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講道館杯全日本柔道選抜体重別選手権大会・63kg級・70kg級レポート

(2010年12月9日)

※eJudo携帯版「e柔道」11月20、21日掲載記事より転載・編集しています。

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■世界2位の田中美衣は準決勝で不覚。谷本育実が嬉しい初ビッグタイトル!講道館杯63kg級マッチレポート

東京世界選手権2位の田中美衣(ぎふ柔道クラブ24)が優勝候補の筆頭として注目され、田中は2回戦の高橋夏生(東日本国際大2年)を内股「有効」からの上四方固で一本勝ち(1:07)、3回戦の大川愛(天理大2年)を大内刈「一本」(1:16)で破り順当に準決勝へ進出するも、準決勝では小澤理奈(ミキハウス)に大内刈で「有効」を奪われ敗退。決勝を前に姿を消した。

10年11月21日講道館杯柔道全日本体重別・63kg田中美衣(ぎふ柔道クラブ24)対小澤理奈(ミキハウス)
(写真:田中-小澤(右)の準決勝)

田中を破った小澤は今大会好調で、2回戦の松本千奈津(宮崎商業高1年)を大外刈、3回戦の高校チャンピオン・太田晴奈(淑徳高3年)を体落で一蹴して準決勝進出を果たしていた。

別ブロックから決勝へ進んできたのは谷本育実(コマツ)。谷本は2回戦の熊田祥江(仙台大4年)を袖釣込腰(0:48)、3回戦の世界ジュニア王者、田代未来(淑徳高1年)を送足払(2:06)、そして準決勝の阿部香菜(三井住友海上)を左一本背負投(3:46)と、すべて一本勝ちで勝ち上がった。
阿部は、2回戦の原侑木子(福岡大4年)を大外刈(4:39)、3回戦の貝沼麻衣子(淑徳大4年)を払腰「技有」からの横四方固「技有」の合技と快調だったが、谷本には、不用意に前に出て行ったところを一本背負投で合わせられ、きれいに宙を舞わされてしまった。

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(写真:準決勝、谷本育実が阿部香菜を左一本背負投に仕留める)

谷本と小澤の決勝戦。ともに右の相四つ。
開始早々、小澤の右大外刈からの小外刈に谷本は大きく崩れるも腹ばいでポイントなし。谷本もすかさず両襟掴んでの左背負投で小澤を崩せば、こちらも腹ばいでポイントにはならない。小澤が組み際の大外刈を掛ければ、谷本は右大内刈、右背負投で対抗。3分25秒、手数の少なくなった小澤に「指導」。これで刺激された小澤が前に出て、追っていったところを谷本は狙いすましたように左袖釣込腰に入れば、小澤の身体が横倒しに落ちて「有効」(0:55)。
結局、このポイントが決め手となり、谷本が嬉しい初優勝を果たした。

10年11月21日講道館杯柔道全日本体重別・63kg決勝
(写真:決勝、谷本育実が袖釣込腰をしぶとく決め切って「有効」)

この階級には、IJFワールドランキング1位で、いまや絶対王者的な存在になりつつある上野順恵(三井住友海上)がおり、かつては谷本育実の姉・歩実と長らくライバル関係にあった。歩実が現役を引退したことで、今後は育実がライバルとして、上野を脅かす存在に成長してほしい。
東京世界選手権では銀メダルという素晴らしい結果を残した田中美衣も、来年のパリ世界選手権代表の可能性に関しては完全に白紙状態。2番手を巡る争いはこれからますます激化しそうだ。

10年11月21日講道館杯柔道全日本体重別・63kg谷本育実
(写真:63kg級優勝の谷本)

谷本育実選手のコメント
「すごく嬉しいです。会社(コマツ)の皆さん、柔道部の仲間、家族。皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。姉が今まで貫いてきた"一本柔道"を今後は私が貫いていきたいと思っています。今回、全日本チャンピオンになれたので、ここがスタート地点。ここから世界で勝てるように頑張っていきたいと思います」

【入賞者】
優勝:谷本育実(コマツ)
準優勝:小澤理奈(ミキハウス)
第3位:田中美衣(ぎふ柔道クラブ24)
第3位:阿部香奈(三井住友海上)

【3位決定戦】
阿部香奈○払腰(3:24)△大川愛
田中美衣○優勢[指導2]△田代未来

【決勝】
谷本育実○優勢[有効・袖釣込腰]△小澤理奈

■國原頼子が実力発揮、新鋭・田知本遥に快勝で2度目の優勝・講道館杯70kg級マッチレポート

東京世界選手権の代表や有力選手が次々に敗れる波乱の大会にあって、70kg級では東京世界選手権銅メダリストの國原頼子(自衛隊体育学校)がしっかりと実力を見せ優勝を果たした。

國原は2回戦の高橋ルイ(環太平洋大1年)を右小外刈で破ると、続く3回戦では学生チャンピオンの大野陽子(立命館大3年)を右大外刈で一蹴。さらに準決勝でも強豪・今井優子(了徳寺学園職)を右背負投「技有」からの後袈裟固「技有」の合技で破って決勝進出を果たした。

10年11月21日講道館杯柔道全日本体重別・70kg準決勝
(写真:準決勝、國原頼子が今井優子を抑え込む)

別ブロックから勝ち上がったのは田知本遥(東海大2年)。期待のホープとして注目されている田知本も今大会好調で、2回戦の山本美樹(広島大4年)に谷落で一本勝ち。3回戦の飯田有香(山梨学院大4年)には「指導2」優勢勝ちだったが、準決勝では10月初めの全日本学生体重別選手権で敗れている谷口亜弥(山梨学院大4年)に、体落「技有」と縦四方固「技有」の合技でリベンジ。決勝進出を決めた。

10年11月21日講道館杯柔道全日本体重別・70kg田知本遥(東海大2年)
(写真:決勝に臨む田知本)

今年4月の全日本選抜体重別選手権決勝の再現となった、國原-田知本の決勝戦。選抜体重別では國原がGS延長の末に、大内刈「有効」で田知本に優勢勝ちし、結果、國原が東京世界選手権の代表を引き寄せることとなった。

10年11月21日講道館杯柔道全日本体重別・70kg國原頼子の背負投
(写真:決勝、國原が背負投「一本」で力の差を見せつける)

國原右組み、田知本左組みのケンカ四つ。開始早々、田知本は左大内刈で押し崩すがポイントには至らない。しかし、これで國原の気持ちに火が点いたのか、1分6秒、内股で「有効」を奪うと、その後も内股、足車、体落と技を先に仕掛けて、田知本につけ入る隙を与えず、2分49秒には、片ヒザをついての右背負投で田知本を完璧に捕らえて「一本」。
國原が若手のエース田知本に、まだまだ力の差のあることを見せ付けての一本勝ちで見事、2年ぶり2度目の優勝を成し遂げた。

10年11月21日講道館杯柔道全日本体重別・70kg國原頼子
(写真:70kg級優勝の國原)

國原頼子選手のコメント
「すごく嬉しいです。目の前の一戦一戦を戦うことを考えていたのでプレッシャーは感じずにできました。結果としてオール一本勝ちでしたが、初戦から苦しい試合でしたので、勝てて良かったです。12月のグランドスラム東京でもしっかり優勝し、来年の世界選手権にもぜひ出場したいので、一試合一試合頑張りたいと思います」

【入賞者】
優勝:國原頼子(自衛隊体育学校)
準優勝:田知本遥(東海大2年)
第3位:今井優子(了徳寺学園職)
第3位:谷口亜弥(山梨学院大4年)

【3位決定戦】
今井優子○優勢[技有・内股]△大住有加
谷口亜弥○横四方固△岡明日香

【決勝】
國原頼子○背負投(2:50)△田知本遥


※eJudo携帯版「e柔道」11月20、21日日掲載記事より転載・編集しています。

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