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冬季国際大会総括・選抜体重別展望 2日目男子

2011年4月1日

※eJudo携帯版「e柔道」3月28日掲載記事より転載・編集しています。

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冬季国際大会総括・選抜体重別展望 2日目男子
【60kg級】


11年4月1日選抜体重別展望・60㎏級
写真:デュッセルドルフ優勝で今季を乗り切った平岡拓晃
【冬季国際大会成績・評】

平岡拓晃(了徳寺学園職)

評価:yoko.gif
グランプリ・デュッセルドルフ:優勝

山本浩史(日体大3年)
評価:yoko.gif
グランドスラム東京:優勝
ワールドマスターズ:1回戦敗退
グランドスラム・パリ:5位
ワールドカップ・ブダベスト:優勝

志々目徹(日体大1年)
評価:nanashita.gif
グランドスラム東京:2位
グランドスラム・パリ:5位
ワールドカップ・ブダベスト:2回戦敗退

木戸慎二(日体大2年)
評価:nanashita.gif
グランドスラム東京:3位
グランプリ・デュッセルドルフ:2回戦敗退

【国際大会総括】

平岡拓晃がこの冬を大過なく乗り切ったことがこの階級第1のトピック。
昨年11月のアジア大会決勝の大怪我により以後の大会を欠場。最終戦(2月19~20日)で期間が空いたとはいえGPデュッセルドルフも強行出場の感は否めず「とにかく怪我だけはしないで帰ってきてくれ」と祈った関係者も多かったのではないかと思うが、負傷もなく、どころか最大のライバルの1人であるザンタライア(ウクライナ)が出場するハイレベル大会で見事優勝(※直接対決はなし)するという、これしかないという結果でこの苦しい時期を乗り切った。

それにしても日本のトップ選手のスケジュールは厳しい。平岡がこのGPデュッセルドルフに出場した際には海外の選手・関係者から「本当に出てきたのか」「1年くらいは休むと思っていた」と声を掛けられたというエピソードを耳にしたが、日本の首脳陣とはずいぶん見解に温度差があるのではないか。昨年フル稼働して世界大会でメダルを獲ってきた選手が、負傷を押してここまでやらねば次大会出場が覚束ないという状況には少々選手が気の毒になってしまう。

第2のトピックは、山本浩史志々目徹、平岡を追撃する期待の若手2人がザンタライアとソビロフ(ウズベキスタン)というこの階級の2トップにことごとく弾き返されてしまったことだ。
同時に出場したGSパリで、ともにそれまでは圧倒的な勝ち上がりを見せながらも、山本はザンタライア、志々目はソビロフにそれぞれ敗退。平岡を持ってしてもなかなか抜けないこの壁をどちらかが破れば階級の序列をひっくり返すきっかけにもなるかというところだったが、世界の中での立ち位置は少なくとも現時点では未だ「第2グループ」であることを突きつけられた形だ。

山本は次週のWCブダベストに優勝して立ち直りを見せたが、志々目はあっさり2回戦敗退。講道館杯での野村忠宏(ミキハウス)撃破の勢いを持続することが出来ないままシリーズを終えることとなってしまった。平岡に続く2番手、「若手のホープ」の座はGS東京優勝、WCブダベスト優勝の山本に確定したと言って良いだろう。
木戸は講道館杯3位、GS東京3位。66kg級への人材流出期という追い風も得てGPデュッセルドルフへの抜擢を受けたが初戦敗退。大きなチャンスを逸した。

【選抜体重別みどころ×世界選手権代表展望】

アジア大会には西尾享祐(天理大2年)が出場。代表争いに絡む平岡、山本、志々目は全て選抜体重別に参加することとなり、この階級は面白い。
山本と志々目が準決勝で激突、勝った方が決勝で平岡に挑む。
平岡は初戦で川端龍(了徳寺学園職)、準決勝では木戸と松木武志(国士館大2年)の勝者というイキのいい学生の挑戦を受けるが、よほどのことがない限りここを落とすことはないだろう。決勝にさえ進出すれば、ここでどんなポカがあっても、過去の実績と今季の国際大会の成績からして世界選手権代表選出はまず間違いない。

となるとやはり最大の注目は山本-志々目の準決勝。
GS東京の決勝では返し技で山本が勝利したが、両袖を持った状態からでも左右の担ぎ技で攻撃できる志々目が手数では上回っていた。今回の対戦も同様の展開になる可能性は高い。
ただし、国際大会では結果、内容ともに山本がリードしているこの状況では志々目が代表に選出されるには勝利だけでなくその内容、勝ちぶりのインパクトが問われることになるはず。ハッキリした勝ちを獲りたい志々目、状況的には「負けなければ良い」はずの山本。この、試合場の外の状況を両者がどう試合に反映するかが一つのカギだ。
山本は初戦の石川裕紀(東海大4年)に要注意。昨年の学生体重別決勝では、石川の片襟を握った「ビックリ背負い」で思い切り投げられてしまっているが、この大一番で同じミスを犯すわけにはいかない。

ファンにとっては平岡-山本(志々目)の決勝はたまらない一番だろう。
09年GS東京での平岡-山本戦は、平岡が小内巻込で一本勝ち、あまりの威力に山本が脳しんとうを起こすという結果だったが、あれから1年半、山本がどこまで地力をつけたか。世界選手権以後の60kg級を占う意味でも見逃せない対戦だ。

次へ(66㎏級)

※eJudo携帯版「e柔道」3月28日掲載記事より転載・編集しています。

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