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金鷲旗高校大会女子マッチレポート

2011年8月8日

※eJudo携帯版「e柔道」7月23日掲載記事より転載・編集しています。

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金鷲旗高校大会女子マッチレポート 1/6
1回戦~5回戦


昨年優勝の淑徳(東京)、前評判が高い阿蘇(熊本)を軸に108校が集った巨大トーナメント、序盤戦はシード校である淑徳、阿蘇に東大阪大敬愛(大阪)、大成(愛知)、敬愛(福岡)、藤枝順心(静岡)
埼玉栄(埼玉)、鹿児島南(鹿児島)の8つが順当に勝ちあがった。

■1回戦~4回戦

11年7月23日金鷲旗高校大会女子・5回戦まで・稲森奈見
写真:鹿児島南・稲森奈見が八千代・井坂希望に一本勝ち
2回戦の注目対決、シード校の鹿児島南に関東高校大会2位、個人78kg超級関東王者の井坂希望を擁する八千代(千葉)が挑んだ試合は鹿児島南が大将戦で勝利。

鹿児島南○1人残△八千代
(先)神村もも×引分×馬竹夏生(先)
(次)時任夏希△袖釣込腰○遊佐奈津美(次)
(中)榎谷有里○出足払△遊佐奈津美(次)
(中)榎谷有里○横四方固△畠山愛子(中)
(中)榎谷有里×引分×女良いこま(副)
(副)高山莉加△優勢[有効・腰車]○井坂希望(大)
(大)稲森奈見○崩上四方固△井坂希望(大)

中堅榎谷の活躍でリードした鹿児島南だが、八千代の大黒柱・井坂希望の前にポイントゲッターの高山莉加が失点し、勝負は大将同士の対決へ。
稲森、井坂ともに右組みの相四つ。この試合は一進一退だったが、中盤稲森が強引に大外刈を引っ掛け、自ら膝をついて倒れこんで巻き込むと、井坂まっすぐ立ってこれを受け止めたものの足首が引っかかってしまいやや時間差あって後を追うように崩れて横転、「有効」。寝技の得意な稲森はこの機を逃さず抑え込んで崩上四方固「一本」。エースでエースを潰し、文句のつけようのない形でこの試合は鹿児島南の勝利に終わった。

ほか、70kg級関東王者新井千鶴を擁する児玉(埼玉)は田村(福島)を降すなどして4回戦まで進む健闘を見せたがここで強豪・帝京にマッチアップ。大将の新井が次鋒の橋本舞香に引き分けられ、3人残しで敗退、ここで畳を後にすることとなった。

■5回戦

11年7月23日金鷲旗高校大会女子・5回戦まで・一本背負投
写真:帝京次鋒の橋本が一本背負投「一本」
でスコアをタイに戻す
ベスト16が出揃い、いよいよ強豪同士の対決が始まる5回戦最大の注目対決は優勝候補の阿蘇に、東京の強豪・帝京が挑んだ一戦。

阿蘇○1人残△帝京
(先)八木絢圭○後袈裟固△森田智子(先)
(先)八木絢圭△一本背負投○橋本舞香(次)
(次)佐俣優依○優勢[有効・払巻込]△橋本舞香(次)
(次)佐俣優依×引分×伊勢崎詩乃(中)
(中)吉村静織○優勢[指導2]△商瑠羽(副)
(中)吉村静織△横四方固(3:17)○谷村美咲(大)
(副)金子岬加△内股(3:31)○谷村美咲(大)
(大)梅木真美○三角絞(1:54)△谷村美咲(大)

先鋒戦は阿蘇がこの試合から起用された3年生の八木絢圭、帝京は10年全国中学大会70kg級王者の1年生・森田智子という顔合わせ。八木は開始早々の32秒に森田を右払巻込で投げつけるがこれは場外。しかしこれで感触をつかんだか1分25秒、組際に右外巻込で「有効」を奪うとそのまま後袈裟固に決めて一本勝ち。

しかし帝京は次鋒の全日本カデ63kg級2位の大腰ファイター、これも1年生の橋本舞香が再三の左大腰、右大腰で八木を浮かし続ける。常に一発の予感を漂わせる橋本にしかし八木も大腰を打ち返して対抗するが1分8秒、橋本の豪快な右一本背負投が決まって「一本」。スコアはタイに。

11年7月23日金鷲旗高校大会女子・5回戦まで・阿蘇の吉村静織
写真:阿蘇・吉村静織(左)と帝京・商瑠羽
阿蘇は次鋒の全国中学大会70kg級2位の佐俣優依が登場。橋本の大腰のプレッシャーが強く試合は橋本ペースだったが、佐俣これをよくしのぎ、残り50秒、独特の左体落からの先に巻き込んで「有効」を奪取。苦戦の中貴重なポイントを挙げて優勢勝ちし、再び阿蘇がリード。

次戦は佐俣と伊勢崎詩乃が引き分け、阿蘇は中堅の10年インターハイ70kg級3位・吉村静織が登場。
吉村はしぶとい帝京副将・商瑠羽を粘り強く攻め続け、ケンカ四つの商が引き手を「取り組まない」との判断で「指導」2つが与えられ、試合は吉村の優勢勝ち。阿蘇、失点はあったものの2人差リードで帝京の大将、谷村美咲を引っ張りだすというほぼ理想的な試合展開。

11年7月23日金鷲旗高校大会女子・5回戦まで・左内股「一本」
写真:帝京・谷村が阿蘇・金子の一瞬の
隙を突いて左内股「一本」
今期インターハイ東京都代表、102kgの谷村は皇后盃でも学生78kg級王者川島巴瑠奈を破って1勝を挙げている大物。
吉村、しっかりこれを止めるべく粘り強く試合を進めるが、ジワジワと谷村のプレッシャーがかかり、1分53秒吉村に「指導1」。さらに2分50秒、組み際に谷村が奇襲の高い左背負投。吉村これに腰が引っかかってしまい1回転すると主審は「有効」を宣告。谷村この機を逃さず覆いかぶさり横四方固「一本」。

吉村という防波堤を失った阿蘇は、松岡静也監督が「最も信頼している」と語る3年生の副将・金子岬加が登場。金子は序盤に腕緘で谷村の右腕を極め掛かるなど強気に攻め、谷村の左払腰も姿勢良く場外に弾き飛ばしてディフェンスの固さも見せる。中盤まであるいは引き手を押し込み、あるいは両袖の駆け引きを谷村に強いてほとんどこれを翻弄する試合巧者ぶり。

残り1分を過ぎて引き分けの気配が濃厚に漂い始めたところで、谷村引き手を得て内側にこれを押し込み一方的な形を作る。金子、これを切れずにこの形がやや長く続いたところで、間合いを測った谷村の左内股が一閃。避ける間もなくフワリと高くあがった金子、一瞬の間のあと高速で畳に叩きつけられ文句なしの「一本」。大将梅木真実を「座り大将」のまま優勝するという阿蘇の目標は谷村の一発の前に崩れ、阿蘇はついに梅木が今大会初の出陣。梅木-谷村という注目カードがここに実現することとなった。

11年7月23日金鷲旗高校大会女子・5回戦まで・有効
写真:倒れこんで大外返を試みる谷村に
梅木が覆いかぶさって「有効」
梅木、谷村ともに左組みの相四つ。
梅木、釣り手で奥襟をガップリ持つと左小内刈で谷村の足を開かせて牽制。
梅木再び左小内刈の形で谷村の足を払うと、すかさず着地したその足を狙って左大外刈。
谷村、釣り手で腰を抱き、右ひざをついてこれを返しにかかるが釣り手が残ってしまいバランスを崩す。梅木が体を浴びせ返してコントロールすると軸足が「死に爪」でこれに抗えない谷村畳に倒れ「有効」。

梅木そのまま得意の横三角へ。谷村の顔を足でロックして覆いかぶさると主審「抑え込み」を宣告。
梅木そのままグイグイと谷村を絞め続けると谷村たまらず「参った」。
1分54秒、梅木の一本勝ちで試合は終了。阿蘇が準々決勝への勝ちあがりを決めた。
帝京は惜しくも敗れたが、阿蘇と大接戦を演じた試合内容から推し量るにベスト4に入るだけの地力の強さはあった。組み合わせの悪さが悔やまれるが、森田、橋本ら1年生に好選手も揃っており、今後も非常に楽しみなチームだ。

ほか、シードチームは順当にベスト8進出。
淑徳は次鋒・橋本朱未が長崎明誠の副将・大石美沙希を相手に圧倒的に攻めながら失点。終盤、寝姿勢を経て膝をついた場面での大石の大外刈が「技有」と判定される不運の失点だったが、中堅渡辺真珠美がしっかり大石を止めて引き分け、大過なく2人残しで準々決勝に駒を進めている。

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