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グランドスラム東京・73kg級、81kg級、90kg級マッチレポート

2010年12月19日

※eJudo携帯版「e柔道」12月12日~13日掲載記事より転載・編集しています。

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[GS東京73kg級マッチレポート]
中矢力、得意の固技生かす組み立てでグランドスラム初制覇


【日本人出場選手】
中矢力(東海大3年)
齋藤涼(旭化成)
西山雄希(筑波大1年)
大野将平(天理大1年)


決勝に進んだのは、西山雄希と中矢力の日本勢2名。
西山は初戦でクロバノウス(ラトビア)に大外刈「有効」と「指導3」を積み上げて勝利。最初の山場の2回戦、ダルベレ(フランス・WR13位)との試合は大内刈「一本」(2:30)、準々決勝はメンドンカ(ブラジル・WR16位)に「指導2」優勢、勝負どころの準決勝はファンティシェル(ベルギー・WR5位)との、お互いほとんどチャンスのない厳しい試合を、相手を右に動かしながらの巧みな小内刈で「有効」を奪って勝利。
世界選手権のメダリストである秋本啓之、粟野靖浩の欠場を受けての代役出場だが、チャンスを見事に生かし決勝進出を決めた。

10年12月13日GS東京柔道大会・73kg準決勝・西山雄希
(写真:準決勝、西山がファンティシエルから小内刈「有効」)

中矢は初戦を背負投「一本」(3:46)で波に乗ると、2回戦の強豪ウングバリ(ハンガリー・WR11位)には「指導2」で手堅く勝利。準々決勝のエルドレッド(アメリカ・WR25位)には大外巻込「技有」の優勢勝ちで準決勝進出。

準決勝、ケンカ四つのトリトン(カナダ・WR10位)には、組み際の右大外刈「有効」で先制。投げながら刈り脚を畳について軸足を一歩進め、伏せて逃げるトリトンを畳に押しつけてコントロールする技ありの一撃だった。
さらに、焦って仕掛けてきたトリトンの内股巻込を潰して横四方固で抑え込むと、トリトンはあきらめて「参った」。勝負どころで完璧な試合を見せた中矢がしっかりと決勝進出を決めた。

10年12月13日GS東京柔道大会・73kg準決勝・中矢力
(写真:準決勝、中矢は大外刈から逃れようとするトリトンを追い掛け制して「有効」を奪う)

決勝は西山が左、中矢が右組みのケンカ四つ。
西山、釣手を畳んでで絞っておいての左内股をコツコツと連発して攻勢。この展開を変えようと中矢30秒過ぎに前に出、また1分すぎには釣手を内側に抜いて高く上げての右大外刈、1分40秒には組み際の右背負投を見せるが西山いずれもこれをことごとく左内股に切り返して展開を渡さず、大きく中矢を浮かす場面も作る。
3分10秒には中矢が相手に背中を見せてみずから半回転しての所謂回転朽木倒を見せるが西山これも冷静に小外刈で回り際の中矢の出足を止めて崩れず。3分23秒、ついに中矢に「指導1」。

10年12月13日GS東京柔道大会・73kg決勝・西山雄希の内股
(写真:決勝、西山が左内股で中矢を浮かす)

直後、中矢、西山の頭を抱えて腰車。西山これも内股で切り返して脱出するが、腰を寄せられてやや焦ったか、直後中矢を上から組み止めて数秒膠着。機とみた中矢、下から潜り込んで巴投。バランスが下向きになっていた西山大きく崩れ、なんとかこれを飛び越えてかわすものの、中矢の狙いはもちろん寝技。連続技で腕挫十字固に移行、西山の腕を捉える。

西山、一か八かの判断で、極まる方向ではあるが場外に向かって自ら1回転。両者の体が場外に出たという判断か、主審すかさず「待て」を宣告するが、これに先んじてガッチリ腕を極められていた西山は既に中矢の膝を叩いてタップ。
審判団が集まって協議する中、場内のオーロラビジョンのリプレイで西山がタップする場面が大写しになり場内はどよめく。当然ながら主審は中矢の一本勝ちを宣告し熱戦に幕。中矢がうれしいグランドスラム初制覇を成し遂げた。

10年12月13日GS東京柔道大会・73kg決勝・中矢力の腕挫十字固
(写真:中矢が巴投から腕挫十字固の連絡を見せる)

これまでの対戦成績、内容からして、この試合は体の力に勝る中矢が有利とみられていた。 だからこそ西山はコツコツと内股で相手の接近を止めて試合を組みたてたのだが、この上手いゲームプランを完遂させずに勝負に出た中矢は見事。得意の寝技を生かすため、投技からの連携をしっかり研究してきた中矢の準備、それを生かした度胸の良さが引き寄せた勝利だった。

また、負けた西山にも一定の成長が見えた。この時は得意の内股による一本勝ちはなかったが、足技を軸に手堅く試合を進めて結果を残した。昨年の好調時には素質と投げ技のキレで勝ち進んでいた印象だが、後者はどうしても好不調の波があるもの。この大会で沈めば、次に代表戦線に絡めるようになるまでは半年以上の時間がかかったであろうこと、今季ポカ負けが多く安定感が課題であったことを考えると、現状の力関係を把握して手堅く試合を進めるこの姿勢は少なくとも今大会に関しては買いだ。

ただし、結果が残せなかったのは事実。
昨年高校生の西山を抜擢した理由が、そういった近い世代との力関係を覆す一発の技の威力、国内の争いの位相を超えたところに一気に成長できるかもしれないという可能性を込みであったであろうことを考えると、少なくとも決勝では西山らしい攻撃、粗削りな魅力を見せて欲しかった。これで中矢に3連敗ということを考えると、手堅い戦いだけでは代表争いの序列を覆すことは難しいだろう。

日本勢、齋藤涼は2回戦でファンティシェルに掬投(4:03)で敗退。
大野将平は内股で2勝を挙げたが、3回戦のトリトン戦で、大外刈「有効」をリードしながらも不用意に体をつけて勝負してしまい、掬投で放られ「技有」を失って逆転負けした。

10年12月13日GS東京柔道大会・73kg入賞者
(写真:73kg級入賞者。左から西山、中矢、トリトン、
ファンティシェル)


【準決勝】
西山雄希○優勢[有効・小内刈]△ファンティシェル(ベルギー)
中矢力○横四方固(4:55)△トリトン(カナダ)

【決勝】
中矢力○腕挫十字固(4:14)△西山雄希

10年12月12日GS東京柔道大会・73kg優勝の中矢力
(写真:優勝の中矢力選手)

中矢力選手のコメント
「久々の国際大会で緊張しました。正直優勝できると思っていなかったので素直に嬉しい。秋本さん、粟野さんがいなかったので勝ちたかった。初めてシニアの国際大会のタイトルを獲れて、次に繋がると思う。1番手2番手が出ていない国もあるので、次はトップクラスが出てくる試合でしっかり勝ちたい。去年国際大会で結果が出せず、得意の寝技だけではダメだと1年立ち技も磨いてきました。技が切れないタイプなので、左、右とレパートリーを増やしていこうと考えています。(決勝の腕挫十字固は)ここで逃がしたらヤバイと必死でした。相手が『参った』したのはわかったので『待て』が掛かった時にはあせりました。そういう場面じゃないと思うんですが(笑)。来年は世界選手権に確実に出れるよう、頑張りたいです。」

篠原信一監督のコメントト
「この階級はまだやっぱり秋本啓之が抜けているが、若い選手が勝ったのは楽しみ。結果を残した中矢、西山はもう1回しっかり鍛えていきたい」

[GS東京81kg級マッチレポート]
中井貴裕が持ち味発揮、強敵ギヘイロ突破で初優勝


【日本人出場選手】
高松正裕(桐蔭学園高教)
中井貴裕(流通経済大2年)
河原正太(京葉ガス)
川上智弘(國學院大3年)


決勝に進出したのは東京世界選手権で日本代表を務めた中井貴裕、高松正裕の2人。
中井は充実の内容。1回戦はカブロウフ(ウズネキスタン)を体落と横四方固の合技(3:30)、2回戦はゲス(ドイツ)に朽木倒「有効」を先行されたが、粘り強く戦って小外刈「有効」を取り返すと、相手が根負け、直後遠間から払巻込を決めて一本勝ち。準々決勝はチリキシビリ(グルジア)から谷落「技有」で勝利して準決勝へ。

10年12月12日GS東京柔道大会・81kg準決勝・中井貴裕
(写真:準決勝、ギヘイロを相手に攻め込む中井)

準決勝は優勝候補筆頭の東京世界選手権銀メダリスト、ギヘイロ(ブラジル・WR3位)と対戦。世界選手権では直接対決で敗れている相手だが、中井はこのケンカ四つのギヘイロに対し、釣手を巧みに使って得意の一発を掛けさせない。本戦中盤に、ギヘイロが横襟を突かれるのを嫌っているのを見抜いたか、以降はこのポジションを突き、または前襟を掴んで縦に絞りながら左小外刈に左内股、左払巻込と技を連ねてGS僅差2-1で勝利。
ギヘイロの袖釣込腰、巴投で大きく浮く場面もあったが抜群の体の柔らかさでいずれも空中で回避、逆に内股返でギヘイロの背中をつかせ一度は「一本」の宣告を貰った(寝姿勢の判断で取り消し)場面もあり、強者ギヘイロをまさに完封しての勝利で決勝進出を決めた。

10年12月12日GS東京柔道大会・81kg準決勝・高松正裕-バートン
(写真:高松-バートンの準決勝)

一方の高松は2回戦でナワル(フィジー)に大外返「一本」(2:36)、クスクナイ(ハンガリー・WR32位)に横四方固「有効」、キム・ミンジュ(韓国)にはGSの末大内刈「有効」、準決勝の昨年王者・バートン(イギリス・WR4位)には、残り50秒、内股に来る相手を一瞬持ちあげ、小外掛で切り返して「有効」奪取。しっかり決勝進出を決めて見せた。

決勝は中井が左、高松が右組みのケンカ四つ。
中井は左釣手を巧みに操作して、奥襟を持っての左大外刈に払巻込、肘を畳んで上から絞っておいての払腰、釣手を振ってあおっておいての左背負投と細かく技を掛け続けて攻勢。高松は時おり左右の一本背負投のモーションを見せるが中井心得てしっかり捌く。

10年12月12日GS東京柔道大会・81kg決勝・中井貴裕
(写真:決勝、中井が機を見て大外刈で攻め込む)

中井、中盤は右引き手で相手の裾をもって払腰に払巻込と仕掛けを止めず、2分12秒高松に「指導1」。高松は2分55秒に、一本背負投の形に腕を抱えた右大外刈を見せるが流れを止めるには至らず、3分39秒には高松に「指導2」が与えられる。
リードを奪った中井、釣手で前襟をガッチリ握り絞って高松に担がせる隙を与えず、うまくこれをいなしながら時間。
「試合巧者」という自らの個性に徹し続けた中井が、見事グランドスラム初優勝を飾った。

どうしても、二本持って正面から組み、軸になる得意技一発に切れ味を持つという正統派スタイルが良しとされ、とかく変則スタイルは変則であることそれ自体を理由に「伸びない」と一線には置かれない傾向もあるが、中井は独特のスタイルのままどんどん強くなっており、かつて変形の強者たちが手に入れた「あいつくらい強ければそれでいい」というポジションを国内で獲得しつつある。
オーソドックススタイルのブラジル人選手・ギヘイロを日本人の中井があるいは前襟、あるいは背中と自在の組み手、変形スタイルで翻弄する様は非常に面白かった。 かつて中井の柔道を「変形」と厳しい表情で語っていた人でも、今は好意的な笑いとともに同じフレーズを口にするのではないか。そんなことを考えてしまう、この日の中井のイキイキとした試合ぶりであった。

日本勢、講道館杯王者の河原正太は初戦を勝利するも、2回戦でギヘイロにGS延長戦の末「指導2」を失い無念の敗退。川上智弘もフランスのジャニーヌ(WR24位)に「指導2」優勢負けで2回戦で姿を消した。

10年12月12日GS東京柔道大会・81kg入賞者
(写真:81kg級入賞者。左から高松、中井、バートン、ギヘイロ)

【準決勝】
中井貴裕○GS僅差2-1△ギヘイロ(ブラジル)
高松正裕○優勢[有効・小外掛]△バートン(イギリス)

【決勝】
中井貴裕○優勢[指導2]△高松正裕

10年12月12日GS東京柔道大会・81kg優勝・中井貴裕
(写真:81kg級優勝の中井貴裕)

中井貴裕選手のコメント
「体調が良かった。何が何でも勝ちたかったので、泥くさくても勝ちにこだわりました。うれしいというよりは、日本人同士の試合で負けたくなかったので、ホッとした気持ちです。あくまでこの優勝はステップなので、来年の世界選手権に出れるように頑張りたいです。」

高松正裕選手のコメント
「一応決勝には残って一定の結果を出したので、安定感は見せられたかなと思う。学校(桐蔭学園高)への貢献度は山本杏のほうが上ではないでしょうか(笑)」

[GS東京90kg級マッチレポート]
苦労人・西山将士がついに優勝、小野卓志は調子あがらず敗退


10年12月12日GS東京柔道大会・90kg3回戦・小野卓志
(写真:3回戦、小野卓志はナビエフに支釣込足で一本負け)

【日本人出場選手】
小野卓志(了徳寺学園職)
吉田優也(東海大3年)
西山将士(新日本製鐵)
春山友紀(国士舘大2年)


ランキング1位の小野卓志は既報の通り2試合目(3回戦)で敗退。ケンカ四つのナビエフ(ウスベキスタン・WR12位)に釣手で背中を叩かれて苦戦し、延長の末に支釣込足からそのまま横に体を捨てられて一本負け。
「自分が弱かった。調子は、負けたから悪かったのでしょう」と一切言い訳を口にしなかった小野だが、膝の負傷もある上に連戦で疲労は明らか。篠原信一監督も「過密日程でどこまで調整できたかというのもあるし、マスターズでしっかりやってほしい」と一定の理解を示した。

10年12月12日GS東京柔道大会・90kg準決勝・カミロ
(写真:準決勝、小内刈でナビエフを攻めるカミロ)

決勝に進出したのはもと81k級世界王者のカミロ(ブラジル・WR9位)と、講道館杯王者の西山将士。
カミロは初戦で春山友紀を横掛「技有」で降すと、アルアーザ(スペイン・WR25位)を背負投で一蹴(2:15)。最大の勝負どころと見られたリパリテリアニ(グルジア・WR8位)戦を、内股と小外刈で2度「技有」を奪う圧勝で一本勝ちすると、準決勝ではナビエフを「指導2」で破って決勝進出を決めた。

一方の西山将士は初戦でロッテルダム世界選手権王者、イ・ギュウオン(韓国・WR10位)を完封し大外刈「有効」で快勝。2回戦はエモンド(カナダ・WR24位)を内股で一蹴、準々決勝では怪力選手のママドフ(アゼルバイジャン・WR7位)を「指導2」で退けて準決勝進出。

10年12月12日GS東京柔道大会・90kg2回戦・西山将士
(写真:2回戦、エモンドを攻める西山将士)

大一番となるはずのチョリエフ(ウズベキスタン・WR3位)戦は、3分22秒、チョリエフが払巻込から脇固で体を捨てる反則を犯し、チョリエフの反則負けで試合終了という少々拍子抜けの結末。
しかしそれまでも西山が相手の袖を殺す慎重な組み手から機を見て抱きつきの大外刈を放つなど展開はしっかり握っていた。焦れたチョリエフの自滅ということで、西山の快勝としていいだろう。

10年12月12日GS東京柔道大会・90kg決勝・西山将士
(写真:決勝、西山将士が内股で攻める)

決勝はカミロ、西山ともに左組みの相四つ。
開始直後、西山、カミロの呼吸に合わせるようにスッと奥襟を持ち左内股で大きく相手を崩す。さらに42秒には絶好の組み手から大外刈に入り込み序盤から気合十分。

さらにカミロの厳しい組み手をかいくぐり、1分すぎには飛び込みの大外巻込、さらに支釣込足。
2分すぎからは奥襟を叩き、釣手を激しく動かしながら腰を寄せ、内股、さらに大内刈から大外刈の波状攻撃でカミロを伏せさせる。2分20秒、カミロに「指導1」

西山、組み手にこだわるカミロの呼吸の間を読み、またもスッと奥襟を持ってカミロを追い詰める。3分には場外ながら大外刈で完全な「一本」で相手を投げつける場面もあり流れは西山。

10年12月12日GS東京柔道大会・90kg決勝・西山将士の大外刈
(写真:西山将士は組み手争いの間隙を縫って大外刈に飛び込む)

3分47秒、お互いに組みつぶしあったとの判断で主審、両者に「極端な防御姿勢」の「指導」を与えるが副審2人のアピールで西山への指導が取り消され、カミロにのみ「指導2」。西山ついにポイントリード。
後のないカミロ猛然と前に出るが、もともと相手の良いところを消すことにも長けた西山、これをしっかりいなして時間。西山がグランドスラム初制覇を成し遂げた。

西山は昨年まで国内で勝ってもなかなか代表争いに加われず、09年11月の講道館杯制覇で国内3連勝を果たしたにも関わらず昨年この大会には参加できなかった(東アジア大会に派遣)。
しかし、今季ブラジル団体、世界団体選手権などで大活躍、首脳陣の目を向けさせてチャンスを掴んだ。昨年までは冷遇と言っていい状態だったが、今回は篠原監督に「コツコツやってきた西山が勝ってうれしい」とまで言わしめた西山の努力には脱帽だ。

実際に西山の柔道は成長している。かつては相手の良いところを消すのが上手い、団体戦で活躍するタイプの選手という印象で、試合展開を握りながらも決め手に欠けるところがあったが、技の切れ味、技に入るための過程の錬度が確実に増して面白い存在になってきた。このタイミングでの代表戦線復帰は非常にうなずけるところ。今後のさらなる躍進に期待したい。

日本勢、春山友紀は前述の通り初戦敗退。
吉田優也は3回戦のチョリエフ戦、GS延長戦で根負けしてしまい内股で一本負け。今大会を代表戦線に絡むきっかけとするには至らなかった。

10年12月12日GS東京柔道大会・90kg入賞者
(写真:90kg級入賞者。左からカミロ、西山、チョリエフ、
ナビエフ)


【準決勝】
カミロ(ブラジル)○GS指導2(7:20)△ナビエフ(ウズベキスタン)
西山将士○反則勝(3:22)△チョリエフ(ウズベキスタン)
※脇固で体を捨てたことによる

【決勝】
西山将士○優勢[指導2]△カミロ(ブラジル)

10年12月12日GS東京柔道大会・90kg級優勝西山将士
(写真:90kg級優勝の西山将士)

西山将士選手のコメント
「メチャクチャうれしい、とかはないです。ホッとしているというか、ちょっとうれしいです(笑)。小野選手が出る試合で、対決して勝ちたい気持ちはもちろんありましたが、考えると気が散るので一生懸命目の前の試合を頑張りました。まだランキングも低いですが、やっと代表争いのスタートラインに立てたのかなと。回りにはセンスのある選手がたくさんいて、技、パワー、スピードなど、正直に言うと嫉妬することもありますが、思いすぎるとネガティブになってしまうので、自分に出来ることをしっかりやりたい。一生懸命のスタイルは変わらないですが、気を引き締めてやりたい。世界選手権、五輪に出るのが目標です」

篠原信一監督のコメント
「ブラジル団体でも頑張ったし、世界団体選手権は西山の活躍で優勝した。コツコツやってきた西山が勝ってくれたのは嬉しい。代表は当面、小野、西山大希、西山将士の3人を中心に強化していきます。小野は、今日は本来の小野ではなかった。ずっと大会続いていて、この大会に向けてきちんと練習できたかという部分もある。この悔しさをマスターズにしっかりぶつけてほしい」


※eJudo携帯版「e柔道」12月12日~13日掲載記事より転載・編集しています。

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