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全日本選抜柔道体重別選手権大会マッチレポート 初日女子

2011年4月13日

※eJudo携帯版「e柔道」4月2日掲載記事より転載・編集しています。

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全日本選抜柔道体重別選手権大会マッチレポート
初日女子(70㎏級、78㎏級、78㎏超級)


國原頼子順当に優勝、2位は躍進の大野陽子
【70kg級】


11年4月2日選抜柔道体重別選手権大会・70㎏級・國原頼子の準決勝
写真:準決勝、國原が電光石火の
大内刈で一本勝ち
決勝に進出したのは第1シード、東京世界選手権銅メダリストの國原頼子(自衛隊体育学校)と昨年の学生王者・大野陽子(立命館大4年)。
國原の初戦は谷口亜弥(了徳寺学園職)から「指導2」優勢での勝利。
この試合はやや動きに固さがみられたが、今井優子(了徳寺学園職)と対戦した準決勝は開始僅か21秒に電光石火の右大内刈を決めて見事「一本」。気を良くして決勝進出を決めた。

11年4月2日選抜柔道体重別選手権大会・70㎏級・大野陽子の準決勝
写真:準決勝を戦う大野陽子
一方、昨年度学生王者の大野陽子の初戦は不戦勝ち(渡邊美奈が欠場)。
準決勝は上野巴恵を相手に持ち前のパワーで攻勢。2分11秒に上野に「指導1」が与えられるとその後も展開も渡さず、3分31秒に両者に「指導」。このまま「指導2」優勢勝ちで初の決勝進出を決めた。

11年4月2日選抜柔道体重別選手権大会・70㎏級・國原頼子の技有
写真:國原見事な右体落で
「技有」奪取
決勝は國原が右、大野が左組みのケンカ四つ。
開始と同時に両者畳を蹴って突進、やる気十分。
國原、大野とも両襟を握り、國原は右大外刈、大野は得意の左釣込腰を見せる。
1分、組み手争いの中から釣手をずらし回して引き手を得た國原、すかさず右払腰。大野は場外で伏してなんとか耐える。
1分48秒、釣手を上から握った國原、組み際に釣手の肘を畳んで足を継ぎ、鋭い右体落。体重が右足にかかった大野抗えず1回転して「技有」。ほとんど「一本」といい見事な技だった。

後のない大野、奥襟を叩いて思い切りのよい左大外刈。さらに奥襟を叩いて前に出ると國原はやや掛け潰れ気味の右背負投。すかさず大野は横三角を狙う。
ポイント奪取までは完全に國原がコントロールしていた試合だが、國原に守りの気持ちが芽生えたか、このあたりから試合の流れは徐々に大野へ。

11年4月2日選抜柔道体重別選手権大会・70㎏級・大野陽子が攻め込む
写真:後半はスタミナ十分の大野
が思い切って攻め込み攻勢
國原は大野のプレッシャーの前に右背負投の掛け潰れ、右払巻込の掛け潰れが増え始める。前に出る大野は奇襲の右一本背負投、さらに4分16秒には左小外刈で激しく國原を追えば、苦しくなった國原は右払巻込に倒れ伏して「待て」。
國原、この場面でなかなか立ち上がれない。明らかにスタミナを消耗し肩で息をする國原がようやく開始線に戻ったところで主審は國原に「指導1」を宣告。

勢いに乗った大野さらに前に出続け左内股、左大内刈に左小内刈と攻め立てる。
大野ペースはこのまま試合終了まで止まらず。國原の反撃は残り28秒でのフェイントの大内刈に留まるものの、「技有」のアドバンテージは大きくこのまま時間。國原が大会2連覇を達成した。
勝ったとはいえ、リードしてから守りに入ってしまった試合展開のまずさに「課題が残った」と國原は反省しきり。園田隆二・女子日本代表監督も「なぜポイントを獲ったあとに逃げまくるのか。逃げる自衛隊はいない!」と憮然とした表情だった。

一方、2位入賞の大野陽子は力強い柔道を見せて大いに株を上げた。園田監督も「こういう攻める柔道は好感が持てる。負けたけど先々が楽しみになる試合だった」と好評価だった。

國原頼子選手のコメント
「先に78kg級で優勝を決めた(同所属の)池田ひとみに勇気をもらいました。1回戦から厳しい試合ばかりで、勝つには勝ったが内容が良くない。世界の強豪は左組みが多く、今日の相手も全員が左組み。ケンカ四つの対策をしっかりすることが課題です。世界選手権も3位で国際大会も3位ばかり。とにかくもう1回世界選手権に出て、優勝したいです。」

園田隆二・全日本女子監督のコメント
「準決勝も良い試合だったし、決勝もポイントを取るまでは良かったのだが、なぜあそこで一本を狙いにいかないのか、なぜ逃げるのか。欧州遠征などで自分が一番嫌う試合です。厳しい言い方だが、金メダルを狙う選手ならあの場面で勝負にいかないといけない。」

11年4月2日選抜柔道体重別選手権大会・70㎏級・優勝の國原頼子
写真:優勝の國原頼子
【入賞者】
優勝:國原頼子(自衛隊体育学校)
準優勝:大野陽子(立命館大4年)


【1回戦】
上野巴恵(三井住友海上)○内股(3:33)△岡明日香(コマツ)
國原頼子(自衛隊体育学校)○優勢[指導2]△谷口亜弥(了徳寺学園職)
大野陽子(立命館大4年)○不戦△渡邊美奈(了徳寺学園職)
飯田有香(まるや接骨院)○優勢[有効・小外刈]△今井優子(了徳寺学園職)

【準決勝】
國原頼子○大内刈(0:21)△飯田有香
大野陽子○優勢[指導2]△上野巴恵

【決勝】
國原頼子○優勢[技有・体落]△大野陽子

次へ(78㎏級)


※eJudo携帯版「e柔道」4月2日掲載記事より転載・編集しています。

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