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インターハイ男子有力校監督インタビュー

2011年8月8日

※eJudo携帯版「e柔道」8月3日掲載記事より転載・編集しています。

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インターハイ男子有力校監督インタビュー

国士舘高・岩渕公一監督

11年8月3日インターハイ男子有力校監督インタビュー・岩渕公一監督
写真:金鷲旗高校大会で優勝を決めた直後の
岩渕公一監督
金鷲旗はなんとか勝つことが出来ましたが、それはもう終わったこと。今年、インターハイはどうしても勝ちたい大会なんです。

金鷲旗で準々決勝から起用、優秀選手にもなった1年生の江畑丈夫と同じく1年生の田崎健祐は世界カデ選手権(8月11日~14日、ウクライナ・キエフ)があるため、インターハイに出場することができません。なのでこの大会は2人の2年生、砂田勇登、吉良勝弥にしっかり頑張ってもらえないといけない。
金鷲旗では我慢して前半で使ってきましたが、まだ組み手などやるべきことが出来ていない場面が多かったし、何より気持ちで引いてしまうことが多かった。その都度指摘して少しでもレベルアップさせるための起用でもあったんですが、それだけの意味はあったと思っています。代わって入った江畑や五十嵐涼亮の活躍を見てさらにやる気になっていますよ。
2人のカギは自信。自信が出てくれば積極性が増し、積極性が増せば手がパッと先に出て今まで取れなかった組み手が取れるようになる。もともと地力があるのでそうなればガラっと変わります。今までなら不利になったはずの試合がいきなり取れるようになるんです。

五十嵐涼亮の復帰は非常に大きい。ただ、金鷲旗であれだけの試合をこなしたということで、これは回復させながらの稽古ということになります。
戦力的に一段上がるのは、小川竜昂のところです。金鷲旗の4週間前に膝を怪我して、乱取りに復帰して1週間で試合をすることになった。なので金鷲旗はまったく本来の調子ではなかったんですが、今度のインターハイの小川は強いですよ。見ていてくださいという気持ちですね。小川と遠藤翼の2人は強豪校のポイントゲッターも絶対取れるというだけの強さがあります。

目標は勿論優勝ですが、今回は無失点での優勝を狙います。

東海大相模高・高橋洋樹監督

11年8月3日インターハイ男子有力校監督インタビュー・高橋洋樹監督
写真:金鷲旗高校大会で采配を振るう高橋洋樹監督
レギュラーで予選に起用してきた2年生の小原拳哉が関東ジュニア体重別選手権(7月17日)で左ひじを負傷、これは手術をしたのでインターハイには間に合いません。ただ、左膝を負傷して金鷲旗に出場できなかった富沢裕一の状態が良くなってきており、これは期待できるかもしれません。
それにエースの倉橋功。金鷲旗は負傷の影響でベストパフォーマンスとはいきませんでしたが、かなり状態が良くなってきています。インターハイでは一段強い倉橋をお見せできるんじゃないかと思います。

今年は派手な勝ち方が出来るメンバーではありませんので、一戦一戦つしっかりつないで、大将の倉橋で勝負を掛けるという戦いかたは変わりません。金鷲旗の決勝では地力の差が出てしまいましたが、しっかり切り替えて稽古をしています。調整ではなく、ガンガン厳しい稽古をしています。あと2,3日(※インタビュー日は7/31)が稽古のピークになってくるでしょうね。

インターハイは点取り戦なので当たり前のことですが得点しないと勝てない。しのぐ戦い、つなぐ戦いの中でもポイントを挙げていかなければならないので、相手の良いところを消す組み手ではなく、自分が攻める組み手、取りにいく組み手が重要になってきます。投げることを考えた稽古をさせています。

金鷲旗は逃したが、まだ1回チャンスがあります。国士舘さんだけでなく強いチームもたくさんありますし厳しい戦いは覚悟していますが、優勝目指して頑張ります。

修徳高・大森淳司監督

11年8月3日インターハイ男子有力校監督インタビュー・大森淳司監督
写真:悲願の初優勝を狙う修徳高・大森淳司監督
現在のチーム状態は、なんとも言えないところですね(笑)。
五味江貴が金鷲旗の6回戦(田村に1人残しで勝利)でケガをしてしまい、ビッコを引きながらの戦いでした。また、エースの長倉友樹も本番4日前に足の指を畳に入れてしまって負傷、実は万全ではなかったんです。
五味は東海大相模戦の前に交代させようとしたんですが「絶対嫌です!」というので使いました。ウチの場合、代わりがいないのは本人たちが良く分かっている。今回も時間がない中ですが、しっかり調整して当日は頑張ってくれると信じています。

まだ成し遂げたことのない「全国制覇」への道を作りながら、通ったことのない道を作りながらの戦いなので、敗退の原因、何が足りなかったということにはまだ結論が出ていません。
ただ、この間もお話したとおり「感謝」ということを忘れてはいけないなと。人間的な完成を目指すことが最後には勝利を引き寄せるというのがうちのスタンスですから、ブレずにそこをやっていくしかありません。強くなっても奢らず、横柄な気持ちになってはいけない。1人1人が、相手に敵視されるんじゃなくて、勝ったらみんなが喜んでくれる、みんなが応援してくれるような選手になろうとすることで、神様が最後の最後に力を貸してくれるんじゃないかと思うんです。
ですから、先ほど「普通の稽古」と言ったとおり、道場に来てくれる小学生も普段と同じようにレギュラーの選手が教えていますし、中学生の指導もさせています。もちろん、選手と一緒に食事にいったりして特別な使命を負っているんだぞと意識はさせますが、過度な特別扱いは先ほど話した「横柄さ」「横着」につながりますので。

組み合わせは初戦から崇徳(広島)と長崎日大(長崎)の勝者ということで非常に手ごわい。私は色々考えたりもしますが、選手たちは嫌がっていない。自然体ですね。やるべきことをキッチリやれば大丈夫、と考えているようで頼もしいです。
準決勝は作陽(岡山)か東海大相模(神奈川)の対戦の可能性が高いといわれていますが、作陽の川野監督とは、お互い叩き上げで、どちらのチームも全国に絡まないころから「俺たちで高校柔道界を変えていこう」と励ましあってきた仲。この大舞台で対決できたらそれは非常に楽しみですね。

目標は「絶対に優勝」と言えたらいいんですけど、これを言ってしまうと自分自身がダメになってしまいそうで。とにかくやるべきことをやって、一つ一つしっかり勝っていくだけです。柔道だけでなく人間的な成長を目指すことが勝利を引き寄せるというやり方を信じて、頑張ります。

大成高・石田輝也監督

11年8月3日インターハイ男子有力校監督インタビュー・石田輝也監督
写真:金鷲旗、またもベスト4に終わりリベンジを誓う
石田輝也監督
金鷲旗は1人残しでの負けでした(準決勝、国士舘を相手に敗戦)が、はっきり言って大差の敗退だったと思っています。うちの上田轄麻と国士舘の遠藤(翼)選手が大将同士で決着をつけるというのがおそらく唯一の勝利の道だったと思いますし、リードして上田に持っていく展開が難しいとは思っていましたが、まさかあれほどの差がつくとは。思った以上に、予想以上に力が出せなかった大会でした。

主将の奥村和也が肉離れを抱えたままの出場、稽古不足で息があがってしまい力が出せなかったというのもありますが、何よりの課題は気持ちの問題、精神面だと思います。
今ももちろんしっかり稽古はしていますが、上積みすべきはそこ。肉体面はもちろん、精神面で鍛える稽古をしています。なんとかインターハイでは本来の力を出させてやりたいし、出してくれると信じています。

やはり戦い方は上田が取って、まわりがそれをどう生かすかということになります。ただし、金鷲旗もそうだったんですが、勝ちにこだわる気持ちが「負けたくない」という気持ちでなく「俺が取るんだ」という気迫になっていくかどうか。引き分けを狙うようなスタイルのチームではないので、インターハイもそこがポイントになるんじゃないでしょうか。

今日(8/3)、あすあたりが稽古のピーク。本番ではとにかく力を出し切る、出し切らせるように頑張ります。

作陽高・川野一道監督

11年8月3日インターハイ男子有力校監督インタビュー・川野一道監督
写真:金鷲旗、東海大相模と大接戦を演じた
作陽高・川野一道監督
金鷲旗での接戦(準々決勝で東海大相模高に大将同士対決、延長で僅差判定負け)で、チームとして自信はついたと思います。手応えは十分感じています。
あの試合、倉橋選手と長澤の延長戦は、当初自分では「負けても仕方がない試合」と思ったんですが、時間が経って、色々な人に「あの試合は勝っていた」と言われ続けるとだんだん腹が立ってきて(笑)。ではなんで勝っている試合を負けたんだろうと子供たちと一緒になって一生懸命考える数日間でした。

一つには、心が一つになっていなかった。自分の指示が的確に届かなかったということがありました。
もう一つ、では、外から冷静に試合を見ている人が「勝った」と言うのに、試合の中にいる審判が向こうに上げたというのは確実にこちらに足りないものがあったということ。気迫、声、試合態度、選択する技、応援の声。気持ちを前に出して、チーム全体で「自分たちが強い」と思う、思わせること。

分析しただけでは仕方がないし、メンタル面を鍛えると言っても「根性」「気合」と唱えるだけではダメ。柔道だけやっていてもダメ。出来ることからということで、「人に訴える、アピールする」力ということを課題に、全員で野球の甲子園予選を応援にいきました。3年間一緒にやってきた同級生を応援するということも大事ですし、そこで感じるもの、得るものがあるのではないかと。私自身も、自分がプレーヤーになったつもりで試合を組み立てて非常に勉強になりました。
また、山に登って、選手みんなで滝に打たれる修行もしました。金鷲旗の悪いところを洗い流していこうじゃないかという気持ちもあります。色々面白いことをやっていると言われますけど、本当にこちらは必死なだけですよ(笑)。勿論、あの試合を課題に技術的な詰めもしっかりとやっています。これにも理由があったと分析していますので。

東海大相模へのリベンジはもちろん果たしたいですが、初戦の東海大仰星(大阪)戦が最大の山場ですね。強いチームが出来たときには厳しい組み合わせを引くというウチの伝統をまたしても継いでしまった(笑)。まずここにフォーカスして考えています。ここでキチっといい形で勝てば、その後の試合はいける気がするんです。強いチームだし、実力は五分と思っていますが、体の大きさは向こうが一枚上。ただ、決して相性は悪くないはず。ここに勝って、1試合1試合しっかり戦っていきたい。本気で優勝が狙える、十分あり得ると思っていますから。頑張ります。

東海大仰星高・岩川武久監督

11年8月3日インターハイ男子有力校監督インタビュー・大将の上林山裕馬
写真:金鷲旗、東海大仰星は優勝した国士舘を
大将同士の延長戦まで追い詰めた。写真は
大将の上林山裕馬(左)と国士舘・遠藤翼の対戦
金鷲旗の戦いを接戦(6回戦、国士舘を相手に大将同士、延長僅差で敗退)と言って頂きますが、それからチームに特に変化があったかというと、そんなこともないですね。
ものすごく悔しがるわけでもないし、すごくこれで「やれる!」と盛り上げるようなこともない。それは悔しいと思うんですが、淡々としていますね。代々こういうチームカラーで、柔道も掴みどころがないというか、そんなに特別なことはしているつもりはありませんし特徴というようなものもありません。人数も多くありませんし、稽古も普通通りのメニューを続けています。

それでもインターハイ、出るからにはもちろん優勝を狙いますよ。
初戦から厳しい組み合わせ(作陽と1回戦で対戦)ですが、力としては五分五分だと思っています。非常によく稽古をしているしぶといチームですので、向こうの粘りに負けずに自分の柔道ができるかどうかがポイントですね。以前高校選手権でベスト4に入ったときにも初戦から非常に厳しい組み合わせでしたが、今年も激戦ブロックでやりがいを感じています。

エースの上林山裕馬は一応中学時代に全国大会に出ていますが、うちの選手は皆中学時代の十先もありませんし、入ってきたときには66kg級、73kg級というような子たちが練習しながら大きくなって頑張っているというチーム。は学校生活が第一という普通の柔道部です。他のチームと比べてどうしても経験というところで劣るところがありますので、思い切った柔道で戦っていきたいと思っています。


※eJudo携帯版「e柔道」8月3日掲載記事より転載・編集しています。

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