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若潮杯武道大会・女子マッチレポート

2011年1月13日

※eJudo携帯版「e柔道」12月27日掲載記事より転載・編集しています。

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[若潮杯武道大会・女子レポート]梅木、吉村の2枚擁する阿蘇が優勝

【予選リーグ】
金鷲旗、インターハイを制した王者・淑徳は参加していないものの、全国から選りすぐられた強豪16チームが集結。
これを4つに分けての予選リーグ戦の結果、敬愛(福岡)、埼玉栄(埼玉)、藤枝順心(静岡)、長崎明誠(長崎)、阿蘇(熊本)、東大阪大敬愛(大阪)、沖縄尚学(沖縄)、八千代(千葉)が準々決勝に進出した。

[Aブロック]
敬愛
埼玉栄
敬愛 0-0 埼玉栄
帝京 1-0 東北
敬愛 2-0 東北
埼玉栄 2-0 帝京
敬愛 2-1 帝京
埼玉栄 1-0 東北

[Bブロック]
藤枝順心
長崎明誠
長崎明誠 2-0 弥富
藤枝順心 2-0 國學院栃木
弥富 0-0 國學院栃木
藤枝順心 1-0 長崎明誠
藤枝順心 2-0 弥富
長崎明誠 2-0 國學院栃木

[Cブロック]
阿蘇
東大阪大敬愛
東大阪大敬愛 2-0 土浦日大
阿蘇 2-0 千葉商業
東大阪大敬愛 1-1 千葉商業
阿蘇 3-0 土浦日大
阿蘇 1-1 東大阪大敬愛
千葉商業 3-0 土浦日大

[Dブロック]
沖縄尚学
八千代
八千代 2-0 作新学院
沖縄尚学 3-0 東海大第四
沖縄尚学 2-0 八千代
沖縄尚学 3-0 作新学院
八千代 3-0 東海大第四

【準々決勝】

準々決勝はいずれも接戦ではあったが、目立ったのは1年生でインターハイ78kg級を制したエース・梅木真美を擁する優勝候補・阿蘇。強豪八千代を相手に2タテであっさり試合を決め、準々決勝では勝利チーム中唯一2点以上を挙げてベスト4へと駒を進めた。

長崎明誠 ①-1 敬愛
(先)馬場千晴 △優勢[有効]○ 難波実里
(中)大石美沙希 ×引分× 西田未来
(大)泉田凛 ○支釣込足△ 畑村愛恵

阿蘇 2-0 八千代
(先)金子美加 ○腕緘△ 遊佐奈津実
(中)吉村静織 ○内股△ 畠山愛子
(大)梅木真美 ×引分× 井坂希望

埼玉栄 1-0 沖縄尚学
(先)福島萌衣 ○優勢[有効]△ 屋比久咲
(中)井上美咲 ×引分× 赤嶺麻佑
(大)小針由江 ×引分× 島袋芳代

東大阪大敬愛 1-0 藤枝順心
(先)名村友薫 ×引分× 松川未世
(中)中村彩花 ○優勢[有効]△ 小川莉歩
(大)木山美咲 ×引分× 中村優

【準決勝】
10年12月27日若潮杯・準決勝・梅木真美
(写真:準決勝、阿蘇・梅木真美はまず
左払巻込「有効」を奪う)


阿蘇 3-0 長崎明誠
(先)金子美加 ○横四方固△ 馬場千晴
(中)吉村静織 ○合技△ 大石美沙希
(大)梅木真美 ○優勢[技有・小外掛]△ 泉田凛

迎えた準決勝、阿蘇は3-0の圧勝。互いを良く知る長崎明誠との試合だったが、これは却って阿蘇を利した形。先鋒金子の横四方固「一本」を機に一気の3連勝で圧勝し、ムード良く決勝進出を決めた。

10年12月27日若潮杯・準決勝代表戦・小針由江
(写真:代表戦、埼玉栄・小針由江が
払巻込「技有」)


埼玉栄 ①代-1 東大阪大敬愛
(先)福島萌衣 ×引分× 清水郁理
(中)井上美咲 ×引分× 中村彩花
(大)小針由江 ×引分× 木山美咲
(代)小針由江 ○合技△ 清水郁理

一方の埼玉栄-東大阪大敬愛の試合は激戦。ともに組み手の厳しい両チームは相手に決定打を許さず、本戦は3試合とも引き分けで終了。
代表戦では埼玉栄・小針由江が開始早々に思い切った右払巻込で「技有」。そのまま腕をガッチリ抱えての崩袈裟固で一本勝ち。埼玉栄が接戦を制して決勝への勝ち上がりを決めた。



【決勝】
阿蘇 2-0 埼玉栄
(先)金子美加 ×引分× 福島萌衣
(中)吉村静織 ×引分× 井上美咲
(大)梅木真美 ○大内刈△ 小針由江

先鋒戦は金子が左、福島が右組みのケンカ四つ。
両者慎重な試合運びでなかなか技が出せず、1分37秒両者に「指導1」。どちらも組み手で手詰まりとなるが、ともに展開を打ち破る思い切った手は打てず。
金子は福島の掛け潰れを狙って得意の固技に持ち込もうとするが、膠着した展開でチャンス自体がほとんど訪れないまま時間となり、この試合は引き分け。

中堅戦は吉村が左、井上は右組みのケンカ四つ。
井上組み際の右内巻込、内股巻込に出足払で攻める。組みあえば地力は吉村に分があり、1分半過ぎには吉村が前襟を掴むと井上は思わず下がり続けてこの攻防に限っては吉村の明らかな攻勢。

10年12月27日若潮杯・決勝・梅木真美の大内刈
(写真:梅木真美の大内刈「一本」で
阿蘇が優勝を決める)


しかし組みあった状態の不利をじゅうぶん自覚している井上は、組み際に大きく手を揚げて吉村の背中を叩いて飛び込み、一方的に有利な組み手を作ろうとする。明らかに組み勝つか、もしくはしっかり離れて圧力を食わない状態で試合を進める井上の前に、吉村はこれをやや持てあます。
残り26秒、井上のみに「取り組まない」指導が与えられるが、これは副審のアピールで両者への指導へと訂正されスコア差はつかず。試合はこのまま引き分けとなり、勝負の行方は大将戦に委ねられることになった。

大将戦は阿蘇・梅木、埼玉栄・小針ともに左組みの相四つ。
開始早々、梅木は釣手で小針の頭を下げさせ圧倒的優勢。釣手を絞り落としながらジックリ間合いを測った梅木、左の大内刈を差しこんでケンケンで追い込めば、小針グシャリと斜め後方に倒れて「一本」。
「今日は優勝を狙います」と公言していた松岡静也監督の言葉の通り、優勝候補筆頭の阿蘇が見事優勝を飾った。

ポイントゲッターの梅木はこの日は普段ほどの元気がなく、いつもの弾むような体のキレはなかったがそれでも終わってみれば試合はほとんどが一本勝ち。17日の高体連フランス遠征からの帰国後、立命館大・東海大・山梨大と一度も帰郷せずに出稽古をこなし「疲れがかなりある」(松岡監督)そうだが、一段も二段も違う実力を周囲に見せつけた格好だ。

10年12月27日若潮杯・阿蘇高
(写真:優勝の阿蘇高)

高校選手権はレギュレーションが異なる(52kg級、63kg級、無差別)ため、吉村・梅木という二枚看板の共存は出来ないが、63kg級には金子、またチーム内で層の厚い52kg級は、松岡監督が自ら発掘してきたと自賛する逸材・高森友梨が「使える目途が立っている」(同監督)そうで阿蘇の戦力は非常に充実している。
この戦力をバックに松岡監督は「高校選手権では優勝します」と高らかにV宣言。
橋本朱未・田代未来を擁する王者・淑徳との頂上決戦はファンにとっても非常に胸躍るカード。今年の高校選手権は、男子に負けない盛り上がりが期待できそうだ。

阿蘇・松岡静也監督のコメント
「もうちょっといい勝ち方が出来るはず。決勝は前2人が全然攻撃できなかった。組み手が巧い相手でもそこを切り崩してチャンスを作っていかないと、本来の彼女らの良さがなかなか出せない。梅木は今日の相手はみんな強かったですし、疲れている中でしっかり取ってくれました。うちは(高校選手権で先鋒となる)52kg級の層が比較的厚いんですが、使える選手の目途も立ってきています。高校選手権は優勝を狙います」


※eJudo携帯版「e柔道」12月27日掲載記事より転載・編集しています。

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