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高学年の部、低学年の部とも朝飛道場が制す・望星旗少年武道大会マッチレポート

(2009年12月9日)

※eJudo携帯版「e柔道」10月27日掲載記事より転載・編集しています。

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今年で28回を迎える望星旗少年大会。会場となった東海大学湘南校舎武道館は、朝早くからたくさんの子供と、保護者、指導者でごった返した。日ごろは東海大学の学生たちが練習を積み、幾多の世界チャンピオン、オリンピックチャンピオンを生み出してきた道場で、将来有望な子供たちの元気な姿が所狭しと、熱戦、激闘を繰り広げた。
小学生とは思えない身体つきの子もいれば、大人顔負けの切れ味の技を見せる選手もおり、カメラやビデオを構えながら大きな声援を送るお父さんやお母さんに、元気いっぱいの勇姿を見せていた。

大会は、低学年の部(1~3年)、高学年の部(4~6年)に分けられ、午前中に3~4チームでの予選リーグ戦、そして午後には、予選リーグの成績に基づき1位チームのトーナメント、2位チームのトーナメント、3~4位チームのトーナメントが行われた。また、今大会は少年大会としては珍しい国際柔道連盟試合審判規定で行われている。

■低学年の部マッチレポート

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(写真:低学年の部決勝、朝飛道場・賀持とつくばユナイテッド・村尾のポイントゲッター対決)

先に行われた低学年の部は、3人編成(先鋒が2年生、中堅、大将が3年生)。エントリー50チームのうち、5チームが巷に蔓延するインフルエンザなどのため欠場した。

予選1位チームのトーナメントには16チームが進出。そのなかを準決勝に勝ち上がったのは、昨年優勝の朝飛道場(神奈川県)、春日柔道クラブ(東京都)、つくばユナイテッド柔道(茨城県)、愛柔会(神奈川県)の4チーム。準決勝は朝飛道場と春日柔道クラブ、つくばユナイテッド柔道と愛柔会の間で争われた。

朝飛道場と春日クラブの対戦は、先鋒戦で春日の藤永龍太郎が朝飛の秦七伎を内股巻込「有効」からの横四方固で一本勝ちして春日が先行するも、朝飛は中堅の鈴木啓互が春日・高橋瑠璃を大外刈「有効」で下し、そして大将戦では、大黒柱の賀持喜道が春日・今田光星を払腰で一蹴して逆転勝ち。決勝進出を果たした。

もう一方のブロックからはつくばユナテッド柔道が愛柔会を破って決勝進出。先鋒戦引き分けのあと、中堅戦で愛柔会の藤島将太が払腰一本勝ちで1点をリードするも大将戦でつくば・村尾が内股で一本勝ちして同点。代表戦は村尾と藤島とで行われ、39kgの村尾(3年)が58kgの藤島(2年)から背負投で「有効」を奪って優勢勝ち。つくばユナイテッド柔道が接戦をものにした。

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(写真:準決勝、代表戦でつくばユナイテッド・村尾が「有効」を奪う)

決勝戦の朝飛道場とつくばユナイテッド柔道も接戦となった。

先鋒戦は朝飛・秦が左組み、つくばの藤井は右組みのケンカ四つ。秦は藤井の払腰を返したり、小外刈で2度ほど藤井を横ばいに崩すが、惜しくもポイントにはいたらず引き分け。
中堅戦は、朝飛・鈴木啓互の左払腰をつくばの広瀬太一が裏投で返そうとしたところを、鈴木が上手く切り返し身体を浴びせて「一本」。朝飛が1点をリードした。

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(写真:決勝、朝飛道場中堅の鈴木が見事な身のこなしで「一本」)

朝飛・賀持、つくば・村尾のエース対決は、左組み同士の相四つ。体重ではやや勝る賀持に対し村尾は背負投で必死に攻撃するも賀持の受けは強く、賀持も払腰などで応戦しあっという間に2分が終了。将来が楽しみな選手同士の見応えのある一戦は引き分けに終わった。
この結果、朝飛道場が連覇を達成した。

■低学年1部

優勝:朝飛道場(神奈川県)
2位:つくばユナイテッド柔道(茨城県)
3位:春日柔道クラブ(東京都)、愛柔会(神奈川県)
敢闘賞:松前柔道塾(東京都)、高尾警察少年柔道部(東京都)、小川道場(神奈川県)、古賀塾(神奈川県)

優秀選手賞:賀持喜道(朝飛道場)、鈴木啓互(朝飛道場)、村尾三四郎(つくばユナイテッド柔道)、藤永龍太郎(春日柔道クラブ)、藤島将太(愛柔会)

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(写真:低学年1部優勝の朝飛道場)

【準決勝】
朝飛道場 2-1 春日柔道クラブ

(先)秦七伎△横四方固○藤永龍太郎
(中)鈴木啓伍○優勢[技有]△広瀬太一
(大)賀持喜道○払腰△今田光星

【準決勝】
つくばユナイテッド柔道 ①-1 愛柔会

(先)藤井俊輔×引分×鈴木大
(中)広瀬太一○優勢[技有]△藤島将太
(大)村尾三四郎○払腰△鈴木雄大
(代)村尾三四郎○優勢[有効]△藤島将太

【決勝】
朝飛道場 1-0 つくばユナイテッド柔道

(先)秦七伎×引分×藤井俊輔
(中)鈴木啓伍×小外掛×広瀬太一
(大)賀持喜道×引分×村尾三四郎

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(写真:低学年2部優勝の朝飛道場)

■低学年2部(予選リーグ2位トーナメント)
優勝:寒川柔友会(神奈川県)
2位:静岡錬心館(静岡県)

■低学年3部(予選リーグ3、4位トーナメント)
優勝:昭徳館(栃木県)
2位:望星柔道クラブ(東京都)

■高学年の部マッチレポート

高学年は5人編成(先鋒が4年生、次鋒・中堅が5年生、副将・大将が6年生)で行われた。

予選1位トーナメントには低学年同様16チームが進出。ベスト4には、朝飛道場(神奈川県)、力善柔道クラブ(茨城県)、松前柔道塾(東京都)、春日柔道クラブ(東京都)が駒を進めた。

朝飛道場と力善柔道クラブの準決勝。様々な大会の決勝、準決勝で対戦している両チーム。
力善は平均体重81kgの超大型で、対する朝飛は先鋒・鈴木が31kgと小柄なこともあり平均67kg。力善のパワーあふれる柔道に対し、朝飛は素早い動きで対抗し、唯一体重で勝る小野優太が鈴木龍人に払腰「有効」からの崩袈裟固で一本勝ち。中堅戦は力善・新井剛が辻湧人から内股で2つの「有効」を奪って優勢勝ちするも、副将戦で朝飛・米山魁人が新井輝に払巻込で一本勝ちし勝負を決めた。大将戦は引き分けに終わり、結局、2-1で朝飛がライバル対決を制した。

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(写真:準決勝、副将の米山(朝飛道場)が払腰で一本勝ち)

松前柔道塾と春日柔道クラブの試合は1-0の接戦を制した松前柔道塾が決勝進出を果たした。

昨年と同カードとなった決勝戦。
まず先手を取ったのは朝飛道場。31kgの小さい鈴木康鷹が松前の三浦玲那から大内刈で「技有」を奪って優勢勝ち。1-0とした。

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(写真:決勝、朝飛道場・鈴木と松前柔道塾・藤井の先鋒戦)

次鋒戦は松前・河内優斗が朝飛・小野優太を右の払腰、小外掛などで攻めて優位に試合を進め「指導」を1つ奪うも引き分け。
中堅戦は朝飛・辻湧斗の左小外刈に対し松前・村田圭祐が内股で応じるという展開となるが相手を崩すまでにはいたらず引き分け。

副将戦。なんとかタイに持ち込みたい松前だったが、好調の朝飛・米山魁人が開始早々に左内股で「有効」を奪い、その後の長谷川の左内股などの攻撃をさばいて優勢勝ち。大将戦を待たずに連覇を決めた。

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(写真:朝飛道場副将の米山が攻め込む)

一矢を報いたい松前・大将の冨田若春は右内股で積極的に攻めるが、朝飛の賀持貴道は落ち着いてこれをさばくと、背中辺りをがっちりと掴み左小外刈に入って一本勝ち。賀持の、有終の美を飾る「一本」で朝飛道場が低学年に続き、連覇を達成した。

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(写真:大将・賀持(朝飛道場)が小外刈で一本勝ち)

低学年、高学年とも朝飛道場が連覇で幕を閉じた今年の望星旗少年大会。朝飛道場は突出した大型チームというのではない。高学年の部の先鋒・鈴木康鷹などは31kgという小さい選手だが、鈴木の活躍がチームに活気をもたらし、その勢いが今大会の結果にそのまま結びついたような印象だった。準決勝では体重で53kg差の選手と引き分け、決勝では27kg差をものともせずに大内刈で「技有」を奪っての優勢勝ち。優秀選手賞に輝いたが、非常に輝くものを感じさせる選手だった。

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(写真:優勝の朝飛道場)

朝飛道場の朝飛大監督は「低学年の準決勝も先鋒を取られてからの逆転でしたし、全体的に決して楽な試合ではありませんでした。今日は運がよかった」と謙遜したが、朝飛道場の選手は非常に鍛えられており、簡単にポイントを取られることがない。体格で劣っていても、相手有利の状態を簡単に作らせないため、極端に失点が少ない。団体戦の戦い方を選手一人ひとりがしっかりと実践していることが勝利の最大の要因といっていいだろう。
上位に入った他のチームと比べて突出した力を持っているようには見えないものの、結果として優勝するというのは、日ごろの練習や積み重ねた実績からくる自信なのだろう。

また、朝飛道場に限ったことではないが、最近の上位に入るチームの選手たちは非常に礼儀がしっかりとしており、見ていて非常に気持ちがいい。指導者の方々の指導の賜物であることは間違いないが、柔道の勝ち負け以上に大切なことなので、今後もぜひ実践してほしい。

■高学年1部(予選リーグ1位トーナメント)

優勝:朝飛道場(神奈川県)
2位:松前柔道塾(東京都)
3位:力善柔道クラブ(茨城県)、春日柔道クラブ(東京都)
敢闘賞:小川道場(神奈川県)、白根柔道連盟鳳雛塾(新潟県)、佐藤道場(群馬県)、古賀塾(神奈川県)

優秀選手賞:鈴木康鷹(朝飛道場)、米山魁斗(朝飛道場)、河内優斗(松前柔道塾)、新井剛(力善柔道クラブ)、稲山怜央(春日柔道クラブ)

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(写真:準優勝の松前柔道塾)

【準決勝】

朝飛道場 2-1 力善柔道クラブ

(先)鈴木康鷹×引分×大賀廣和
(次)小野優太○崩袈裟固△鈴木龍人
(中)辻湧人△優勢[有効]△新井剛
(副)米山魁人○払巻込]△新井輝
(大)賀持喜道×引分×大賀興一

【準決勝】

松前柔道塾 1-0 春日柔道クラブ

(先)藤井俊輔×引分×山中堅盛
(次)河内優斗○袈裟固△中井延宣
(中)村田圭祐×引分×岩渕晃大
(副)長谷川数馬×引分×古谷映輝
(大)冨田若春×引分×稲山怜央

【決勝】

朝飛道場 3-0 松前柔道塾

(先)鈴木康鷹○優勢[技有]△藤井俊輔
(次)小野優太×引分×河内優斗
(中)辻湧人×引分×村田圭祐
(副)米山魁人○優勢[有効]△長谷川数馬
(大)賀持喜道○小外刈△冨田若春

■高学年2部(予選リーグ2位トーナメント)

優勝:臥牛館道場(東京都)
2位:己盡塾冨吉道場(神奈川県)

■高学年3部(予選リーグ3、4位トーナメント)

優勝:光武館笹田道場(埼玉県)
2位:湘南松前柔道塾(神奈川県)

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