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冬季国際大会総括・選抜体重別展望 初日男子

2011年4月1日

※eJudo携帯版「e柔道」3月30日掲載記事より転載・編集しています。

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冬季国際大会総括・選抜体重別展望 初日男子

体重別日本一を決定する最高峰大会として、また、五輪・世界選手権の代表最終選考会として毎年大きな注目を集めてきたこの選抜体重別だが、今回は少々様相が異なる。大会終了直後の5日から、アジア選手権大会(UAE・アブダビ)を押し込まれてしまったのだ。

世界団体選手権の出場枠獲得もかかるこの大会には一定以上のクオリティの選手を送りこむ必要がある。ということで、派遣選手を選抜した結果、いくつかの階級は「既に事実上代表2枠決定」と受け取らざるを得ない状況となってしまった。既に国際大会の成績からどの階級も代表挑戦者の数は数人に絞られてはいるといえ、選抜体重別の勝利イコール代表権獲得となる階級は少なくなり、正直少々興ざめの感もないではない。

とはいえ、やはり国内No.1を決めるこの大会。欧州国際大会終了から約1カ月を経て疲労がたまっていた一線級選手も万全を期して臨んでくるだけに、楽しみな対戦が目白押しだ。
昨季同様、冬季欧州国際大会の各階級総括、世界選手権代表争い展望、選抜体重別のみどころの3点に絞って、各階級を展望してみたい。

【81kg級】

11年4月1日選抜体重別展望・81㎏級
写真:今季この階級唯一といって良い
活躍を見せた中井貴裕
【冬季国際大会成績・評】

中井貴裕(流通経済大2年)

評価:nanaue.gif
グランドスラム東京:優勝
ワールドマスターズ:3位
※ワールドマスターズで負傷のため以降の大会(GSパリ、GPデュッセルドルフ)は欠場

高松正裕(桐蔭学園高教)
評価:shita.gif
グランドスラム東京:2位
ワールドマスターズ:1回戦敗退
グランドスラム・パリ:2回戦敗退
ワールドカップ・ブダベスト:1回戦敗退

春山友紀(国士舘大2年)
評価:yoko.gif
ワールドカップ・ブダベスト:1回戦敗退
グランプリ・デュッセルドルフ:5位

長島啓太(東海大4年)
評価:yoko.gif
ベルギー国際大会:3位

河原正太(京葉ガス)
評価:yoko.gif
グランドスラム東京:2回戦敗退

川上智弘(國學院大3年)
評価:yoko.gif
グランドスラム東京:2回戦敗退

【国際大会総括】

今季のこの階級では唯一人、中井貴裕のみが特筆すべき結果を残している。
12月のグランドスラム東京では世界選手権で苦杯を喫した銀メダリスト・ギヘイロ(ブラジル)と高松正裕を降して優勝、ワールドマスターズも3位(準決勝でギヘイロに敗退)入賞でコンスタントに上位に食い込む成長を見せた。この大会でギヘイロの関節技を我慢してしまい肘を負傷、以後は休養となってしまったが、弱点と指摘されていた体の強さが明らかに一段増した印象。今後も大いに期待したい。

東京世界選手権銅メダリストの高松正裕は12月のグランドスラム東京で2位入賞。敗れた相手も日本人の中井でありまずまずの成果。自身もこの時点では「一応安定感は見せられた」とコメントしていたが、以降はワールドマスターズ(1回戦敗退)、グランドスラム・パリ(2回戦敗退)、ワールドカップ・ブダベスト(1回戦敗退)となんと3つの国際大会で1つの白星もあげることが出来ず。対戦相手もスティーブンス(アメリカ)、クッソクアナイ(ハンガリー)、サビノフ(ウクライナ)とメダルを競うレベルの選手とは言い難いメンバーで残念ながら評価を落とす形となった。

このシリーズから81kg級に転向してきた春山友紀も残念ながらインパクトを残すことは出来ず。ワールドカップブダベストは1回戦敗退、立ち直りが期待されたグランプリ・デュッセルドルフでは5位に食い込んだが、代表争いの権利を得たとは言い難い結果と内容だった。
講道館杯王者の河原正太、世界ジュニア王者の川上智弘(國學院大3年)はグランドスラム東京で敗退し以降の国際大会は出場なし。
長島啓太がベルギー国際大会で3位に入賞したものの、階級全体としては中井以外に見るべき成績がほとんどない状態で、今季も非常に厳しい結果となった。

【選抜体重別みどころ×世界選手権代表展望】

唯一、相対的には「別格」の成績を残した中井貴裕がアジア選手権に派遣。世界選手権代表1枠目は前後の事情からも中井で確定だ。
2枠目選出の最右翼は東京世界選手権銅メダリストの高松正裕。ただし前述の通り今季の国際大会の成績は惨憺たるものでそのアドバンテージは絶対ではない。他選手も、優勝さえすれば選考に食い込む余地はある。
国際大会派遣はなかったが、潜在能力の評価が高い若手の川上智弘あたりが内容の伴った結果を残せば2枠目に大抜擢という可能性は勿論あるだろう。

第1シードは高松。1回戦で花本隆司(京葉ガス株式会社)、準決勝では松本雄史(兵庫県警)と塘内将彦(旭化成)の勝者と対戦する。
花本は充実が伝えられており、選手間の評価も高い。高松は初戦から全く気が抜けない試合となる。

第2シードは河原。初戦で長島、準決勝は春山と川上の勝者との対戦となり、こちらは混戦ブロック。
講道館杯を見る限りベテラン河原の国内での強さは出色もの。 しかし、無責任なファンの視点で言えば、首脳陣に国際大会での戦闘能力に疑問符をつけられているはずの河原よりも、若手3人のいずれかに「コイツを試してみたい」と思わせるような活躍を期待したいところだ。

次へ(90㎏級)

※eJudo携帯版「e柔道」3月30日掲載記事より転載・編集しています。

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