PAGE TOP ↑

柔道1

柔道2
柔道4 柔道5

eJudoとは?情報募集・お問い合わせサイトマップ

ワールドカッププラハ・各階級概況×詳細

2012年3月13日


※eJudo携帯版「e柔道」2月29日掲載記事より転載・編集しています。

ドコモ版QRコード KDDI版QRコード
 docomo版QRコード    au版QRコード


ワールドカッププラハ・各階級概況×詳細

60kg級
第1シードのチョ・ガンヘンが優勝、韓国勢はシリーズ通じて好調維持


【入賞者】
1.CHOI, Gwang-Hyeon(KOR)
2.MOOREN, Jeroen(NED)
3.ARSHANSKY, Artiom(ISR)
3.CHIMEB-YONBON, Bolbbaatar(MGL)
5.BOLDBAATAR, Gambat(MGL)
5.GERCHEV, Yanislav(BUL)
7.MAJRASHI, Eisa(KSA)
7.MGDSYAN, Ervand(RUS)

第1シードのチョ・ガンヘン(韓国)が優勝。準決勝で第4シードのチメッド・ヨンドン(モンゴル)を「指導2」、決勝で第3シードのムーレン(オランダ)を「技有」で降しての優勝。韓国勢は前週のグランプリ・デュセルドルフでジャン・ジンミンが優勝、グランドスラム・パリでワールドカップ・オーバーヴァルトでもジャン・ジンミンとキム・ウォンジンがともに3位に入るなどシリーズ通じて好調だった。

第4シードまでの選手で表彰台に上がれなかったのは第2シードのガンバット・ボルドバータル(モンゴル)のみ。デユッセルドルフでは2位に躍進していたが、準々決勝で伏兵のアシャンスキー(イオスラエル)に「技有」を奪われて敗退した。

日本人選手の出場はなかった。


66kg級
ノーシード選手2人が決勝争う荒れた展開、海老沼匡は出場せず


【入賞者】
1.SHAVDATUASHVILI, Lasha(GEO)
2.SHERSHAN, Dzmitry(BLR)
3.DRAGIN, Dimitri(FRA)
3.MUKANOV, Azamat(KAZ)
5.AN, Jeong-Hwan(KOR)
5.CHOI, Min Ho(KOR)
7.CZUKIEWYCZ, Clement(FRA)
7.IAKOBASHVILI, Sandro(GEO)

優勝はノーシード選手のシャフダツアシビリ(グルジア)、2位も無名のシャーサン(ベラルーシ)。第1シードがバルデラマ(ベネズエラ)、第2シードがファルモノフ(ウズベキスタン)と正直レベルが高くない大会ではあったが、少々荒れ模様のトーナメントだった。

ノーシード選手ながら準決勝まで勝ちあがったチェ・ミンホとアンジュンファンの韓国勢2人は潜在能力を見せた一方でともに3位決定戦を落とし5位。今回もパフォーマンスに見合う成績を残したとは言いがたい結果。一方ベスト8シードのドラジン(フランス)は準決勝でアンに敗れたものの3位決定戦でチェに勝利して3位、実力に見合う結果を残した形。

派遣が予定されていた海老沼匡(明治大4年)はエントリーされなかった。


73kg級
フランスの2番手ウラニが圧勝V、スポット参戦のツァガンバータルは連続一本負けで5位


【入賞者】
1.URANI, Florent(FRA)
2.SCVORTOV, Victor(MDA)
3.PALELASHVILI, Iosef(ISR)
3.SCHARINGER, Peter(AUT)
5.KHASHBAATAR, Tsagaanbaatar(MGL)
5.OTT, Marcel(AUT)
7.KAYTMAZOV, Batradz(RUS)
7.LIU, Wei(CHN)

参加選手のレベルが高くなく、ランキング順に配されていくシード選手も当然ながら中堅以下の層からの選出となった。
この層は国際大会出場の機会自体がさほどなく実力が正当にランキングに反映されるとは限らない。実力的にも「ドングリの背比べ」と言って良い状態で、当然ながら大会は荒れた。ベスト4シード選手はプールファイナルはおろか前段階の3回戦にすら一人も進めず。優勝はウラニ(フランス)が勝ち取った。ウラニは2回戦でシード選手のウィルコミスキ(ポーランド)を「技有」と「有効」で食い、以降は全試合を一本勝ちしての圧勝。

第1シードのダルベレ(フランス)は2回戦であっさりノーシードのゴシエウィスキ(イギリス)に敗退して相変わらずの不安定さ。五輪のメダルを争う層に割ってはいるだけの力はないと見てよいだろう。同国のウラニが素晴らしい出来で優勝しているだけに好対照の結果となった。

66kg級でランキング3位のハッシュバータル・ツァガンバータル(モンゴル)が突如73kg級にエントリー。準決勝でウラニ、3位決定戦でパレアシビリ(イスラエル)に連続一本負けを喫したものの5位に入賞した。同国のミラグチャ・サンジャスレンがワールドマスターズで優勝、激しく代表権を争っている状況ではあるが、ツァガンバータルは過去にも73kg級にスポット参戦したことがあり階級変更の可能性は薄い。モンゴル勢は今シリーズ中欧州に連続滞在を続けているという情報もあり、今回は調整、「遊び」と見るのが妥当だろう。


81kg級
シード選手8人が全員予選落ち、優勝は無印のウズベキスタン選手ヤクヒョー


【入賞者】
1.YAKHYO, Imamov(UZB)
2.GVINIASHVILI, Beka(GEO)
3.CSOKNYAI, Laszlo(HUN)
3.OTGONBAATAR, Uuganbaatar(MGL)
5.GAN, Tuvshinjargal(MGL)
5.TSIKLAURI, Levan(GEO)
7.BOCAN, Vadim(MDA)
7.MADERA, Francisco Javier(ESP)

第1シードのシアノ(イタリア)、第2シードのブリュレ(イタリア)、第3シードのA・チキラウリ(グルジア)、第4シードのセデジュ(スロベニア)がいずれもプールファイナルにすら進めず入賞なし、ベスト8シード位置を獲得したスタシアシェンカ(ベラルーシ)、クレアゲット(フランス)ら4人も1人としてプールファイルに進めずトーナメントはグチャグチャ状態。81kg級中堅以下の混戦状態を示すとともに、ローランク大会に位置づけられながら未知の強豪が集結、巨大トーナメントが形成されることが多い「ワールドカップ」大会の難しさを改めて思い知らされる結果となった。

優勝はウズベキスタンのヤクヒョー、2位はグヴィニアシビリ(グルジア)とまさに無印の2人が上位を占め、シード選手8人から入賞者が1人も出ないという大混戦のトーナメントだった。


90kg級
西山大希が好内容で優勝、2位はゴンザレス


【入賞者】
1.NISHIYAMA, Daiki(JPN)
2.GONZALEZ, Asley(CUB)
3.GOBERT, Ludovic(FRA)
3.SULEMIN, Grigorii(RUS)
5.BEREZHNYI, Dmytro(UKR)
5.SYNYAVSKY, Vadym(UKR)
7.BOLAT, Timur(KAZ)
7.HORAK, Michal(CZE)

第1シードの西山大希(筑波大3年)が優勝。2回戦からプールファイナルまで強豪クリパレク(チエコ)戦を含む3試合を一本勝ち、準決勝はゴベート(フランス)から「指導3」、決勝は第2シードのゴンザレス(キューバ)から内股で「技有」を奪って勝利を決めた。

本人は「ワールドカップだから」と謙遜してみせたが、低調が続いていた西山、久々に「らしい」内容での堂々たる優勝だった。

もともとこの階級は欧州国際大会に五輪代表レース資格者の派遣を計画しておらず、前週の小野卓志(了徳寺学園職)とこの週の西山大希の派遣はリスト発表後に追加されたもの。

五輪レースは西山将志(新日本製鉄)が1番手に抜け出しており、追加派遣は優勝して差を詰める可能性を得る一方で、失敗すればレース脱落が決定的になってしまうというリスクを負ってのもの。このプレッシャーの掛かる状況での優勝は見事という他はない。西山大希、五輪選出に可能性を残して、選抜体重別に進出することとなった。

【日本人選手勝ち上がり】
西山大希(筑波大3年)
成績:優勝
[2回戦]
西山大希○大外刈(2:21)△ミレンバーグス(ラトビア)
[3回戦]
西山大希○体落(2:15)△クリパレク(チェコ)
[4回戦]
西山大希○大外刈(4:26)△ベレジーニ(ウクライナ)
[準決勝]
西山大希○優勢[指導3]△ゴベート(フランス)
[決勝]
西山大希○優勢[技有・内股]△ゴンザレス(キューバ)


100kg級
クリパレクが圧勝V、テムーレンが2位に食い込む


【入賞者】
1.KRPALEK, Lukas(CZE)
2.BATTULGA, Temuulen(MGL)
3.FILEK, Rafal(POL)
3.MARET, Cyril(FRA)
5.MAGOMEDOV, Khaybula(RUS)
5.METREVELI, Nodar(GEO)
7.MINASKIN, Grigori(EST)
7.MOL, Tobias(NED)

第1シード選手が突如欠場、シード位置に穴を開けたまま進められたトーナメントだったが、決勝に進んだのは第2シードのクリパレク(チェコ)と第4シードのバトトルガ・テムーレン(モンゴル)とまずまず順当な2人。クリパレクが「有効」2つに「指導2」を得る圧勝で優勝を決めた。クリパレクは決勝までの5試合を全て一本勝ちという圧勝。

テムーレンはベスト8で対戦するはずのファブレ(フランス)が早々に破れ、シード選手と1人も矛を交えることなく決勝進出。この大会はツイていた。

東京世界選手権準決勝で穴井隆将(天理大職)を苦しめたデスパイン(キューバ)はノーシード。強豪ビアドリン(ベラルーシ)に競り勝って3回戦に進んだがミナスキン(エストニア)に敗れた。ミナスキンは次戦(準々決勝)でクリパレクに敗れた。

第3シードのゾルゾリアニはK.マゴメドフ(ロシア)に2回戦で「技有」で敗退。マゴメドフは準決勝でクリパレク、3位決定戦でフィレク(ポーランド)に連続一本負けで5位に終わっている。


100kg超級
ダークホースのサッソンが優勝、チョ・グハンはまたも3位に食い込む


【入賞者】
1.SASSON, Or(ISR)
2.BRAYSON, Oscar(CUB)
3.CHO, Guham(KOR)
3.OKROASHVILI, Adam(GEO)
5.KHANJALIASHVILI, Zviadi(GEO)
5.WANG, Hao(CHN)
7.BENALLA, Jalal(MAR)
7.MOHAMED, Amine(ALG)

第1シードのボンダレンコ(ウクライナ)を3回戦で実力者ブライソン(キューバ)が食い、準決勝で新鋭チョ・グハンを「一本」で片付けて決勝進出とプールA、プールBは比較的飲み込みやすい結果で順当に進んだが、逆ブロックのプールC、プールDは参加選手のレベルがさほど高くないこともあり大混戦状態。プールCは第2シードのパスケビシャス(ラトビア)とバタイユ(フランス)が軸と見られたがいずれも早々に敗退。ここを勝ち上がったサッソン(イスラエル)が準決勝で第3シードのオクロアシビリ(グルジア)に一本勝ちして決勝進出。決勝でも僅か41秒、ブライソンを「一本」に仕留めて優勝を決めた。緒戦でベルギー選手に「技有」で勝利して以降は全て一本勝ちという圧勝だった。

グランドスラム東京で鈴木桂治(国士舘大教)に勝利して名を挙げたジュニア選手のチョ・グハンは3位決定戦でワン・ハオ(中国)に一本勝ちを収め、前週のグランプリ・デュッセルドルフに続く3位入賞。準々決勝ではカンジャアリシビリ(グルジア)を倒しておりどうやら完全にシニアの超級で立ち位置を掴んだ気配。

世界選手権で鈴木桂治を倒した長身選手のローダキ(イラン)は緒戦でカザフ選手の前に「技有」で敗れ全く存在感を見せることができなかった。




※eJudo携帯版「e柔道」2月29日掲載記事より転載・編集しています。

ドコモ版QRコード KDDI版QRコード
 docomo版QRコード    au版QRコード


→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る


supported by KAYAC 運営会社サイトポリシー  RSS copyright (c) 2005 ejudo all rights reserved.