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全日本選抜柔道体重別選手権大会マッチレポート 初日男子

2011年4月13日

※eJudo携帯版「e柔道」4月2日掲載記事より転載・編集しています。

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全日本選抜柔道体重別選手権大会マッチレポート
初日男子(81㎏級、90㎏級、100㎏級、100㎏超級)


好調高松、豪快「一本」で優勝決める
【81kg級】


11年4月2日選抜柔道体重別選手権大会・81㎏級・高松正裕の準決勝
写真:準決勝の松本雄史戦を戦う
高松正裕
まず第1シードの高松正裕(桐蔭学園高教)が順当に決勝進出。
初戦は好調が伝えられた花本隆司(京葉ガス)を「指導2」で振り切って準決勝へ。
準決勝は、松本雄史とGS延長戦に縺れ込む接戦となったが、この試合も攻め続けて「指導2」を奪取して優勢勝ち。手堅く決勝へと駒を進めた。

もう片方の山からは、逆転勝ちの連続で若手の川上智弘(國學院大4年)が決勝へ。
川上は初戦で春山友紀(国士舘大3年)を相手に攻め込みながらも大内返「有効」を失い思わぬビハインド。しかしこれに奮起し直後の2分10秒に背負投「技有」、さらに残り5秒で背負投「一本」を奪い勝利。

11年4月2日選抜柔道体重別選手権大会・81㎏級・川上智弘の準決勝
写真:準決勝、川上が追撃の小外刈
「有効」を奪う
準決勝も試合の主導権を握りながら、河原正太を相手に3分16秒、片手で仕掛けられた内股で「技有」を失ってしまう。しかしここからが見ものだった。圧倒的に攻め続けて「指導」を奪取すると直後の3分49秒に小外刈を押し込んで「有効」。さらにひるむ河原を相手にすかさず大内刈で場外際まで追って「一本」(4分9秒)。試合展開に難はあるものの、地力と攻撃力の高さをじゅうぶん見せての決勝進出だった。

決勝は高松、川上ともに左組みの相四つ。
開始から両者厳しい組み手争い。
しっかり二本持てば攻撃力を発揮できる川上だが、高松の巧い組み手の前に十分な状態が全く作れない。
釣手で奥襟を叩く川上だが、高松これをいなしながら左一本背負投で攻める。2分すぎには一本背負投の形に腕を抱えた左大外刈から左一本背負投のコンビネーションであわやという場面も。

11年4月2日選抜柔道体重別選手権大会・81㎏級・決勝戦
写真:高松(右)と川上の決勝戦
直後、奮起した川上は奥襟を叩いて左大外刈を見せるが、高松は足を抜いてかわしそのまま左一本背負投。これはすっぽ抜けてしまうが、組み手争いの中から片手でもどんどん技を仕掛ける高松が優位を握る展開は変わらず。川上は持った側の腕を弾かれ、その刹那に技を仕掛けられてしまうという構造的不利を覆せない。

高松が左一本背負投、さらにフェイントでの左小内巻込を見せた2分22秒、川上に「指導1」。
川上なんとか先手を取りたいところだが、高松組み際に一本背負投の形に腕を抱えた左大外刈。川上これをガッシリ受け止めて返さんとするが高松前に体を捨てて難を逃れ「待て」。組めず、返し技も凌がれてしまい地力を生かせない川上は苦しい展開。

11年4月2日選抜柔道体重別選手権大会・81㎏級・高松正裕の体落
写真:高松会心の右体落が「一本」
2分48秒、組み際に川上が右引き手を抑え、前に出ようとした刹那、これを持たせたまま呼び込んだ高松、右手でその腕の内側を叩くようにして潜り込んで片襟の右体落。前がかりの川上これに耐えきれず、高松の背中に深々と乗ってしまいほとんど背負投の形で一回転。
主審迷わず「一本」を宣告。もろとも一回転して立ち上がった高松はこれを確認し手を叩いて会心の笑み。高松、豪快な「一本」で2年ぶりの優勝を決めた。
組みたい川上を焦らしに焦らし、前に出てきたところをこれまでと逆側に担ぐ。高松にとっては組み立て、フィニッシュとも文句なしの決勝戦だった。

篠原信一・男子監督も「良かった。腰の怪我の気配も見せず、終始攻め続けるだけの体力をしっかり作ってきた」と珍しくポジティブなコメント。高松は中井に続く代表候補2番手として今大会を迎えており、パリ世界選手権代表はこれで当確だろう。

高松正裕選手のコメント
「2年ぶりの優勝は素直にうれしい。最後に上手く技が出た。最近技を狙いすぎてなかなか「一本」が決まらなかったのでああいう形で終われたのは嬉しい。怪我が続いてなかなか思うように稽古ができなかったが、原点に戻って、5分間攻め抜くことを考えたのが良かった。世界選手権の代表に選んでもらえたら、昨年の「銅」以上の結果を目指したいと思います。」

11年4月2日選抜柔道体重別選手権大会・81㎏級・優勝の高松正裕
写真:優勝の高松正裕
【入賞者】
優勝:高松正裕(桐蔭学園高教)
準優勝:川上智弘(國學院大4年)


【1回戦】
川上智弘(國學院大4年)○背負投(4:55)△春山友紀(国士舘大3年)
高松正裕(桐蔭学園高教)○優勢[指導2]△花本隆司(京葉ガス)
松本雄史(兵庫県警)○GS僅差2-1△塘内将彦(旭化成)
河原正太(京葉ガス)○GS僅差2-1△長島啓太(日本中央競馬会)

【準決勝】
高松正裕○GS指導2(5:36)△松本雄史
川上智弘○大内刈(4:09)△河原正太

【決勝】
高松正裕○体落(2:48)△川上智弘

次へ(90㎏級)


※eJudo携帯版「e柔道」4月2日掲載記事より転載・編集しています。

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