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全国体育系学生柔道体重別選手権大会レポート

2012年3月12日


※eJudo携帯版「e柔道」2月27~29日掲載記事より転載・編集しています。

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全国体育系学生柔道体重別選手権大会レポート 1/2

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写真:開会式。
第24回を迎えた今年の大会には、21校345名の体育系学生がエントリー。初日の25日には66㎏級、73㎏級、81㎏級の競技(トーナメント戦)と研修会が行われた。
研修会に先だって、日本サンボ連盟の会長より、2013年にロシアのカザンで開催されるユニバーシアードに学生柔道の力を借りて強いチームを派遣したいという旨の申し出があり、具体的に大会までの流れの説明があった。

かつて柔道の修行の一環としてサンボの国際大会にも出場し、優勝経験を持つ佐藤宣践氏(全国体育系柔道大会名誉会長)は、「サンボはレスリングシューズを履いた柔道。足関節などもあるが、柔道の選手にとってはとてもいい経験になると思う。また、ユニバーシアードという大きな舞台に挑戦できるチャンスでもある」と話した。
この件に関しては、一昨年、山下泰裕氏がロシアのプーチン首相と対談した際にも、プーチン首相から「強いチームを日本から派遣してください」という要望があったという。 柔道の修行の一環としてサンボに挑戦し、その結果、技術の幅を広げ、柔道においてさらなる活躍を遂げた柔道家も少なくはない。今後の選手たちの挑戦に注目したい。

研修会では、東海大学の学生と順天堂大の廣瀬伸良教授により『トンズランス真菌症』に関する研究の発表と、大塚製薬による『水分補給』に関するDVD上映が行われ、参加した指導者や学生たちは、大会後にも関わらず熱心に聞き入っていた。

66kg級 (58名エントリー)
本間大地が先輩の意地見せて決勝制す


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写真:準決勝、
本間大地は佐藤公亮を豪快な大外刈で一蹴
昨年3位で今大会第1シードの佐藤拓哉(国際武道大2年)は初戦の2回戦で、江藤康太(東海大1年)に「有効」を取られて敗退。その江藤は3回戦の佐々木貴大(日本体育大1年)にGSの末判定勝ち、4回戦の宮崎廉(桐蔭横浜大2年)を「有効」優勢勝ちして準決勝進出。準決勝の関根健寿(国士舘大1年)には際どい接戦となったが、GS延長の末2-1で辛勝。決勝進出を果たした。

別ブロックから決勝に勝ち上がったのは、本間大地(東海大2年)。本間は2回戦の宮上勇太(帝京大1年)をGS延長「技有」で破ると、3回戦は斉藤昌幸(東京学芸大2年)に一本勝ち、4回戦をGS延長「技有」で破って準決勝へ進むと、準決勝では佐藤公亮(国士舘大3年)を豪快な大外刈で一蹴。決勝へ勝ち進んだ。

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写真:決勝、
本間の「韓国背負い」が決まる
江藤と本間はともに東海大の同門対決。176cmの長身の本間に対し、江藤は163cm。本間左、江藤右組みのケンカ四つ。長身の本間が左奥襟を取ってくるのに合わせ、江藤は先に右内股、右小外刈などを繰り出すが、本間は余裕を持って受ける。
組み手で本間がやや優位に立って試合は進んだが、2分35秒、本間が意表を突く背負投(いわゆる韓国背負投)に入ると、江藤は勢いよく背中から落ちて「一本」。本間が先輩の意地を見せて優勝を飾った。

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写真:優勝の本間大地
【入賞者】
優勝:本間大地(東海大2年)
2位:江藤康太(東海大1年)
3位:佐藤公亮(国士舘大3年)
3位:関根健寿(国士舘大1年)

【準決勝】
江藤康太○GS僅差2-1△関根健寿
本間大地○大外刈△佐藤公亮

【決勝】
本間大地〇背負投△江藤康太

本間大地選手のコメント
「いつも2回戦とかで負けてしまうのですが、今回は絶対に優勝したいと思っていました。決勝の江藤とはいつも判定、ギリギリの勝負になるのですが、絶対に勝つという気持ちでした。準決勝は、先にポイントを取られてしまって厳しい試合でしたが、その試合に勝てたので今日は優勝できるかなという気持ちになりました。次の目標は全日本学生体重別での優勝、そして体重別団体でレギュラーになることです」

73kg級 (49名エントリー)
落ち着いた試合運びで本原勇人が優勝


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写真:準決勝、
本原勇人が添野修平から掬投「技有」を奪う
昨年3位の吉竹祐貴(東海大3年)が第1シードだったが、吉竹は4回戦で名嘉英人(大阪体育大3年)に一本負け。名嘉はこの吉竹戦を含め、4回戦までオール一本で勝ち上がったものの、準決勝の三浦健寛(国士舘大1年)に大外刈で「有効」を取られて敗退。三浦は、初戦の戸澤諒也(平成国際大2年)に一本勝ち。続く2回戦の石井宏和(帝京大2年)にはGS延長の末の判定勝ちだったが、3回戦、4回戦と一本勝ち。思い切りのいい柔道で決勝進出を果たした。

もう一方のブロックから決勝に勝ち進んだのは、本原勇人(東海大1年)。本原も好調で、2回戦の入江真司(大阪体育大2年)と4回戦の米村剛(国士舘大1年)に一本勝ち。3回戦の近藤俊(筑波大2年)に「有効」優勢勝ち、そして準決勝では添野修平(山梨学院大3年)から掬投で「技有」を奪って優勢勝ちし、決勝へ駒を進めた。

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写真:決勝、本原が
三浦の小外掛を切り返して「一本」
三浦右組み、本原左組みのケンカ四つ。三浦は序盤から積極的で、右内股、小内刈、体落と連続で攻撃。本原もすかさず小外刈、背負投と反撃を見せ、負けていない。三浦が奥を叩いて大外刈、さらに払巻込をかけると、本原はつぶれた三浦をめくり倒すもポイントにはならず。
その直後、三浦が思い切りよく踏み込んで小外掛に入ると、本原は下がりながら体勢を入れ替え、浮落に切り返して「一本」、1分22秒。
本原が落ち着いた試合運びで嬉しい全国大会初優勝を果たした。

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写真:優勝の本原勇人
【入賞者】
優勝:本原勇人(東海大1年)
2位:三浦健寛(国士舘大1年)
3位:添野修平(山梨学院大3年)
3位:名嘉英人(大阪体育大3年)

【準決勝】
三浦健寛○大外刈△名嘉英人
本原勇人○優勢[技有・大外刈]△添野修平

【決勝】
本原勇人〇浮落△三浦健寛

本原勇人選手のコメント
「全国大会では初めての優勝なので、うれしいですし自信になりました。東京学生体重別には校内予選で負けて出られなかったので、今大会は絶対に優勝して、監督にアピールしたいと思っていました」

81kg級 (53名エントリー)
後藤大夢が1年生対決制して優勝


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写真:準決勝、
若林大祐が小内刈で「有効」を奪う
昨年3位の勝見拓登(鹿屋体育大3年)と手嶋将太郎(国士舘大2年)が第1、第2シードに配置され、勝見は順等に準決勝まで進んだが、手嶋は3回戦の池田守秀(天理大3年)に一本負け。その池田も続く4回戦で若林大祐(東海大1年)に一本負けし、準決勝には若林が進出。

若林は初戦の久保成吾(帝京大3年)、2回戦の澤中隆光(大阪体育大3年)、3回戦の坂知暁(国際武道大2年)、そして4回戦の池田と連続「一本」で勝ち上がり、野田元(帝京大1年)との準決勝でも、右小内刈で「有効」2つを奪って快勝。絶好調で決勝へ進出した。

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写真:後藤大夢は準決勝を
GS延長戦の背負投「技有」で切り抜ける
一方、別ブロックから準決勝で勝見を破って決勝進出を果たしたのは、後藤大夢(国士舘大1年)。後藤も1回戦の野坂竜太(中京大2年)、2回戦の沼綾太(平成国際大2年)、3回戦の大高直土(埼玉大3年)といずれも一本勝ち。4回戦の山田泰裕(筑波大2年)に「有効」優勢勝ちで準決勝へ進むと、強豪・勝見にはGS延長にもつれる接戦の末、左背負投「技有」で勝利。初の全国大会制覇に王手をかけた。

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写真:決勝、
後藤の出足払に若林は大きく体勢を崩す
決勝は後藤と若林、国士舘大と東海大の1年生対決。後藤左組み、若林右組み。ケンカ四つの両者はなかなか引き手を取れず、釣り手のみの体落を掛け合って互いをけん制。若林が巴投を掛ければ、後藤はすぐさま出足払で反撃。若林が内股、隅返を掛け、後藤が背負投、さらに出足払で若林をうつ伏せにしたところで4分が終了。
GS延長となっても、後藤が背負投、若林が小外刈、大内刈と技を出し合っていたが、1分2秒、後藤が放った出足払に若林が横倒しになって「有効」。後藤が嬉しい優勝を飾った。

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写真:優勝の後藤大夢
【入賞者】
優勝:後藤大夢(国士舘大1年)
2位:若林大祐(東海大1年)
3位:勝見拓登(鹿屋体育大3年)
3位:野田 元(帝京大1年)

【準決勝】
後藤大夢○優勢[技有・背負投]△勝見拓登
若林大祐○優勢[有効・小内刈]△野田 元

【決勝】
後藤大夢〇GS有効・出足払△若林大祐

後藤大夢選手のコメント
「優勝の自信はありませんでしたが、優勝できて本当にうれしい。次の目標としては講道館杯に出てみたいです。初めての全国優勝なので、自信になりました」


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