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全日本学生優勝大会女子五人制マッチレポート 1回戦~準々決勝

2011年7月16日

※eJudo携帯版「e柔道」6月27日掲載記事より転載・編集しています。

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全日本学生柔道優勝大会女子五人制マッチレポート
1/4 1回戦~準々決勝


全日本学生柔道優勝大会は2日目の25日、女子五人制の競技が行われた。
先鋒と次鋒は57kg以下、中堅と副将は70kg以下、大将が体重無差別というレギュレーションで争われる本大会。60回記念大会ということでオープン参加となった今回は35チームがエントリー。
前年度優勝の山梨学院大を軸に、10年体重別団体優勝の環太平洋大、東海大、筑波大、帝京大などを中心に混戦が予想された今大会。これら強豪校の勝ち上がりを軸に、まずは序盤戦の戦いを追いかけてみたい。

11年6月25日全日本学生柔道優勝大会・5人制・国士舘大大将
写真:2回戦、国士舘大大将の野路あゆみが
払腰「有効」を奪いチームは逆転勝利
1回戦~2回戦

2回戦で激戦区のAブロックにまず波乱。ベスト8で山梨学院大との激突が予想された強豪・仙台大が2-1で国士舘大に競り負けて初戦敗退となった。

仙台大は先鋒・宮原尚子の内股「一本」で先制したがその後は優位に試合を進めながらも2戦連続の引き分け。それでもここまで1-0リードで敗色は薄かったが、副将・菊池舞美が柳楽祐里を相手に攻めに攻めながら「有効」ビハインドを取り返せず痛恨の失点。引き分ければ勝利となる大将戦は工藤真弓が野路あゆみを相手に手堅く試合を進めるが、失点の恐怖からか徐々に場外に向かって掛け潰れる技が多くなり、残り30秒を過ぎたところで、相手の左払腰にこらえ切れず転がり「有効」を失う。残された時間はほとんどなくこのまま試合は終了。内容では全試合通じて押していたと言っていい仙台大、国士舘大の粘りの前にまさかの逆転負けとなった。

2回戦屈指の好カードはDブロック、昨年の全日本体重別団体を制して意気上がる環太平洋大と、選抜体重別70kg級2位の大野陽子を擁する関西の雄・立命館大の対戦。

11年6月25日全日本学生柔道優勝大会・5人制・大野陽子
写真:大野陽子(左)と高橋ルイが
マッチアップした中堅戦
この試合は環太平洋大が立命館大を圧倒。中堅戦で大野陽子とマッチアップした高橋ルイは、同じパワーファイターの大野に対して果敢にガップリ組みあう。この体勢から思い切った払巻込を放つと膝を抑えられた大野はまともにこれを受けてしまいたまらず1回転。なんとか体を捻って「有効」に留めたが、勢いは「一本」級のこの技に場内は大いにどよめく。奮起した大野はその後高橋を組みつぶして一方的に攻め続けるが高橋必死にこれを凌ぎきって優勢勝ち。環太平洋大は唯一失点の可能性のあったポイントゲッター大野まで潰す完全勝利、3-0の大差で3回戦へと駒を進めた。

環太平洋大 3-0 立命館大
(先)中里友里子×引分×堀井江梨子
(次)谷本和○優勢[技有]△大谷智恵子
(中)高橋ルイ○優勢[有効]△大野陽子
(副)ヌンイラ華蓮○横四方固(2:01)△中村慶子
(大)相馬奈穂×引分×只野真梨枝

優勝候補の一角、Bブロックに配された帝京大は初戦から意外な苦戦を強いられた。
次鋒瓜生愛子が払腰「技有」で失点してビハインドを負う悪い立ち上がり。中堅前田奈恵子は残り8秒の内股「一本」、副将松岡睦は後袈裟固「一本」で連勝してこの時点で負けはなくなったが、大将畑村亜希は橋口ななみに内股「有効」を失って追加失点。橋口は体重無差別の皇后杯に近畿予選2位で出場した強豪であり失点はいたしかたないところ、大将を前に負けの可能性を排した展開は負けに直結するほどのものではなかったが、スコアは2-2の内容勝ちという僅少差。今後に不安を残す立ち上がりだった。

ほか、山梨学院大は名古屋商科大を5-0、東海大は高岡法科大を4-0、筑波大は岡山商科大を4-1で一蹴。
五輪2連覇の内柴正人がコーチを務め話題の九州看護大は徳山大を3-2で振り切って全国大会初勝利、3回戦進出を決めた。

【1回戦結果】
広島大 4-1 平成国際大
びわこ成蹊スポーツ大 5-0 椙山女学園大
朝日大 3-0 九州共立大

【2回戦結果】
山梨学院大 5-0 名古屋商科大
日本大 2-1 龍谷大
国士舘大 2-1 仙台大
九州看護福祉大 3-2 徳山大
帝京大 ②-2 近畿大
国際武道大 5-0 愛知産大
金沢学院大 3-1 武庫川女子大
富士大 5-0 広島大
東海大 4-0 高岡法科大
松山東雲女子大 ②-2 大阪体育大
筑波大 4-1 岡山商科大
福岡大 5-0 びわこ成蹊スポーツ大
淑徳大 ①代-1 日体大
天理大 4-0 東日本国際大
環太平洋大 4-0 立命館大
帝京科学技術大 3-0 朝日大


3回戦

3回戦ではBブロックに波乱。強豪・帝京大に国際武道大が挑んだ一戦だ。
国際武道大は先鋒・鈴木由紀乃が袈裟固「一本」で瓜生愛子を降す最高の立ち上がり。
次鋒戦は帝京大・川上千恵子の前に宮下香奈が一本負けを喫したが、中堅戦では深町徳美が残り10秒、帝京大ポイントゲッターの前田奈恵子を相手に見事な背負投「一本」を決めて再度リード。
副将戦は帝京大・松岡睦が落ち着いて一本勝ちし、双方「一本」2つという全くのタイスコアで勝負の行方は大将戦に委ねられることになった。

大将戦は帝京大・山本恭奈と国際武道大・村瀬晴香、ともに100kgを超える重量級同士の対戦。
これまでの実績から山本有利と思われたこのカードだが、山本はやや浮き足だった試合ぶり。その隙を突いて、1分20秒、村瀬の大外刈が炸裂。山本の巨体は宙を舞い、文句なしの「一本」。3階観客席に陣取る大応援団が喜びを爆発させる、その地鳴りのような歓声を背に、国際武道大が見事準々決勝進出を決めた。

帝京大は瓜生愛子の2敗が何といっても痛かった。2回戦、3回戦とともに相手に先制点を献上し、団体戦にあってはならない「取って取られて」の不安定な流れを呼び込んでしまった。一昨年優勝の帝京大、強豪校敗退の典型的なパターンに嵌り、ベスト16で早くも姿を消すこととなった。

国際武道大 3-2 帝京大
(先)鈴木由紀乃○袈裟固(1:07)△瓜生愛子
(次)宮下香奈△大内刈(3:57)○川上千恵子
(中)深町徳美○背負投(4:50)△前田奈恵子
(副)垣内沙弥香△上四方固(4:10)○松岡睦
(大)村瀬晴香○大外刈(1:20)△山本恭奈

11年6月25日全日本学生柔道優勝大会・5人制・山梨学院大次鋒
写真:山梨学院大次鋒の加賀谷が
「有効」を奪う
ほか、山梨学院大は強豪・日本大を相手に先鋒戦を落としたものの、次鋒加賀谷千保の「有効」優勢、大将山部佳苗の払腰「一本」で逆転勝ちし、2-1で準々決勝進出。
山梨学院大と優勝を争うと目される他の強豪校もそれぞれ順当な勝ち上がり。東海大は4-1で松山東雲女子短大を、筑波大は4-0で福岡大学を、環太平洋大は4-0で帝京科学技術大を寄せ付けずにベスト8へ。

淑徳大は天理大を1-1の内容勝ちで振り切って準々決勝進出。
話題の九州看護大は国士舘大を相手に先鋒宮下寿子、次鋒末廣沙也加のポイントゲッターが連続一本勝ち、大将戦を落としたものの危なげなく4-1で準々決勝進出を決めた。

【3回戦結果】
九州看護福祉大 4-1 国士舘大
山梨学院大 2-1 日本大
金沢学院大 3-1 広島大
国際武道大 3-2 帝京大
筑波大 4-0 福岡大
東海大 4-1 松山東雲女子大
環太平洋大 4-0 帝京科学技術大
淑徳大 ①-1 天理大

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