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全日本実業柔道団体対抗大会 女子マッチレポート

2011年6月20日

※eJudo携帯版「e柔道」6月1日掲載記事より転載・編集しています。

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全日本実業柔道団体対抗大会
女子マッチレポート 1/3


第2部
フォーリーフジャパンが3連覇


11年5月28日全日本実業柔道団体対抗大会女子2部・準決勝・松本薫の袖釣込腰
写真:準決勝から登場した松本薫は
石井明菜(日光警備柔道部)を
相手に僅か9秒の袖釣込腰「一本」
3人制(57kg級、70kg級、無差別)団体戦で行われる女子第2部。
17チームによるトーナメントを決勝まで勝ち上がったのは、3年連続優勝を狙うフォーリーフジャパンと、昨年3位で急速に強化を進めるJR東日本グループの2チーム。

フォーリーフジャパンは57kg級に世界選手権王者松本薫、無差別に皇后盃3位の立山真衣と国際級を並べる強力な布陣。2回戦で日柔整請求サービスを3-0、準決勝では日光警備柔道部を3-0とパーフェクトゲームを続けて決勝に進出。

一方のJR東日本グループは57kg級に上原円、70kg級に08年学生王者杉本明日翔と学生時代に活躍した選手を置くしぶとい布陣。杉本を中心に、1回戦は日本生命を2-0、2回戦は北関東綜合警備保障に1-1の内容勝ち、準決勝はヤックスケアサービスに2-1で競り勝って決勝の切符を手にした。

11年5月28日全日本実業柔道団体対抗大会女子2部・決勝・先鋒
写真:先鋒戦、松本の右内股に上原が
左体落で対抗
決勝の布陣は先鋒戦が松本薫-上原円。昨年は上原が小外刈「技有」で勝利する番狂わせを演じ、会場を沸かせた因縁のカードだ。
続いて中堅戦が川上由紀-杉本明日翔、大将戦が立山真衣-小島佑香。実力差が大きい大将戦は立山の得点が濃厚、それまでの試合運びが決勝の焦点だ。

先鋒戦は松本が右、上原が左組みのケンカ四つ。
序盤、上原、奥襟を持って振り回し、得意の深く回しこむ左体落に踏み込むが松本踏みとどまって耐える。以後松本右内股を打ち返すが、上原ひるまずにこれを左体落に切り返すなどして反撃。
松本、上原の反撃にも過剰に反応せずジワジワと追い詰めるように試合を進め、上原の反撃も3分を過ぎたころからやや散発、松本の攻撃で展開が終わる場面が徐々に増える。残り48秒で上原に「指導1」。
しかし松本深追いせず淡々と試合は進行し、この試合はこのまま引き分けに終わった。

中堅戦は川上由紀と杉本明日翔という実力者同士の対戦。
川上左、杉本は右組みのケンカ四つ。川上が左背負投に左内股で相手を崩しては寝技を狙うという展開の連続でこの試合は川上が圧倒。しかし杉本もポイント奪取は許さず、寝技も堅い守りで凌ぎ続けてこの試合は引き分け。勝負の行方は大将戦に委ねられることになった。

11年5月28日全日本実業柔道団体対抗大会女子2部・決勝・大将
写真:立山真衣は支釣込足で小島佑香に
勝負をさせず「一本
大将戦は立山真衣と小島佑香がマッチアップ。
立山172cm、120kg、小島170cm、74kgと体格差も歴然のこの試合は立山が「秒殺」。組むなり得意の右支釣込足で小島を振れば小島抗えずに宙を舞う。すかさず立山これを畳にブスリと押し込むと主審躊躇なく「一本」を宣す。
試合時間僅か6秒、立山の見事な一本勝ちでフォーリーフジャパンが3連覇を成し遂げた。

津沢寿志・フォーリーフジャパン監督は「決勝は筋書き通り」と納得の表情。「相手の先鋒、中堅は実績も地力も十分あり、4分(※2部は試合時間4分)で引き分けありの団体戦では前2人で勝負がつかない状況は十分ある。大将戦で取ればよいので、全体を考えて冷静に試合を運ぶように」指示した」とのこと。圧倒的な優勝候補として各チームの徹底マークを受ける立場の今大会で、チームとしての戦いを徹底させことが3連覇につながった。
11年5月28日全日本実業柔道団体対抗大会女子2部・優勝を喜ぶフォーリーフジャパン
写真:優勝を喜ぶ松本らフォーリーフジャパン
の選手たち
世界選手権を控える松本薫に関しては「一番の良さは荒々しさ。これを消してはいけない。色々気になる部分はあるが、それを修正するというよりは、今の柔道に肉付けして、良いところを追い掛ける方針で指導していく」とコメント。とかく丸くなってきた、と言われがちな松本の柔道に注文をつけることも忘れなかった。
3位にはヤックスケアサービス、日光警備柔道部が入賞を果たした。

津沢寿志・フォーリーフジャパン監督コメント
「決勝は筋書き通り。相手の先鋒、中堅は学生時代に活躍した選手で地力も実績もあり、4分の試合ではなかなか勝負がつかない。大将戦で勝負できる布陣なので、とにかくそこまでヘマをしないように冷静に戦うよう、チームとして結果を残すことを考えて戦うように指示をしました。個々に戦術上の注意は与えましたが、なにしろ自分の勝ち負けではなく、チームが第一。全員がこれをきちんと意識して試合出来たのが大きい。(今後の松本について?)松本は切れる技があるわけではなく、攻めたて続けて有利に試合を運ぶ荒々しさが持ち味。色々課題はあるがそこを「直す」というよりも、この荒々しさを追求する、良いところを追い掛けて柔道を肉付けしていきたい。僅差でもなんでも、とにかく五輪で金メダルを獲ることが目標です」

11年5月28日全日本実業柔道団体対抗大会女子2部・優勝
写真:女子2部優勝のフォーリーフジャパン
【準々決勝】
フォーリーフジャパン 3-0 JR東日本グループB
日光警備柔道部 3-0 京都医健専門学校
ヤックスケアサービス ①-1 関西医療学園
JR東日本グループ ①-1 北関東綜合警備保障

【準決勝】
フォーリーフジャパン 3-0 日光警備柔道部
(先)松本薫○袖釣込腰(0:09)△石井明菜
(中)川上由貴○腕緘(1:20)△國本美津子
(大)立山真衣○上四方固(0:37)△遠藤あかね

JR東日本グループA 2-1 ヤックスケアサービス
(先)上原円△優勢[有効・小内刈]○東川真梨
(中)杉本明日翔○横四方固(0:32)△塩山郁恵
(大)小島佑香○優勢[技有・内股]△島本裕子

【決勝】
フォーリーフジャパン 1-0 JR東日本グループA
(先)松本薫×引分×上原円
(中)川上由貴×引分×杉本明日翔
(大)立山真衣○支釣込足(0:06)△小島佑香

【入賞者】
参加15チーム
優勝:フォーリーフジャパン(3年連続3度目)
準優勝:JR東日本グループA
第3位:日光警備柔道部、ヤックスケアサービス

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