRA)
2.JEONG, Gyeong Mi(KOR)
3.LEVESQUE, Marylise(CAN)
3.ZHANG, Zhehui(CHN)
5.CASTILLO, Yalennis(CUB)
5.MOSKALYUK, Vera(RUS)
7.RAMIREZ, Yahima(POR)
7.ROBERGE, Catherine(CAN)

第1シードのチュメオ(フランス)が順当に優勝。2位は第2シードのジョンギョンミ(韓国)、ベスト4には第3シードのザン(中国)と第4シードのモスカリュク(ロシア)が入るという鉄板トーナメント。3位決定戦でモスカリュクがレヴェスキュー(カナダ)に敗れる波乱はあったものの、これ以外に番狂わせは皆無と言って良い、まことに穏当な結果だった。

負傷明け、2月初旬のグランドスラムパリで戦線復帰したばかりのチュメオは1回戦こそ一本勝ちしたものの、以降は決して強豪とは呼べない選手を相手に「一本」はゼロ、決勝も「指導2」による優勢勝ちでまだまだ全開にはほど遠い状態。しかしそれでも結果を残すのはさすが、と評すべき大会だった。


78kg超級
優勝はランキング5位のオルティス、上位勢の不安定さは相変わらず


【入賞者】
1.ORTIZ BOUCURT, Idalis(CUB)
2.SADKOWSKA, Ursula(POL)
3.ANDEOL, Emilie(FRA)
3.KIM, Na Young(KOR)
5.ISSANOVA, Gulzhan(KAZ)
5.MATHE, Ketty(FRA)
7.KIM, Ji-Youn(KOR)
7.MOJICA, Melissa(PUR)

第1シードのキム・ナヨン(韓国)は準々決勝でサドコワスカ(ポーランド)との「圧殺ファイト」対決に「指導2」対「指導1」で敗れてトーナメントから姿を消す。敗者復活戦を「指導2」、マシェ(フランス)との3位決定戦を「一本」で勝利して3位を確保したが、煮え切らない内容と結果は相変わらず、今大会も「不安定」の評価を覆すことはできず。

優勝はサドコワスカを「指導3」で破ったオルティス。参加メンバー、内容ともにジャスト「ワールドカップ」レベル、全体に低調の階級だった。




※eJudo携帯版「e柔道」3月2日掲載記事より転載・編集しています。

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