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全日本学生柔道体重別団体優勝大会 女子マッチレポート

2011年11月15日


※eJudo携帯版「e柔道」11月1、3日掲載記事より転載・編集しています。

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全日本学生柔道体重別団体優勝大会
女子マッチレポート 1/2


全日本学生体重別団体優勝大会(男子13回、女子3回)は10月29日、30日の両日、尼崎市のベイコム総合体育館において開催され、男子52校、女子19校が優勝を争った。 出場校は、男子は地区の予選を勝ち抜いた大学(関東、東京、関西、九州は当該数を地区学生柔道連盟が推薦)。女子は、春の全日本学生優勝大会のベスト16進出校及び主管枠の1校(立命館大)、地区連盟推薦の2校(仙台大=東北、朝日大=東海)。

大会初日、男子は1、2回戦でベスト16まで、女子は1~3回戦が行われベスト4進出校が決定した。まずは、初日女子の勝ち上がりをレポートしたい。

1回戦~2回戦

平成23年度全日本学生柔道体重別団体優勝大会・開会式
写真:開会式の模様
昨年のこの大会の結果をもとに行われたと思われる組み合わせは、今年の各校の戦力を考えると、正直、かなり偏った印象。
6月の優勝大会優勝の山梨学院大、2位の環太平洋大、3位の東海大、そして8強の筑波大の4校が同じブロックに配され、反対側のブロックで優勝大会ベスト4校は国際武道大のみ。8強校の九州看護福祉大、金沢学院大、淑徳大が国際武道大。

初日の試合順(配列)は先鋒52kg級、次鋒57kg級、五将78kg級、中堅48kg級、三将78kg超級、副将63kg級、大将70kg級で行われた。

【1回戦結果】
天理大 4-2 朝日大
国際武道大 6-1 日本大
九州看護福祉大 4-1 帝京科学大

1回戦はとくに波乱はなし。
2回戦では全日本学生優勝大会でベスト4入りした国際武道大が仙台大に敗れる小波乱。
国際武道大は先鋒戦、次鋒戦を落とし(いずれも一本負け)、五将戦は一本勝ちするも中堅戦で再び一本負けしてリードを許す。三将戦で一本勝ちして3-2とするも、副将戦でポイントゲッターの柿内沙弥香が瀬戸美里を攻め切れずに引き分け。大将戦でも深町徳美が「技有」を奪うも「一本」は取れず、追い上げはそこまで。2回戦で姿を消した。

仙台大 ③-3 国際武道大
(先)五味奈津美○崩上四方固(3:48)△鈴木由紀乃
(次)宮原尚子○内股(2:50)△宮下香奈
(五)兼子貴江△内股(2:20)○仲吉涼佳
(中)伊藤美麗○横四方固(3:13)△荒井裕美
(三)渡邊悠季△合技(3:10)○村瀬晴香
(副)瀬戸美里×引分×柿内沙弥香
(大)松本友紀子△優勢[技有]○深町徳美

その他は有力校が順当な勝ち上がり。連覇を狙う環太平洋大は福岡大に7-0の圧勝。力の違いを見せ付けた。

【2回戦結果】
環太平洋大 7-0 福岡大
筑波大 6-1 国士舘大
山梨学院大 5-0 松山東雲女子大
東海大 5-0 天理大
帝京大 6-0 広島大
仙台大 ③-3 国際武道大
立命館大 5-1 金沢学院大
淑徳大 5-1 九州看護福祉大


準々決勝

平成23年度全日本学生柔道体重別団体優勝大会・準々決勝・環太平洋大-筑波大・副将
写真:準々決勝、環太平洋大の
副将・安松晴香が筑波大・牧志津香から
大外刈で「技有」を奪う
環太平洋大 4-2 筑波大
(先)津村美希×引分×饒平名知子
(次)谷本和○合技(5:17)△武井嘉恵
(五)相馬奈穂△優勢[技有・大内返]○菅原歩巴
(中)塚原唯有○反則勝[指導4]△生田アンみなみ
(三)高橋ルイ△小内刈(1:10)○緒方亜香里
(副)安松春香○総合勝(4:04)△牧志津香
(大)ヌンイラ華蓮○内股透(3:42)△松延祐里

環太平洋大と筑波大の対決はシーソーゲームとなった。

先鋒戦引き分けのあと、次鋒戦は環太平洋・谷本和と筑波・武井嘉恵が対戦。先の学生体重別選手権で優勝している谷本だが、本来は52kg級の選手。階級が上の武井には苦戦を強いられ、左大内刈で「有効」を先行されるも、終盤に左大外刈で「技有」を奪い、そのまま後袈裟固に抑えて逆転の一本勝ちで、環太平洋が先制。しかし五将戦では筑波・菅原歩巴が相馬奈穂から大内返「技有」を奪っての優勢勝ちで1-1。

中堅戦では環太平洋・塚原唯有が「指導4」で生田アンみなみに反則勝ちするも、三将戦では筑波のエース、世界2位の緒方亜香里が小外刈「技有」からの横四方固の合技で一本勝ちしてスコアは2-2のタイに。

副将戦、環太平洋はエースの安松春香が登場し、牧志津香と対戦。牧も本来の57kg級であればポイントゲッターになるところだが、相手が63kg級学生王者の安松ではまるで歯が立たず。左大外刈で「技有」を取られたあと、「指導3」を取られて完敗。大将戦を前に環太平洋の勝利が決まった。

勝敗決定後の大将戦は、筑波・松延祐里が意地を見せて積極的に技を仕掛けたものの、学生チャンピオンのヌンイラ華蓮は落ち着いて松延の攻撃を捌き、内股返で一本勝ち。4-2で環太平洋大が準決勝に駒を進めた。

平成23年度全日本学生柔道体重別団体優勝大会・準々決勝・東海大-山梨学院大・大将
写真:準々決勝、東海大は大将の田知本遥が
袖釣込腰で馬場菜津美から「技有」を奪い
逆転勝ち
春の全日本学生優勝大会優勝の山梨学院大と東海大の試合も熾烈を極めた。
先手を取ったのは東海。先鋒戦引き分けのあとの次鋒戦でキャプテンの大友真貴子が連珍羚に「指導2」優勢勝ち。しかし、山梨学院は五将の濱田尚里が浅井仁美に横四方固で一本勝ちし、1-1ながら内容で逆転。中堅戦引き分けのあと、三将戦で山梨学院のポイントゲッター・山部佳苗が豪快な払腰で土屋文香に一本勝ちして2‐1とリードを広げる。しかし、ここから東海が粘りを見せ、副将戦で生田茜が磯崎美佳に「指導2」優勢勝ちで大将戦につなぐと、世界選手権代表、エースの田知本遥が馬場菜津美から袖釣込腰で「技有」を奪って優勢勝ち。東海大が激闘を制し、決勝進出を果たした。

東海大 3-2 山梨学院大
(先)渡邊美樹×引分×加賀谷千保
(次)大友真貴子○優勢[指導2]△連珍羚
(五)浅井仁美△横四方固(2:19)○濱田尚里
(中)浅香夕海×引分×黒江優希
(三)土屋文香△払腰(0:22)○山部佳苗
(副)生田茜○優勢[指導2]△磯崎未佳
(大)田知本遥○優勢[技有・袖釣込腰]△馬場菜津美

平成23年度全日本学生柔道体重別団体優勝大会・準々決勝・帝京大-仙台大・副将
写真:準々決勝、帝京大副将の松岡睦が
内股で「技有」を奪ったあとに
ダメ押しの内股「一本」
反対側のブロックで準決勝に勝ち上がったのは、帝京大と立命館大。
帝京は、先鋒の田中千尋が五味奈津実に「有効」優勢勝ちして先行するも、すぐさま仙台・宮原尚子が池田彩華に内股で一本勝ちして逆転。しかし、帝京・五将の前田奈恵子が兼子貴江を内股で破って帝京が再逆転すると、負けじと仙台・中堅の伊藤美麗が田村明日実を横四方固で破って2-2(内容で仙台優位)に。
三将戦で帝京・畑村亜希が渡邉悠季に「技有」優勢勝ちして再度優位に立つと、続く副将戦でエースの松岡睦が豪快な内股で瀬戸美里に一本勝ちして4-2とし、追いすがる仙台を引き離して準決勝進出を決めた。

帝京大 4-2 仙台大
(先)田中千尋○優勢[有効]△五味奈津実
(次)池田彩華△内股(4:11)○宮原尚子
(五)前田奈恵子○内股(4:17)△兼子貴江
(中)田村明日実△横四方固(1:24)○伊藤美麗
(三)畑村亜希○優勢[技有]△渡邊悠季
(副)松岡睦○内股(2:40)△瀬戸美里
(大)唐鎌千鶴×引分×松本友紀子

立命館と淑徳の対戦は、ワンサイドゲームとなった。

次鋒戦で立命館・大谷智恵子が武田梨江に優勢勝ち(有効ポイント)して先行すると、中堅戦でも立命館・中堅絢香が小原優紀に優勢勝ち(技有ポイント)してリードを広げ、副将戦では中村慶子が清水真袖に横四方固、そして大将戦でも大黒柱の大野陽子が塚越加奈に優勢勝ち(有効ポイント)。結局、4-0で立命館が勝利し、初のベスト4進出を果たした。

立命館大 4-0 淑徳大
(先)堀井江梨子×引分×澤田友里
(次)大谷智恵子○優勢[有効]△武田梨江
(五)只野真梨枝×引分×下田美紗季
(中)森本絢香○優勢[技有]△小原優紀
(三)橋本明子×引分×川戸郁香
(副)中村慶子○横四方固(2:00)△清水真紬
(大)大野陽子○優勢[有効]△塚越加奈

【3回戦結果】
環太平洋大 4-2 筑波大
東海大 3-2 山梨学院大
帝京大 4-2 仙台大
立命館大 4-0 淑徳大


準決勝

平成23年度全日本学生柔道体重別団体優勝大会・準決勝・環太平洋大-東海大・次鋒
写真:環太平洋大-東海大次鋒戦。
安松が生田から踏み込み
鋭い大外刈で「技有」を奪取
2日目の女子は、前日勝ち上がった環太平洋大、東海大、帝京大、立命館大の4強による準決勝からスタート。
試合順は、昨日とはガラッと変わり、先鋒78kg超級、次鋒70kg級、五将52㎏級、中堅63㎏級、三将78kg級、副将48㎏級、大将57kg級。

環太平洋大 4-2 東海大
(先)相馬奈穂○優勢[技有]△土屋文香
(次)ヌンイラ華蓮△優勢[有効]○田知本遥
(五)塚原理早△送襟絞○渡邉美樹
(中)安松晴香○総合勝△生田茜
(三)高橋ルイ○大腰△浅井仁美
(副)塚原唯有○優勢[技有]浅香夕海
(大)谷本和×引分×大友真貴子

先鋒の78kg超級がウィークポイントと思われた環太平洋は、ここに78kg級の相馬奈穂を起用。その相馬が期待に応え、78kg超級学生2位、128kgの土屋文香を左払腰「技有」で破る大殊勲。貴重な先取点を奪った。

次鋒戦は今年の学生チャンピオンのヌンイラ華蓮と世界選手権代表・田知本遥の実力者対決。接戦となったが、田知本が日本代表の意地を見せ、ヌンイラから「有効」を奪って優勢勝ち。東海大はさらに続く五将戦で渡邉美樹が塚原理早を送襟絞で落として一本勝ち、2-1と逆転に成功した。

しかし喜びも束の間、中堅戦では環太平洋の2年生エース・安松晴香が圧倒的な強さを見せつけ、左大外刈「技有」から後袈裟固に。これは惜しくも途中で逃げられたものの(「有効」)、その後も一方的に攻め込み「指導3」を奪って総合勝ち、2-2ながら環太平洋大が内容で逆転した。

さらに三将戦では環太平洋・高橋ルイが浅井仁美を大腰で一蹴。副将の環太平洋・塚原唯有も右一本背負投で「技有」を奪って浅香夕海に優勢勝ちし、大将戦を待たずに環太平洋大が決勝進出を決めた。

大将戦は環太平洋大が52㎏級・谷本和、東海は57kg級・大友真貴子という学生王者対決となったが、谷本が大友の攻撃を凌いで引き分け。4-2で環太平洋の勝利となった。

平成23年度全日本学生柔道体重別団体優勝大会・準決勝・立命館大-帝京大・次鋒
写真:立命館大-帝京大 次鋒戦。大野陽子が
横四方固で一本勝ち、試合は1-1のタイに
立命館大 3-2 帝京大
(先)橋本明子△小外刈○山本恭奈
(次)大野陽子○横四方固△唐鎌千鶴
(五)堀井江梨子○優勢[技有]△田中千尋
(中)中村慶子×引分×松岡睦
(三)只野真梨枝△優勢[指導2]○前田奈恵子
(副)森本絢香○大内刈△大木千佳
(大)大谷智恵子×引分×川上千恵子

帝京は、ヒザの負傷でここまで温存していた78kg超級の山本恭奈を起用。その山本は期待通りに78kg級の橋本を豪快な小外刈で一蹴してまずは帝京が先制。しかし、立命館は次鋒の大野がエースの働きを見せ、横四方固で一本勝ちしてすぐさま同点に追いつく。
立命館はさらに五将の田中千尋が「技有」優勢勝ちして逆転、続く中堅・中村慶子が帝京のポイントゲッター・松岡睦に押されながらも引き分けてリードを死守。

三将戦は帝京・前田奈恵子が学生チャンピオンの只野真梨枝から「指導」2つを取って優勢勝ちし、この時点では2-2ながら内容で立命館がリード。
勝って大将戦につなげたい帝京だったが、副将・大木千佳が立命館・森本絢香に大内刈で一本負けして勝負あり。大将戦も引き分けで終わり、3-2で立命館が団体戦初の決勝進出を決めた。


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