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全日本選抜少年柔道大会・小学生の部レポート

2011年10月12日


※eJudo携帯版「e柔道」9月23日掲載記事より転載・編集しています。

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全日本選抜少年柔道大会・小学生の部レポート
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1回戦~準決勝

11年9月19日平成23年度全日本選抜少年大会・小学生の部・開会式
写真:平成23年度全日本選抜少年大会の開会式
今年度は東日本大震災の影響で、4月に予定されていた近畿予選が中止。その後東北を含む他地区大会は全て実施されたものの近畿予選は最後まで行われることがなく、本大会への選手派遣もなし。この大会は小学生28チーム、中学生男子42チーム、中学生女子14チームでの開催となった。

小学生の部は 全国少年大会3位のミキハウス柔道教室(大阪)、ベスト8の正木道場(和歌山)、前評判の非常に高い姫路中央柔道教室(兵庫)、全日本武道錬成大会ブロック優勝の守口東部少年柔道教室(大阪)らの有力チームが欠けることとなりややトーナメントの密度は薄くなったものの、準々決勝には優勝候補筆頭、全日本武道練成大会優勝の東福岡柔道教室(福岡)、関東予選王者で同じく全日本武道錬成大会ブロック優勝の春日柔道クラブ(東京)、全国少年大会4連覇中の朝飛道場(神奈川)らいずれ劣らぬ強豪8チームが勝ち上がった。内灘町少年柔道教室(石川)は2回戦で全国少年大会3位の臥牛館道場(東京)を降してのベスト8入り。

11年9月19日平成23年度全日本選抜少年大会・小学生の部・1回戦・東福岡柔道教室
写真:1回戦、東福岡柔道教室の
大将・藤本太義が払腰「一本」
[1回戦結果]
羽島柔道少年団(岐阜) 4-1 石背柔道会
光武館(鹿児島) ②代-2 和田道場(高知)
北区体育館少年少女柔道クラブ(北海道) 2-1 寒川柔友会(神奈川)
東福岡柔道教室(福岡) 4-1 札大ジュニアJUDOクラブ(北海道)
吉田道場(東京) 3-2 西畑道場(広島)
田中錬正塾(石川) 2-1 鈴木道場(東京)
無心塾飯島道場(茨城) ②-2 森義塾柔道教室(熊本)
阿波市柔道教室(徳島) 4-1 高橋道場(山形)
春日柔道クラブ(東京) 3-0 柳柔会高畑道場(北海道)
朝飛道場(神奈川) 3-0 登別誠有館有櫛道場(北海道)
宇部署ふれあい柔道教室(山口) ②-2 雷山柔道(福岡)
内灘町少年柔道教室(石川) 3-2 八戸市柔道少年団(青森)

11年9月19日平成23年度全日本選抜少年大会・小学生の部・2回戦・東福岡柔道教室
写真:2回戦、東福岡柔道教室
次鋒・津嘉山崇が背負投「一本」
[2回戦結果]
松前柔道塾(東京) 3-1 羽島柔道少年団
光武館 2-1 北区体育館少年少女柔道クラブ
東福岡柔道教室 3-2 吉田道場
五所川原柔道少年団(青森) 2-1 田中錬正塾
三国町柔道教室 ①代-1 無心塾飯島道場
春日柔道クラブ 2-0 阿波市柔道教室
朝飛道場 3-1 宇部署ふれあい柔道教室
内灘町少年柔道教室 3-2 臥牛館道場

11年9月19日平成23年度全日本選抜少年大会・小学生の部・準々決勝・五所川原柔道少年団
写真:準々決勝、五所川原柔道少年団・
坂本和樹が払腰返「一本」で一矢を報いる
[準々決勝]
光武館 2-1 松前柔道塾
(先)内村秀資○袈裟固△冨田誠
(次)蜂須賀学△優勢[指導3]○小田竜誠
(中)吉村太一○優勢[技有・払腰]△高橋倫太郎
(副)上林山勇斗×引分×南條伯海
(大)上林山未来×引分×三浦玲那

準々決勝第1試合は光武館(鹿児島)が力を見せて競り勝ち。今期は例年に比べ力が劣ると目されていた松前柔道塾は関東予選終了後急速に力を伸ばし、3回戦では強豪・羽島柔道少年団(岐阜)を4-1の大差で降すなど大活躍、ベスト8まで勝ち上がったがこの試合では全国小学生学年別大会ベスト8の2人、内村秀資と吉村太一にそれぞれ失点し、入賞はかなわなかった。

東福岡柔道教室 2-1 五所川原柔道少年団
(先)田中勇輝×引分×原大滋
(次)津嘉山崇×引分×伊南湧哉
(中)松本大空△払腰返○坂本和樹
(副)荒木海人○横四方固△石岡佑基
(大)藤本太義○大外刈△木村聖哉

優勝候補筆頭の東福岡柔道教室を相手に五所川原柔道少年団が善戦、ポイントゲッターの一角・津嘉山崇を伊南湧哉が押さえ中堅坂本和樹の得点で先制する良い展開だったが、ここで東福岡柔道教室はエースがしっかりと仕事。荒木海人、藤本太義の連勝で逆転し、順当にベスト4進出を決めた。

11年9月19日平成23年度全日本選抜少年大会・小学生の部・準々決勝・朝飛道場
写真:準々決勝、代表戦で朝飛道場・長友優樹
が川村竜樹を大外刈で攻める
朝飛道場 ②代-2 内灘町少年柔道教室
(先)鈴木康鷹○合技△渡辺陽
(次)長友優樹×引分×川村竜輝
(中)朝飛七海△大外刈○山口佳佑
(副)賀持喜道△横四方固○藤田慶二
(大)織茂友多朗○袈裟固△新木悠真
(代)長友優樹○優勢[僅差3-0]△川村竜輝

朝飛道場(神奈川)と内灘町少年柔道教室の一戦は代表戦に縺れ込む熱戦。
IJF規定により本戦で引き分けたカードの再現となる代表戦は、朝飛道場・長友優樹が僅差3-0で内灘町・川村竜輝を破り、朝飛道場が勝ち抜けを果たした。

本戦では圧倒的に川村が有利だったこの対戦だが、この試合は長友が相四つ、長身の川村を相手に徹底的に引き手にこだわったことが功を奏した。川村は本戦の優位を悪い方に引きずったかやや受けに回り、引き手から先に持てたのは2回のみ。この2回から始まる展開は川村が大外刈に飛び込み続け圧倒的に有利、一度は右一本背負投で長友を完全な「一本」で叩きつける(「待て」の後でノーカウント)ほどだったが、試合全体としては時計回りに回り込んで引き手を得るという一手目を我慢強く続けた長友が右背負投に右大外刈と攻めっぱなしという格好。「引き手から先」を単なる努力目標ではなく絶対の戦術的前提条件に据え、それを頑なに守り通した長友の気力勝ちだった。

春日柔道クラブ 2-1 三国町柔道教室
(先)浜豊将×引分×伊藤友望
(次)山中堅盛○内股△木野智也
(中)平田樹○優勢[指導2]△高野葵
(副)高橋瑠璃×引分×香川高佐
(大)今田光星△大外刈○利根琢也

関東王者の春日柔道クラブ(東京)と、中部予選王者の三国町柔道教室(福井)が激突した試合は春日柔道クラブが勝ち抜け。前3人に有力選手を集めた春日柔道クラブは次鋒の全国小学生学年別大会2連覇中の山中堅盛、中堅の10年全国小学生学年別大会女子40kg超級3位の平田樹がしっかり得点。副将戦で5年生の高橋瑠璃が引き分けた時点で勝ち抜けを決めた。
しぶとさが売りの三国町柔道教室を相手にしっかり、それも僅か26秒で一本勝ちを決めた山中の攻撃力の高さが光る一戦だった。


[準決勝]
11年9月19日平成23年度全日本選抜少年大会・小学生の部・準決勝・東福岡柔道教室
写真:準決勝、東福岡柔道教室は
大将・藤本太義の払腰で4点目獲得
東福岡柔道教室 4-1 光武館
(先)田中勇輝○背負投△内村秀資
(次)津嘉山崇○小外刈△蜂須賀学
(中)松本大空△優勢[技有・払腰]△吉村太一
(副)荒木海人○横四方固△上林山勇斗
(大)藤本太義○払腰△上林山未来

準決勝第1試合は東福岡柔道教室の攻撃力が爆発。
先鋒田中勇輝が背負投、次鋒津嘉山崇が小外刈と連続で「一本」奪取。中堅松本大空は払腰で「技有」を失ったものの、得点源の副将荒木海人が上林山勇斗、大将藤本太義が10年全国小学生学年別大会女子40kg超級王者の上林山未来という強敵を相手にいずれも「一本」で連続得点。4-1の圧勝で決勝進出を決めた。

11年9月19日平成23年度全日本選抜少年大会・小学生の部・準決勝・挑む朝飛道場
写真:準決勝に臨む全国少年大会王者・朝飛道場
春日柔道クラブ - 朝飛道場
(先)浜豊将 - 鈴木康鷹
(次)山中堅盛 - 長友優樹
(中)平田樹 - 朝飛七海
(副)高橋瑠璃 - 賀持喜道
(大)今田光星 - 織茂友多朗

互いに良く知るこの強豪対決、並び順を見ると次鋒戦、中堅戦は春日が有利。長友は全国小学生学年別大会5年生45kg級2位だが一学年上の連覇者山中を止めることはさすがに難しい。中堅はともに寝技を武器とする女子選手の対決だがここも平田が地力と展開力では上回る。対して副将戦、大将戦は朝飛道場の2人の得点の可能性が濃厚だ。

ということは勝負の焦点は身体能力バツグンのファイター・浜と、10年全国小学生学年別大会2位の朝飛道場・鈴木がマッチアップする先鋒戦に絞られる。手駒の数と対戦相性から春日が有利のこの対戦だが、ここを鈴木が引分けで終えることができれば勝敗の行方は揺れ、朝飛道場にも大いにチャンスが出てくるはずだ。

11年9月19日平成23年度全日本選抜少年大会・小学生の部・準決勝・先鋒
写真:春日柔道クラブ・浜が右払腰「技有」
この先鋒戦は、浜が片襟の背負投に大外刈で攻め、これに鈴木が背負投に小内刈を打ち返すという軽量級同士の非常にスピード感溢れる攻防。中盤、鈴木が鋭い右小内刈を放つが、前に出た鈴木を浜は驚異的な投げカンのよさで右払腰に切り返し「技有」。以後も鈴木の足技から始まる展開を払腰、片襟の内股と鋭い技を繰り出して終えること数度、このまま展開を渡さず「技有」の優勢勝ちで試合を終えた。

こうなると試合のペースは断然春日柔道クラブ。次鋒戦は山中堅盛が長友優樹から開始10秒の右内股「有効」、41秒には組み際に相手を追い込んでの右内股「一本」と圧倒。

中堅戦は平田樹が1分過ぎに右体落で朝飛七海を崩すと、伏せた相手の裾を握って「腹包み」の形から相手を左横にめくり返す。朝飛は粘ったが、平田落ち着いて相手の体を乗り越えて左からの横四方固に移行、見事一本勝ちを決めた。春日は電光石火の2連勝、先鋒戦から通算3連勝で早くも勝ち抜けを決めた。

11年9月19日平成23年度全日本選抜少年大会・小学生の部・準決勝・大将
写真:朝飛道場・織茂が崩上四方固で一本勝ち
朝飛道場は副将賀持喜道、大将織茂友多朗が春日柔道クラブの5年生コンビにいずれも崩上四方固で一本勝ちを決めたが時既に遅し。お互い勝利のために進むべきシナリオがハッキリしていた両チームの対戦は、勝負どころをしっかり押さえた春日柔道クラブが3-2で勝利、見事決勝へと駒を進めた。

春日柔道クラブ 3-2 朝飛道場
(先)浜豊将○優勢[技有・大内刈]△鈴木康鷹
(次)山中堅盛○内股△長友優樹
(中)平田樹○横四方固△朝飛七海
(副)高橋瑠璃△崩上四方固○賀持喜道
(大)今田光星△崩上四方固○織茂友多朗


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