PAGE TOP ↑

柔道1

柔道2
柔道4 柔道5

eJudoとは?情報募集・お問い合わせサイトマップ

パリ世界選手権女子各選手「採点表」×ロンドン五輪代表ひとこと展望

2011年9月7日


※eJudo携帯版「e柔道」9月1日掲載記事より転載・編集しています。

ドコモ版QRコード KDDI版QRコード
 docomo版QRコード    au版QRコード


パリ世界選手権女子各選手「採点表」
×
ロンドン五輪代表ひとこと展望


※eJudo編集部採点
※最低3点~最高7点。「普通」は5点。

■48㎏級

浅見八瑠奈 7.0
見事連覇。ライバルの福見友子からも投げ技によるポイントとはっきり差をつけた。

福見友子 6.5
連続2位で力は見せた。ただし、浅見との決勝以前に勝ち上がりのたどたどしさは気に掛かるところ。

【ロンドン五輪代表展望】
浅見が明らかに、それも大きく一歩抜け出した。福見との対決も、単なる勝ち負けでなく回を重ねるごとに内容が良くなっているところが大きい。食べやすい「安定感」という特徴に加え連覇という実績。首脳陣もオフィシャルトークでは山岸も入れた3人のマッチレースという構造を継続することになるだろうが、浅見が最有力候補であるとは疑いようがなく、これを覆すのは難しい。

■52㎏級

中村美里 7.0
厳しい組み合わせを勝ち上がり世界王者奪還。試合内容も西田を突き放すものだった。

西田優香 6.5
勝ち上がりを見る限りまた一段強くなっている。ただし中村戦は結果以上に厳しい戦いだった。

【ロンドン五輪代表展望】
中村が大きく抜け出したが、西田も一応挑戦権は留保したという格好。再度の直接対決という「形」を取ることになるだろう。今回の結果を受けて、西田は「内容はともかく勝つ」ということだけでは少々厳しくなったことは事実。内容の評価が高い中村を上回るには勝数の積み上げが至上命題だっただけに、次回は結果とともに内容も問われる厳しい戦いが待ち受ける。

■57㎏級

松本薫 6.0
戦前の負傷による稽古不足を考えれば善戦、最低限の結果も残したが「肉食系」松本らし内容とは言いがたく残念。

佐藤愛子 6.5
内容、結果、ついでに復活というファンを惹きつけるドラマと全てが揃った個人戦はまさしく満点。しかし団体戦は仕事を果たせずパヴィアに敗退し日本敗退の因を作ってしまった。

【ロンドン五輪代表展望】
松本の独走態勢の中、佐藤の復活でいきなりこの階級は面白くなった。 松本の存在が一気にこの階級のレベルを引き上げたように、今度は松本が逆襲目指して一段階段を上ってくれるのではないか。 世界王者が2人いる以上直接対決で決着をつけるのが筋、実際にそうなる可能性が高いが、現状では長期間圧倒的実績を残してきた松本がまだまだ一歩リードだろう。佐藤は団体戦で、構造的にリアクション柔道に陥りやすいという背負い系ファイターの穴をモロに見せてしまった。大外系の松本なら組み潰して相手に何もさせないところからスタートできたであろう。奥襟ファイターが多い57kg級で戦うにあたりこれは明らかなマイナス点、余計な1試合だった。

■63㎏級

上野順恵 6.0
明らかにパワーで劣る中、善戦。3大会連続決勝進出、そして銀メダル獲得とさすがの成績。だが現状ではポテンシャル一杯出し切っても金メダルは厳しいという事実も突きつけられた。ケンカ四つ対策も未解決。

阿部香菜
開始早々の負傷棄権で採点なし。ただ、これでも「初戦敗退」という結果が残ってしまうのはかわいそうなところだが・・・。

【ロンドン五輪代表展望】
唯一対抗しうる可能性のあった阿部が結果を残せなかったことで、この階級は上野で決定だろう。今大会を見る限り「金」はかなり厳しいがメダルは確実だ。金メダルだけを狙うなら爆発力のある阿部という観測も当然あるだろうが、今大会の結果を受けて上野選出はまさに規定路線となった。

■70㎏級

國原頼子 5.0
2大会連続銅メダル、ただしやはり金メダルクラスには勝てず。成果の一方、課題はクリアできず評価は変わらずのはず。決してネガティブではない結果だが、上積みを得るには至らずというところ。

田知本遥 4.5
3回戦でコルテス(キューバ)に敗退。同選手が國原に負けたことで評価を落とす結果に。昨年出場していないにも関わらず世界選手権直後に園田監督がその名前と期待を口にした田知本、その期待に応えたとは言いがたい成績。

■78㎏級

緒方亜香里 6.5
決勝でチュメオに敗れ銀メダルに終わったが、弱点とされたこの階級での決勝進出という素晴らしい結果、そしてそれ以上に内容を評価できる柔道だった。

池田ひとみ 4.5
2勝も、ハリソンとウォラートに連敗で入賞ならず。トップレベルと戦えるところまで勝ち上がる一方キレイに上位レベルに2敗したことでこれは実力どおりと評価されてもいたし方ないところ。

【ロンドン五輪代表展望】
緒方で決まり、国内に対抗し得る選手は見当たらない。 昨年の世界選手権で負傷、まだ復帰していない佐藤瑠香(コマツ)がポテンシャル的には対抗し得るが、1年以上のブランクで実績がない。緒方には五輪金メダル獲得のミッションを抱える身として、自覚を持って1年を過ごしてもらいたい。

■78㎏超級

杉本美香 4.0
銅メダルという結果ではなく、昨年全て勝っている泰茜に屈した試合の内容が問題。気力負けだった。負傷は勘案されるべきだが、昨年の2階級王者が見せるべき試合ではなかった。

田知本愛 4.0
警戒していたトウブンに、警戒していた技で横転。ランキング1位のプライドはそこには見えず、ゲームプランがわからない試合だった。

【ロンドン五輪代表展望】
実績から杉本一歩リードのはずだが、どちらも今大会は結果、内容ともに良くない。勝負はこれからだろう。そしてこの2人に割って入り、ロンドンまでに実績を積み上げられる位置にいる選手はいない。今大会のような一種ダレた試合ではなく、緊迫した試合、レベルの高い直接対決での代表決定を望む。



※eJudo携帯版「e柔道」9月1日掲載記事より転載・編集しています。

ドコモ版QRコード KDDI版QRコード
 docomo版QRコード    au版QRコード


→eJudoトップページに戻る
→「ニュース・マッチレポート」に戻る


supported by KAYAC 運営会社サイトポリシー  RSS copyright (c) 2005 ejudo all rights reserved.